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第一章
004 初級ゴブリンのダンジョン(暫定)
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ダンジョン内に入りしばらく歩いたところで、俺は周囲に誰もいないことを確認すると、ゴブリンを召喚する。
「ごぶ!」
「ごぶぶ!」
「ごぶ?」
「ごっぶ!」
ベックたちにやられた二匹はまだ召喚できないので、現状この四匹が最高戦力だ。
前後に二匹ずつ移動させると、まず先に試したい事をしてみる。
それは、自分自身に鑑定をすることだ。
そういう訳で、さっそく自分を鑑定してみる。
名称:ジン
種族:デミゴッド
年齢:15
性別:男
種族特性
【状態異常耐性(特大)】【属性耐性(特大)】
【身体能力上昇(特大)】【魔力上昇(特大)】
【全属性適性】【全装備適性】【全種族特攻】
【再生】【病気無効】
神授スキル
【二重取り】【カード召喚術】
エクストラ
【ストレージ】【鑑定】【言語理解】【偽装】【直感】
当然というべきか、やはりこうなるのか。
仮に俺以外に鑑定できる者がいた場合、そうとう困る。
なのでここはエクストラの偽装を使用して、偽の能力を見せることにした。
ベック達のを参考にしつつ、結果として俺の能力はこのようになる。
名称:ジン
種族:人族
年齢:15
性別:男
スキル
【カード召喚術】【直感】【状態異常耐性(小)】
カード召喚術は今後使っていくことを考えると隠し通せそうにないので、表示させることにした。
ただそれだけだと味気ないので、直感と状態異常耐性(小)を能力に載せている。
ベックもスキルを三つ持っていたし、問題ないだろう。
これで他人から鑑定されても、一先ず安心だ。
そうしてやりたいことを終えた俺は、ダンジョンを進むことにした。
「ごぶ!」
「ごぶぶぶ!」
「ごぎゃ!?」
基本ゴブリンが一体だけ現れれば、前衛の味方ゴブリン二匹が抑えて、俺が止めを刺す。
複数の場合は、後ろの二匹も動かす感じだ。
そして現状ゴブリンのカードは六枚なので、不測の事態を考えて三十枚は欲しいところ。
今日はおそらく、依頼を熟すことはできそうにない。
まあ、急いでいるわけじゃないし、資金もまだある。
ゆっくりやっていこう。
そういう訳で俺はゴブリンを狩り続け、カード化していく。
ちなみに俺が倒さなくても、ゴブリンが倒せばカード化することができる。
いちいち止めを俺が刺す必要が無いので、これは楽だ。
それと普通このような複雑なダンジョンであれば、道中のルートをメモする必要がある。
だがどういう訳か、ゴブリンたちは全員出入口までの道が分かるという。
もしかしたら、このダンジョンで生まれた事に関係があるのかもしれない。
試しに一度案内させてみたが、迷わず出入り口まで辿り着いた。
この結果は、生前の記憶を保持していると考えて間違いなさそうだ。
また一応俺の手下になっていることについて訊いてみたが、悪感情どころかむしろ忠誠を誓う狂信者のようである。
このカード召喚術の本当に凄い部分は、ここなのかもしれない。
何はともあれ、反逆される事はなさそうで安心した。
そして再びダンジョンに戻り、先へと進んでいく。
だがここで、俺はあることに気が付いた。
それはゴブリンに、ダンジョンを案内させればいいということ。
加えてダンジョンといえば、お宝である。
俺の方針は決まった。
「お前たち。このダンジョンのお宝がある場所を知っているか? 知っているなら案内してくれ」
「ごっぶ!」
するとゴブリンたちは分かったと言うように声を上げると、案内を開始した。
そうして道中出てくるゴブリンを倒しつつ、ある部屋に辿り着く。
確かにそこには宝箱があるが、蓋が開いていた。
どうやら、他の冒険者が先に取っていたようである。
「まあ、簡単にはいかないか。よし、次の案内を頼む」
「ごっぶ!」
無かったのは残念だが、お宝が置いてある場所に辿り着けることは分かった。
何度か続ければ、いずれ当たりに辿り着くだろう。
それから二度似たようなことを続け、四回目にしてとうとう未開封の宝箱を発見した。
「お! ようやくか! よし、開けるぞ!」
俺は嬉しさのあまり、宝箱を無造作に開ける。
「うおっ!?」
だがその瞬間、矢が顔面目掛けて飛んできた。
俺は身体能力が高いこともあり、矢をなんとか回避する。
「あっぶな……」
いや、これは俺の不注意だな。
避けられなかったら、どうなっていたことやら……。
次からは、ゴブリンに開けさせよう。
バクバクした心臓を落ち着かせると、俺はようやく宝箱の中身を確認する。
「これは……薬品か?」
入っていたのは、赤い液体の入った小さな瓶。
とりあえず中身が分からないので、鑑定をしてみる。
名称:ポーション(最下級)
説明
使用することで最低限の傷を癒す。
なるほど。再生のある俺にはあまり使い道がなさそうだ。一応他人に使うかもしれないし、とってこう。
俺はストレージにポーションをしまうと、お宝探しを再開した。
どうやら奥に進めば進むほど、お宝が残っている事が多い。
あれからハズレが五回。当たりが二回というところ。
ちなみに見つけた二つの宝箱の内容は、銀貨三枚と先ほど見つけたポーションと同じものである。
また宝箱の一つには矢を放つ罠があり、ゴブリンが一匹やられてしまった。
けれどもゴブリンのカードも六枚から二十二枚まで増えており、一匹くらいはどうということはない。
奥に進むと敵が複数現れるようになったので、前衛に三匹、後衛に三匹にしている。
ダンジョン内の広さを考えると、これくらいの数が妥当だ。
そしてまた、新たな宝箱を見つけた。
ゴブリンに開けさせたが、罠はないようである。
「これは、グローブか?」
とりあえず鑑定。
名称:グレイウルフのグローブ
説明
グレイウルフの革から作られたグローブ。
説明はシンプルだが、これがグレイウルフというのから作られたのは分かった。
それにしても、グレイウルフか。カードが欲しいな。
何となく、ゴブリンより役に立ちそうな気がする。
このダンジョンをあらかた探索し終えたら、他のモンスターを探してみよう。
さて、さっそく手に入れたグローブをつけて見るか。
大きさは、悪くないな。
剣を振るっても違和感はない。
これなら装備しても問題はなさそうだ。
そうして次の宝箱を探そうと考えた時だった。
「おい、なんだこりゃ?」
「今助けてやるよ。へへっ」
男が二人現れて、ゴブリンを斬り始めた。
「ごぶ!」
「ごぶぶ!」
「ごぶ?」
「ごっぶ!」
ベックたちにやられた二匹はまだ召喚できないので、現状この四匹が最高戦力だ。
前後に二匹ずつ移動させると、まず先に試したい事をしてみる。
それは、自分自身に鑑定をすることだ。
そういう訳で、さっそく自分を鑑定してみる。
名称:ジン
種族:デミゴッド
年齢:15
性別:男
種族特性
【状態異常耐性(特大)】【属性耐性(特大)】
【身体能力上昇(特大)】【魔力上昇(特大)】
【全属性適性】【全装備適性】【全種族特攻】
【再生】【病気無効】
神授スキル
【二重取り】【カード召喚術】
エクストラ
【ストレージ】【鑑定】【言語理解】【偽装】【直感】
当然というべきか、やはりこうなるのか。
仮に俺以外に鑑定できる者がいた場合、そうとう困る。
なのでここはエクストラの偽装を使用して、偽の能力を見せることにした。
ベック達のを参考にしつつ、結果として俺の能力はこのようになる。
名称:ジン
種族:人族
年齢:15
性別:男
スキル
【カード召喚術】【直感】【状態異常耐性(小)】
カード召喚術は今後使っていくことを考えると隠し通せそうにないので、表示させることにした。
ただそれだけだと味気ないので、直感と状態異常耐性(小)を能力に載せている。
ベックもスキルを三つ持っていたし、問題ないだろう。
これで他人から鑑定されても、一先ず安心だ。
そうしてやりたいことを終えた俺は、ダンジョンを進むことにした。
「ごぶ!」
「ごぶぶぶ!」
「ごぎゃ!?」
基本ゴブリンが一体だけ現れれば、前衛の味方ゴブリン二匹が抑えて、俺が止めを刺す。
複数の場合は、後ろの二匹も動かす感じだ。
そして現状ゴブリンのカードは六枚なので、不測の事態を考えて三十枚は欲しいところ。
今日はおそらく、依頼を熟すことはできそうにない。
まあ、急いでいるわけじゃないし、資金もまだある。
ゆっくりやっていこう。
そういう訳で俺はゴブリンを狩り続け、カード化していく。
