136 / 250
第10章 北関東・会津郡山方面奪還作戦編I
第3話 北関東・福島方面奪還作戦の内容①
しおりを挟む ・・2・・
「ここに集まって貰った時点で皆察していると思うけど、奪還作戦の再開時期が正式に上からおりてきた。これから話す作戦において対象となった地域は栃木・群馬・茨城・福島南部。これらを三方面に分けて作戦軍を動員することが決定した。主戦線は栃木方面から郡山を目指し、第二戦線は茨城経由でいわきを目指し、郡山に合流。第三戦線は新潟から西会津方面を経由して会津盆地を奪還。郡山にて主戦線軍と合流。この中で、私達は第三戦線を担当することになる」
「七条准将閣下、一言よろしいでしょうか?」
「どうぞ、蓼科大佐」
「既に大変な役回りの予感がするんですが」
「私も上から役割を聞く前に同じことを思ったよ。何せ、精鋭が集まった一〇一だもの。これで言いたい事は伝わった?」
「ええ。予感は確信になりましたね」
璃佳と蓼科のおどけたやり取りに、この場にいる面々は笑い合う。
「精鋭の役割って言ったら、なあ」「あっさり終わらんだろ」「言えてる」「鉄火場突入確定だなあ」といった感じだ。作戦の本題に入る前から蓋の中身を冗談のように言い合えるあたり、共通認識が一致している結束面では上々か。と、璃佳はあえて少しふざけてみせて正解だと感じる。
「貴官達が既に何かありそうなの気付いてくれて嬉しいけれど、その前に自分とこの戦線の話をしつつ他の戦線の確認をしておくよ。三つの戦線が協働で動くからね。それじゃあまずは主戦線から」
璃佳が会議室の前方にあるホログラム画面に資料を表示させると、全員の視線がそちらに向かう。
「関東方面に駐留したままの軍が先日航空強行偵察をしたんだけど、一つ判明した事実があった。埼玉北部、栃木南部から中部、群馬南部から中部、茨城の中部にかけてCTはほぼいなかった。これは朗報だね。従来の作戦初期段階は必要無くなったからね」
ここにいる面々は東京近辺の戦いで散々苦労させられただけあって、初っ端からいい報告を聞いて喜色の声が上がる。主戦線軍が楽出来るということは、自分達もその分負担が減るからだ。
「よって、作戦そのものが変更された。簡単に言うと、作戦開始時期の前倒しと空白地帯にさっさと進んで兵站線の構築。戦闘部隊の早期集結と以北地域への進発だね。主戦線は作戦開始時期が今月一五日になって、明後日にも空白地帯への前進は始まる予定。兵站線の構築もスムーズになるから、糸貫少佐の同僚は途中までは思ってたより負担が少なくなるだろうね」
「素晴らしい事ですねー。戦闘を伴わず、後ろから予定通りに構築出来るなんて滅多にありませんからー。作戦が前倒しになってますから、そこだけちょっと大変かもしれませんけどー」
「ま、余計な弾薬消費を計算せずに済むだけいいんじゃないかな。本部の後方参謀が穏やかな顔つきしてたよ。さて、次に第二戦線だけどこちらも水戸辺りまでは易々と進めそうな様子らしいよ。以降は交戦が予想されるけど、水戸での市街戦を回避出来るだけで大助かりだって。首都機能を東京に戻せる日は少し早くなるんじゃないかな」
璃佳の発言に会議室にいる面々は自ずと笑みが零れる。部下の中には南関東出身もそこそこの数がいるからだ。故郷がほぼ無傷で手に戻ることほど嬉しいことはない。
「んで、主戦線と第二戦線なんだけど陣容はこんな感じだね。資料出すよ」
璃佳が画面を切り替えると、そこに出てきた数字に周りから「おお」と声が上がる。
孝弘もいつもより目を開いて、すごいなこれは。と呟く。軍上層部の本気度合いが伝わるなとも思っていた。
表示されていた主戦線と第二戦線の戦力は以下のようになっていた。
《第一戦線・北関東正面作戦軍》
◾︎作戦目標
栃木北部那須方面及び福島中部郡山市の奪還。
◾︎陸軍:五個師団(五〇〇〇〇)
◾︎海兵隊:一個師団(一〇〇〇〇)
◾︎魔法軍:一個師団・一個旅団(七九〇〇)
※補足
西方特殊作戦大隊はこの中に含まれる。
◾︎空軍:二個航空団(有人機)・一個航空団(無人機)
地上兵力合計:六七五〇〇(空軍を含めると約七〇〇〇〇を越える)
《第二戦線・浜通り方面作戦軍》
◾︎作戦目標
茨城県日立市を経由し福島県南部いわき市の奪還。いわき市を奪還後部隊を二手に分け主力は相馬地方の奪還。郡山市には支援部隊を送る。
◾︎陸軍:二個師団・一個旅団(二五〇〇〇)
◾︎海兵隊:一個旅団(五〇〇〇)
※補足
海兵隊は陸軍がいわき市南部近辺に到達次第、新舞子浜方面から強襲上陸を実施。
