55 / 160
そのきゅう
そのきゅう
しおりを挟む
ナメクジ尊が出現中。
鬱陶しいので、皆さん避難したほうが良いですよ!
眼が合ったら、アナタもナメクジ化です!
原因は、松本氏からの電話。
昨日の夜、出来上がった第一稿をメールしといたら、朝イチで電話きて。
理由は、自分でもわかってる事やけど。
自分でも、
これ、いけるかなあ?
て、感じの仕上がりやったけど。
まあ、いいか。
とか思って。第一稿送ったら、やっぱダメ出しきた。
あたし、第一稿で松本氏にOK貰った事、一回も無い。
ぺーぺーですから。
わかってるんやけどね。
予想通り。
外れた事無い。
予知能力かしら。すげえな、あたし。
いや、違うやろ!
そんなワケで、ノーパソに向かう、あたし。
熱帯低気圧の様な視線。
うざ。
寝りゃいいのに。
まあ。電話のタイミングがね。
最中。
やったもんで。
まさに、クライマックス!な、時。
笑えるな。
あはは。
あたしは良いんだけど。
尊はね。
なんと。尊さんて人は。
あたしとコトを済まさないと、寝れないヒトなんですな。
アホか。
仕事の邪魔はしないけど。
ソファーに体育座りして、膝抱えて、じとー、て。
寝ろ!
寝らんと、夜眠くなるやろ!
もう、昼近いのに。
大丈夫かね、このヒト。
ふう。
ハラ減ってきたな。
朝食ってないしな。
別に、原稿、急いでるワケやないんやけど。
手直しする程度やし。
うーん。
ナメクジをカタツムリにするくらいは時間あるけど。
ぐうううぅ。
ハラ鳴った。
なんか食うか。下のコンビニ、行って来よかな。
おや?
ナメクジ、もとい、尊がソファーから立ち上がった。
寝るのか?
て、思ったらキッチンに行った。
尊がキッチンに行ってから少し経って。
なんか、良い匂いしてきた。
一体、なにごと?
「はい。みのりさん、お腹減ったんでしょ?」
しばらくして、尊が紅茶とともにテーブルに置いたのは。
ををを!
ホットケーキ!
ではないですかっ!!
こんがり、キツネ色。
バターにハチミツ。
「こ、これ尊が作ったん!?」
「うん。小麦粉、あったから」
ホ。ホットケーキて、小麦粉で作れるのか…。
ホットケーキの素しか、使った事ない。
でも、ホットケーキの素で作っても、こんな綺麗にならんぞ!?
あたしが作ったら、周りんとこ、黒くなるぞ!?
おかんに言わせると。
「ホットケーキもまともに作れんなんて、育て方やっぱ間違うたわ!!」
らしいが。
尊は、ナイフとフォークでホットケーキを綺麗に切り分けた。
「みのりさん。あーん、して」
フォークで一切れ刺して、あたしの前に出す。
じ、自分で食えるわ!
「あ、ありがと」
フォークを受け取ろうとしたら。
「いいから。あーん、して」
仕方無く口開けたら、フォーク、突っ込まれた。
あたしは、乳幼児かっ!
もぐもぐすると。
「美味しい!」
尊がにっこりした。
しかし。
顔が良い上にこんな事も出来るとか、反則やない?
神様、いや、仏様。
尊に作れて、なんであたしには作れないんですか。
不公平だ。
せめて、あたしの背をのばして下さい!
もぐもぐ。
尊がニコニコしながら、あーん、してくる。
は。恥ずかしいんやけど。
他人には見られたくない!
でも、美味しい。
「なんでこんなん、作れるん?」
しかも小麦粉から。
「ん?高校の時、ファミレスでバイトした事あるから」
眉毛無いのに?
関係無いか、眉毛。
「入って最初の頃は、ひたすらホットケーキ、作らされたの」
ほお。
と、言うと、他はあっためるだけなのに、ホットケーキだけは店製作の例のファミレスですな。
高校て言えば、瞳子さんいわく、日替わりの時代か。
じゃあ、あれって、その頃の関係なんかな。
あ、でも、昔の女じゃない、て言ってたな。
一体、なんなんやろ?
「ね、尊?」
「なに?もっと食べてね」
「あのさぁ」
「うん?」
「リカ、って人、なに?」
もぐもぐしながら聞いたら。
尊の顔が、変わった。
驚愕。
これでも一応、文章を書くのを生業とするあたしの。
そのボキャブラリーの中でも、最もふさわしい。
尊の顔は。まさに。
そうとしか、言い様の無い、顔。
その顔に、あたしも驚く。
なに。
なんでそんな顔、するん。
眼を、見開いて固まる尊。
あたしの事を見つめながら、眼はあたしじゃないものを見てる。
一体。
どうした?
