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第10章 北関東・会津郡山方面奪還作戦編I
第17話 当たっていた孝弘の勘
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・・14・・
1月25日
午前9時過ぎ
福島県会津若松市・第3戦線前線司令部
DHDとの戦いを終えた翌日の二五日。孝弘は璃佳のいる前線司令部になっている大天幕にいた。昨日の件の報告のためである。
「昨日は第一戦線への報告も含めてご苦労だったね。そして、よくやってくれたよ。また一つ勲章が増えるんじゃない? 第一戦線司令部だけじゃなくて、今川大佐からも感謝の意が伝えられたよ。命を救われたって」
「ここの進発が少しでもズレてたら間に合いませんでした。まさにギリギリでしたよ。助けられてよかったです」
「皆失っちゃいけない人だけど、今川大佐は特に失ってはならない人だからね。Sランクの戦死は士気に大きな影響を与えるからさ。昨日のアレは、それが有り得たくらいの出来事だった」
「DHDの光線系魔法の直撃は即死を意味しますからね……。魔法障壁は頼もしいですが、同時に脆い存在です。この世界にHPなんて便利な概念はありませんから」
「全くだね。さて、立ち話もなんだから座りなよ。ソファが無くて悪いけど」
「ありがとうございます。……キャンプ用の折りたたみ式椅子なんてありましたっけ?」
「廃墟と化した近くのホームセンターにあったから持ってきた」
「ああ、そういう……。いいものありましたね。座り心地が良さそうです」
「あとこれ、コーヒー。外は相変わらず寒いからさ」
「ありがとうございます」
孝弘は璃佳からステンレスマグに入れられたコーヒーを受け取ると座ってから一口飲み、ほぅ、と息をつく。璃佳も対面にあるキャンプ用の折りたたみ式椅子に座る。
「報告書を早速ありがと。第一戦線から届いたものはある程度目を通したけれど、こっちもあとで読まさせてもらうね」
「よろしくお願いいたします。ということは呼ばれたのは別件でしょうか」
「そそ。本当は昨日のうちに伝えようと思ってたんだけど、DHDの襲来があったでしょ? 伝えずじまいだったからこのタイミングでと思ってね。その用件ってのがこれ。資料送るね」
「ありがとうございます。…………なるほど。関中佐に依頼してBCTCRに送ったCTのデータについてですね」
「うん。貴官が気付いて関中佐がデータ収集と簡易分析を行い、それを佐渡がさらに解析をした結果のヤツ。結論から言うと、キミの勘は当たった。だから伊丹に精密分析を頼んだよ」
「やはり当たりましたか……」
「残念ながらね」
孝弘がため息をつくと、璃佳は肩を竦めて苦笑いをする。
勘が当たった。というのは孝弘が会津盆地の戦闘で感じたCTの攻撃力・防御力・速力といった能力全般である。自分達の法撃はともかくとして、友軍のアサルトライフルがやや効きにくくなっている点は本当だったのである。
「まだ簡易分析の段階だから確定じゃないし取ったデータも多くはないけれど、従来のCTに比べて防御力が約一〇パーセントから一五パーセント強化。攻撃力は物理攻撃が約一〇パーセント程度強化。母数が少ないからまだ未確定だけど、法撃力は一五パーセント程度位上がってるみたいだね。速力についてはヘルハウンド型に顕著で、約一〇パーセントの上昇。とまあ、こんなとこかな。さらにデータが収集されれば確定値は出せると思う。ちなみに強化型ともいえるCTの割合は今のところ約三割から四割ってとこかな」
「あの数で三割から四割は厄介ですね……。しかも増えるか減るかも分からないときたとなれば」
「早急に対策を練る必要が出るね。ありとあらゆる方面に影響が生じることになるから」
後にCT二型と呼称される強化型のCTが三割から四割もいるのなら、日本軍は作戦全般を見直さざるを得なくなるのだ。将兵への情報共有は勿論、敵に与えるべき攻撃手段の一部見直しからCT一体あたりに叩き込むべき砲弾や銃弾の数量増加に伴う補給計画の変更まで多岐に渡る。参謀本部の頭痛の種が増えるわけだ。