◾︎魔法軍:一個旅団(二五〇〇)
◾︎海軍:一個機動艦隊
※補足
海軍は海兵隊の上陸支援として上陸前準備砲撃を実施。また、空母艦載機部隊による上空攻撃及び地上部隊支援を任務とする。
地上兵力合計:三二五〇〇
「――って感じで主戦線と第二戦線は動いていくよ。主戦線は郡山市が本作戦における最終到達点。第二戦線は本作戦終了後の次の作戦に備えて相馬地方まで奪還することになった。この二つだけで地上動員兵力は一〇〇〇〇〇人。奪還地点の防衛として置かれる後方防衛部隊はこの数に含まれていないから、相当な力の入れようだと貴官達も理解してくれると思う」
孝弘は璃佳の説明を聞いて、いくらCTのいない空白地帯が思っていたより大きくても作戦開始までに一ヶ月以上の準備期間を要した事に納得する。何せ第一戦線と第二戦線だけで動員された兵力は東京奪還作戦を僅かに下回る程度なのだ。二つの戦線で実際に動く兵力の大部分が南関東駐留部隊から転用していたとしても、物資弾薬の補給に各方面とのすり合わせにかかる時間は膨大なものになる。
それに加えて、奪還作戦地点が大きく広がる事で最低限とはいえ防衛部隊の配置までされるのだ。数字上だけなら戦力を回復し、増強まで果たしたとしてもとてつもない兵力を動かしているのだから、参謀本部の苦労がしのばれる。
孝弘は心の中で参謀本部に感謝しつつ、話が自分達の戦線に変わりそうだったから思考を切り替えた。
「二つの戦線について詳細はまた目を通しておいて。次に私達の戦線について説明をしよっか。まず先に展開される兵力から」
「ここに集まって貰った時点で皆察していると思うけど、奪還作戦の再開時期が正式に上からおりてきた。これから話す作戦において対象となった地域は栃木・群馬・茨城・福島南部。これらを三方面に分けて作戦軍を動員することが決定した。主戦線は栃木方面から郡山を目指し、第二戦線は茨城経由でいわきを目指し、郡山に合流。第三戦線は新潟から西会津方面を経由して会津盆地を奪還。郡山にて主戦線軍と合流。この中で、私達は第三戦線を担当することになる」
「七条准将閣下、一言よろしいでしょうか?」
「どうぞ、蓼科大佐」
「既に大変な役回りの予感がするんですが」
「私も上から役割を聞く前に同じことを思ったよ。何せ、精鋭が集まった一〇一だもの。これで言いたい事は伝わった?」
「ええ。予感は確信になりましたね」
璃佳と蓼科のおどけたやり取りに、この場にいる面々は笑い合う。
「精鋭の役割って言ったら、なあ」「あっさり終わらんだろ」「言えてる」「鉄火場突入確定だなあ」といった感じだ。作戦の本題に入る前から蓋の中身を冗談のように言い合えるあたり、共通認識が一致している結束面では上々か。と、璃佳はあえて少しふざけてみせて正解だと感じる。
「貴官達が既に何かありそうなの気付いてくれて嬉しいけれど、その前に自分とこの戦線の話をしつつ他の戦線の確認をしておくよ。三つの戦線が協働で動くからね。それじゃあまずは主戦線から」
璃佳が会議室の前方にあるホログラム画面に資料を表示させると、全員の視線がそちらに向かう。
「関東方面に駐留したままの軍が先日航空強行偵察をしたんだけど、一つ判明した事実があった。埼玉北部、栃木南部から中部、群馬南部から中部、茨城の中部にかけてCTはほぼいなかった。これは朗報だね。従来の作戦初期段階は必要無くなったからね」
ここにいる面々は東京近辺の戦いで散々苦労させられただけあって、初っ端からいい報告を聞いて喜色の声が上がる。主戦線軍が楽出来るということは、自分達もその分負担が減るからだ。
「よって、作戦そのものが変更された。簡単に言うと、作戦開始時期の前倒しと空白地帯にさっさと進んで兵站線の構築。戦闘部隊の早期集結と以北地域への進発だね。主戦線は作戦開始時期が今月一五日になって、明後日にも空白地帯への前進は始まる予定。兵站線の構築もスムーズになるから、糸貫少佐の同僚は途中までは思ってたより負担が少なくなるだろうね」
「素晴らしい事ですねー。戦闘を伴わず、後ろから予定通りに構築出来るなんて滅多にありませんからー。作戦が前倒しになってますから、そこだけちょっと大変かもしれませんけどー」
「ま、余計な弾薬消費を計算せずに済むだけいいんじゃないかな。本部の後方参謀が穏やかな顔つきしてたよ。さて、次に第二戦線だけどこちらも水戸辺りまでは易々と進めそうな様子らしいよ。以降は交戦が予想されるけど、水戸での市街戦を回避出来るだけで大助かりだって。首都機能を東京に戻せる日は少し早くなるんじゃないかな」
璃佳の発言に会議室にいる面々は自ずと笑みが零れる。部下の中には南関東出身もそこそこの数がいるからだ。故郷がほぼ無傷で手に戻ることほど嬉しいことはない。
「んで、主戦線と第二戦線なんだけど陣容はこんな感じだね。資料出すよ」
璃佳が画面を切り替えると、そこに出てきた数字に周りから「おお」と声が上がる。
孝弘もいつもより目を開いて、すごいなこれは。と呟く。軍上層部の本気度合いが伝わるなとも思っていた。
表示されていた主戦線と第二戦線の戦力は以下のようになっていた。
《第一戦線・北関東正面作戦軍》
◾︎作戦目標
栃木北部那須方面及び福島中部郡山市の奪還。
◾︎陸軍:五個師団(五〇〇〇〇)
◾︎海兵隊:一個師団(一〇〇〇〇)
◾︎魔法軍:一個師団・一個旅団(七九〇〇)
※補足
西方特殊作戦大隊はこの中に含まれる。
◾︎空軍:二個航空団(有人機)・一個航空団(無人機)
地上兵力合計:六七五〇〇(空軍を含めると約七〇〇〇〇を越える)
《第二戦線・浜通り方面作戦軍》
◾︎作戦目標
茨城県日立市を経由し福島県南部いわき市の奪還。いわき市を奪還後部隊を二手に分け主力は相馬地方の奪還。郡山市には支援部隊を送る。
◾︎陸軍:二個師団・一個旅団(二五〇〇〇)
◾︎海兵隊:一個旅団(五〇〇〇)
※補足
海兵隊は陸軍がいわき市南部近辺に到達次第、新舞子浜方面から強襲上陸を実施。
◾︎魔法軍:一個旅団(二五〇〇)
◾︎海軍:一個機動艦隊
※補足
海軍は海兵隊の上陸支援として上陸前準備砲撃を実施。また、空母艦載機部隊による上空攻撃及び地上部隊支援を任務とする。
地上兵力合計:三二五〇〇
「――って感じで主戦線と第二戦線は動いていくよ。主戦線は郡山市が本作戦における最終到達点。第二戦線は本作戦終了後の次の作戦に備えて相馬地方まで奪還することになった。この二つだけで地上動員兵力は一〇〇〇〇〇人。奪還地点の防衛として置かれる後方防衛部隊はこの数に含まれていないから、相当な力の入れようだと貴官達も理解してくれると思う」
孝弘は璃佳の説明を聞いて、いくらCTのいない空白地帯が思っていたより大きくても作戦開始までに一ヶ月以上の準備期間を要した事に納得する。何せ第一戦線と第二戦線だけで動員された兵力は東京奪還作戦を僅かに下回る程度なのだ。二つの戦線で実際に動く兵力の大部分が南関東駐留部隊から転用していたとしても、物資弾薬の補給に各方面とのすり合わせにかかる時間は膨大なものになる。
それに加えて、奪還作戦地点が大きく広がる事で最低限とはいえ防衛部隊の配置までされるのだ。数字上だけなら戦力を回復し、増強まで果たしたとしてもとてつもない兵力を動かしているのだから、参謀本部の苦労がしのばれる。
孝弘は心の中で参謀本部に感謝しつつ、話が自分達の戦線に変わりそうだったから思考を切り替えた。
「二つの戦線について詳細はまた目を通しておいて。次に私達の戦線について説明をしよっか。まず先に展開される兵力から」
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
旧陸軍の天才?に転生したので大東亜戦争に勝ちます
竹本田重朗
ファンタジー
転生石原閣下による大東亜戦争必勝論
東亜連邦を志した同志達よ、ごきげんようである。どうやら、私は旧陸軍の石原莞爾に転生してしまったらしい。これは神の思し召しなのかもしれない。どうであれ、現代日本のような没落を回避するために粉骨砕身で働こうじゃないか。東亜の同志と手を取り合って真なる独立を掴み取るまで…
※超注意書き※
1.政治的な主張をする目的は一切ありません
2.そのため政治的な要素は「濁す」又は「省略」することがあります
3.あくまでもフィクションのファンタジーの非現実です
4.そこら中に無茶苦茶が含まれています
5.現実的に存在する如何なる国家や地域、団体、人物と関係ありません
6.カクヨムとマルチ投稿
以上をご理解の上でお読みください
この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR
ばたっちゅ
ファンタジー
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
強奪系触手おじさん
兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる