You Could Be Mine ぱーとに【改訂版】

てらだりょう

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チサと終わった、つか部屋に行かなくなったのは。

夏休みが終わったのもあるけど。

珍しくタケト先輩と帰り道一緒なって。

二人で歩いてたら。

「尊っ」

軽の助手席の窓からチサが顔出した。

運転はチサの友達らしい女がしてた。

「なに、友達?」

チサがタケト先輩見た。

「ああ、先輩」

「ふうん」

物色するみたいな眼でタケト先輩見た後。

「ウチ来る?」

て、なって。

「なんだよ、ヤらせてくれんのかよ」

タケト先輩が俺に耳打ちした。

チサの部屋でなんだかんだしゃべって。

タケト先輩はチサが気になるらしくて。

「ヤらせてよ」

こそこそ言ってんのが聞こえる。

チサがちょっと俺見たけど。

別に俺の女じゃねえし、身体以外俺は興味ねえし。

自分のもんなんて感覚はまったくねえから知らん顔してたら。

二人でベッドがある部屋に行っちまった。

そのうちチサの声が聞こえ始める。

チサって女は自分の声に余計に興奮する様な女だったから。

まあ、煩えんだけどな。

残った俺らは。

「こっちもする?」

て、チサの友達が言うから。

チサ以外の女と初めてヤった。

女イカせんのは覚えてっからその頃はその歳にしちゃ我慢がきく方だったかもな。

違う女の身体だから興奮すんだけど。

イカせんのも女によってポイントが違えんだな。

そんな事も覚えたりして。

結局その後はタケト先輩がチサの部屋に入り浸る様になって。

俺はチサん家行かなくなった。




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