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そのじゅうよん
そのじゅうよん-11
しおりを挟む「みのりさん…」
たけるがかがんであたしみながら。
「…キスして?」
なんでやっ。
「うん、いいよお」
かってにうごいて、きすするあたし。なんでやあっ!
「みのりさん…凄い久しぶりに可愛い…いや、いつも可愛いけど」
うっとりした眼であたしみるたける。
「続きしたい?」
べつに。
「うん。したい」
なにをっ!?
たけるが急いで夕食の後片付けはじめた。なんなんだ、おい!
て、疑問におもいながらも睡魔におそわれ。みいくん膝に抱いたまま漕ぎ出した舟はまどろみのせかいへ。
「みのりさんっ、寝ちゃダメ!起きて!」
ああん。きもちよかったのに。たけるのばか。
「みいくんも寝てるし、お風呂は後で良いか」
あたしのひざからみいくんだきあげる。
「みのりさん、ベッドで寝ようね」
うふふ。たけるなんでにっこりするの?
たけるがみいくんべびーべっどにねかせて、べっどにすわってるあたしのとなりにすわる。
「これってもしかして降臨!?いや、あれぐらいで酔っ払うかな?でも最強みのりさんだし」
ぶつぶつゆうから。
「どうしたの?」
くびにだきついたら。
「みのりさん…さっきの続きしたい?」
てゆうから。
「うん、して?たけりゅ」
てゆったらおしたおされた。
「みっ、みのりさんっ!」
あっ、とゆうまにはだかにされる。たけるもあわててふくぬぐ。
「みのりさん…可愛い…」
「やあんっ。そこだめえっ!おっぱいはっちゃう」
たけりゅがむねもむからちょっといたかった。
「じゃあ、どこなら良いの?」
「やん。たけりゅがきもちよくしてよ」
「ちゃんと言って?どこをどう言う風にしたら気持ち良くなるの?」
もお!どS!
「ここかな?」
「あんっ」
たけるがさわるからきもちよくなってきた。
「ここ?どうしたら良いの?言わないと気持ちよくなれないよ?」
「ああん、もおっ!いっぱいぐりぐりしてよっ、おねがいっ」
「みのりさん…エロい…可愛過ぎ…」
いっぱいきもちよくなってたけりるもきもちよくなったから、ねた。
眼が覚めたら既に夜は明けて。
「おはよう、みのりさん」
上機嫌でディープキスする尊。
「あ、みいくん夜中に一回起きたからミルク飲ませたよ」
全裸で横たわるワタクシ。なにがあったか一目瞭然。しかし記憶が無い。
しかも、酔ってる自分があんなキャラになるとはっ!!
「…酒は飲まん…今後一切…」
「え?」
「多少は飲むかも知れんがしかしっ!酔っ払うまでは飲まんぞ、絶対にっ!!」
そう宣言したら。尊がひどく。
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