149 / 390
第9章『春の夜明け作戦』編
第14話 妖魔帝国軍を追い詰めたアカツキ達
しおりを挟む
・・14・・
「逃走劇ご苦労だったね、妖魔帝国軍。けどお前達も、ここまでだ」
シューロウ高地からの逃走劇を繰り広げた妖魔帝国軍総司令部と直衛の軍。だけど、お前達の運は尽きたと残酷な宣告を僕は口にする。当初は二十五万もいた奴等は今や分散し、目の前にいるのは総司令部直衛にも関わらずたったの数千だった。遅れてここへやってきた敵軍兵士達も、最初に森を出たこいつらと同じように絶望の表情を露にしていた。
「対象、第十二軍集団副司令官ブズニキンを確認。総司令官レドベージェフは馬車内に軍医二名と同行。レドベージェフ、生命反応微弱。他、参謀等数名もいます」
「了解エイジス。総員、即時射撃体制のまま待機。これより降伏勧告を開始する」
僕の命令に部下は無言のままで頷くと、エイジスは拡声魔法の詠唱をする。相対距離はおよそ四百。全員に聞こえる為の措置だ。
すう。とゆっくりと息を吸うと、
「今や瓦解した妖魔帝国軍第十二軍集団へ告ぐ。お前達は包囲されており、退路も僕達が塞いだ。既に満身創痍である上に瀕死の総司令官を抱えていては戦えないだろう。よってお前達に降伏の意志があるのならば我が二カ国軍は受け入れ、捕虜についてもその生命及び扱いに関しても条約に則り保証する。お前達は本国軍であるから、我々の捕虜に対する扱いがどうなのかは知っているはずだ。なお、既に捕虜になっている西方へ逃げた二万五千についても同じ事を伝えたら降伏した。誠意ある回答を求む」
「虚言を吐くな! 野蛮な人間共の捕虜になって無事で済むはずがないだろう!」
真実を伝えると、妖魔帝国軍の将兵からは嘘を言うなという罵倒と二万五千が降伏した事実にショックを受ける二つの反応があった。前者はブズニキン中将を含む士官以上が多く、後者は下士官以下が多かった。だが、後者の中にはブズニキン中将の隣にいる参謀の大佐などもいた。
「二万五千が降伏だと……? では、殿の一個師団はどうなった……!」
「お前達が置いた殿の一個師団はよく戦ったが、これも降伏した。師団指揮官のゲルギエフ少将は兵達の命を尊重して早期に投降した。賢明な判断だよ」
「あの腰抜けめ……。早々と人間共に降伏するなぞ、魔人の恥晒しが……!」
司令官のレドベージェフが瀕死であるから代理はブズニキンなんだろうけど、その彼は四百メーラ離れているここからでも聞こえるような叫び声で部下を罵っていた。
僕はそれを見て呆れながら、
「大声で罵倒する元気があるのならば、指揮官として降伏して欲しいんだけどなあ……」
「まったくね。もう間に合わないでしょうけど、軍医の治療もするのに……」
「レドベージェフの十二時間生存確率、現在で約八パルセント。推測、否、ほぼ確定事項でワタクシ達の軍医が治療を施しても死亡します」
「だろうなあ。さあ、相手はどうするだろう」
「降伏したら?」
「約束は守るよ、リイナ。出来うる限りの治療を施すし、食糧だって配給する」
「なら攻撃してきたらどうするの?」
「残念ながら殲滅だ。ここで消えてもらう」
「まあ、そうなるわよね」
僕とリイナやエイジスが敵の処遇についての話をしている間も、まだブズニキンは何やら喚いていた。よくそんな元気が残っているものだよ。
対して彼の隣に控えている参謀はまだ冷静だった。自身の置かれた状況が分かっているのか、ブズニキンを宥めようとして、それでようやく静かになった奴は途端に静かになった。
それを見計らって、参謀がこちらに大きな声を出して話しかけてきた。あの中ではまだ比較的余裕のある魔法能力者に拡声魔法を付与してもらってだ。
「妖魔帝国軍第十二軍集団参謀本部作戦参謀次長、レルニフだ! アカツキ・ノースロード! お前の、いや、あなたの言っている事は本当か!? 東に向かった我らの友軍はどうなった?」
「東ないし南東方面に逃走したお前達の軍は途中までは追撃戦を仕掛けたが、半壊した所であえて逃がした! ブカレシタにこの戦況を伝えてもらうためにもね」
「完全なる敗北か……。わざと敗走させる余裕まであるとは、ここまでか……。――ブズニキン中将閣下、進言致します。我々の命運は尽きました。西方へ向かった友軍は全滅でしょう。東へ向かった友軍も半壊ではどうしようもありません。そして、我らも残すところ数千。降伏、しましょう……」
「もう無理だ……。降伏を選びましょう……」
「あの人間、アカツキの言う事が本当であれば命まではとられないでしょう……」
「徹底抗戦の余力すらありません……」
「アカツキにあの人形エイジス、リイナもいます。勝てません……」
おそらくあの参謀次長は生き残りの中でもかなり地位が高く、人望もあるんだろう。彼の意見に同調する――そうでなくても降伏を選ぶのが常識的ではある状態だし――士官が多かった。
僕も一応は降伏してくると頭の片隅では思うけれど最大限の警戒は解かない。エイジスもリイナも即攻撃に移れるままだ。
「…………な」
すると、ブズニキンは顔を俯かせたまま何かを言った。表情は分からない。ただ、エイジスは既に感じ取ったのか奴を睨む。拡張現実に表示された奴を囲む四角形は黄色から要警戒のオレンジ色に変化する。
ああ、そういうこと……。
「舐め腐りやがって人間が! 誰が! 貴様等に! 平伏すなど!」
「ブズニキン中将閣下!?」
「お待ちくださ――」
レルニフや周りの士官が止めようとするも数瞬足りなかった。
ブズニキンは短縮詠唱で球形の闇魔法を発射。向かった先は僕。でも、エイジスが事前に魔法障壁を十枚展開していたからそのうちの三枚を破るのがやっとだった。
僕は大きく、大きくため息をつく。見つめる先の視線を鋭くさせて。
「残念だ。とても、残念だよ」
「ま、ままま、待ってくれ! 今のはブズニキン中将閣下が勝手に!」
「お前達の司令官代理は愚かにも攻撃の意志を見せたよ?」
「貴様は俺に逆らうのか!? 攻撃だ! 攻撃しろ!」
「何を仰って!? あ、あああ……」
「総員、斉射。殲滅しろ」
僕は冷たく言い放つ。部下に躊躇などあるはずもない。あれだけ降伏を促したにも関わらず、錯乱気味とはいえ目の前で自身の信ずる上官を攻撃されたんだ。並の魔法能力者であれば障壁を破られ戦死していた魔法攻撃というのもあって、忠実に僕の命令をこなし始める。
魔法銃の射撃、エイジスによる多重魔法攻撃。リイナの氷魔法。まともな戦闘でも十二分な魔法火力が妖魔帝国軍を襲い、反撃の暇もなく蹴散らされていく。
参謀次長が待ってくれと言うけれど待つ理由なんてどこにもない。攻撃されたという事実があるのだし、代理とはいえ司令官自らやったんだ。そんな者を捕虜にする必要は無いし、ああは言ったけれどあの計画にもってこいの人物を捕虜にしてあるのだから。
「誰一人逃すな。味方が包囲しているとはいえ、ここで全員殺すつもりでやれ」
「了解」
「了解しました。自分は魔法騎兵にて四散しようとしている者共を追い詰めます」
「任せたよアレン大尉」
「はっ」
瀕死の総司令官が乗っている馬車を庇っていた兵達を、馬車ごとエイジスが吹き飛ばす様子を見やりながら僕はアレン大尉に対して返答する。拡張現実画面にはエイジスからの情報で真っ先に殺したブズニキンの他にレドベージェフもたった今死んだのが表示されていた。
戦闘はわずか一時間ほどで集結した。既に残党狩りへ移行している。
レドベージェフ、ブズニキンなど第十二軍集団総司令部の面々にとってはあっけない最期だった。
「朝ね。戦場でなければ清々しい天気だわ」
「確かに血の匂いがなければ一日頑張れるような空だけど、あいにく夜を丸々過ごしたからね……。少し眠いや」
「マスターに若干の疲労を確認。帰投後、休養を推奨します」
「ああ、野戦司令部のテントにあるベッドでもいいからちょっと寝たいよ」
いつも携行している懐中時計の針は日の出の時刻から少し経っている事を示していた。朝陽は輝き、空は高く澄んでいる。けれど前方に広がるのは死体の山と未だに燃え続ける森林地帯。天気がどれほど良くてもここは間違いなく戦場だった。
「アカツキ少将閣下、総司令部へ戦況を伝えましたが、処理を終えたら戻って良いと許可が出ました。それと、マーチス大将閣下から直々にご苦労だったと」
「了解。残党を狩るにはもう少し時間を要するだろうから、森林地帯の西方へ向かおう。友軍総司令部へ近づきつつ、指揮は継続する。帰れるのは、夕方かなあ……」
「早く帰りたいものですが、仕方ありませんね」
「そそ。マーチス大将閣下には伝えておいて」
「はっ」
シューロウ高地に続き、その南に広がる森林地帯や周辺で繰り広げられた追撃戦についても二カ国軍は快勝した。開戦以来戦場慣れした兵士や士官の顔も明るい。
「今回も勝った。けど、ここら辺が当面の限界かな……」
だけど、僕の頭の中では山積みになっている問題が常にこびりついて離れなかった。
「逃走劇ご苦労だったね、妖魔帝国軍。けどお前達も、ここまでだ」
シューロウ高地からの逃走劇を繰り広げた妖魔帝国軍総司令部と直衛の軍。だけど、お前達の運は尽きたと残酷な宣告を僕は口にする。当初は二十五万もいた奴等は今や分散し、目の前にいるのは総司令部直衛にも関わらずたったの数千だった。遅れてここへやってきた敵軍兵士達も、最初に森を出たこいつらと同じように絶望の表情を露にしていた。
「対象、第十二軍集団副司令官ブズニキンを確認。総司令官レドベージェフは馬車内に軍医二名と同行。レドベージェフ、生命反応微弱。他、参謀等数名もいます」
「了解エイジス。総員、即時射撃体制のまま待機。これより降伏勧告を開始する」
僕の命令に部下は無言のままで頷くと、エイジスは拡声魔法の詠唱をする。相対距離はおよそ四百。全員に聞こえる為の措置だ。
すう。とゆっくりと息を吸うと、
「今や瓦解した妖魔帝国軍第十二軍集団へ告ぐ。お前達は包囲されており、退路も僕達が塞いだ。既に満身創痍である上に瀕死の総司令官を抱えていては戦えないだろう。よってお前達に降伏の意志があるのならば我が二カ国軍は受け入れ、捕虜についてもその生命及び扱いに関しても条約に則り保証する。お前達は本国軍であるから、我々の捕虜に対する扱いがどうなのかは知っているはずだ。なお、既に捕虜になっている西方へ逃げた二万五千についても同じ事を伝えたら降伏した。誠意ある回答を求む」
「虚言を吐くな! 野蛮な人間共の捕虜になって無事で済むはずがないだろう!」
真実を伝えると、妖魔帝国軍の将兵からは嘘を言うなという罵倒と二万五千が降伏した事実にショックを受ける二つの反応があった。前者はブズニキン中将を含む士官以上が多く、後者は下士官以下が多かった。だが、後者の中にはブズニキン中将の隣にいる参謀の大佐などもいた。
「二万五千が降伏だと……? では、殿の一個師団はどうなった……!」
「お前達が置いた殿の一個師団はよく戦ったが、これも降伏した。師団指揮官のゲルギエフ少将は兵達の命を尊重して早期に投降した。賢明な判断だよ」
「あの腰抜けめ……。早々と人間共に降伏するなぞ、魔人の恥晒しが……!」
司令官のレドベージェフが瀕死であるから代理はブズニキンなんだろうけど、その彼は四百メーラ離れているここからでも聞こえるような叫び声で部下を罵っていた。
僕はそれを見て呆れながら、
「大声で罵倒する元気があるのならば、指揮官として降伏して欲しいんだけどなあ……」
「まったくね。もう間に合わないでしょうけど、軍医の治療もするのに……」
「レドベージェフの十二時間生存確率、現在で約八パルセント。推測、否、ほぼ確定事項でワタクシ達の軍医が治療を施しても死亡します」
「だろうなあ。さあ、相手はどうするだろう」
「降伏したら?」
「約束は守るよ、リイナ。出来うる限りの治療を施すし、食糧だって配給する」
「なら攻撃してきたらどうするの?」
「残念ながら殲滅だ。ここで消えてもらう」
「まあ、そうなるわよね」
僕とリイナやエイジスが敵の処遇についての話をしている間も、まだブズニキンは何やら喚いていた。よくそんな元気が残っているものだよ。
対して彼の隣に控えている参謀はまだ冷静だった。自身の置かれた状況が分かっているのか、ブズニキンを宥めようとして、それでようやく静かになった奴は途端に静かになった。
それを見計らって、参謀がこちらに大きな声を出して話しかけてきた。あの中ではまだ比較的余裕のある魔法能力者に拡声魔法を付与してもらってだ。
「妖魔帝国軍第十二軍集団参謀本部作戦参謀次長、レルニフだ! アカツキ・ノースロード! お前の、いや、あなたの言っている事は本当か!? 東に向かった我らの友軍はどうなった?」
「東ないし南東方面に逃走したお前達の軍は途中までは追撃戦を仕掛けたが、半壊した所であえて逃がした! ブカレシタにこの戦況を伝えてもらうためにもね」
「完全なる敗北か……。わざと敗走させる余裕まであるとは、ここまでか……。――ブズニキン中将閣下、進言致します。我々の命運は尽きました。西方へ向かった友軍は全滅でしょう。東へ向かった友軍も半壊ではどうしようもありません。そして、我らも残すところ数千。降伏、しましょう……」
「もう無理だ……。降伏を選びましょう……」
「あの人間、アカツキの言う事が本当であれば命まではとられないでしょう……」
「徹底抗戦の余力すらありません……」
「アカツキにあの人形エイジス、リイナもいます。勝てません……」
おそらくあの参謀次長は生き残りの中でもかなり地位が高く、人望もあるんだろう。彼の意見に同調する――そうでなくても降伏を選ぶのが常識的ではある状態だし――士官が多かった。
僕も一応は降伏してくると頭の片隅では思うけれど最大限の警戒は解かない。エイジスもリイナも即攻撃に移れるままだ。
「…………な」
すると、ブズニキンは顔を俯かせたまま何かを言った。表情は分からない。ただ、エイジスは既に感じ取ったのか奴を睨む。拡張現実に表示された奴を囲む四角形は黄色から要警戒のオレンジ色に変化する。
ああ、そういうこと……。
「舐め腐りやがって人間が! 誰が! 貴様等に! 平伏すなど!」
「ブズニキン中将閣下!?」
「お待ちくださ――」
レルニフや周りの士官が止めようとするも数瞬足りなかった。
ブズニキンは短縮詠唱で球形の闇魔法を発射。向かった先は僕。でも、エイジスが事前に魔法障壁を十枚展開していたからそのうちの三枚を破るのがやっとだった。
僕は大きく、大きくため息をつく。見つめる先の視線を鋭くさせて。
「残念だ。とても、残念だよ」
「ま、ままま、待ってくれ! 今のはブズニキン中将閣下が勝手に!」
「お前達の司令官代理は愚かにも攻撃の意志を見せたよ?」
「貴様は俺に逆らうのか!? 攻撃だ! 攻撃しろ!」
「何を仰って!? あ、あああ……」
「総員、斉射。殲滅しろ」
僕は冷たく言い放つ。部下に躊躇などあるはずもない。あれだけ降伏を促したにも関わらず、錯乱気味とはいえ目の前で自身の信ずる上官を攻撃されたんだ。並の魔法能力者であれば障壁を破られ戦死していた魔法攻撃というのもあって、忠実に僕の命令をこなし始める。
魔法銃の射撃、エイジスによる多重魔法攻撃。リイナの氷魔法。まともな戦闘でも十二分な魔法火力が妖魔帝国軍を襲い、反撃の暇もなく蹴散らされていく。
参謀次長が待ってくれと言うけれど待つ理由なんてどこにもない。攻撃されたという事実があるのだし、代理とはいえ司令官自らやったんだ。そんな者を捕虜にする必要は無いし、ああは言ったけれどあの計画にもってこいの人物を捕虜にしてあるのだから。
「誰一人逃すな。味方が包囲しているとはいえ、ここで全員殺すつもりでやれ」
「了解」
「了解しました。自分は魔法騎兵にて四散しようとしている者共を追い詰めます」
「任せたよアレン大尉」
「はっ」
瀕死の総司令官が乗っている馬車を庇っていた兵達を、馬車ごとエイジスが吹き飛ばす様子を見やりながら僕はアレン大尉に対して返答する。拡張現実画面にはエイジスからの情報で真っ先に殺したブズニキンの他にレドベージェフもたった今死んだのが表示されていた。
戦闘はわずか一時間ほどで集結した。既に残党狩りへ移行している。
レドベージェフ、ブズニキンなど第十二軍集団総司令部の面々にとってはあっけない最期だった。
「朝ね。戦場でなければ清々しい天気だわ」
「確かに血の匂いがなければ一日頑張れるような空だけど、あいにく夜を丸々過ごしたからね……。少し眠いや」
「マスターに若干の疲労を確認。帰投後、休養を推奨します」
「ああ、野戦司令部のテントにあるベッドでもいいからちょっと寝たいよ」
いつも携行している懐中時計の針は日の出の時刻から少し経っている事を示していた。朝陽は輝き、空は高く澄んでいる。けれど前方に広がるのは死体の山と未だに燃え続ける森林地帯。天気がどれほど良くてもここは間違いなく戦場だった。
「アカツキ少将閣下、総司令部へ戦況を伝えましたが、処理を終えたら戻って良いと許可が出ました。それと、マーチス大将閣下から直々にご苦労だったと」
「了解。残党を狩るにはもう少し時間を要するだろうから、森林地帯の西方へ向かおう。友軍総司令部へ近づきつつ、指揮は継続する。帰れるのは、夕方かなあ……」
「早く帰りたいものですが、仕方ありませんね」
「そそ。マーチス大将閣下には伝えておいて」
「はっ」
シューロウ高地に続き、その南に広がる森林地帯や周辺で繰り広げられた追撃戦についても二カ国軍は快勝した。開戦以来戦場慣れした兵士や士官の顔も明るい。
「今回も勝った。けど、ここら辺が当面の限界かな……」
だけど、僕の頭の中では山積みになっている問題が常にこびりついて離れなかった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる