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四章
7※
しおりを挟む少女が足の間に座ったことを確認すると、リオンは窮屈そうに収まっていた自身の一物を取り出した。
とっくに張りつめて勃ち上がっているそれは取り出した瞬間におち、ぺちんと少女の頬を撫でた。
「舐め方知ってる?」
「???」
舐め方とは……と言いたげな少女の表情に、リオンはあー、と天井を見上げた。
そういえば今までの口淫はリオンが少女の口を使って適当にしごいていただけで、少女に『噛むな、歯を当てるな』以外の指示をしたことは無かった。
「じゃあ、俺の言うとおりにして」
先ほど昇り詰めた余韻がまだまだ体を支配しているのか、ぽわぽわしながら少女は頷いた。
良い子だと、リオンは少女の髪をくしゃっとなでた。一緒に暮らしていた時よりも栄養状態が良くなったのか、くすんだ灰色だった少女の髪は、光に当たると銀色にも見えるつややかな色になっていた。
「リオン様……?」
「あー、いや、何でもない。ーーほら、まず手で握って。強くは握んなよ」
おそるおそるリオンのものを握る少女のおぼつかなさにぞくぞくしながら、つづけて指示をだすと少女は素直に先端に舌をつけて舐めしゃぶりはじめた。
ちゅ、はっ、ん。
「っ、はあ。そうそう、裏も舐めて、そう、で先端を舐めて口に含んで……は」
最初は恐る恐るだったのに、リオンがわずかに吐息をもらしはじめた事が嬉しかったのか、次第に大胆になってきた。
「あー、口の中で舌回して、そうそう、手でしごいて……はあ、ん、そういい感じ」
「ひもちいいれすか……」
リオンの物を口に含んだまま、上目遣いで尋ねてきた少女に、リオンは強い劣情を催した。
「ひおん、さ、ま……?は、ぐっ、ごほっ」
思わず少女の頭を引き寄せて、自身の物を思いっきり少女の口内に突き入れる。そのまま自身の快感の導くままに、口内を蹂躙した。
「あ、っ、出る……!!!」
少女の口内に射精して、自身の物を抜き出すと、少女がゴホゴホッとむせたのがわかった。
「ああ、わりっ。ーー大丈夫か」
今日は、優しくするつもりだったのにと、気遣うと、少女は驚いた顔をして、くしゃりと下手な作り笑いをした。
「だ、大丈夫です……」
その顔がなんだか腹が立ったリオンは、ひょいと少女を持ち上げると、ベットに放り出した。
くちゅくちゅと少女の中に指をいれて濡れぐらいを確認するとあんな口淫だったのにも関わらず、どろどろに溶けていた。
「へえっ?」
リオンははたから見ると肉食獣のような凶暴な笑みを顔に浮かべると、真っ赤になっている少女に「抱くぞ」と一言告げた。
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