参謀本部の頭痛の種が増えるだけならまだマシだ。きっと参謀本部の面々も同じことを言うだろう。何故ならば最も影響を受けるのは孝弘達のように前線にいる将兵だからである。
今までの感覚で銃撃したら、法撃をしたら耐えられた。反撃の隙を与えてしまった。その結果は明快。死を意味する。戦死傷者の増加に繋がる。銚子転移門が消失したことで無限湧きの心配は無くなったものの無尽蔵と錯覚したくもなるCTの数を踏まえれば、戦死傷者の数が増えるのは非常に好ましくないのだ。
孝弘や璃佳が事態を深刻に捉えているのはそれだけでは無かった。
「問題はこの強化型CTが今後どれくらいの割合になるか、です。今の割合を維持なら百歩譲ってマシですが、今後全てのCTが強化型CTに置き換わった場合を想定すると……」
「それだけ砲弾薬がいるし、私達能力者が一会戦あたりに消費する魔力も増大する。かな」
「はい。国内だけでもこれだけの問題が湧き上がります。一番マズイのは、強化型CTが日本国内のみに留まらず諸外国でも観測された場合です」
「最悪の事態を想定しなければならない戦線も出てくるだろうね。私達日本軍や欧州戦線、中国が担当している戦線のように押し返し始めた所や、禁忌の切り札を使ってまで押し返そうとしている北米戦線はまだいいよ。今実例に上げた戦線は軍事大国や魔法大国がいるから、打つ手はまだある。でも、それ以外の地域はギリギリ耐えている状態。下手すれば――」
「戦線が崩壊しますね。そして、どこかの戦線が崩壊すれば今はなんとか出来ている戦線にも悪影響を及ぼします。例えば中東戦線です。エジプトや中東諸国が潰れればその先にあるのは欧州南部など。ヨーロッパ戦線の状況が悪い意味でひっくり返ってしまうでしょう」
たかがCT強化型。されどCT強化型である。仮確定ではあるものの約一割個体能力値が上昇するだけでこれだけの問題が出てくるのだ。CTの数がたかが知れているのであれば大した問題にはならない。しかし現実には、アフリカの大部分が通信途絶となり他の地域でも全容が掴めないところが多数あるとなれば、CTの数は最早どれだけいるかなど分からないのだ。
現時点で全世界における推計CT数は約数千万。そして、CTは倒しても転移門から流入する限りは数は元通りになるかむしろ増える。
もし新たに流入するCTの全てが強化型ならば、それは悪夢以外の何物でもない。だから一割の強化とて決して侮れるものではないのである。
「米原大佐、貴官は世界にかけがえの無い武器をもたらしてくれた。情報っていう最も重要な武器をね。現時点で強化型CTの情報は国外に出ていない。出ていないだけで勘づいている軍人は世界各地にいるかもしれないけれど、この情報は一分一秒を争うもの。気付く気付かないで全く戦い方が変わってくるからね。だから、よく気付いてくれたよ。ありがとう」
「とんでもないです。国内だろうと国外だろうと、自分の勘が役に立つのならばそれに越したことはありませんから」
「間違いなく、全世界にとって大助かりだよ。――国外については伊丹に取り扱いや使い方を任せるとして、現場の私達は即時この情報を共有していくからそのつもりで。ま、十中八九私達魔法軍の役割はもっと増えるだろうね」
「力を持つ者の義務と割り切ることにします。一人でも多く、生き残るためにも」
「そうだね。一人でも多く、生き残るために」
CT強化型という新たな情報。
日本軍参謀本部はこのデータを仮確定の段階で世界各国に即時共有した。
やはりと言うべきか、欧州戦線などでも強化型CTの存在は現場レベルでは推測という形で上がってきていたらしく、日本軍がもたらした事によって確信に変わっていった。
そしてこの情報が速やかに共有された結果、死なずに済んだ部隊がいくつもあり救われた民間人の命が多数あったことを、情報の起点の一つである孝弘達が知るのは随分と後になってからの事だった。
※ここまでお読み頂きありがとうございます。
作品を読んで面白いと感じたり良い物語だと思って頂けましたら、いいね(♡)やお気に入りを頂けると、とても嬉しいです。
引き続き作品をお楽しみくださいませ。
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福島県会津若松市・第3戦線前線司令部
DHDとの戦いを終えた翌日の二五日。孝弘は璃佳のいる前線司令部になっている大天幕にいた。昨日の件の報告のためである。
「昨日は第一戦線への報告も含めてご苦労だったね。そして、よくやってくれたよ。また一つ勲章が増えるんじゃない? 第一戦線司令部だけじゃなくて、今川大佐からも感謝の意が伝えられたよ。命を救われたって」
「ここの進発が少しでもズレてたら間に合いませんでした。まさにギリギリでしたよ。助けられてよかったです」
「皆失っちゃいけない人だけど、今川大佐は特に失ってはならない人だからね。Sランクの戦死は士気に大きな影響を与えるからさ。昨日のアレは、それが有り得たくらいの出来事だった」
「DHDの光線系魔法の直撃は即死を意味しますからね……。魔法障壁は頼もしいですが、同時に脆い存在です。この世界にHPなんて便利な概念はありませんから」
「全くだね。さて、立ち話もなんだから座りなよ。ソファが無くて悪いけど」
「ありがとうございます。……キャンプ用の折りたたみ式椅子なんてありましたっけ?」
「廃墟と化した近くのホームセンターにあったから持ってきた」
「ああ、そういう……。いいものありましたね。座り心地が良さそうです」
「あとこれ、コーヒー。外は相変わらず寒いからさ」
「ありがとうございます」
孝弘は璃佳からステンレスマグに入れられたコーヒーを受け取ると座ってから一口飲み、ほぅ、と息をつく。璃佳も対面にあるキャンプ用の折りたたみ式椅子に座る。
「報告書を早速ありがと。第一戦線から届いたものはある程度目を通したけれど、こっちもあとで読まさせてもらうね」
「よろしくお願いいたします。ということは呼ばれたのは別件でしょうか」
「そそ。本当は昨日のうちに伝えようと思ってたんだけど、DHDの襲来があったでしょ? 伝えずじまいだったからこのタイミングでと思ってね。その用件ってのがこれ。資料送るね」
「ありがとうございます。…………なるほど。関中佐に依頼してBCTCRに送ったCTのデータについてですね」
「うん。貴官が気付いて関中佐がデータ収集と簡易分析を行い、それを佐渡がさらに解析をした結果のヤツ。結論から言うと、キミの勘は当たった。だから伊丹に精密分析を頼んだよ」
「やはり当たりましたか……」
「残念ながらね」
孝弘がため息をつくと、璃佳は肩を竦めて苦笑いをする。
勘が当たった。というのは孝弘が会津盆地の戦闘で感じたCTの攻撃力・防御力・速力といった能力全般である。自分達の法撃はともかくとして、友軍のアサルトライフルがやや効きにくくなっている点は本当だったのである。
「まだ簡易分析の段階だから確定じゃないし取ったデータも多くはないけれど、従来のCTに比べて防御力が約一〇パーセントから一五パーセント強化。攻撃力は物理攻撃が約一〇パーセント程度強化。母数が少ないからまだ未確定だけど、法撃力は一五パーセント程度位上がってるみたいだね。速力についてはヘルハウンド型に顕著で、約一〇パーセントの上昇。とまあ、こんなとこかな。さらにデータが収集されれば確定値は出せると思う。ちなみに強化型ともいえるCTの割合は今のところ約三割から四割ってとこかな」
「あの数で三割から四割は厄介ですね……。しかも増えるか減るかも分からないときたとなれば」
「早急に対策を練る必要が出るね。ありとあらゆる方面に影響が生じることになるから」
後にCT二型と呼称される強化型のCTが三割から四割もいるのなら、日本軍は作戦全般を見直さざるを得なくなるのだ。将兵への情報共有は勿論、敵に与えるべき攻撃手段の一部見直しからCT一体あたりに叩き込むべき砲弾や銃弾の数量増加に伴う補給計画の変更まで多岐に渡る。参謀本部の頭痛の種が増えるわけだ。
