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第20章 絶望の帝国冬季大攻勢編
番外編4・作中年表1846.12.2-12.17
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年表【1846.12.2-12.17】
・1846.12.2
妖魔帝国海軍ヴォルティック艦隊、南方大陸フリューラガルから東約150キーラまで進出。
前日に協商連合海軍艦隊と交戦。本世界における史上初の航空戦力による艦隊撃滅作戦が行われる。協商連合艦隊は為す術もなく壊滅。
・1846.12.3
ブリック大将は迫り来る妖魔帝国軍の大軍に対し、ドエニプラ駐留の内3個軍を後退させることを決定。(マーチス元帥の命令でもある)
撤退する3個軍の指揮権はアカツキに。自身含む1個軍はドエニプラに残留。
・同日
『妖魔帝国軍大量破壊兵器(妖魔帝国側呼称『煉獄の太陽』)によるアルネセイラ被害詳報第26報告』によると、死傷者行方不明者合計は推定33-50万。王族は無事だったものの、宮内・外務・総務大臣は死亡。魔法大臣行方不明など、多くの閣僚が死亡か負傷。首都機能の喪失が確定。
王族、軍中央命令指揮系統をポツルツェンへ移す。なお妖魔帝国方面遠征軍の全権を一時的にマーチスへ委任。
・1846.12.6
妖魔帝国軍南方大陸派遣軍(1個軍)がフリューラガル近郊南東方面へ上陸。当初より協商連合軍の勝利は絶望的。
・1846.12.8
妖魔帝国軍リシュカは先んじてドエニプラ方面へ進出。自身の第8軍を率いてドエニプラを攻撃。さらに市街戦へ参戦し、ブリック大将と交戦。圧勝する。
ブリック大将は戦死。
・1846.12.9
妖魔帝国軍によりドエニプラが陥落。
・1846.12.11
妖魔帝国軍によりホルソフが陥落。現地駐留1個軍は脱出するも、後衛1個軍は救出不可。
・1846.12.13
妖魔帝国軍は2週間で150-160キーラ西進。この頃、アカツキ達はムィトゥーラウより北東170キーラまで到達。
・1846.12.14
リシュカ、『断頭大隊』のうち2個中隊を率いてアカツキ達のいる野営地を奇襲。本作戦の目的はアカツキの心を折るのが目的でもあり野営地の損害は全体から見れば軽微。
しかし、リシュカと初対面したアカツキはリシュカの姿を見てショックを受け一時的に錯乱。アカツキが指揮不能となる。代理指揮がリイナへ移譲。
・同日午前5時頃
ココノエ含む3名。アカツキを搬送しムィトゥーラウへ到着。
・同日
この日までに統合軍側の損害(死傷者捕虜含む)は推定15.6万。残存兵力94万まで低下。
・1846.12.17
ドエニプラ方面から後退の三個軍、約2万から2.5万の損害を出しつつもムィトゥーラウ方面の友軍と合流。同日、リイナやエイジスはムィトゥーラウへ到着。
・1846.12.2
妖魔帝国海軍ヴォルティック艦隊、南方大陸フリューラガルから東約150キーラまで進出。
前日に協商連合海軍艦隊と交戦。本世界における史上初の航空戦力による艦隊撃滅作戦が行われる。協商連合艦隊は為す術もなく壊滅。
・1846.12.3
ブリック大将は迫り来る妖魔帝国軍の大軍に対し、ドエニプラ駐留の内3個軍を後退させることを決定。(マーチス元帥の命令でもある)
撤退する3個軍の指揮権はアカツキに。自身含む1個軍はドエニプラに残留。
・同日
『妖魔帝国軍大量破壊兵器(妖魔帝国側呼称『煉獄の太陽』)によるアルネセイラ被害詳報第26報告』によると、死傷者行方不明者合計は推定33-50万。王族は無事だったものの、宮内・外務・総務大臣は死亡。魔法大臣行方不明など、多くの閣僚が死亡か負傷。首都機能の喪失が確定。
王族、軍中央命令指揮系統をポツルツェンへ移す。なお妖魔帝国方面遠征軍の全権を一時的にマーチスへ委任。
・1846.12.6
妖魔帝国軍南方大陸派遣軍(1個軍)がフリューラガル近郊南東方面へ上陸。当初より協商連合軍の勝利は絶望的。
・1846.12.8
妖魔帝国軍リシュカは先んじてドエニプラ方面へ進出。自身の第8軍を率いてドエニプラを攻撃。さらに市街戦へ参戦し、ブリック大将と交戦。圧勝する。
ブリック大将は戦死。
・1846.12.9
妖魔帝国軍によりドエニプラが陥落。
・1846.12.11
妖魔帝国軍によりホルソフが陥落。現地駐留1個軍は脱出するも、後衛1個軍は救出不可。
・1846.12.13
妖魔帝国軍は2週間で150-160キーラ西進。この頃、アカツキ達はムィトゥーラウより北東170キーラまで到達。
・1846.12.14
リシュカ、『断頭大隊』のうち2個中隊を率いてアカツキ達のいる野営地を奇襲。本作戦の目的はアカツキの心を折るのが目的でもあり野営地の損害は全体から見れば軽微。
しかし、リシュカと初対面したアカツキはリシュカの姿を見てショックを受け一時的に錯乱。アカツキが指揮不能となる。代理指揮がリイナへ移譲。
・同日午前5時頃
ココノエ含む3名。アカツキを搬送しムィトゥーラウへ到着。
・同日
この日までに統合軍側の損害(死傷者捕虜含む)は推定15.6万。残存兵力94万まで低下。
・1846.12.17
ドエニプラ方面から後退の三個軍、約2万から2.5万の損害を出しつつもムィトゥーラウ方面の友軍と合流。同日、リイナやエイジスはムィトゥーラウへ到着。
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