You Could Be Mine 【改訂版】

てらだりょう

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そのじゅうよん

そのじゅうよん-23

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バタバタ日々が過ぎて。

合間に締め切りも来るし。

引っ越しは尊こだわりのシステムキッチンを備えたお家が出来上がるまで待機。

昼間自分家に帰る生活。

でも少しずつ整理してて。

この際、尊のクローゼットに隠してあるコスプレ衣装捨ててやろう。

勇んで開けたら。

シャツやら置いてある棚の下に。本が並んでる。

活字嫌いのくせになに読んでんだろ。

文芸誌。ちゃんと毎号。

あたしの小説の連載分。

そして。

まだそんなにたくさん出てないけど。

あたしの小説の単行本が全部。

いつの間に読んでたんやろ。

隠す事ないやろうに。

でも嬉しくて。ちょっと。

泣けた。

過ぎて行く日々はあわただしくて。

マリッジブルーとかすっとばして。

いよいよ。

メインイベントでございます。

昨夜は自分家で久しぶりにてっちゃんと寝た。

久々に親子三人で晩ご飯食べた。

どうせ昼間は家にいるし。

改めて言う事特に無い。

普通にご飯食べてお風呂入って寝た。

控え室のドアをノックする音。

「みのりさん、準備出来たの?」

白いタキシードの尊。

なんだよ、かっこいいな。

「みのりさん…可愛い…」

ため息つく。

なんか色んな事あったけど。

思い出すと泣いちゃう様な事もあったけど。

ドSで変態で性欲魔神やけど。

「みのりさん…」

改めてよろしくね、尊。

「向こうむいて窓んとこ手ついて」

なんで。

言われた通りにすると。

「なにしてんのっ!」

いきなりドレスの裾たくし上げて。

「いいから」

「ちょっ、止めっ!人来るっ!」

「鍵かけたから大丈夫」

「やあんっ」

指が探る。

「もう濡れちゃって。みのりさんってばイヤラシイ」

「やっ…あんっ」

なに考えてんだっ!!

「本物の花嫁さんとセックス出来るチャンスなんてないからね」

にっこり笑った。

この。

ドS変態えろ大魔王があああああああああ!!


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