56 / 390
第4章法国遠征編
第4話 アカツキ、激怒
しおりを挟む
・・4・・
「え……?」
勢い良く吹き飛び柱にに当たった椅子は音を立てて倒れ、怒号を上げる僕を見てアレン大尉は言葉を失う。
少なくともこの一年間一度も激怒せず、アレン大尉も僕自身が蘇る前のアカツキでも見せたことがないような怒りの姿に呆然としていた。
でも、もう我慢ならなかったんだ。
「兵の命をなんだと思っているんだあのクソ野郎は! 市街戦をやるのは一向に構わないさそういう戦略もある! 民の犠牲を聖戦というのも挙国一致の言葉で使われるから百歩譲るさ! けどなんだあの発言は! 私の為にも勝ってもらわねば困るだぁ!? 戦争舐めてんのか!!」
「も、申し訳ありませんでしたぁぁぁ!」
「あぁ!? 謝って済むんなら援軍なんて要請するんじゃねえよ! こっちは連合王国の兵士達一万人を背負ってやってきたんだ! 妖魔軍に蹂躙され続ければ法国は連合王国や共和国等から遮断されて孤立化。下手すれば滅亡だ! にも関わらず当本人の法国の司令官は自身の出世にご執心? 聖戦だなんだとほざいておいて、馬鹿にするのも大概にしろ!」
前世の自分の素が出るほどに怒声を張り上げると、カレル准将は九十度頭を下げて必死に謝罪をする。違う、違うんだ。君が謝る必要はないんだ。けれど、僕もこの時ばかりかは感情が制御出来なかった。
「どうか、どうかお許しください! あの無能の豚はアカツキ准将閣下には邪魔であるのはご最もであります! しかし、各師団長を初めとして我々はアレとは違って……!」
「だったらとっとと豚野郎をどうにかしろよ! そんなに戦争に負けたいか!? 妖魔軍に国土を侵されたいか!? それともなんだ貴様等揃いも揃って階級章だけ引っ提げて突っ立っているだけの役立たずか!?」
「け、決してそんな事は!」
「なら――」
「旦那様、そこまでにしてあげなさい。アナタが、私が初めて見るくらいに怒る気持ちは痛い程分かるわ。けれど、カレル准将にあたるのはお門違いよ」
「…………」
「アナタの逆鱗に触れたのは彼が原因? 違うでしょう?」
「そうだね。俺だって無能の中将を殴りたくなったけれど、内輪揉めしたところで相手に有利を与えるだけだ。それに君はいつもの君らしくない。少し頭を冷やそう。な?」
「…………失礼、しました。お見苦しいところを……。リイナ、ありがとう……」
「どういたしまして」
第三者に諭される事によってようやく怒りはおさまり、少しずつ沸騰した脳内は元を取り戻していく。ヒヤヒヤとその場を見ていたアレン大尉は安堵のため息をつき、九死に一生を遂げたような顔をしているカレル准将は力が抜けてその場に座り込んでしまった。
「カレル准将、申し訳ないね……。あなたが一番近いのだから、一番辛いのに……」
「いえ、とんでもございません……。ありがとう、ございます……」
八つ当たりに等しい行いをしてしまったカレル准将に対して罪悪感が湧く。けれど彼に手を差し伸べる以外に僕は何も出来なかったし思いつかなかった。
僕が出した手を掴んで起き上がるカレル准将はこちらが怒鳴り散らしたにも関わらず笑顔を見せる。けれど、その笑みには影りが多分に含まれていた。
リイナの言う通り、らしくなかった。それに精神的負担が大きくかかっているカレル准将にはこれ以上余計な心配をかけたくない。ここで仕切りなおそうと僕は思い、深呼吸をすると。
「アレン大尉、心配かけてすまなかったね」
「いえ、いつものアカツキ准将閣下に戻られたようで何よりです」
「うん。――妖魔軍は六十キーラまで迫っている。あの兵器の訓練と調整はギリギリまで続けて。ここに来たのもきっとその件だよね?」
「はっ。はい、遅れていた予備部品などの関係物資が到着しましたのでそれをお伝えしようかと」
「ちょうどいいタイミングだね。残り三日、気にせず励んで」
「了解しました。それと、アカツキ准将閣下」
「どうしたんだい?」
「察しはついておりますので後ろから撃てと言われましたらいつでも」
「こらこら。そこまでは考えていないから」
「冗談です」
「分かりにくい冗談だなあ!?」
「ははっ、では失礼致します」
アレン大尉はブラックジョークを言って笑みを浮かべると、司令部のテントを後にする。きっと彼なりに心を穏やかにさせようとしてくれたんだろう。方向性がまったくもって冗談に聞こえなかったけどね!
「…………後ろから。そうだ、なんでそんな簡単な手を思いつかなかったんだ……」
「カレル准将!?」
「いえ、なんでもありません」
どんだけ嫌われてるんだよあの豚中将! 僕も初対面で大嫌いな部類になったからこれ以上は言わないけどさ……
「私は使い物にならない中将を凍結させたいわね……。イヤラシイ目で私を見てきて怖気がしたわ。イヤラシイ目で見ていいのは旦那様だけよ」
「リイナ、お前はブレないね……。けど、前半は同意だ。有利ではないむしろ不利な戦況においてあのような存在は邪魔でしかないな」
僕を除く全員が不穏なことを言っているね!? どんだけ嫌われてるんだよあの豚野郎は!
僕もアレについては初対面にして大嫌いな部類に入ったから何も言わないけどさ……。
「……話題を変えよっか。カレル准将、あの場では師団の配置や大まかな戦略しか聞けなかったけれどもっと詳細に話を聞きたいんだ。妖魔軍の今日までの動きから侵攻予想地点、各師団長の性格や戦略方式、Sランク武器所有者の特徴や召喚武器そのものについてと彼等がどう動く予定なのか。他にも沢山。カレル准将、あなたは名前も出したくないアレに代わって様々は情報や交流があるでしょ? 頼りにしたいんだ。いいかな?」
「はっ! もちろんです!」
「参謀長としての旦那様が戻ってきたわね」
「ああ。これならもう大丈夫そうだ」
場の空気は良くなり、それからはカレル准将と活発に意見を交換する。見送りを頼まれただけの彼だったけれど、この後三時間ほどこの場で話し続けていた。
話にならないどこかの肥太った阿呆は放っておいて、対妖魔戦への備えは進む。
「え……?」
勢い良く吹き飛び柱にに当たった椅子は音を立てて倒れ、怒号を上げる僕を見てアレン大尉は言葉を失う。
少なくともこの一年間一度も激怒せず、アレン大尉も僕自身が蘇る前のアカツキでも見せたことがないような怒りの姿に呆然としていた。
でも、もう我慢ならなかったんだ。
「兵の命をなんだと思っているんだあのクソ野郎は! 市街戦をやるのは一向に構わないさそういう戦略もある! 民の犠牲を聖戦というのも挙国一致の言葉で使われるから百歩譲るさ! けどなんだあの発言は! 私の為にも勝ってもらわねば困るだぁ!? 戦争舐めてんのか!!」
「も、申し訳ありませんでしたぁぁぁ!」
「あぁ!? 謝って済むんなら援軍なんて要請するんじゃねえよ! こっちは連合王国の兵士達一万人を背負ってやってきたんだ! 妖魔軍に蹂躙され続ければ法国は連合王国や共和国等から遮断されて孤立化。下手すれば滅亡だ! にも関わらず当本人の法国の司令官は自身の出世にご執心? 聖戦だなんだとほざいておいて、馬鹿にするのも大概にしろ!」
前世の自分の素が出るほどに怒声を張り上げると、カレル准将は九十度頭を下げて必死に謝罪をする。違う、違うんだ。君が謝る必要はないんだ。けれど、僕もこの時ばかりかは感情が制御出来なかった。
「どうか、どうかお許しください! あの無能の豚はアカツキ准将閣下には邪魔であるのはご最もであります! しかし、各師団長を初めとして我々はアレとは違って……!」
「だったらとっとと豚野郎をどうにかしろよ! そんなに戦争に負けたいか!? 妖魔軍に国土を侵されたいか!? それともなんだ貴様等揃いも揃って階級章だけ引っ提げて突っ立っているだけの役立たずか!?」
「け、決してそんな事は!」
「なら――」
「旦那様、そこまでにしてあげなさい。アナタが、私が初めて見るくらいに怒る気持ちは痛い程分かるわ。けれど、カレル准将にあたるのはお門違いよ」
「…………」
「アナタの逆鱗に触れたのは彼が原因? 違うでしょう?」
「そうだね。俺だって無能の中将を殴りたくなったけれど、内輪揉めしたところで相手に有利を与えるだけだ。それに君はいつもの君らしくない。少し頭を冷やそう。な?」
「…………失礼、しました。お見苦しいところを……。リイナ、ありがとう……」
「どういたしまして」
第三者に諭される事によってようやく怒りはおさまり、少しずつ沸騰した脳内は元を取り戻していく。ヒヤヒヤとその場を見ていたアレン大尉は安堵のため息をつき、九死に一生を遂げたような顔をしているカレル准将は力が抜けてその場に座り込んでしまった。
「カレル准将、申し訳ないね……。あなたが一番近いのだから、一番辛いのに……」
「いえ、とんでもございません……。ありがとう、ございます……」
八つ当たりに等しい行いをしてしまったカレル准将に対して罪悪感が湧く。けれど彼に手を差し伸べる以外に僕は何も出来なかったし思いつかなかった。
僕が出した手を掴んで起き上がるカレル准将はこちらが怒鳴り散らしたにも関わらず笑顔を見せる。けれど、その笑みには影りが多分に含まれていた。
リイナの言う通り、らしくなかった。それに精神的負担が大きくかかっているカレル准将にはこれ以上余計な心配をかけたくない。ここで仕切りなおそうと僕は思い、深呼吸をすると。
「アレン大尉、心配かけてすまなかったね」
「いえ、いつものアカツキ准将閣下に戻られたようで何よりです」
「うん。――妖魔軍は六十キーラまで迫っている。あの兵器の訓練と調整はギリギリまで続けて。ここに来たのもきっとその件だよね?」
「はっ。はい、遅れていた予備部品などの関係物資が到着しましたのでそれをお伝えしようかと」
「ちょうどいいタイミングだね。残り三日、気にせず励んで」
「了解しました。それと、アカツキ准将閣下」
「どうしたんだい?」
「察しはついておりますので後ろから撃てと言われましたらいつでも」
「こらこら。そこまでは考えていないから」
「冗談です」
「分かりにくい冗談だなあ!?」
「ははっ、では失礼致します」
アレン大尉はブラックジョークを言って笑みを浮かべると、司令部のテントを後にする。きっと彼なりに心を穏やかにさせようとしてくれたんだろう。方向性がまったくもって冗談に聞こえなかったけどね!
「…………後ろから。そうだ、なんでそんな簡単な手を思いつかなかったんだ……」
「カレル准将!?」
「いえ、なんでもありません」
どんだけ嫌われてるんだよあの豚中将! 僕も初対面で大嫌いな部類になったからこれ以上は言わないけどさ……
「私は使い物にならない中将を凍結させたいわね……。イヤラシイ目で私を見てきて怖気がしたわ。イヤラシイ目で見ていいのは旦那様だけよ」
「リイナ、お前はブレないね……。けど、前半は同意だ。有利ではないむしろ不利な戦況においてあのような存在は邪魔でしかないな」
僕を除く全員が不穏なことを言っているね!? どんだけ嫌われてるんだよあの豚野郎は!
僕もアレについては初対面にして大嫌いな部類に入ったから何も言わないけどさ……。
「……話題を変えよっか。カレル准将、あの場では師団の配置や大まかな戦略しか聞けなかったけれどもっと詳細に話を聞きたいんだ。妖魔軍の今日までの動きから侵攻予想地点、各師団長の性格や戦略方式、Sランク武器所有者の特徴や召喚武器そのものについてと彼等がどう動く予定なのか。他にも沢山。カレル准将、あなたは名前も出したくないアレに代わって様々は情報や交流があるでしょ? 頼りにしたいんだ。いいかな?」
「はっ! もちろんです!」
「参謀長としての旦那様が戻ってきたわね」
「ああ。これならもう大丈夫そうだ」
場の空気は良くなり、それからはカレル准将と活発に意見を交換する。見送りを頼まれただけの彼だったけれど、この後三時間ほどこの場で話し続けていた。
話にならないどこかの肥太った阿呆は放っておいて、対妖魔戦への備えは進む。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる