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第二話 『温室の花』
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登場人物
カツイ(15・男)
トバ(15・男)
ゲッカ(13・男)
ハナ・呉林花乃(13・女)
男D(中年・男)ボディーガード
〇家出人の住むアパート(夕)
ゲッカ「この写真の子は呉林花乃。僕の大切な人です」
カツイ「これは……」
カツイ(M)「似てる……この子」
ゲッカ「何か不都合でもありそうです?」
カツイ「いや……そういう訳じゃないけど」
トバ「心配なら僕があの人に連絡しとくよ」
ゲッカ(M)「あの人ってさっきも学校で電話してた人かな。一体誰のことだろう?」
◯学習塾前
SE(車の扉が開く)
男D「それではお嬢様。二十一時に迎えに参ります」
ハナ「はい……」
物陰からハナを見ている三人
ゲッカ「彼女が花乃です」
ゲッカ「月・水・金は塾。火・土はピアノ。木曜はバイオリンで日曜がお茶。毎日二十一時まで習い事ばかりで彼女は自由な時間が無いんです」
無言のカツイ
ゲッカ「聞いてます? 先ぱ……」
カツイ「かわいい……」
ゲッカ「え」
トバ「カツイくん……?」
カツイ「(咳払い)あ、あーじゃじゃあ取り敢えず乗り込んで花乃ちゃんを連れ出すとすっか!」
ゲッカ「まだ授業中ですよ」
トバ「休み時間に入ってからでいいんじゃない?」
カツイ「うぐっ……」
トバ「ゲッカくん。カツイくんはね、僕達家出人のリーダーなんだよ」
ゲッカ「えっ?」
トバ「うん?」
ゲッカ「じゃあさっき先輩が言ってた『あの人』っていうのは?」
トバ「ああ『あの人』。『あの人』っていうのはね、僕達の中では一番年上で、生活費とかを入れてくれてるんだ。保護者みたいな感じだね」
カツイ「ケッ、くっだんねー。ただの口うるせージジィなだけじゃんか」
トバ「カツイくんったら。ダメだよまたそんな言い方して」
カツイ「ほら休み時間になったみたいだぜ。さっさと行くぞ」
トバ「はーい」
ゲッカ「はいっ!」
◯学習塾内・教室
ゲッカ「(囁いて)ハナ……ハナってば」
ハナ「え? ひゃあっ!」
ゲッカ「しーっ! 大きな声出しちゃダメだって」
ハナ「で、でもなんで机の下にいるの!?」
ゲッカ「あはは、それはまあ……あっと、紹介するねハナ。カツイ先輩とトバ先輩」
カツイ「近くで見ると更にかわいい……」
トバ「カツイくん」
SE(ぎゅっと抓る音)
カツイ「いでえ!!」
ハナ「初めまして。呉林花乃です」
トバ「初めまして。準備は出来てる?」
ハナ「あ、はい。でも、塾用の鞄に入れられたのは最低限の雑貨とかくらいですけど……」
トバ「ん、それで大丈夫。じゃあ行こうか。ほら、カツイくんも」
SE(背中をバンと叩く)
カツイ「いっ、お、おう」
〇塾の外(夜)
SE(車の走る音)
カツイ「しっかし夜九時まで勉強なんて俺には考えられねーな。逆に馬鹿になるんじゃね?」
トバ「それじゃあ塾の意味がないじゃない」
ハナ「あ、えっと……」
トバ「どうかした?」
ハナ「あの、言い忘れてたんですけど外には」
SE(ポンポンと肩を叩く)
カツイ「あんだよ」
ハナ「ハナのボディーガードが……」
男D「お前ら……お嬢様をどこに連れて行く気だ」
トバ「あっちゃー見付かっちゃったね」
ゲッカ「先輩っ、どどどどうしましょう」
カツイ「(鼻で笑う)ハナちゃんは自由を手に入れるんだよ」
トバ「ゲッカくん。ハナちゃんを連れて向こうに走って逃げて」
ゲッカ「え、でも先輩……」
トバ「いいから」
トバ「もう分かってるだろうから家に戻っててもいいし、隠れて見ててもいいよ」
ハナ「見るってなにをですか?」
トバ「カツイくんがあのボディーガードの男の人をカッコよく倒すところ」
カツイ「いい加減さあ、離してくんないかなあその」
SE(パシッと手を掴む)
男D「なに!? 手をっ!」
カツイ「汚い手!!」
男D(M)「体が……宙に浮いてっ……!」
SE(どすん、と男が道路に倒れる)
ゲッカ「カツイ先輩すっご……」
ハナ「あんなにおっきい人を投げ飛ばすなんて……」
トバ「背負い投げだよ」
ハナ「凄い……強いんですねカツイ先輩」
トバ「そうだね。でも『あの人』のほうがカツイくんよりずっと強いと思うよ」
ハナ「あの人?」
カツイ「いんやあ~。俺はお前の方が最強だと思うぞ」
SE(コキコキと関節を鳴らす)
トバ「とんでもない。カツイ君の方が僕よりずっと強いよ」
カツイ「このやろー……」
男D「くそっ……ガキの分際で……ぐっ!」
SE(頭を踏み付ける)
カツイ「あ、ゴメーン。居たのぉ? 気が付かなかったぁ」
男D「こっのガ、キ……」
カツイ「ハナちゃんはこれから自分の為に家出すんだ。帰ってパパとママに伝えときな」
男D「くっ……」
〇アパート(夜)
SE(パチッと電気をつける)
カツイ「ハナちゃんの部屋なんだけど、ここでいいかな。一応掃除は適度にしてるけど」
ハナ「綺麗なお部屋ですね……カーテンも花柄で可愛い」
カツイ「一応俺ら男は隣の部屋で、こっちは女部屋って事になってるけど、住人が殆ど帰ってきてねぇから一人で楽に使いなよ」
ハナ「住人?」
トバ「カツイくん、ちょっといい?」
カツイ「アイツに連絡ついたか?」
トバ「うん」
カツイ「なんだって?」
トバ「ゲッカくんは男の子だけどハナちゃんは女の子だからね。ちょっと怒ってたけどまあ大丈夫じゃない?」
カツイ「(ぼそりと)アイツ、トバには甘いもんな」
トバ「何か言った?」
カツイ「何でもねぇよ!!」
トバ「ゲッカくんはこっちの部屋の、そっち側のベッドを使ってね。僕とカツイくんはこっちの二段ベッドを使ってるんだ」
ゲッカ「え、でもこのベッドはその、『あの人』っていう人のものじゃ……」
トバ「最近仕事が忙しいらしくて滅多に帰ってこないから気にしなくて大丈夫だよ」
SE(冷蔵庫を開ける)
カツイ「でもたまに夜中帰ってきてんぞ」
SE(プシュッと炭酸のペットボトルを開ける)
トバ「その時は地べたに寝て貰えばいいじゃない?」
SE(カツイが手にしたペットボトルを落とす)
カツイ「(ぼそっと)なあゲッカ。トバって時々誰の味方か分かんねえよな」
ゲッカ「(ぼそっと)さらりと言いましたね。『地べた』って……」
トバ「何内緒話してんの二人共」
カツイ「何でもねぇよ!!」
ミナリ「ふぎゃあ~~!!」
トバ「あ、ごめんごめんミナリくん今行くよー」
SE(パタパタとミナリに駆け寄る)
トバ「お腹が空いたのかなー? よいっしょっと……ん? あれ……」
カツイ「どうした?」
トバ「まだちょっと熱いみたい」
ゲッカ「(ぼそっと)ねぇハナ。」
ハナ「(ぼそっと)うん」
ゲッカ「(ぼそっと)あの二人の関係って……」
カツイ「どれ?」
SE(ガタッと椅子から立ち上がる)
カツイ「俺とあんま変わんねーぞ」
ハナ「(ぼそっと)ああっ! カツイ先輩が赤ちゃんを抱っこするトバ先輩のおでこに自分のおでこを!」
ゲッカ「(ぼそっと)くっつけた!」
トバ「もう!! 僕じゃなくてミナリくんだよっ」
