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第21章 英雄の慟哭と苦悩と再起編
番外編5・作中年表1846.12.17〜1847.1.6
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・1846.12.17
アカツキ、リイナ・エイジスに自身の真実を告げる。リイナ・エイジスはこれを受けいれ、またマーチスにも話す。同日にアカツキは軍務へ復帰。
・1846.12.20
リシュカはアカツキ復活の報告を聞く。これに対してリシュカは第2次対アカツキへのハラスメント作戦を作成し当日に帝都へ送付。
なお、この頃の帝国軍は補給線の問題で侵攻を一時停止。戦線及び師団等の整理を行う。これが統合軍にとっては貴重な戦力補充・戦力転換・防衛設備の建設などの時間になる。
・1846.12.21
アカツキ、対帝国侵攻阻止作戦として『ムィトゥーラウの棺桶作戦』を立案。従来のムィトゥーラウ死守から転換し、ムィトゥーラウを生贄として妖魔帝国に大損害を与える作戦。本作戦は従来作戦に一部修正する形での作戦で、オチャルフの防衛施設の建設が追加されたものである為に即時準備を開始。帝国が補給線の関係で止まっている間に一挙に作業を開始する。
・1846.12.27
この日、皇帝レオニードとゾリャーギの会話があった。内容はリシュカが送った作戦について。レオニードは内容的に即時裁可せず、ゾリャーギに実現可能性の検討を命じる。翌日よりゾリャーギは機関にて作戦の実現可能性の検討を開始。
・1847.1.1
この日は新年となり例年であればどこも祝賀ムードに包まれるが、去年の『アルネセイラの悲劇』もあり各地の教会で追悼の祈りが捧げられる日となる。また、連合王国では悲劇より1ヶ月経過したことからようやく被害の全貌が明らかになりつつあった。昨日までの時点で、
死者:162633名
負傷者:215050名
行方不明者:8012名
連合王国政府は正式な臨時首都機能移転を検討開始。政治機能をブルーメルに、軍事機能をノイシュランデが候補に上がっていた。
・1847.1.3
エジピトリア東沖海戦の発生。帝国軍は疫病罹患者もおり、全力を出せない環境での海戦だった。とはいえ、元々定期的に多国籍海軍演習をしていた統合軍側の練度が帝国軍を上回っており、海戦は統合軍海軍側に軍配が上がる。
・1847.1.7
帝国軍、再侵攻を開始する。
アカツキ、リイナ・エイジスに自身の真実を告げる。リイナ・エイジスはこれを受けいれ、またマーチスにも話す。同日にアカツキは軍務へ復帰。
・1846.12.20
リシュカはアカツキ復活の報告を聞く。これに対してリシュカは第2次対アカツキへのハラスメント作戦を作成し当日に帝都へ送付。
なお、この頃の帝国軍は補給線の問題で侵攻を一時停止。戦線及び師団等の整理を行う。これが統合軍にとっては貴重な戦力補充・戦力転換・防衛設備の建設などの時間になる。
・1846.12.21
アカツキ、対帝国侵攻阻止作戦として『ムィトゥーラウの棺桶作戦』を立案。従来のムィトゥーラウ死守から転換し、ムィトゥーラウを生贄として妖魔帝国に大損害を与える作戦。本作戦は従来作戦に一部修正する形での作戦で、オチャルフの防衛施設の建設が追加されたものである為に即時準備を開始。帝国が補給線の関係で止まっている間に一挙に作業を開始する。
・1846.12.27
この日、皇帝レオニードとゾリャーギの会話があった。内容はリシュカが送った作戦について。レオニードは内容的に即時裁可せず、ゾリャーギに実現可能性の検討を命じる。翌日よりゾリャーギは機関にて作戦の実現可能性の検討を開始。
・1847.1.1
この日は新年となり例年であればどこも祝賀ムードに包まれるが、去年の『アルネセイラの悲劇』もあり各地の教会で追悼の祈りが捧げられる日となる。また、連合王国では悲劇より1ヶ月経過したことからようやく被害の全貌が明らかになりつつあった。昨日までの時点で、
死者:162633名
負傷者:215050名
行方不明者:8012名
連合王国政府は正式な臨時首都機能移転を検討開始。政治機能をブルーメルに、軍事機能をノイシュランデが候補に上がっていた。
・1847.1.3
エジピトリア東沖海戦の発生。帝国軍は疫病罹患者もおり、全力を出せない環境での海戦だった。とはいえ、元々定期的に多国籍海軍演習をしていた統合軍側の練度が帝国軍を上回っており、海戦は統合軍海軍側に軍配が上がる。
・1847.1.7
帝国軍、再侵攻を開始する。
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