162 / 428
第百六十二話 戦いの決意
しおりを挟む
「ミサ。俺は今日、子供達の番人をする。各地を回って、俺に面会したいという者がいれば、連れてきてくれないか」
「はいはい。わかりました」
名古屋城に三つの勉強机を出し、あずさ、ヒマリ、愛美ちゃんの三人を勉強させている。木田家の小六トリオだ。
家庭教師は、坂本さん、古賀さん、英語の先生にアメリさんに来てもらっている。
床でアドが落書き中だ。
その他には、シュラとクザン、連絡係のメイドが数名だ。
「アド! おまえ下手くそな絵だな」
アドがまるで園児の落書きのような絵を描いている。
その声を聞きつけて、坂本さんと古賀さんがのぞき込んだ。
「何を言うのですか。上手じゃないですか!」
「そうですよ!」
いやいや、下手だ。
俺はこれでも絵心はある。
二十九歳の女性の描く絵ではない。
「これは何?」
古賀さんが聞いた。
指さす物は黒い丸い固まりだ。
きっと、おはぎか何かだ。
「アンナメーダーマン!!」
無表情だが、声は嬉しそうだ。
ばっ、ばきゃーろー、全然違うわー。
「わーーっ! そっくり! デブなところがそっくりです」
古賀さんと坂本さんの声がそろった。
てっ、おい! それって俺をデブって言っているだけだよね。
大体、手も足も描いてねーじゃねーか。
「手も足も描いていないところがそっくり」
またしても声がそろった。
ぐぬぬぬ。
この二人、心が読めるのかー。
「ほう、素晴らしい評定の間ですな」
「なるほど、素晴らしい」
柳川と上杉が来た。
「うむ、未来の日本をになう若者達だ。社会勉強として聞いて貰う。ところで、二人だけ?」
「はい。他の方は遠慮なされました」
「ふむ、そうか。で、話しが早いのはどちらだ」
「私ですね、たぶん……」
上杉の言葉に、柳川がうなずいた。
「上杉か、何の用だ」
「大阪行きの件にございます」
「なるほど、皆に押しつけられましたか」
「はっ、あひ! いいえ。私の一存です」
「うん、そうか。だが、決定事項だ。変える気はない」
だが、もう一押ししてくれれば変えるかも。
だって、いまさらながらハルラがこえーんだもん。
「では、私の同行をお許し下さい」
うーーん、止めてはくれないのね。
もう一声だったのに。
「だめだ。ハルラはこの日本で、最強最悪の男だ。俺でも守ってやれる自信がねえ。情けねえ俺を許してくれ」
「しかし、盾ぐらいは持って行って下さい」
「盾ならアドがなるニャ」
どうやら、上杉もアドも盾になって死ぬ気だ。
ヤル気になればハルラなら、この二人では時間稼ぎにもならないだろう。
まあ、俺やあずさでも時間が稼げるかどうか。
異世界の魔王で同士討ちが限界なほどの男なのだ。
「だから、尚更連れて行けねえんだ。やばい時には逃げて帰ってくる。足手まといは、いらねえんだ」
「ふぐっ……」
足手まといと言われて二人は黙ってしまった。
「で、柳川は何の話しだ」
「何の話しではないですよ」
「お風呂の話しか?」
「はっ? それこそ何の話しですか! 学校の話しですよ」
「が、学校だよね。そう思っていたんだ」
「高校、中学は寮で預かるにしても、小学生が……」
「さすがに,親元から引き離せないか」
「さすがですね。その通りです」
「それについては俺も考えた。名古屋駅前に用意した物を見て欲しい」
ガタン
小六トリオがキラキラした目で振り向いた。
はーっ、やれやれだぜ。
「あずさ、全員を名古屋駅前に移動を頼む」
「ハーイ!!」
すごく上機嫌だ。嫌になるぜ。
名古屋駅のロータリの南隣、名鉄名古屋駅の前の道路に、こんなこともあろうかと、木田足軽隊を制作しておいたのだ。
その数六千体のゴーレム、材料はオリハルコンとアダマンタイト、そして俺の魔力だ。
全部の色が混じると、どす黒い汚い茶色だ。
まるで地下に眠る蛾のさなぎのような色だ。
大きさは、人より一回り大きくて、かなり肥満気味に作ってある。
「と、とうさん! すきーー!!!」
あずさが、飛びついて抱きついて来た。
幼少期に、欲しいものを買ってやった時の喜び方だ。
いや、それ以上に喜んでいる。
目に涙を一杯ためている。
「ど、どうしたんだ!?」
「この子達の名前はスザクにして下さい」
どうやら、前世の記憶が少し戻ったようだ。
折角木田足軽隊とつけたのに台無しだ。
「見た目だけじゃなくて、数まで一緒。スザク久しぶり」
あずさの呼びかけに呼応するように、スザク達が飛び跳ねる。
まるで何日も飼い主と離ればなれになっていた、子犬のようだ。
「うっううっ……」
何故か、柳川以外の女性達がもらい泣きをしている。
なんだか感動的だ。
「あずさ! 数は、たまたまだ。オリハルコンを使い切ったんだ。ミスリルとアダマンタイトは、まだ充分にあるのだけどね」
「じゃあ、補充します」
「いや、いい。それは、次世代にとっておいてほしい。これからは、あずさやヒマリ、愛美ちゃんの時代が来る。その時の為だ」
「無理です。嫌です。それに、加工ができません……うっうっうっ……」
とうとう、あずさが泣き出した。
俺が死ぬ気だと思っている様だ。
「あずさは、かしこいね。でも、むざむざ死ぬ気はないよ。ちゃんと生きる努力はするよ。こんなにかわいい、娘達を置いて死にたくは無いからね。でも、保険は残しておかないとね。保険だからさ。泣かないで」
あずさは首を振って、泣き止まない。
たった六年一緒に暮らしただけなのに、こんなに泣いてくれる人が出来た。
俺は幸せで一杯だ。
死ぬ気は、これっぽっちも無いが、死んでもいいと思った。
ふふふ、俺は腐っているし加齢臭もするが日本人だ。
娘を守る為なら、特攻でも何でも出来るぞ。
待っていろ、ハルラ、娘を守る為たたかう事が、イコール日本人を守る事にもなる。こんな名誉な事は無い。
ふふっ、さっきまでは行くのが嫌なぐらい恐かったが、ようやく戦う決心がついた。
今の俺の目は、きっとメラメラと燃えていることだろう。
ふふふ、正義の戦士アンナメーダーマンの誕生の瞬間だ。
これで命を捨てて戦える。
泣きじゃくる世界一愛おしいあずさを見ていると、俺はどんどん闘志が湧いてくる。
――不思議なもんだ。人間というのは。いっぽうが、死なないでと思うほど、死んでもいいと思えるのだから。
「はいはい。わかりました」
名古屋城に三つの勉強机を出し、あずさ、ヒマリ、愛美ちゃんの三人を勉強させている。木田家の小六トリオだ。
家庭教師は、坂本さん、古賀さん、英語の先生にアメリさんに来てもらっている。
床でアドが落書き中だ。
その他には、シュラとクザン、連絡係のメイドが数名だ。
「アド! おまえ下手くそな絵だな」
アドがまるで園児の落書きのような絵を描いている。
その声を聞きつけて、坂本さんと古賀さんがのぞき込んだ。
「何を言うのですか。上手じゃないですか!」
「そうですよ!」
いやいや、下手だ。
俺はこれでも絵心はある。
二十九歳の女性の描く絵ではない。
「これは何?」
古賀さんが聞いた。
指さす物は黒い丸い固まりだ。
きっと、おはぎか何かだ。
「アンナメーダーマン!!」
無表情だが、声は嬉しそうだ。
ばっ、ばきゃーろー、全然違うわー。
「わーーっ! そっくり! デブなところがそっくりです」
古賀さんと坂本さんの声がそろった。
てっ、おい! それって俺をデブって言っているだけだよね。
大体、手も足も描いてねーじゃねーか。
「手も足も描いていないところがそっくり」
またしても声がそろった。
ぐぬぬぬ。
この二人、心が読めるのかー。
「ほう、素晴らしい評定の間ですな」
「なるほど、素晴らしい」
柳川と上杉が来た。
「うむ、未来の日本をになう若者達だ。社会勉強として聞いて貰う。ところで、二人だけ?」
「はい。他の方は遠慮なされました」
「ふむ、そうか。で、話しが早いのはどちらだ」
「私ですね、たぶん……」
上杉の言葉に、柳川がうなずいた。
「上杉か、何の用だ」
「大阪行きの件にございます」
「なるほど、皆に押しつけられましたか」
「はっ、あひ! いいえ。私の一存です」
「うん、そうか。だが、決定事項だ。変える気はない」
だが、もう一押ししてくれれば変えるかも。
だって、いまさらながらハルラがこえーんだもん。
「では、私の同行をお許し下さい」
うーーん、止めてはくれないのね。
もう一声だったのに。
「だめだ。ハルラはこの日本で、最強最悪の男だ。俺でも守ってやれる自信がねえ。情けねえ俺を許してくれ」
「しかし、盾ぐらいは持って行って下さい」
「盾ならアドがなるニャ」
どうやら、上杉もアドも盾になって死ぬ気だ。
ヤル気になればハルラなら、この二人では時間稼ぎにもならないだろう。
まあ、俺やあずさでも時間が稼げるかどうか。
異世界の魔王で同士討ちが限界なほどの男なのだ。
「だから、尚更連れて行けねえんだ。やばい時には逃げて帰ってくる。足手まといは、いらねえんだ」
「ふぐっ……」
足手まといと言われて二人は黙ってしまった。
「で、柳川は何の話しだ」
「何の話しではないですよ」
「お風呂の話しか?」
「はっ? それこそ何の話しですか! 学校の話しですよ」
「が、学校だよね。そう思っていたんだ」
「高校、中学は寮で預かるにしても、小学生が……」
「さすがに,親元から引き離せないか」
「さすがですね。その通りです」
「それについては俺も考えた。名古屋駅前に用意した物を見て欲しい」
ガタン
小六トリオがキラキラした目で振り向いた。
はーっ、やれやれだぜ。
「あずさ、全員を名古屋駅前に移動を頼む」
「ハーイ!!」
すごく上機嫌だ。嫌になるぜ。
名古屋駅のロータリの南隣、名鉄名古屋駅の前の道路に、こんなこともあろうかと、木田足軽隊を制作しておいたのだ。
その数六千体のゴーレム、材料はオリハルコンとアダマンタイト、そして俺の魔力だ。
全部の色が混じると、どす黒い汚い茶色だ。
まるで地下に眠る蛾のさなぎのような色だ。
大きさは、人より一回り大きくて、かなり肥満気味に作ってある。
「と、とうさん! すきーー!!!」
あずさが、飛びついて抱きついて来た。
幼少期に、欲しいものを買ってやった時の喜び方だ。
いや、それ以上に喜んでいる。
目に涙を一杯ためている。
「ど、どうしたんだ!?」
「この子達の名前はスザクにして下さい」
どうやら、前世の記憶が少し戻ったようだ。
折角木田足軽隊とつけたのに台無しだ。
「見た目だけじゃなくて、数まで一緒。スザク久しぶり」
あずさの呼びかけに呼応するように、スザク達が飛び跳ねる。
まるで何日も飼い主と離ればなれになっていた、子犬のようだ。
「うっううっ……」
何故か、柳川以外の女性達がもらい泣きをしている。
なんだか感動的だ。
「あずさ! 数は、たまたまだ。オリハルコンを使い切ったんだ。ミスリルとアダマンタイトは、まだ充分にあるのだけどね」
「じゃあ、補充します」
「いや、いい。それは、次世代にとっておいてほしい。これからは、あずさやヒマリ、愛美ちゃんの時代が来る。その時の為だ」
「無理です。嫌です。それに、加工ができません……うっうっうっ……」
とうとう、あずさが泣き出した。
俺が死ぬ気だと思っている様だ。
「あずさは、かしこいね。でも、むざむざ死ぬ気はないよ。ちゃんと生きる努力はするよ。こんなにかわいい、娘達を置いて死にたくは無いからね。でも、保険は残しておかないとね。保険だからさ。泣かないで」
あずさは首を振って、泣き止まない。
たった六年一緒に暮らしただけなのに、こんなに泣いてくれる人が出来た。
俺は幸せで一杯だ。
死ぬ気は、これっぽっちも無いが、死んでもいいと思った。
ふふふ、俺は腐っているし加齢臭もするが日本人だ。
娘を守る為なら、特攻でも何でも出来るぞ。
待っていろ、ハルラ、娘を守る為たたかう事が、イコール日本人を守る事にもなる。こんな名誉な事は無い。
ふふっ、さっきまでは行くのが嫌なぐらい恐かったが、ようやく戦う決心がついた。
今の俺の目は、きっとメラメラと燃えていることだろう。
ふふふ、正義の戦士アンナメーダーマンの誕生の瞬間だ。
これで命を捨てて戦える。
泣きじゃくる世界一愛おしいあずさを見ていると、俺はどんどん闘志が湧いてくる。
――不思議なもんだ。人間というのは。いっぽうが、死なないでと思うほど、死んでもいいと思えるのだから。
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!


少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる