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第六章
217 沼地のダンジョン ⑮
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それから中層をしばらく探索したが、スワンプマンは見つからなかった。
アンクも戻ってきたが、成果は無し。
カード化したスワンプマンにも仲間の居場所を訊いてみたが、知らないと返されてしまう。
どうやらスワンプマンは基本的に、集団行動をしていないみたいだ。
何でもお互いがライバルであり、成り代わるのは早い者勝ちだからとのこと。
なので同種が複数集まるのは、そこに弱った獲物がいる時らしい。
またスワンプマンは、泥の塊のような人型モンスターである。
沼地の泥と一体化して、より隠密性を上げているとのこと。
人型になるのは獲物が死亡する可能性があり、少しでも早く成り代わる必要がある時のようだ。
カード化した個体は、俺がキャリアンイーターに負ける事を前提に、出待ちをしていたようである。
更に弱っているようであれば、自身が打って出ることも考えていたらしい。
その判断をするべく様子を見ていたら、先に見つかったと言っていた。
つまり以上のことから、スワンプマンを見つけるのは大変難しい。
生命感知にも引っかからず、感知しにくいダンジョンの泥と混ざっているのだ。
加えてスワンプマン自身も、隠密のスキル持ちである。
想像以上に、見つけにくいモンスターだった。
数も少なければ、それだけ探すのにも時間がかかる。
このダンジョンは、とても広大だ。
俺のモンスターを総動員しても、見つけるのは容易ではない。
それに配下が成り代わられたら、ただでさえ少ないスワンプマンが減ってしまう。
まあ、神授スキルのカード召喚術によって使役している俺の配下に、成り代わりが効くかは不明だが。
そもそも死亡した配下は即座にカードに戻るし、可能性としては低いだろう。
であればその実験ができれば確実なのだが、スワンプマンが貴重すぎてそれも難しい。
そういう訳でどれくらい時間がかかるかも分からないし、スワンプマンの捜索をするにしても、ダンジョンの攻略後とかになるだろう。
スワンプマンはとても欲しいが、俺たちは先に深層へと行くことにする。
とりあえず俺は、レフ以外を一度カードへと戻す。
深層についてはギーギルからの情報で、色々と分かっている。
であれば重要なのは、初動となるだろう。
事前情報が無ければ、後手に回ったのは間違いない。
「よし、行くか」
「にゃん!」
俺はそう声に出すと、深層にいるアサシンクロウを陸地に生えている木に止まらせる。
そしてそのアサシンクロウを目印に、俺は召喚転移を発動した。
◆
やってきた深層では、沼が毒々しい色をしている。
それ以外は、中層の光景と大差はなかった。
この沼に入れば、毒の状態異常を受けることは間違いない。
まあ、俺の場合は状態異常耐性(特大)があるので、効かないと思われるが。
さてそれよりも、早速準備を開始しよう。
この広い陸地を選んだのにも、理由がある。
「出てこい、グイン!」
「グォオウ!」
俺が召喚したのは、ホワイトキングダイルであるグインだ。
大きさは元のサイズであり、陸地に何とか収まっている。
キャリアンイーター戦では出番がなかったためか、とてもやる気に満ちているようだ。
そんなグインのステータスは、こんな感じである。
種族:ホワイトキングダイル(グイン)
種族特性
【水光属性適性】【水光属性耐性(大)】
【威圧】【顎強化(大)】
【狂化】【悪食】【自然治癒力上昇(大)】
エクストラ
【イレギュラーモンスター】
スキル
【水弾連射】【ウォーターブレス】
【ライトウェーブ】【ライトベール】
【縮小】【魔力操作上昇(小)】
【魔力上昇(小)】【精神耐性(小)】
【ライトシールド】【ウォーターランス】
装備
・理性の首輪
名称:理性の首輪
説明
・装備中に発生した著しい精神の起伏を抑え、理性的な行動を可能とする。
・この首輪は装備する者のサイズに調整される。
・この首輪は時間経過と共に修復されていく。
魔法系のスキルを充実させて、精神耐性を取得させた。
また装備は、縮小もあるのでサイズの変わる理性の首輪のみとなっている。
そしてここに、この装備も追加しておく。
名称:万能の鞍
説明
・装備中に限り、スキル【騎獣】を得る。
・この鞍は自動装着される。
・この鞍は装備する者のサイズに調整される。
・この鞍は時間経過と共に修復されていく。
グインに近づければ自動的に装着され、サイズも調整された。
ちなみに騎獣のスキル効果は、乗っている者と連携しやすくなったり負荷の軽減、振り落とし防止など便利なものとなっている。
これで茶色い鞍と、薄緑色の首輪をグインは身につけた。
何だか凶暴なモンスターを無理やり服従させて、騎獣にしたようにも見えなくもない。
とりあえず、俺とレフはグインの背に乗ってみる。
すると乗る場所が、俺のちょうど良いサイズへと調整された。
グインの背はなだらかな曲線になっているので、このままだと俺は開脚に近い状態になる。
だが今では、少し盛り上がった椅子のように鞍が変化しており、楽な姿勢で座ることができた。
「にゃん!」
そしてレフは、俺の前にちょこんと座る。
意外とスペースが広いので、問題なく座ることができた。
詰めれば、もう一体は大丈夫そうだな。
俺はそう思い、子猫サイズになっているレフの隣にアロマを召喚した。
「きゅぃ!」
少し狭そうだが、まあ我慢してくれ。
無理をすればリーフェくらいは召喚できそうだが、今回は止めておこう。
おそらく、邪魔になる可能性の方が高い。
「グォォ」
するとグインも準備はバッチリという風に、ひと鳴きした。
よし、問題は無さそうだし、始めるか。
そう思ってまず初めに、アロマにリフレッシュアロマとリラックスアロマを常時発動させる。
これにより状態異常はその都度治り、魔力も少しずつ回復していく。
そして次に、ゆっくりと毒々しい色の沼地へとグインを進ませる。
当然道中罠が発動して、グインを傷つけようとした。
しかしそれも、グインが常時発動させたライトシールドで、腹部や足の裏などを防ぐ。
稀に傷を負えば、アロマが治癒魔法のヒールで逐一治していった。
また深層のモンスターも見かけるが、今回は無視して進む。
そうしてグインが進み続け、周囲には陸地が無くなる。
ふむ。やるならここら辺がいいだろう。
ここから俺は、グインの魔力タンク代わりだ。
繋がりを通じて、俺はグインへと魔力を送っていく。
「始めるぞ、グイン、お前の力の見せどころだ!」
「グオオオウ!!」
そしてその瞬間、グインが全力のライトウェーブを発動させた。
鞍にいる俺とレフ、アロマには影響はない。
ライトウェーブはグインを中心として、全方向へと光の衝撃を伝えていく。
それにより、周囲の毒々しい泥沼が消し飛び、地面が露出する。
だが当然、穴を埋めるように周囲の泥沼が流れ込む。
ぱっと見これは、意味の分からない行動に思えるだろう。
俺もギーギルから情報を得ていなければ、おそらくは行わなかった。
しかしこのライトウェーブによって、深層は驚きの変化を向かえる。
なんと毒々しい色の沼地全体が波打ち、いくつもの泥の触手が現れた。
更には固まった土の槍を持った泥人形が大量に、泥沼の中から這い出てくる。
そして目の前には巨大な泥の顔がゆっくりと形成されると、俺たちを睨んだ。
当然俺はそれに対して、即座に鑑定を飛ばす。
名称:沼地の毒泥
説明
毒を含んだ沼地の泥
すると、そんな鑑定結果が出てくる。
だがこれは、当然偽装だろう。
分かっていれば、突破するのも容易い。
偽装を打ち破り、本来のステータスを覗こうと試みた。
けれどもそれは次に、鑑定妨害で弾かれる。
しかし俺は再度魔力を込めて、力づくで鑑定妨害を突破していく。
無駄だ。お前の正体を俺に見せろ!
そして俺はそのモンスターの妨害を打ち破り、ステータスを鑑定した。
種族:ゲシュタルトズンプフ
種族特性
【地水闇属性適性】【地水闇属性耐性(中)】
【偽装擬態】【隠密】【領域感知】【再生】
【泥触手】【泥弾】【生魔ドレイン】
【ポイズンタッチ】【身体操作(大)】
【物理耐性(中)】【魔法耐性(中)】
エクストラ
【ダンジョンボス】
スキル
【超肥大化】【泥戦士生成】
【上級鑑定妨害】【濁流】
【体力上昇(大)】
思った通り、こいつはダンジョンボスのようだ。
そう、この深層のダンジョンボスとは、この毒々しい色の沼地そのものなのである。
アンクも戻ってきたが、成果は無し。
カード化したスワンプマンにも仲間の居場所を訊いてみたが、知らないと返されてしまう。
どうやらスワンプマンは基本的に、集団行動をしていないみたいだ。
何でもお互いがライバルであり、成り代わるのは早い者勝ちだからとのこと。
なので同種が複数集まるのは、そこに弱った獲物がいる時らしい。
またスワンプマンは、泥の塊のような人型モンスターである。
沼地の泥と一体化して、より隠密性を上げているとのこと。
人型になるのは獲物が死亡する可能性があり、少しでも早く成り代わる必要がある時のようだ。
カード化した個体は、俺がキャリアンイーターに負ける事を前提に、出待ちをしていたようである。
更に弱っているようであれば、自身が打って出ることも考えていたらしい。
その判断をするべく様子を見ていたら、先に見つかったと言っていた。
つまり以上のことから、スワンプマンを見つけるのは大変難しい。
生命感知にも引っかからず、感知しにくいダンジョンの泥と混ざっているのだ。
加えてスワンプマン自身も、隠密のスキル持ちである。
想像以上に、見つけにくいモンスターだった。
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俺のモンスターを総動員しても、見つけるのは容易ではない。
それに配下が成り代わられたら、ただでさえ少ないスワンプマンが減ってしまう。
まあ、神授スキルのカード召喚術によって使役している俺の配下に、成り代わりが効くかは不明だが。
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であればその実験ができれば確実なのだが、スワンプマンが貴重すぎてそれも難しい。
そういう訳でどれくらい時間がかかるかも分からないし、スワンプマンの捜索をするにしても、ダンジョンの攻略後とかになるだろう。
スワンプマンはとても欲しいが、俺たちは先に深層へと行くことにする。
とりあえず俺は、レフ以外を一度カードへと戻す。
深層についてはギーギルからの情報で、色々と分かっている。
であれば重要なのは、初動となるだろう。
事前情報が無ければ、後手に回ったのは間違いない。
「よし、行くか」
「にゃん!」
俺はそう声に出すと、深層にいるアサシンクロウを陸地に生えている木に止まらせる。
そしてそのアサシンクロウを目印に、俺は召喚転移を発動した。
◆
やってきた深層では、沼が毒々しい色をしている。
それ以外は、中層の光景と大差はなかった。
この沼に入れば、毒の状態異常を受けることは間違いない。
まあ、俺の場合は状態異常耐性(特大)があるので、効かないと思われるが。
さてそれよりも、早速準備を開始しよう。
この広い陸地を選んだのにも、理由がある。
「出てこい、グイン!」
「グォオウ!」
俺が召喚したのは、ホワイトキングダイルであるグインだ。
大きさは元のサイズであり、陸地に何とか収まっている。
キャリアンイーター戦では出番がなかったためか、とてもやる気に満ちているようだ。
そんなグインのステータスは、こんな感じである。
種族:ホワイトキングダイル(グイン)
種族特性
【水光属性適性】【水光属性耐性(大)】
【威圧】【顎強化(大)】
【狂化】【悪食】【自然治癒力上昇(大)】
エクストラ
【イレギュラーモンスター】
スキル
【水弾連射】【ウォーターブレス】
【ライトウェーブ】【ライトベール】
【縮小】【魔力操作上昇(小)】
【魔力上昇(小)】【精神耐性(小)】
【ライトシールド】【ウォーターランス】
装備
・理性の首輪
名称:理性の首輪
説明
・装備中に発生した著しい精神の起伏を抑え、理性的な行動を可能とする。
・この首輪は装備する者のサイズに調整される。
・この首輪は時間経過と共に修復されていく。
魔法系のスキルを充実させて、精神耐性を取得させた。
また装備は、縮小もあるのでサイズの変わる理性の首輪のみとなっている。
そしてここに、この装備も追加しておく。
名称:万能の鞍
説明
・装備中に限り、スキル【騎獣】を得る。
・この鞍は自動装着される。
・この鞍は装備する者のサイズに調整される。
・この鞍は時間経過と共に修復されていく。
グインに近づければ自動的に装着され、サイズも調整された。
ちなみに騎獣のスキル効果は、乗っている者と連携しやすくなったり負荷の軽減、振り落とし防止など便利なものとなっている。
これで茶色い鞍と、薄緑色の首輪をグインは身につけた。
何だか凶暴なモンスターを無理やり服従させて、騎獣にしたようにも見えなくもない。
とりあえず、俺とレフはグインの背に乗ってみる。
すると乗る場所が、俺のちょうど良いサイズへと調整された。
グインの背はなだらかな曲線になっているので、このままだと俺は開脚に近い状態になる。
だが今では、少し盛り上がった椅子のように鞍が変化しており、楽な姿勢で座ることができた。
「にゃん!」
そしてレフは、俺の前にちょこんと座る。
意外とスペースが広いので、問題なく座ることができた。
詰めれば、もう一体は大丈夫そうだな。
俺はそう思い、子猫サイズになっているレフの隣にアロマを召喚した。
「きゅぃ!」
少し狭そうだが、まあ我慢してくれ。
無理をすればリーフェくらいは召喚できそうだが、今回は止めておこう。
おそらく、邪魔になる可能性の方が高い。
「グォォ」
するとグインも準備はバッチリという風に、ひと鳴きした。
よし、問題は無さそうだし、始めるか。
そう思ってまず初めに、アロマにリフレッシュアロマとリラックスアロマを常時発動させる。
これにより状態異常はその都度治り、魔力も少しずつ回復していく。
そして次に、ゆっくりと毒々しい色の沼地へとグインを進ませる。
当然道中罠が発動して、グインを傷つけようとした。
しかしそれも、グインが常時発動させたライトシールドで、腹部や足の裏などを防ぐ。
稀に傷を負えば、アロマが治癒魔法のヒールで逐一治していった。
また深層のモンスターも見かけるが、今回は無視して進む。
そうしてグインが進み続け、周囲には陸地が無くなる。
ふむ。やるならここら辺がいいだろう。
ここから俺は、グインの魔力タンク代わりだ。
繋がりを通じて、俺はグインへと魔力を送っていく。
「始めるぞ、グイン、お前の力の見せどころだ!」
「グオオオウ!!」
そしてその瞬間、グインが全力のライトウェーブを発動させた。
鞍にいる俺とレフ、アロマには影響はない。
ライトウェーブはグインを中心として、全方向へと光の衝撃を伝えていく。
それにより、周囲の毒々しい泥沼が消し飛び、地面が露出する。
だが当然、穴を埋めるように周囲の泥沼が流れ込む。
ぱっと見これは、意味の分からない行動に思えるだろう。
俺もギーギルから情報を得ていなければ、おそらくは行わなかった。
しかしこのライトウェーブによって、深層は驚きの変化を向かえる。
なんと毒々しい色の沼地全体が波打ち、いくつもの泥の触手が現れた。
更には固まった土の槍を持った泥人形が大量に、泥沼の中から這い出てくる。
そして目の前には巨大な泥の顔がゆっくりと形成されると、俺たちを睨んだ。
当然俺はそれに対して、即座に鑑定を飛ばす。
名称:沼地の毒泥
説明
毒を含んだ沼地の泥
すると、そんな鑑定結果が出てくる。
だがこれは、当然偽装だろう。
分かっていれば、突破するのも容易い。
偽装を打ち破り、本来のステータスを覗こうと試みた。
けれどもそれは次に、鑑定妨害で弾かれる。
しかし俺は再度魔力を込めて、力づくで鑑定妨害を突破していく。
無駄だ。お前の正体を俺に見せろ!
そして俺はそのモンスターの妨害を打ち破り、ステータスを鑑定した。
種族:ゲシュタルトズンプフ
種族特性
【地水闇属性適性】【地水闇属性耐性(中)】
【偽装擬態】【隠密】【領域感知】【再生】
【泥触手】【泥弾】【生魔ドレイン】
【ポイズンタッチ】【身体操作(大)】
【物理耐性(中)】【魔法耐性(中)】
エクストラ
【ダンジョンボス】
スキル
【超肥大化】【泥戦士生成】
【上級鑑定妨害】【濁流】
【体力上昇(大)】
思った通り、こいつはダンジョンボスのようだ。
そう、この深層のダンジョンボスとは、この毒々しい色の沼地そのものなのである。
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