ちなみに俺が倒さなくても、ゴブリンが倒せばカード化することができる。
いちいち止めを俺が刺す必要が無いので、これは楽だ。
それと普通このような複雑なダンジョンであれば、道中のルートをメモする必要がある。
だがどういう訳か、ゴブリンたちは全員出入口までの道が分かるという。
もしかしたら、このダンジョンで生まれた事に関係があるのかもしれない。
試しに一度案内させてみたが、迷わず出入り口まで辿り着いた。
この結果は、生前の記憶を保持していると考えて間違いなさそうだ。
また一応俺の手下になっていることについて訊いてみたが、悪感情どころかむしろ忠誠を誓う狂信者のようである。
このカード召喚術の本当に凄い部分は、ここなのかもしれない。
何はともあれ、反逆される事はなさそうで安心した。
そして再びダンジョンに戻り、先へと進んでいく。
だがここで、俺はあることに気が付いた。
それはゴブリンに、ダンジョンを案内させればいいということ。
加えてダンジョンといえば、お宝である。
俺の方針は決まった。
「お前たち。このダンジョンのお宝がある場所を知っているか? 知っているなら案内してくれ」
「ごっぶ!」
するとゴブリンたちは分かったと言うように声を上げると、案内を開始した。
そうして道中出てくるゴブリンを倒しつつ、ある部屋に辿り着く。
確かにそこには宝箱があるが、蓋が開いていた。
どうやら、他の冒険者が先に取っていたようである。
「まあ、簡単にはいかないか。よし、次の案内を頼む」
「ごっぶ!」
無かったのは残念だが、お宝が置いてある場所に辿り着けることは分かった。
何度か続ければ、いずれ当たりに辿り着くだろう。
それから二度似たようなことを続け、四回目にしてとうとう未開封の宝箱を発見した。
「お! ようやくか! よし、開けるぞ!」
俺は嬉しさのあまり、宝箱を無造作に開ける。
「うおっ!?」
だがその瞬間、矢が顔面目掛けて飛んできた。
俺は身体能力が高いこともあり、矢をなんとか回避する。
「あっぶな……」
いや、これは俺の不注意だな。
避けられなかったら、どうなっていたことやら……。
次からは、ゴブリンに開けさせよう。
バクバクした心臓を落ち着かせると、俺はようやく宝箱の中身を確認する。
「これは……薬品か?」
入っていたのは、赤い液体の入った小さな瓶。
とりあえず中身が分からないので、鑑定をしてみる。
名称:ポーション(最下級)
説明
使用することで最低限の傷を癒す。
なるほど。再生のある俺にはあまり使い道がなさそうだ。一応他人に使うかもしれないし、とってこう。
俺はストレージにポーションをしまうと、お宝探しを再開した。
どうやら奥に進めば進むほど、お宝が残っている事が多い。
あれからハズレが五回。当たりが二回というところ。
ちなみに見つけた二つの宝箱の内容は、銀貨三枚と先ほど見つけたポーションと同じものである。
また宝箱の一つには矢を放つ罠があり、ゴブリンが一匹やられてしまった。
けれどもゴブリンのカードも六枚から二十二枚まで増えており、一匹くらいはどうということはない。
奥に進むと敵が複数現れるようになったので、前衛に三匹、後衛に三匹にしている。
ダンジョン内の広さを考えると、これくらいの数が妥当だ。
そしてまた、新たな宝箱を見つけた。
ゴブリンに開けさせたが、罠はないようである。
「これは、グローブか?」
とりあえず鑑定。
名称:グレイウルフのグローブ
説明
グレイウルフの革から作られたグローブ。
説明はシンプルだが、これがグレイウルフというのから作られたのは分かった。
それにしても、グレイウルフか。カードが欲しいな。
何となく、ゴブリンより役に立ちそうな気がする。
このダンジョンをあらかた探索し終えたら、他のモンスターを探してみよう。
さて、さっそく手に入れたグローブをつけて見るか。
大きさは、悪くないな。
剣を振るっても違和感はない。
これなら装備しても問題はなさそうだ。
そうして次の宝箱を探そうと考えた時だった。
「おい、なんだこりゃ?」
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男が二人現れて、ゴブリンを斬り始めた。
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