You Could Be Mine ぱーとに【改訂版】

てらだりょう

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I'll make love to you

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みのりさんの子育ては。

自分がストレスを溜めない事が一番。

俺は、そう言ってる。

一番近くにいる母親がストレスを溜めれば子供に良くないんだし。

元々、みのりさんはおおらかで細かい事は気にしなくて、のんびり屋で、面倒くさがり屋で、と、悪い意味じゃなくて。

みのりさんが、のんびり、いつも優しい気持ちでみいくんといられる様に、それが大事だと思うから俺も全力で育児は手伝う。

みいくんは、みのりさん譲りにおおらかで優しくて、正義感のある子になると思う。

女好きじゃねえ。

みのりさんは、掃除と洗濯はどうにかやってくれる。

俺が休みの日には家中掃除する。

だから、平日の掃除は手を抜いても構わないよ、って言ってある。

仕事もあるんだし。

今はみいくんがお昼寝してる時と、みいくん遊ばせながらなんとか書ける様になったらしい。

不器用ながら、自分のペースで出来てるんなら、それで良いと思う。

ただ、近頃、みのりさんの指に絆創膏が巻いてある事が多い。

「みのりさん、なにこれ?」

「いやいや、深爪しただけ」

とか言うけど。それくらいなら良いけど、みのりさんが怪我する様な事が家の中にあるなら、全面改装するぞ。

ドアとかに指挟んだら危ねえな。トイレのドア引き戸に改装するかな。

いや?その前に階段かな?

エレベーターつけるかな?

そもそもが、バリアフリー意識して設計してるから段差はほとんど無い。玄関の上がり框くれえだ。

壁紙だって、みいくんが落書きしても大丈夫なヤツにしてる。

それより、家の中に潜む危険がないか考えねえと。

俺の大事なみのりさんが怪我、とか。

耐えられねえからな。




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