参謀本部の頭痛の種が増えるだけならまだマシだ。きっと参謀本部の面々も同じことを言うだろう。何故ならば最も影響を受けるのは孝弘達のように前線にいる将兵だからである。
今までの感覚で銃撃したら、法撃をしたら耐えられた。反撃の隙を与えてしまった。その結果は明快。死を意味する。戦死傷者の増加に繋がる。銚子転移門が消失したことで無限湧きの心配は無くなったものの無尽蔵と錯覚したくもなるCTの数を踏まえれば、戦死傷者の数が増えるのは非常に好ましくないのだ。
孝弘や璃佳が事態を深刻に捉えているのはそれだけでは無かった。
「問題はこの強化型CTが今後どれくらいの割合になるか、です。今の割合を維持なら百歩譲ってマシですが、今後全てのCTが強化型CTに置き換わった場合を想定すると……」
「それだけ砲弾薬がいるし、私達能力者が一会戦あたりに消費する魔力も増大する。かな」
「はい。国内だけでもこれだけの問題が湧き上がります。一番マズイのは、強化型CTが日本国内のみに留まらず諸外国でも観測された場合です」
「最悪の事態を想定しなければならない戦線も出てくるだろうね。私達日本軍や欧州戦線、中国が担当している戦線のように押し返し始めた所や、禁忌の切り札を使ってまで押し返そうとしている北米戦線はまだいいよ。今実例に上げた戦線は軍事大国や魔法大国がいるから、打つ手はまだある。でも、それ以外の地域はギリギリ耐えている状態。下手すれば――」
「戦線が崩壊しますね。そして、どこかの戦線が崩壊すれば今はなんとか出来ている戦線にも悪影響を及ぼします。例えば中東戦線です。エジプトや中東諸国が潰れればその先にあるのは欧州南部など。ヨーロッパ戦線の状況が悪い意味でひっくり返ってしまうでしょう」
たかがCT強化型。されどCT強化型である。仮確定ではあるものの約一割個体能力値が上昇するだけでこれだけの問題が出てくるのだ。CTの数がたかが知れているのであれば大した問題にはならない。しかし現実には、アフリカの大部分が通信途絶となり他の地域でも全容が掴めないところが多数あるとなれば、CTの数は最早どれだけいるかなど分からないのだ。
現時点で全世界における推計CT数は約数千万。そして、CTは倒しても転移門から流入する限りは数は元通りになるかむしろ増える。
もし新たに流入するCTの全てが強化型ならば、それは悪夢以外の何物でもない。だから一割の強化とて決して侮れるものではないのである。
「米原大佐、貴官は世界にかけがえの無い武器をもたらしてくれた。情報っていう最も重要な武器をね。現時点で強化型CTの情報は国外に出ていない。出ていないだけで勘づいている軍人は世界各地にいるかもしれないけれど、この情報は一分一秒を争うもの。気付く気付かないで全く戦い方が変わってくるからね。だから、よく気付いてくれたよ。ありがとう」
「とんでもないです。国内だろうと国外だろうと、自分の勘が役に立つのならばそれに越したことはありませんから」
「間違いなく、全世界にとって大助かりだよ。――国外については伊丹に取り扱いや使い方を任せるとして、現場の私達は即時この情報を共有していくからそのつもりで。ま、十中八九私達魔法軍の役割はもっと増えるだろうね」
「力を持つ者の義務と割り切ることにします。一人でも多く、生き残るためにも」
「そうだね。一人でも多く、生き残るために」
CT強化型という新たな情報。
日本軍参謀本部はこのデータを仮確定の段階で世界各国に即時共有した。
やはりと言うべきか、欧州戦線などでも強化型CTの存在は現場レベルでは推測という形で上がってきていたらしく、日本軍がもたらした事によって確信に変わっていった。
そしてこの情報が速やかに共有された結果、死なずに済んだ部隊がいくつもあり救われた民間人の命が多数あったことを、情報の起点の一つである孝弘達が知るのは随分と後になってからの事だった。
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