人妻の喘ぎ声

青山

文字の大きさ
上 下
1 / 11

第一話

しおりを挟む
 まるで黒い地図の様だった。鼻をつんざく酸っぱい匂いは使い古してある証拠であったが、欲望をありのままにさらけ出した赤いヒダに自分を止める術はもうなかった。


 短い春だった。いや、春という季節を実感できずに、春が終わってしまった。甘い潮の香りがする初夏の浜辺に寝そべるピチピチの女体に頬を緩ませる。だが、湘南という街に酔いしれる若者達のそばを通れば自分と違った匂いがした。彼らと自分の違い。それが大学1年を無駄に終わらせたのだろう。周りの奴らはどんどん「卒業」していって武勇伝を鼻高々に話してくれるが悔しさよりもうらやましいというのが本当のところだった。歳の数だけ増えて行く、彼女いない歴。しかし最近はスマホによってある程度「悟り」を開きつつあった。しかしそれによってお財布事情がきつくなっていることもまた事実である。背に腹はかえられない。バイト、頑張るか。
 大きな家だった。先輩からの紹介で家庭教師のバイトを見つけた。早速家庭教師研修を一通り受けたあと1カ月ほど待った。なかなかお声がかからないまま家庭教師のことを忘れかけていた頃、電話が来てやっと仕事先が決まった。言われるがままに来た家はうちのアパートの2倍ぐらいある大きな家だった。よしっ、覚悟を決める。インターフォンを押し、数秒が経つ。はい、綺麗な声と共に出てきたのはたわわに実った大きな果実だった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)

幻田恋人
恋愛
 夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。  でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。  親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。  童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。  許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…  僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。

ねんごろ
恋愛
 主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。  その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……  毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。 ※他サイトで連載していた作品です

イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?

すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。 病院で診てくれた医師は幼馴染みだった! 「こんなにかわいくなって・・・。」 10年ぶりに再会した私たち。 お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。 かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」 幼馴染『千秋』。 通称『ちーちゃん』。 きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。 千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」 自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。 ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」 かざねは悩む。 かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?) ※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。 想像の中だけでお楽しみください。 ※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。 すずなり。

たくさんの視線のある中,女子高生がバスでいやらしいことをされ,連続絶頂

sleepingangel02
恋愛
バスに乗ろうとしていた女子高生に超絶イケメンな男性が

処理中です...