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第百八話 四人だけの水着回
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「柳川さん」
「あずさちゃん」
「違いますよ。今は大田あずきです」
「あずき、いたのか」
「はい。気配を消して、ずっといました」
「柳川、聞いてくれ。俺は決めた。尾張を始まりにしようと思う」
「はあっ!」
俺はふざけるつもりは無かったのだが、二人にはふざけているように聞こえたらしい。
俺の普段の行いが悪い為なのだろう。
「俺は、この数日尾張を飛び回った。この都市は、関東とは違って都市が小さい。名古屋市以外は農地が多い。味噌や醤油、ソースやケチャップ、ビールの工場、醸造所、発電所まである。一宮は繊維の工場が多くある。田んぼも多い。隣の美濃は今、空白地で岐阜城が空き家だ。岐阜も農地が多いぞ」
「つまり条件がそろっていると」
「うむ。問題は人口が少ないことだ。探し回って、やっと三千人程度だ」
「なるほど」
「まずは、この地を自立出来る都市にしたいと思う」
「そうですね。おわりを始まりにする。意味がわかりました」
「ふざけた訳じゃ無いからな」
「ふふふ、少し景色を見てもよろしいですか」
天守からは濃尾平野が一望出来る。
柳川は天守からの景色をじっと見つめ、目に焼き付けているようだった。
「柳川さん、これで皆を呼んでも良いのですか」
「愛美様とヒマリちゃんですか」
「そうです」
「まあ、良いでしょうね。そう言えば、大田さんあの黒い甲冑は何ですか。真田の鎧といい、力を与えすぎじゃないですか」
「そうかなー。死なないように必要最低限のつもりだったのだが」
「破壊力がありすぎです」
「それは、気をつけるとしよう」
「お願いします」
「そうだ、柳川。俺はこれでしばらく、オタク生活を始める。農業と学校だ。東京と名古屋に学校を作り四月から通えるようにしたい。幸い、名古屋は城のそばに学校が幾つかある。後は先生だけだ。最悪名古屋だけでも始めたい」
「そうですか。私も手伝いましょう」
「うむ、関東は任せる。大丈夫か?」
「ふふふ、適任者を探して丸投げしますから大丈夫です」
おーい、それは全然大丈夫だとは思えないぞ。
まあ、俺も柳川に丸投げしようとしているのだから同じか。
「うむ、頼む」
「はい」
その後、信濃と甲斐の報告を受け、しばらく話し込んだ。
「ジャーーン」
「えっ! どこ?」
四人の女性が名古屋城天守閣に現れ驚いている。
あずさが、連れてきたようだ。
ヒマリと古賀さん、愛美ちゃんと坂本さんだ。
四人は、どこかわからずに驚いているようだ。
「ここはどこですか」
坂本さんが俺に話しかけてきた。
「ここは、尾張名古屋城天守閣最上階です。皆さんようこそ! 歓迎します」
「とうさん、そんなことはどうでもいいです」
どうでもいいのかよーー。
「はぁ」
俺はため息が出た。
「あれです。あれを出して下さい」
「はあぁーー。あれってなんだ?」
「もーーっ。四人の専用ヒーローコスチュームです」
「あれかーー」
俺は、少し改良したくノ一、女忍者のようなコスチュームを出した。
防御力重視なので露出は少ない。だが体にピッタリ張り付き、体のラインがはっきり出るようにした。ありっちゃあ、ありな仕様だ。
全体がアダマンタイト製のゴーレムで、体に溝を作り溝にオリハルコン、ミスリル、オリハルコンミスリル合金をはめ込んだもの、何も無しの四種を作った。何も無しは無理矢理多めの魔力を込める、すると溝が金色に発光する。
要するに、赤と青、紫と黄色の四色の色分けをしたのだ。
「どれがいい?」
あずさが嬉しそうに皆に聞いた。
「では、これで」
皆がそれぞれお気に入りの、スーツの前に立った。
坂本さんが赤、愛美ちゃんが青、古賀さんが紫、ヒマリが黄色だ。
俺は、それぞれのヒーローコスチュームに主人の決定をしてゴーレム化した。
「これで良し」
「うふふ、皆さん、服を脱いで下さい」
「えーーっ」
驚いたのは、俺と柳川だ。
女性四人は、無造作に当たり前のように服を脱ぎ出した。
柳川は、後ろを向いて見ないようにしている。紳士だ。
俺は、ガン見している。この人達恥ずかしくないのかなー。
まあ、俺は人畜無害の豚ですから。そういうことらしい。
なんだよー。あらかじめ水着を着ていたようだ。ガッカリだぜ。
柳川さーーん、見ていい奴ですよー。
でも、柳川は後ろを見たままだ。紳士だ。
坂本さんは赤のビキニ、おーい、露出しすぎだよー。古賀さんは紫の競泳用のハイレグ水着、これはこれで……。
ヒマリはあずさとお揃いだが、スライムの色が違う白い水着だ。お尻のスライムが黄色になっている。
そんな水着もあったのかよ。
愛美ちゃんの水着もあずさとお揃いでオレンジ色のスライムが付いている。
青はあずさだから、これはしょうが無いのかな。
四人が水着になり一斉に声を出した。
「オイサスト! シュヴァイン!!」
四人が変身した。
脱いだ服も、収容される。
真っ黒のテカテカ光るボディーは、良い感じだ。
あずさが用意していた全身鏡を出した。
全員が、交代交代で自分の姿を見ている。
「かっこいいーーー」
「背中のボックスに服が自動的に収納されています。そこにミスリルの短刀があります。いざとなったら使って下さい。普段はしまったままにして下さい。温度調節のためと、風魔法が使えるようになります。風魔法は忍者の手裏剣のような使い方が出来ます」
「あの、大田さん、これでどの位の強さなんですか?」
柳川が聞いて来た。
「真田の鎧に殺されないくらいかな」
柳川が手のひらで顔をおおった。
ガッカリだぜ!
心の声が聞こえた。
そう言えば、さっき「気を付ける」と言ったばかりだった。
でも、しょうが無いだろー、これは前々から作ってあったのだからー。
「アプザーゲ」
全員の変身が解除された。
四人の美しい水着姿が現れる。
綺麗に折りたたまれた服と、二匹のカラスと、二匹の黒猫が現れた。
坂本、愛美ペアがカラス。古賀、ヒマリペアが黒猫だ。
実は、このヒーローコスチュームはアダマンタイト、ミスリル合金でミスリルが四十パーセント含まれている。そのため付与が二つ付けられるのだ。
付与の魔石の色をそれぞれに合せた色にしてあり、付与は言葉と、素早さだ。
素早さにしたのは、このヒーローコスチュームは戦う為ではなく、命を守る為のコスチュームで、敵にあったら素早く逃げる為に作ったのだ。
「これで私達も戦えます」
真っ赤な悩殺ビキニの坂本さんが、プリンとお尻を突き出して、スーツのズボンを上げながらつぶやいた。
三人が激しくうなずいている。
「いやいや、戦ったら駄目だから。逃げる為のスーツだからね」
「かわいいーー!!」
四人はそれぞれのコスチュームの黒猫とカラスを抱っこしてスリスリしている。
聞いちゃあいねーー。
「やれやれだぜ!」
「あずさちゃん」
「違いますよ。今は大田あずきです」
「あずき、いたのか」
「はい。気配を消して、ずっといました」
「柳川、聞いてくれ。俺は決めた。尾張を始まりにしようと思う」
「はあっ!」
俺はふざけるつもりは無かったのだが、二人にはふざけているように聞こえたらしい。
俺の普段の行いが悪い為なのだろう。
「俺は、この数日尾張を飛び回った。この都市は、関東とは違って都市が小さい。名古屋市以外は農地が多い。味噌や醤油、ソースやケチャップ、ビールの工場、醸造所、発電所まである。一宮は繊維の工場が多くある。田んぼも多い。隣の美濃は今、空白地で岐阜城が空き家だ。岐阜も農地が多いぞ」
「つまり条件がそろっていると」
「うむ。問題は人口が少ないことだ。探し回って、やっと三千人程度だ」
「なるほど」
「まずは、この地を自立出来る都市にしたいと思う」
「そうですね。おわりを始まりにする。意味がわかりました」
「ふざけた訳じゃ無いからな」
「ふふふ、少し景色を見てもよろしいですか」
天守からは濃尾平野が一望出来る。
柳川は天守からの景色をじっと見つめ、目に焼き付けているようだった。
「柳川さん、これで皆を呼んでも良いのですか」
「愛美様とヒマリちゃんですか」
「そうです」
「まあ、良いでしょうね。そう言えば、大田さんあの黒い甲冑は何ですか。真田の鎧といい、力を与えすぎじゃないですか」
「そうかなー。死なないように必要最低限のつもりだったのだが」
「破壊力がありすぎです」
「それは、気をつけるとしよう」
「お願いします」
「そうだ、柳川。俺はこれでしばらく、オタク生活を始める。農業と学校だ。東京と名古屋に学校を作り四月から通えるようにしたい。幸い、名古屋は城のそばに学校が幾つかある。後は先生だけだ。最悪名古屋だけでも始めたい」
「そうですか。私も手伝いましょう」
「うむ、関東は任せる。大丈夫か?」
「ふふふ、適任者を探して丸投げしますから大丈夫です」
おーい、それは全然大丈夫だとは思えないぞ。
まあ、俺も柳川に丸投げしようとしているのだから同じか。
「うむ、頼む」
「はい」
その後、信濃と甲斐の報告を受け、しばらく話し込んだ。
「ジャーーン」
「えっ! どこ?」
四人の女性が名古屋城天守閣に現れ驚いている。
あずさが、連れてきたようだ。
ヒマリと古賀さん、愛美ちゃんと坂本さんだ。
四人は、どこかわからずに驚いているようだ。
「ここはどこですか」
坂本さんが俺に話しかけてきた。
「ここは、尾張名古屋城天守閣最上階です。皆さんようこそ! 歓迎します」
「とうさん、そんなことはどうでもいいです」
どうでもいいのかよーー。
「はぁ」
俺はため息が出た。
「あれです。あれを出して下さい」
「はあぁーー。あれってなんだ?」
「もーーっ。四人の専用ヒーローコスチュームです」
「あれかーー」
俺は、少し改良したくノ一、女忍者のようなコスチュームを出した。
防御力重視なので露出は少ない。だが体にピッタリ張り付き、体のラインがはっきり出るようにした。ありっちゃあ、ありな仕様だ。
全体がアダマンタイト製のゴーレムで、体に溝を作り溝にオリハルコン、ミスリル、オリハルコンミスリル合金をはめ込んだもの、何も無しの四種を作った。何も無しは無理矢理多めの魔力を込める、すると溝が金色に発光する。
要するに、赤と青、紫と黄色の四色の色分けをしたのだ。
「どれがいい?」
あずさが嬉しそうに皆に聞いた。
「では、これで」
皆がそれぞれお気に入りの、スーツの前に立った。
坂本さんが赤、愛美ちゃんが青、古賀さんが紫、ヒマリが黄色だ。
俺は、それぞれのヒーローコスチュームに主人の決定をしてゴーレム化した。
「これで良し」
「うふふ、皆さん、服を脱いで下さい」
「えーーっ」
驚いたのは、俺と柳川だ。
女性四人は、無造作に当たり前のように服を脱ぎ出した。
柳川は、後ろを向いて見ないようにしている。紳士だ。
俺は、ガン見している。この人達恥ずかしくないのかなー。
まあ、俺は人畜無害の豚ですから。そういうことらしい。
なんだよー。あらかじめ水着を着ていたようだ。ガッカリだぜ。
柳川さーーん、見ていい奴ですよー。
でも、柳川は後ろを見たままだ。紳士だ。
坂本さんは赤のビキニ、おーい、露出しすぎだよー。古賀さんは紫の競泳用のハイレグ水着、これはこれで……。
ヒマリはあずさとお揃いだが、スライムの色が違う白い水着だ。お尻のスライムが黄色になっている。
そんな水着もあったのかよ。
愛美ちゃんの水着もあずさとお揃いでオレンジ色のスライムが付いている。
青はあずさだから、これはしょうが無いのかな。
四人が水着になり一斉に声を出した。
「オイサスト! シュヴァイン!!」
四人が変身した。
脱いだ服も、収容される。
真っ黒のテカテカ光るボディーは、良い感じだ。
あずさが用意していた全身鏡を出した。
全員が、交代交代で自分の姿を見ている。
「かっこいいーーー」
「背中のボックスに服が自動的に収納されています。そこにミスリルの短刀があります。いざとなったら使って下さい。普段はしまったままにして下さい。温度調節のためと、風魔法が使えるようになります。風魔法は忍者の手裏剣のような使い方が出来ます」
「あの、大田さん、これでどの位の強さなんですか?」
柳川が聞いて来た。
「真田の鎧に殺されないくらいかな」
柳川が手のひらで顔をおおった。
ガッカリだぜ!
心の声が聞こえた。
そう言えば、さっき「気を付ける」と言ったばかりだった。
でも、しょうが無いだろー、これは前々から作ってあったのだからー。
「アプザーゲ」
全員の変身が解除された。
四人の美しい水着姿が現れる。
綺麗に折りたたまれた服と、二匹のカラスと、二匹の黒猫が現れた。
坂本、愛美ペアがカラス。古賀、ヒマリペアが黒猫だ。
実は、このヒーローコスチュームはアダマンタイト、ミスリル合金でミスリルが四十パーセント含まれている。そのため付与が二つ付けられるのだ。
付与の魔石の色をそれぞれに合せた色にしてあり、付与は言葉と、素早さだ。
素早さにしたのは、このヒーローコスチュームは戦う為ではなく、命を守る為のコスチュームで、敵にあったら素早く逃げる為に作ったのだ。
「これで私達も戦えます」
真っ赤な悩殺ビキニの坂本さんが、プリンとお尻を突き出して、スーツのズボンを上げながらつぶやいた。
三人が激しくうなずいている。
「いやいや、戦ったら駄目だから。逃げる為のスーツだからね」
「かわいいーー!!」
四人はそれぞれのコスチュームの黒猫とカラスを抱っこしてスリスリしている。
聞いちゃあいねーー。
「やれやれだぜ!」
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