8 / 21
2 魔の森
5
しおりを挟む「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。今日は父の日。そこで今回の番外編は父の日をテーマにお伝えしたいと思います。ではメンバーの元に行ってみましょう」
村正はそう言って、最初のトップバッターである影の元に移動した。
影はうずくまって胸に手を当てていた。
「影!どうしたんだ?」
「村正殿!ひどいでござる!」
「なぜ?」
「番外編親父たち、父になるで、父の日を一度も祝ってもらえないことを知っているはずでござる!それなのに傷口に塩を塗るような事をして何か恨みでもあるんでござるか?」
「安心しろ影!すでに拙者も腹を切ってもいないのに痛みを感じている!」
「村正殿!」
「陰腹を…切った人の…気持ちがよくわかる…グフッ!」
それだけ言って村正は口から血を吐いて倒れた。
「村正殿!しっかりするでござる!傷は浅いでござる!」
この後、村正は軍曹の手によって治療が施された。
「軍曹殿!村正殿の様子は?」
「安定したであります!」
「原因はなんだったんだ?」
「神経性胃炎による吐血であります!」
「村正殿!相当無理をしていたんでござるな!」
「父の日というだけでここまで不調になるなんて!」
「うむ、今は眠らせておいては方がいいね!」
「これから番外編の父の日シリーズは考えた方がいいでござる!」
「うむ、でもその前に」
親父たち一同
「「「「今回の番外編を見て自分も痛みを感じた人がいたら、あなたは孤独ではありません。ここに同じ痛みを持つ仲間がいると思ってください(でござる)!!」」」」
舞台裏の親父たちの会話
ブドウ「所で陰腹ってなんだ?」
教授「うむ、人に見えない所で切腹した人物が苦痛をこらえて心中をあかすことだよ!」
影「人形浄瑠璃や歌舞伎、時代劇なとでそういう演技があるでござる!」
軍曹「肯定であります!」
村正はそう言って、最初のトップバッターである影の元に移動した。
影はうずくまって胸に手を当てていた。
「影!どうしたんだ?」
「村正殿!ひどいでござる!」
「なぜ?」
「番外編親父たち、父になるで、父の日を一度も祝ってもらえないことを知っているはずでござる!それなのに傷口に塩を塗るような事をして何か恨みでもあるんでござるか?」
「安心しろ影!すでに拙者も腹を切ってもいないのに痛みを感じている!」
「村正殿!」
「陰腹を…切った人の…気持ちがよくわかる…グフッ!」
それだけ言って村正は口から血を吐いて倒れた。
「村正殿!しっかりするでござる!傷は浅いでござる!」
この後、村正は軍曹の手によって治療が施された。
「軍曹殿!村正殿の様子は?」
「安定したであります!」
「原因はなんだったんだ?」
「神経性胃炎による吐血であります!」
「村正殿!相当無理をしていたんでござるな!」
「父の日というだけでここまで不調になるなんて!」
「うむ、今は眠らせておいては方がいいね!」
「これから番外編の父の日シリーズは考えた方がいいでござる!」
「うむ、でもその前に」
親父たち一同
「「「「今回の番外編を見て自分も痛みを感じた人がいたら、あなたは孤独ではありません。ここに同じ痛みを持つ仲間がいると思ってください(でござる)!!」」」」
舞台裏の親父たちの会話
ブドウ「所で陰腹ってなんだ?」
教授「うむ、人に見えない所で切腹した人物が苦痛をこらえて心中をあかすことだよ!」
影「人形浄瑠璃や歌舞伎、時代劇なとでそういう演技があるでござる!」
軍曹「肯定であります!」
10
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

元チート大賢者の転生幼女物語
こずえ
ファンタジー
(※不定期更新なので、毎回忘れた頃に更新すると思います。)
とある孤児院で私は暮らしていた。
ある日、いつものように孤児院の畑に水を撒き、孤児院の中で掃除をしていた。
そして、そんないつも通りの日々を過ごすはずだった私は目が覚めると前世の記憶を思い出していた。
「あれ?私って…」
そんな前世で最強だった小さな少女の気ままな冒険のお話である。

婚約破棄騒動に巻き込まれたモブですが……
こうじ
ファンタジー
『あ、終わった……』王太子の取り巻きの1人であるシューラは人生が詰んだのを感じた。王太子と公爵令嬢の婚約破棄騒動に巻き込まれた結果、全てを失う事になってしまったシューラ、これは元貴族令息のやり直しの物語である。

女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo

拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください

元捨て子の新米王子様、今日もお仕事頑張ります!
藤なごみ
ファンタジー
簡易説明
転生前も転生後も捨て子として育てられた少年が、大きく成長する物語です
詳細説明
生まれた直後に病院に遺棄されるという運命を背負った少年は、様々な境遇の子どもが集まった孤児院で成長していった。
そして孤児院を退寮後に働いていたのだが、本人が気が付かないうちに就寝中に病気で亡くなってしまいす。
そして再び少年が目を覚ますと、前世の記憶を持ったまま全く別の世界で新たな生を受ける事に。
しかし、ここでも再び少年は生後直ぐに遺棄される運命を辿って行く事になります。
赤ん坊となった少年は、果たして家族と再会する事が出来るのか。
色々な視点が出てきて読みにくいと思いますがご了承ください。
家族の絆、血のつながりのある絆、血のつながらない絆とかを書いて行く予定です。
※小説家になろう様でも投稿しております

ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。

聖女の娘に転生したのに、色々とハードな人生です。
みちこ
ファンタジー
乙女ゲームのヒロインの娘に転生した主人公、ヒロインの娘なら幸せな暮らしが待ってると思ったけど、実際は親から放置されて孤独な生活が待っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる