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第五章
182 宝珠を求めて
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捜索に出していたアサシンクロウの一羽が、それらしきものを発見した。
どうやらそれは、巨大な城と城下町だという。
もしかしたらこの大陸、国の王都かもしれない。
感覚を繋いで確かめてみれば、確かにその光景が広がっていた。
これは、凄いな。
以前見た、ラブライア王国の王都よりも立派だった。
遠目でもそれが、よくわかる。
城はまるで、魔王城といっても遜色はないかもしれない。
また禍々しい雰囲気はあるものの、廃墟街のような荒廃感も無かった。
城はもちろん、城下町にも壊れた箇所は見受けられない。
これは、もう少し近づいてみなければ分からないな。
そう思い、アサシンクロウの一羽を向かわせる。
だがどういう訳か、一定の距離に入ると体を反転させて戻ってきた。
入った瞬間、追い出された感じだ。
なるほど。正規のルートでなければ、侵入は出来ないという事か。
だとすればその場所は、おそらく城下町の正門かもしれない。
見れば、城下町の正面には巨大な門がある。
城下町を突破して、城に入るという事だろう。
そして城の奥には、ボスモンスターがいる可能性が高い。
また一定の距離近づけば追い出されるので、塔の時のような侵入方法は不可能だろう。
これは、正面から堂々と行くしかなさそうだ。
幸い、まだ他の冒険者が来た様子はない。
だが宝珠を持っているならば、いずれ辿り着くだろう。
時間が惜しいな。ここは正攻法で行くことにする。
俺はそう決断すると、城下町の正門から少し離れた場所に召喚転移でやってきた。
実際やって来ると、その大きさに圧倒される。
塔よりも、明らかに凄いな。
もしかしたら、まだ見つけていない二つよりも、難易度が高い可能性もある。
まあ、だとしても挑戦することには変わりない。
俺はレフを連れて、ゆっくりと進んでいく。
すると正門には、二体のスケルトンナイトがいた。
正門の横にある、小さな出入口の前に立っている。
おそらく、そこがこのダンジョンの入り口なのだろう。
だとすればあのスケルトンナイト二体は、門番か。
にしても、最初からCランクとは意外だな。
それはここだけなのか、それともCランクから始まるのか、結果次第では大きく変わる。
もしCランクから始まるとすれば、道中でBランクが確実に出てくるだろう。
もしかしたら、Aランクが出てくる可能性もある。
であれば、ボスはSランクか?
まあどちらにしても、確かめてみれば分かることだろう。
そう思いながら、俺は双骨牙に手をかけた――その時。
「待たれよ! 剣を抜けば、敵とみなす!」
「なっ!?」
あまりにも普通に喋ったので、俺はつい驚きの声を漏らしてしまう。
「他国の者よ! ここはルベニア王国の王都、ジークランデである! 事と次第によっては、全面的な攻勢に出させてもらう!」
「今はただでさえ小規模国境門が異常発生しておるのだ。許可なき他国の者を通すわけにはいかん! 直ちに立ち去られよ!」
これは、どうしたものか。
モンスターだが普通に喋り、警告まで口にする。
よく見ればスケルトンナイトの眼窩の奥には、青い光が見えた。
普通のスケルトンナイトとは、違うのかもしれない。
気になるが、ここで鑑定を発動するのは止めておいた方がいいだろう。
加えて安易に倒すことも止めた方がいいと、強く俺の直感スキルが示している。