カツイ「あ……わりーわりー」
ゲッカ「謎だよね……」
ハナ「うん……」
カツイ(15・男)
トバ(15・男)
ゲッカ(13・男)
ハナ・呉林花乃(13・女)
男D(中年・男)ボディーガード
〇家出人の住むアパート(夕)
ゲッカ「この写真の子は呉林花乃。僕の大切な人です」
カツイ「これは……」
カツイ(M)「似てる……この子」
ゲッカ「何か不都合でもありそうです?」
カツイ「いや……そういう訳じゃないけど」
トバ「心配なら僕があの人に連絡しとくよ」
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男D「それではお嬢様。二十一時に迎えに参ります」
ハナ「はい……」
物陰からハナを見ている三人
ゲッカ「彼女が花乃です」
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無言のカツイ
ゲッカ「聞いてます? 先ぱ……」
カツイ「かわいい……」
ゲッカ「え」
トバ「カツイくん……?」
カツイ「(咳払い)あ、あーじゃじゃあ取り敢えず乗り込んで花乃ちゃんを連れ出すとすっか!」
ゲッカ「まだ授業中ですよ」
トバ「休み時間に入ってからでいいんじゃない?」
カツイ「うぐっ……」
トバ「ゲッカくん。カツイくんはね、僕達家出人のリーダーなんだよ」
ゲッカ「えっ?」
トバ「うん?」
ゲッカ「じゃあさっき先輩が言ってた『あの人』っていうのは?」
トバ「ああ『あの人』。『あの人』っていうのはね、僕達の中では一番年上で、生活費とかを入れてくれてるんだ。保護者みたいな感じだね」
カツイ「ケッ、くっだんねー。ただの口うるせージジィなだけじゃんか」
トバ「カツイくんったら。ダメだよまたそんな言い方して」
カツイ「ほら休み時間になったみたいだぜ。さっさと行くぞ」
トバ「はーい」
ゲッカ「はいっ!」
◯学習塾内・教室
ゲッカ「(囁いて)ハナ……ハナってば」
ハナ「え? ひゃあっ!」
ゲッカ「しーっ! 大きな声出しちゃダメだって」
ハナ「で、でもなんで机の下にいるの!?」
ゲッカ「あはは、それはまあ……あっと、紹介するねハナ。カツイ先輩とトバ先輩」
カツイ「近くで見ると更にかわいい……」
トバ「カツイくん」
SE(ぎゅっと抓る音)
カツイ「いでえ!!」
ハナ「初めまして。呉林花乃です」
トバ「初めまして。準備は出来てる?」
ハナ「あ、はい。でも、塾用の鞄に入れられたのは最低限の雑貨とかくらいですけど……」
トバ「ん、それで大丈夫。じゃあ行こうか。ほら、カツイくんも」
SE(背中をバンと叩く)
カツイ「いっ、お、おう」
〇塾の外(夜)
SE(車の走る音)
カツイ「しっかし夜九時まで勉強なんて俺には考えられねーな。逆に馬鹿になるんじゃね?」
トバ「それじゃあ塾の意味がないじゃない」
ハナ「あ、えっと……」
トバ「どうかした?」
ハナ「あの、言い忘れてたんですけど外には」
SE(ポンポンと肩を叩く)
カツイ「あんだよ」
ハナ「ハナのボディーガードが……」
男D「お前ら……お嬢様をどこに連れて行く気だ」
トバ「あっちゃー見付かっちゃったね」
ゲッカ「先輩っ、どどどどうしましょう」
カツイ「(鼻で笑う)ハナちゃんは自由を手に入れるんだよ」
トバ「ゲッカくん。ハナちゃんを連れて向こうに走って逃げて」
ゲッカ「え、でも先輩……」
トバ「いいから」
トバ「もう分かってるだろうから家に戻っててもいいし、隠れて見ててもいいよ」
ハナ「見るってなにをですか?」
トバ「カツイくんがあのボディーガードの男の人をカッコよく倒すところ」
カツイ「いい加減さあ、離してくんないかなあその」
SE(パシッと手を掴む)
男D「なに!? 手をっ!」
カツイ「汚い手!!」
男D(M)「体が……宙に浮いてっ……!」
SE(どすん、と男が道路に倒れる)
ゲッカ「カツイ先輩すっご……」
ハナ「あんなにおっきい人を投げ飛ばすなんて……」
トバ「背負い投げだよ」
ハナ「凄い……強いんですねカツイ先輩」
トバ「そうだね。でも『あの人』のほうがカツイくんよりずっと強いと思うよ」
ハナ「あの人?」
カツイ「いんやあ~。俺はお前の方が最強だと思うぞ」
SE(コキコキと関節を鳴らす)
トバ「とんでもない。カツイ君の方が僕よりずっと強いよ」
カツイ「このやろー……」
男D「くそっ……ガキの分際で……ぐっ!」
SE(頭を踏み付ける)
カツイ「あ、ゴメーン。居たのぉ? 気が付かなかったぁ」
男D「こっのガ、キ……」
カツイ「ハナちゃんはこれから自分の為に家出すんだ。帰ってパパとママに伝えときな」
男D「くっ……」
〇アパート(夜)
SE(パチッと電気をつける)
カツイ「ハナちゃんの部屋なんだけど、ここでいいかな。一応掃除は適度にしてるけど」
ハナ「綺麗なお部屋ですね……カーテンも花柄で可愛い」
カツイ「一応俺ら男は隣の部屋で、こっちは女部屋って事になってるけど、住人が殆ど帰ってきてねぇから一人で楽に使いなよ」
ハナ「住人?」
トバ「カツイくん、ちょっといい?」
カツイ「アイツに連絡ついたか?」
トバ「うん」
カツイ「なんだって?」
トバ「ゲッカくんは男の子だけどハナちゃんは女の子だからね。ちょっと怒ってたけどまあ大丈夫じゃない?」
カツイ「(ぼそりと)アイツ、トバには甘いもんな」
トバ「何か言った?」
カツイ「何でもねぇよ!!」
トバ「ゲッカくんはこっちの部屋の、そっち側のベッドを使ってね。僕とカツイくんはこっちの二段ベッドを使ってるんだ」
ゲッカ「え、でもこのベッドはその、『あの人』っていう人のものじゃ……」
トバ「最近仕事が忙しいらしくて滅多に帰ってこないから気にしなくて大丈夫だよ」
SE(冷蔵庫を開ける)
カツイ「でもたまに夜中帰ってきてんぞ」
SE(プシュッと炭酸のペットボトルを開ける)
トバ「その時は地べたに寝て貰えばいいじゃない?」
SE(カツイが手にしたペットボトルを落とす)
カツイ「(ぼそっと)なあゲッカ。トバって時々誰の味方か分かんねえよな」
ゲッカ「(ぼそっと)さらりと言いましたね。『地べた』って……」
トバ「何内緒話してんの二人共」
カツイ「何でもねぇよ!!」
ミナリ「ふぎゃあ~~!!」
トバ「あ、ごめんごめんミナリくん今行くよー」
SE(パタパタとミナリに駆け寄る)
トバ「お腹が空いたのかなー? よいっしょっと……ん? あれ……」
カツイ「どうした?」
トバ「まだちょっと熱いみたい」
ゲッカ「(ぼそっと)ねぇハナ。」
ハナ「(ぼそっと)うん」
ゲッカ「(ぼそっと)あの二人の関係って……」
カツイ「どれ?」
SE(ガタッと椅子から立ち上がる)
カツイ「俺とあんま変わんねーぞ」
ハナ「(ぼそっと)ああっ! カツイ先輩が赤ちゃんを抱っこするトバ先輩のおでこに自分のおでこを!」
ゲッカ「(ぼそっと)くっつけた!」
トバ「もう!! 僕じゃなくてミナリくんだよっ」
カツイ「あ……わりーわりー」
ゲッカ「謎だよね……」
ハナ「うん……」
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