You Could Be Mine ぱーとに【改訂版】

てらだりょう

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みのりさんが。

俺の可愛いみのりさんが!

俺の可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いみのりさんが!!

俺の前、ベッドに座って。

あまりに似合わないものを手にしている、いや、指でつまんでるけど。

「どうしたの。それ」

俺のいない間に一人で黙って買い物とか行っちゃいけない、って言ってるのに。

いつの間にそんなもん買ったんだ。

「通販で買った」

なんだと?そりゃ通販で買えるけど。通販で買って宅配業者が危ねえヤツだったらどうするんだ。

みのりさんは子供一人産んでも相変わらず、いや前よりもっと。

最近は母親のオーラも加わって、聖母かと思うくらい可愛い。

こんなに可愛いんだから、宅配業者が変な気起こしたりとか、そんな事なったらどうするんだ。どうしよう。警備会社に言ってSP常駐させようか。

と、それよりは眼の前のみのりさんだ。

俺がさっきキスしてちょっとやる気になったら。

「ちょっと待て!」

みのりさんが俺押し退けて起き上がって、ベッドの隣のキャビネットからそいつを取り出した。

こんなもん、俺には必要ねえ!

「…もう、みのりさん。こんなの着けなくても大丈夫だし」

みのりさんの指先からゴムの四角いパッケージとりあげる。

「やっあんっ」

ほら、首筋弱いからすぐ感じるくせに。

そのまま押し倒す。

「やっ、ちょっと!ちゃんと考えてよ!」

「なに?」

俺はもう一人出来ても全然構わねえし、次は女の子が良いな。いや、女の子産んでもらおう!

みのりさんが抵抗するのも形だけだから、キスしながらパジャマ脱がせる。

「もおっ!尊!」

「うん?」

みのりさんがぶつぶつ言うけど、俺はみのりさんの至るところにキス。

「んっ!やんっ」

もう、その声が可愛すぎてたまんない。下着脱がせたらもうそこは俺を受け入れる準備出来てる。

「たけるっ!!」

「ん、後でね」

「やあっん!」

みのりさんがイク時の顔が大好き。いくつまでセックスって出来るもんかわかんねえけど、みのりさんのイク顔はいくつになっても可愛いはず。

「あん…ばかあ…」

目尻にちょっと涙滲ませるみのりさん。この顔一番最初に見て誰にも触らせたくねえって思った。

「尊、ちょっと真面目に聞いてよ」

終わった後抱き締めてたら、みのりさんが真面目な顔した。

「避妊はしてよ」

俺はみのりさんのナカでみのりさんを直接感じたい。

「子供ならいつ出来ても大丈夫でしょ。三人くらいは経済的にも大丈夫だし。ねえ、女の子作ろうよ」

「そうやない!みいくんがちっちゃくてあたしはみいくんで手一杯なん!当分二人目とか無理!それにあたし、仕事したい!」

うーん。俺がいるっつっても昼間はみのりさん一人だし、不器用だしな。不器用なのに一生懸命みいくんの面倒見る姿が可愛いけど。

そうか、みのりさんにも仕事あるしな。でも。

「ゴムは付けたくないよ」

それは譲れねえ。外で出すのも嫌だ。話し合いの末に。

「危険日とその前後はセックスしない。それ以外は出来た時は授かり物」

で、落ち着いた。

ま、こんな感じの幸せな暮らし。




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