これは、なるべく穏便に済ました方がいいかもしれない。
「それは知らなかった。俺は他国から来たが、どこかに属しているわけではない旅のものだ。ここに来たのは、この宝珠が道を示したからに過ぎない」
俺はそう言って、塔で手に入れた宝珠を取り出した。
「ぬぅ!? それは宝珠! つまりお主は、挑戦者か!」
「ぐぬぬ、であれば、拒否することは出来ぬ。す、少し待たれよ!」
「あ、ああ、分かった」
すると宝珠は効果があったようで、待つように言われる。
スケルトンナイトの一体は、出入口の奥へと消えていく。
何か、想像していた展開と違った。
相手がモンスターでも、話が通じる者を問答無用で倒すのは、抵抗があるな。
だとすればここは、相手のルールに従った上で挑戦しよう。
そうして数分待っていると、奥に消えたスケルトンナイトが戻ってきた。
「シルバニア殿がお会いするそうだ」
「なに!? シルバニア殿が!?」
「ああ、戻ってきた時に、おとなしく待っているようであれば連れてくるようにと」
どうやら、シルバニアという人物? が俺を呼んでいるらしい。
罠を疑ってもいいのだろうが、直感スキルに反応は無かった。
それと以心伝心+の効果から分かる表面的な感情から、嘘を言っている感じはない。
「なるほど。他国の者は、そのほとんどが我らに攻撃を仕掛けてきたからな。理性的な対応をするだけで、違うな」
「そういう訳だ。他国の者よ。名を何という? 私は門番のドヴォール。コイツはザグールだ」
すると名前を訊かれたので、俺は素直に答えることにした。
「俺はジン、こっちは相棒のレフだ」
「にゃにゃん!」
スケルトンナイトに名前があることには驚いたが、普通に喋るのであれば名前を持っていてもおかしくはないかもしれない。
「なるほど、ジン殿か。ジン殿。そういう訳で、シルバニア殿と会っていただけるか?」
「会うのは構わないが、シルバニア殿とは、いったいどんな方なんだ?」
このスケルトンナイトたちより上の存在とは分かるのだが、最低限のことは知っておきたい。
「シルバニア殿は、数か月前に現れた人物だ。今は女王様の側近であり、我らの上司でもある」
「なるほど」
数か月前に来て今は側近? もしかして転移者か? でもダンジョンだしな。いや、言葉が通じるし、可能性はあるか?
どちらにしても、会ってみなければ分からない。
ここまで来たら、相手に従おう。
「それでは、こちらについて来てくだされ」
「分かっていると思うが、ここから少しでも変な事をすれば、我々と戦うことになる事を忘れないように」
「ああ、了解した」
おそらく我々というのは、この王都全てという感じがする。
下手に剣を抜けば、面倒なことになりそうだ。
戦いを始めることはいつでもできるので、警戒しつつもおとなしく着いて行くことにする。
小さな出入口を過ぎると、そこは小部屋になっていた。
どうやら、ここから城下町に直接繋がっているわけではなさそうだ。
その代わり、部屋の中央には魔法陣がある。
おそらく、塔のダンジョンにもあった入場の魔法陣に近いものだろう。
「少し待たれよ」
スケルトンナイトのドヴォールがそう言うと、魔法陣に触れる。
すると少しして、魔法陣の色が赤から青に変わった。
「待たせた、それではこちらに乗ってくだされ」
「ああ」
その言葉に従い、俺とレフは魔法陣に乗る。
「俺は門に戻らせてもらおう」
「ザグールよ。任せた。私はこのまま案内をしよう」
するとスケルトンナイトのザグールは小部屋を出ていき、ドヴォールが魔法陣に乗った。
そして合計三十秒経つと、俺たちは転移する。
ここはもしかして、城の中か?
広々としたエントランスホールが、目の前に広がっていた。
「こちらだ。付いてまいれ」
「ああ」
そうして言われた通りドヴォールに着いて行くと、ある部屋に辿り着く。
「ドヴォールです。旅人のジン殿を連れてまいりました」
ドヴォールがノックした後、来たことを告げる。
「わかった、通してくれ」
そんな若い男の声が聞こえ、同時にドアが開かれた。
「私はここで待つことになっている。再三言うが、変な気は起こさぬように」
「ああ」
ドヴォールに警告された後、俺とレフは通されて中に入る。
するとそこには、一人の男性が立っていた。
貴族服にステッキを持った。十代後半の男。
黒髪が目を覆うほど長く、身長は160中ごろ。服装こそ西洋風だが、顔は明らかにアジア人だった。
間違いない、転移者だ。直感的に、そう確信する。
俺は転移者との唐突な出会いに、警戒を強めるのであった。
どうやらそれは、巨大な城と城下町だという。
もしかしたらこの大陸、国の王都かもしれない。
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これは、凄いな。
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入った瞬間、追い出された感じだ。
なるほど。正規のルートでなければ、侵入は出来ないという事か。
だとすればその場所は、おそらく城下町の正門かもしれない。
見れば、城下町の正面には巨大な門がある。
城下町を突破して、城に入るという事だろう。
そして城の奥には、ボスモンスターがいる可能性が高い。
また一定の距離近づけば追い出されるので、塔の時のような侵入方法は不可能だろう。
これは、正面から堂々と行くしかなさそうだ。
幸い、まだ他の冒険者が来た様子はない。
だが宝珠を持っているならば、いずれ辿り着くだろう。
時間が惜しいな。ここは正攻法で行くことにする。
俺はそう決断すると、城下町の正門から少し離れた場所に召喚転移でやってきた。
実際やって来ると、その大きさに圧倒される。
塔よりも、明らかに凄いな。
もしかしたら、まだ見つけていない二つよりも、難易度が高い可能性もある。
まあ、だとしても挑戦することには変わりない。
俺はレフを連れて、ゆっくりと進んでいく。
すると正門には、二体のスケルトンナイトがいた。
正門の横にある、小さな出入口の前に立っている。
おそらく、そこがこのダンジョンの入り口なのだろう。
だとすればあのスケルトンナイト二体は、門番か。
にしても、最初からCランクとは意外だな。
それはここだけなのか、それともCランクから始まるのか、結果次第では大きく変わる。
もしCランクから始まるとすれば、道中でBランクが確実に出てくるだろう。
もしかしたら、Aランクが出てくる可能性もある。
であれば、ボスはSランクか?
まあどちらにしても、確かめてみれば分かることだろう。
そう思いながら、俺は双骨牙に手をかけた――その時。
「待たれよ! 剣を抜けば、敵とみなす!」
「なっ!?」
あまりにも普通に喋ったので、俺はつい驚きの声を漏らしてしまう。
「他国の者よ! ここはルベニア王国の王都、ジークランデである! 事と次第によっては、全面的な攻勢に出させてもらう!」
「今はただでさえ小規模国境門が異常発生しておるのだ。許可なき他国の者を通すわけにはいかん! 直ちに立ち去られよ!」
これは、どうしたものか。
モンスターだが普通に喋り、警告まで口にする。
よく見ればスケルトンナイトの眼窩の奥には、青い光が見えた。
普通のスケルトンナイトとは、違うのかもしれない。
気になるが、ここで鑑定を発動するのは止めておいた方がいいだろう。
加えて安易に倒すことも止めた方がいいと、強く俺の直感スキルが示している。
これは、なるべく穏便に済ました方がいいかもしれない。
「それは知らなかった。俺は他国から来たが、どこかに属しているわけではない旅のものだ。ここに来たのは、この宝珠が道を示したからに過ぎない」
俺はそう言って、塔で手に入れた宝珠を取り出した。
「ぬぅ!? それは宝珠! つまりお主は、挑戦者か!」
「ぐぬぬ、であれば、拒否することは出来ぬ。す、少し待たれよ!」
「あ、ああ、分かった」
すると宝珠は効果があったようで、待つように言われる。
スケルトンナイトの一体は、出入口の奥へと消えていく。
何か、想像していた展開と違った。
相手がモンスターでも、話が通じる者を問答無用で倒すのは、抵抗があるな。
だとすればここは、相手のルールに従った上で挑戦しよう。
そうして数分待っていると、奥に消えたスケルトンナイトが戻ってきた。
「シルバニア殿がお会いするそうだ」
「なに!? シルバニア殿が!?」
「ああ、戻ってきた時に、おとなしく待っているようであれば連れてくるようにと」
どうやら、シルバニアという人物? が俺を呼んでいるらしい。
罠を疑ってもいいのだろうが、直感スキルに反応は無かった。
それと以心伝心+の効果から分かる表面的な感情から、嘘を言っている感じはない。
「なるほど。他国の者は、そのほとんどが我らに攻撃を仕掛けてきたからな。理性的な対応をするだけで、違うな」
「そういう訳だ。他国の者よ。名を何という? 私は門番のドヴォール。コイツはザグールだ」
すると名前を訊かれたので、俺は素直に答えることにした。
「俺はジン、こっちは相棒のレフだ」
「にゃにゃん!」
スケルトンナイトに名前があることには驚いたが、普通に喋るのであれば名前を持っていてもおかしくはないかもしれない。
「なるほど、ジン殿か。ジン殿。そういう訳で、シルバニア殿と会っていただけるか?」
「会うのは構わないが、シルバニア殿とは、いったいどんな方なんだ?」
このスケルトンナイトたちより上の存在とは分かるのだが、最低限のことは知っておきたい。
「シルバニア殿は、数か月前に現れた人物だ。今は女王様の側近であり、我らの上司でもある」
「なるほど」
数か月前に来て今は側近? もしかして転移者か? でもダンジョンだしな。いや、言葉が通じるし、可能性はあるか?
どちらにしても、会ってみなければ分からない。
ここまで来たら、相手に従おう。
「それでは、こちらについて来てくだされ」
「分かっていると思うが、ここから少しでも変な事をすれば、我々と戦うことになる事を忘れないように」
「ああ、了解した」
おそらく我々というのは、この王都全てという感じがする。
下手に剣を抜けば、面倒なことになりそうだ。
戦いを始めることはいつでもできるので、警戒しつつもおとなしく着いて行くことにする。
小さな出入口を過ぎると、そこは小部屋になっていた。
どうやら、ここから城下町に直接繋がっているわけではなさそうだ。
その代わり、部屋の中央には魔法陣がある。
おそらく、塔のダンジョンにもあった入場の魔法陣に近いものだろう。
「少し待たれよ」
スケルトンナイトのドヴォールがそう言うと、魔法陣に触れる。
すると少しして、魔法陣の色が赤から青に変わった。
「待たせた、それではこちらに乗ってくだされ」
「ああ」
その言葉に従い、俺とレフは魔法陣に乗る。
「俺は門に戻らせてもらおう」
「ザグールよ。任せた。私はこのまま案内をしよう」
するとスケルトンナイトのザグールは小部屋を出ていき、ドヴォールが魔法陣に乗った。
そして合計三十秒経つと、俺たちは転移する。
ここはもしかして、城の中か?
広々としたエントランスホールが、目の前に広がっていた。
「こちらだ。付いてまいれ」
「ああ」
そうして言われた通りドヴォールに着いて行くと、ある部屋に辿り着く。
「ドヴォールです。旅人のジン殿を連れてまいりました」
ドヴォールがノックした後、来たことを告げる。
「わかった、通してくれ」
そんな若い男の声が聞こえ、同時にドアが開かれた。
「私はここで待つことになっている。再三言うが、変な気は起こさぬように」
「ああ」
ドヴォールに警告された後、俺とレフは通されて中に入る。
するとそこには、一人の男性が立っていた。
貴族服にステッキを持った。十代後半の男。
黒髪が目を覆うほど長く、身長は160中ごろ。服装こそ西洋風だが、顔は明らかにアジア人だった。
間違いない、転移者だ。直感的に、そう確信する。
俺は転移者との唐突な出会いに、警戒を強めるのであった。
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