103 / 250
第7章 決戦! 首都奪還作戦編
設定資料集Ⅶ 人物紹介・専門用語解説集
しおりを挟む
【人物紹介】
・信楽少尉
本名・信楽克洋《しがらきかつひろ》。第一特務連隊第一大隊の第一〇三小隊の小隊長。孝弘達と共に日比谷公園の地下駐車場に入ったうちの一人。
《双子の白ローブ》
孝弘達が結界内に閉じ込められてから現れた新たな白ローブ。先に交戦した小柄の白ローブを懲罰的に殺した張本人。以下、二人のデータである。
◽︎モルスターズ・ドゥタール・セリン・アルクレア
双子の白ローブの姉の方。皇帝直属部隊『皇帝陛下の十五人衆』の一人。推定Sランクの魔法能力者とも。主武装は多節棍。武器の見かけ以上のリーチで攻撃を行う武闘派。華麗に舞うように攻撃してくる腕は本物で、璃佳や茜も途中まで苦戦していた。茜が腕が少し痺れると実感したことから素の腕力も高いが、身体強化魔法をかなり施している様子だった。
しかし孝弘達Sランク三人と茜では分が悪く、茜が『一の鍵』を解錠してからは圧倒される。茜の一刀両断で戦死。
◽︎モルスターズ・ドゥタール・セリン・イルクレア
双子の白ローブの妹の方。皇帝直属部隊『皇帝陛下の十五人衆』の一人。推定Sランクの魔法能力者とされる。主武装は長杖。得意魔法は恐らく闇属性や重力操作系と思われるが交戦記録中の法撃種類があまり多くなく詳細は不明。ただしかなり短い時間での詠唱で重力操作系の闇属性魔法を行使するなど、魔法の腕は一流であると考えられる。孝弘が接近するのに途中まで苦慮しており、大輝の召喚体が撃破されるなど強敵ではあった。
しかし姉が殺されてから精神的に大いに乱れ、致命的な隙を与えてしまう。孝弘が魔法障壁を全破壊し、大輝の薙刀によって袈裟斬りにされ死亡。
《設定資料集》
・陸軍第三一戦車大隊
全部隊二八式戦車で構成される戦車大隊。新宿攻防戦等で璃佳が指揮する第一特務連隊と協同で作戦を遂行した部隊。戦車大隊の中でも練度が高く、それが理由で激戦区となる新宿などで活躍した。東京駅周辺における戦闘までに一両が撃破され、一両が大破するも他は健在と戦力をかなり残した状態で第8章を迎える事となる。
・陸軍第一一連隊
新宿攻防戦等で第一特務連隊と協同して作戦を遂行した部隊。付近に展開の師団から抽出された連隊だが、よく訓練されており東京駅周辺における戦闘までにおける損耗率は1.1%と激戦続きにも関わらずかなり低く抑えられている。
・海兵隊第二一連隊
新宿攻防戦等で第一特務連隊と協同して作戦を遂行した部隊。海兵隊精神の『撤退クソくらえ』を体現したような部隊で本作戦における激戦にて一歩も退かず勇猛果敢に戦い抜いた。東京駅周辺の戦闘までにおける損耗率は1.2%。精鋭の集まりといえる。
・日比谷の惨劇
第一特務連隊が作戦第二段階において日比谷公園に突入した際、地下駐車場などで広がっていた光景のこと。死体があちこちに散乱し、生存者もごくわずか。あまりに惨い有り様だったことから後に付けられた名称。死者は最終的に九七七名。生存者は僅かに二二名だった。
・トレニィトリツァの惨劇
孝弘達が異世界で経験した虐殺事件のこと。無実の市民が殺され、嬲られた惨劇のこと。日比谷の惨劇を目撃した際に、思い出してしまった事件。
・結界魔法
孝弘達が閉じ込められた魔法のこと。地球世界では結界魔法の非効率性や中世以降のゴタゴタによって断絶した種類の魔法。
地球世界基準では、強力な魔法ではあるが魔力消費が激しい。外からの攻撃には強いが、発動者が死ぬと解除されることから内からは脆い。魔力消費の割に範囲的に割に合わない。など、メリットとデメリットの双方がある。
このように地球世界では数世紀見られなかった魔法ゆえに当初はかなり混乱していたが、結界の外では奮戦し勝利。内部にいた四人は孝弘と大輝が結界魔法を受けた経験者だったこと。中にいる全員がSランク能力者か戦術級召喚体だったことから閉じ込められた直後こそ戸惑いがあったが、すぐに対処に移った。
なお水帆と知花の二連結型準戦術級複合属性魔法によって外からの攻撃で結界の一部は破壊された。この物語の主人公兼ヒロイン二人を怒らせてはいけない。
・『皇帝陛下《エンペラーズ》の一五人衆《フィフティーン》』
白ローブ達の部隊のこと。双子の白ローブの名乗りによって判明した。その名の通り、皇帝の直轄部隊で、一五人いること。これまでに交戦した白ローブは全員かなりの手練であるのは確かだが、それ以外は詳細が不明。
現時点で三人が死亡。一人が重症以上。残り一一人いるとされるが、どこにいるかは不明。
・『一の鍵・解錠』
茜の能力を限定的に解放する詠唱。召喚主たる璃佳の命で発動可能。璃佳の魔力をして相当の魔力を消費して解放されるだけあって、茜の能力が飛躍的に向上する。途中まで互角だった双子の白ローブとの戦闘展開をひっくり返し、圧勝した。
どうやらその次もあるらしいが詳細は不明。
・信楽少尉
本名・信楽克洋《しがらきかつひろ》。第一特務連隊第一大隊の第一〇三小隊の小隊長。孝弘達と共に日比谷公園の地下駐車場に入ったうちの一人。
《双子の白ローブ》
孝弘達が結界内に閉じ込められてから現れた新たな白ローブ。先に交戦した小柄の白ローブを懲罰的に殺した張本人。以下、二人のデータである。
◽︎モルスターズ・ドゥタール・セリン・アルクレア
双子の白ローブの姉の方。皇帝直属部隊『皇帝陛下の十五人衆』の一人。推定Sランクの魔法能力者とも。主武装は多節棍。武器の見かけ以上のリーチで攻撃を行う武闘派。華麗に舞うように攻撃してくる腕は本物で、璃佳や茜も途中まで苦戦していた。茜が腕が少し痺れると実感したことから素の腕力も高いが、身体強化魔法をかなり施している様子だった。
しかし孝弘達Sランク三人と茜では分が悪く、茜が『一の鍵』を解錠してからは圧倒される。茜の一刀両断で戦死。
◽︎モルスターズ・ドゥタール・セリン・イルクレア
双子の白ローブの妹の方。皇帝直属部隊『皇帝陛下の十五人衆』の一人。推定Sランクの魔法能力者とされる。主武装は長杖。得意魔法は恐らく闇属性や重力操作系と思われるが交戦記録中の法撃種類があまり多くなく詳細は不明。ただしかなり短い時間での詠唱で重力操作系の闇属性魔法を行使するなど、魔法の腕は一流であると考えられる。孝弘が接近するのに途中まで苦慮しており、大輝の召喚体が撃破されるなど強敵ではあった。
しかし姉が殺されてから精神的に大いに乱れ、致命的な隙を与えてしまう。孝弘が魔法障壁を全破壊し、大輝の薙刀によって袈裟斬りにされ死亡。
《設定資料集》
・陸軍第三一戦車大隊
全部隊二八式戦車で構成される戦車大隊。新宿攻防戦等で璃佳が指揮する第一特務連隊と協同で作戦を遂行した部隊。戦車大隊の中でも練度が高く、それが理由で激戦区となる新宿などで活躍した。東京駅周辺における戦闘までに一両が撃破され、一両が大破するも他は健在と戦力をかなり残した状態で第8章を迎える事となる。
・陸軍第一一連隊
新宿攻防戦等で第一特務連隊と協同して作戦を遂行した部隊。付近に展開の師団から抽出された連隊だが、よく訓練されており東京駅周辺における戦闘までにおける損耗率は1.1%と激戦続きにも関わらずかなり低く抑えられている。
・海兵隊第二一連隊
新宿攻防戦等で第一特務連隊と協同して作戦を遂行した部隊。海兵隊精神の『撤退クソくらえ』を体現したような部隊で本作戦における激戦にて一歩も退かず勇猛果敢に戦い抜いた。東京駅周辺の戦闘までにおける損耗率は1.2%。精鋭の集まりといえる。
・日比谷の惨劇
第一特務連隊が作戦第二段階において日比谷公園に突入した際、地下駐車場などで広がっていた光景のこと。死体があちこちに散乱し、生存者もごくわずか。あまりに惨い有り様だったことから後に付けられた名称。死者は最終的に九七七名。生存者は僅かに二二名だった。
・トレニィトリツァの惨劇
孝弘達が異世界で経験した虐殺事件のこと。無実の市民が殺され、嬲られた惨劇のこと。日比谷の惨劇を目撃した際に、思い出してしまった事件。
・結界魔法
孝弘達が閉じ込められた魔法のこと。地球世界では結界魔法の非効率性や中世以降のゴタゴタによって断絶した種類の魔法。
地球世界基準では、強力な魔法ではあるが魔力消費が激しい。外からの攻撃には強いが、発動者が死ぬと解除されることから内からは脆い。魔力消費の割に範囲的に割に合わない。など、メリットとデメリットの双方がある。
このように地球世界では数世紀見られなかった魔法ゆえに当初はかなり混乱していたが、結界の外では奮戦し勝利。内部にいた四人は孝弘と大輝が結界魔法を受けた経験者だったこと。中にいる全員がSランク能力者か戦術級召喚体だったことから閉じ込められた直後こそ戸惑いがあったが、すぐに対処に移った。
なお水帆と知花の二連結型準戦術級複合属性魔法によって外からの攻撃で結界の一部は破壊された。この物語の主人公兼ヒロイン二人を怒らせてはいけない。
・『皇帝陛下《エンペラーズ》の一五人衆《フィフティーン》』
白ローブ達の部隊のこと。双子の白ローブの名乗りによって判明した。その名の通り、皇帝の直轄部隊で、一五人いること。これまでに交戦した白ローブは全員かなりの手練であるのは確かだが、それ以外は詳細が不明。
現時点で三人が死亡。一人が重症以上。残り一一人いるとされるが、どこにいるかは不明。
・『一の鍵・解錠』
茜の能力を限定的に解放する詠唱。召喚主たる璃佳の命で発動可能。璃佳の魔力をして相当の魔力を消費して解放されるだけあって、茜の能力が飛躍的に向上する。途中まで互角だった双子の白ローブとの戦闘展開をひっくり返し、圧勝した。
どうやらその次もあるらしいが詳細は不明。
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
札束艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
生まれついての勝負師。
あるいは、根っからのギャンブラー。
札田場敏太(さつたば・びんた)はそんな自身の本能に引きずられるようにして魑魅魍魎が跋扈する、世界のマーケットにその身を投じる。
時は流れ、世界はその混沌の度を増していく。
そのような中、敏太は将来の日米関係に危惧を抱くようになる。
亡国を回避すべく、彼は金の力で帝国海軍の強化に乗り出す。
戦艦の高速化、ついでに出来の悪い四姉妹は四一センチ砲搭載戦艦に改装。
マル三計画で「翔鶴」型空母三番艦それに四番艦の追加建造。
マル四計画では戦時急造型空母を三隻新造。
高オクタン価ガソリン製造プラントもまるごと買い取り。
科学技術の低さもそれに工業力の貧弱さも、金さえあればどうにか出来る!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
日本VS異世界国家! ー政府が、自衛隊が、奮闘する。
スライム小説家
SF
令和5年3月6日、日本国は唐突に異世界へ転移してしまった。
地球の常識がなにもかも通用しない魔法と戦争だらけの異世界で日本国は生き延びていけるのか!?
異世界国家サバイバル、ここに爆誕!
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR
ばたっちゅ
ファンタジー
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる