Play With Me

てらだりょう

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偏桃体

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ぎゅって眼閉じて、眉寄せて。

軽く開いた唇から。

「ん…」

漏れる声で背筋がぞく、ってなる。

ちょっともう、なんで鳥肌なんだよ俺。

ちいさんが綺麗過ぎてたまんない。

女のそんな顔なんてさ、別にたいして気にした事無い。

まあ、相手がイッたら自分もノリが良くなるから、ってのはあるけど。

俺は自分が気持ち良くなれたら良かったし、気持ち良くなるためにイカせてやったりはしてたけど。

あはは、やっぱ俺って自己満。

けどちいさんがイク時の顔が綺麗で。

元々が綺麗だからかな。

それ見て俺はなんだか凄くほっとしたって言うか幸せって言うか。

好きな人が気持ち良くなってくれるから。うーん、むちゃくちゃ好きなもん食って腹がいっぱいで幸せ?みたいな気分。

指に絡みつく液体はちいさんが気持ち良くなってくれた分の証拠だから。

濡れた指見て嬉しくなって自分で舐めてみたり。

良い匂い。興奮する。

もっとちいさんが欲しいよ、俺。

もっと気持ち良くなって欲しいよ。

「ん…ダメよ…祐輔」

俺の頭退けようとする手握って。

「やだ…もっと気持ち良くなってよ」

ちいさんの濡れてるとこ、唇当てた。

俺はさあ?あんまやんねえんだよ、普段。

だって面倒だもん。

でも、自分はして欲しいけどさ。あら、俺自己満の上に自己中?

自分からそうしたいって思ったの初めてだし。

経験不足だから下手くそかも。

とか言ってらんねえ。ちいさんのためなんだもん。

ちいさんが喜んでくれるならなんでもするもん、俺。

ちいさんが気持ち良くなってくれたら俺も幸せ。

「…祐輔…やめなさいってば…」

逃げ様とする腰、手で押さえながら。

舌でなぞる。ちいさんは良い匂いする。

肉食わねえからかな?それとも俺がちいさんが好きでたまんねえからそう思うのかな。

指で触るみてえに舌動かしてみたり、舌尖らせてちいさんのナカつついてみたり。

舐めてもまた溢れてくるのは気持ち良いからなのかなあ。

とか、下手くそながらにやってみた。

その度にちいさんが小さく声上げて、枕の端っこ握り締めてるのが。

官能的過ぎて。も、ダメだあ。

はあはあって息してるちいさんにキスして。

「も…挿れても良い?」

て聞いたら。また前みたいに笑うかと思ったら。

「…うん…挿れて…」

ちいさんが言うからあああっ!!

焦ってゴムつけて、ホントはつけたくねえけどっ。

「あ…」

久々のちいさんはやっぱ気持ち良くて声出ちゃうよ。

「んっ…」

おい!ここまで頑張ったんだからあとも少し頑張れよっ!

「あっ…ごめ…ちいさんっ…」

俺だってこの気持ち良さ、長く感じてえんだよっ!

く、くそおおお!!

本気で中国の秘境行ってやるうううううっっっ!!!




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