どこに行ってる。尊?
何を見てる?
あたし見ながら、なにを考える?
尊は固まったまま、動かない。
このまま石像にでもなるつもりか?尊。
ホントにそうなったら綺麗かもな。
でも、あたしはやだぞ?
尊に、手を伸ばした。
あたしの指先が、尊の頬に触れた瞬間。
ぴくり、小さく動いた。
「どう…したん。尊?」
尊の焦点が、ゆっくり戻る。
今度は、びっくりした顔であたしを見る。
まるで、あたしと言うカタチがいきなり出現したかの様に。
そして。
小さく震えながら、あたしに両手を伸ばす。
触ってはいけないものに、触ろうとする様に。
ようやく、あたしに手が届く。
あたしのほっぺたに、指先が触れる。
あたしの存在を認識したのか、両方の手であたしのほっぺた包んだ。
「………」
口を開いてなにかを言おうとする。
「尊?大丈夫?」
あたしから言うと、安心した様に息を吐いた。
それからいきなり。
「わあっ」
あたしを抱き締めた。
「なに?どしたん!?」
尊は答えの代わりにほぅっ、と、息をついて、あたしを離した。
「…みのりさん」
あたしの肩を両手で掴む。
「なんで…その名前、知ってるの!?」
怖い顔して言った。
肩を掴む手が痛い。
あたしを怒る時とは違う、怖い顔。
「なんでみのりさんが」
凄く怖い顔。
「アイツの名前、知ってるの!?」
低い声。
「どうして!?」
なんなんよ。
どうしたん!?
「い、痛いよ、手!」
はっ、と気が付いた様に両手を肩から下ろした。
「…ごめん」
あたしから、眼は離さない。
「なんで…みのりさんがアイツの事知ってるの!?」
「こないだ…会った」
「…会った?」
「飲み行った時、声かけられた」
「それで!?」
「そ。それだけだよ」
尊の事、死ねばいい、とは言ってたけど。
「ホントに?」
「うん」
あたしが言うと、尊は、ほっとした顔した。
もう一度、あたしを抱き締める。
「…ねえ。なんなんよ?」
あの人は。
「…みのりさんは…知らなくていいことだよ」
それ、前も言ってたやん。
「…でも」
「いいから!」
なによ。
あたしが隠し事したら、むちゃくちゃ怒るくせに!
なんなんよ!?
「……みのりさん」
「なに」
「……少し寝るから」
寝れば!?勝手にしろよ!
抱き締めていた手を離して、あたしを見る。
「ちょっとだけ…一緒にいて…お願いだから」
その眼が、あんまり泣きそうやったから。
尊が眠るまで、ベッドで手つないでた。
あの人、なに?
死ねばいい。
そんな事言われる関係て、なによ。
尊の昔の事なんて、いいんだけどさ。
そりゃ、話したくない事なんかあって当たり前やけど。
あたしは、今の尊が好きなんやし。
でも。さ。
尊、哀しそうな顔で寝てる。
なにがそんなに苦しいん?
ねえ。尊。
あたしは、尊を助けてあげられないん?
鬱陶しいので、皆さん避難したほうが良いですよ!
眼が合ったら、アナタもナメクジ化です!
原因は、松本氏からの電話。
昨日の夜、出来上がった第一稿をメールしといたら、朝イチで電話きて。
理由は、自分でもわかってる事やけど。
自分でも、
これ、いけるかなあ?
て、感じの仕上がりやったけど。
まあ、いいか。
とか思って。第一稿送ったら、やっぱダメ出しきた。
あたし、第一稿で松本氏にOK貰った事、一回も無い。
ぺーぺーですから。
わかってるんやけどね。
予想通り。
外れた事無い。
予知能力かしら。すげえな、あたし。
いや、違うやろ!
そんなワケで、ノーパソに向かう、あたし。
熱帯低気圧の様な視線。
うざ。
寝りゃいいのに。
まあ。電話のタイミングがね。
最中。
やったもんで。
まさに、クライマックス!な、時。
笑えるな。
あはは。
あたしは良いんだけど。
尊はね。
なんと。尊さんて人は。
あたしとコトを済まさないと、寝れないヒトなんですな。
アホか。
仕事の邪魔はしないけど。
ソファーに体育座りして、膝抱えて、じとー、て。
寝ろ!
寝らんと、夜眠くなるやろ!
もう、昼近いのに。
大丈夫かね、このヒト。
ふう。
ハラ減ってきたな。
朝食ってないしな。
別に、原稿、急いでるワケやないんやけど。
手直しする程度やし。
うーん。
ナメクジをカタツムリにするくらいは時間あるけど。
ぐうううぅ。
ハラ鳴った。
なんか食うか。下のコンビニ、行って来よかな。
おや?
ナメクジ、もとい、尊がソファーから立ち上がった。
寝るのか?
て、思ったらキッチンに行った。
尊がキッチンに行ってから少し経って。
なんか、良い匂いしてきた。
一体、なにごと?
「はい。みのりさん、お腹減ったんでしょ?」
しばらくして、尊が紅茶とともにテーブルに置いたのは。
ををを!
ホットケーキ!
ではないですかっ!!
こんがり、キツネ色。
バターにハチミツ。
「こ、これ尊が作ったん!?」
「うん。小麦粉、あったから」
ホ。ホットケーキて、小麦粉で作れるのか…。
ホットケーキの素しか、使った事ない。
でも、ホットケーキの素で作っても、こんな綺麗にならんぞ!?
あたしが作ったら、周りんとこ、黒くなるぞ!?
おかんに言わせると。
「ホットケーキもまともに作れんなんて、育て方やっぱ間違うたわ!!」
らしいが。
尊は、ナイフとフォークでホットケーキを綺麗に切り分けた。
「みのりさん。あーん、して」
フォークで一切れ刺して、あたしの前に出す。
じ、自分で食えるわ!
「あ、ありがと」
フォークを受け取ろうとしたら。
「いいから。あーん、して」
仕方無く口開けたら、フォーク、突っ込まれた。
あたしは、乳幼児かっ!
もぐもぐすると。
「美味しい!」
尊がにっこりした。
しかし。
顔が良い上にこんな事も出来るとか、反則やない?
神様、いや、仏様。
尊に作れて、なんであたしには作れないんですか。
不公平だ。
せめて、あたしの背をのばして下さい!
もぐもぐ。
尊がニコニコしながら、あーん、してくる。
は。恥ずかしいんやけど。
他人には見られたくない!
でも、美味しい。
「なんでこんなん、作れるん?」
しかも小麦粉から。
「ん?高校の時、ファミレスでバイトした事あるから」
眉毛無いのに?
関係無いか、眉毛。
「入って最初の頃は、ひたすらホットケーキ、作らされたの」
ほお。
と、言うと、他はあっためるだけなのに、ホットケーキだけは店製作の例のファミレスですな。
高校て言えば、瞳子さんいわく、日替わりの時代か。
じゃあ、あれって、その頃の関係なんかな。
あ、でも、昔の女じゃない、て言ってたな。
一体、なんなんやろ?
「ね、尊?」
「なに?もっと食べてね」
「あのさぁ」
「うん?」
「リカ、って人、なに?」
もぐもぐしながら聞いたら。
尊の顔が、変わった。
驚愕。
これでも一応、文章を書くのを生業とするあたしの。
そのボキャブラリーの中でも、最もふさわしい。
尊の顔は。まさに。
そうとしか、言い様の無い、顔。
その顔に、あたしも驚く。
なに。
なんでそんな顔、するん。
眼を、見開いて固まる尊。
あたしの事を見つめながら、眼はあたしじゃないものを見てる。
一体。
どうした?
どこに行ってる。尊?
何を見てる?
あたし見ながら、なにを考える?
尊は固まったまま、動かない。
このまま石像にでもなるつもりか?尊。
ホントにそうなったら綺麗かもな。
でも、あたしはやだぞ?
尊に、手を伸ばした。
あたしの指先が、尊の頬に触れた瞬間。
ぴくり、小さく動いた。
「どう…したん。尊?」
尊の焦点が、ゆっくり戻る。
今度は、びっくりした顔であたしを見る。
まるで、あたしと言うカタチがいきなり出現したかの様に。
そして。
小さく震えながら、あたしに両手を伸ばす。
触ってはいけないものに、触ろうとする様に。
ようやく、あたしに手が届く。
あたしのほっぺたに、指先が触れる。
あたしの存在を認識したのか、両方の手であたしのほっぺた包んだ。
「………」
口を開いてなにかを言おうとする。
「尊?大丈夫?」
あたしから言うと、安心した様に息を吐いた。
それからいきなり。
「わあっ」
あたしを抱き締めた。
「なに?どしたん!?」
尊は答えの代わりにほぅっ、と、息をついて、あたしを離した。
「…みのりさん」
あたしの肩を両手で掴む。
「なんで…その名前、知ってるの!?」
怖い顔して言った。
肩を掴む手が痛い。
あたしを怒る時とは違う、怖い顔。
「なんでみのりさんが」
凄く怖い顔。
「アイツの名前、知ってるの!?」
低い声。
「どうして!?」
なんなんよ。
どうしたん!?
「い、痛いよ、手!」
はっ、と気が付いた様に両手を肩から下ろした。
「…ごめん」
あたしから、眼は離さない。
「なんで…みのりさんがアイツの事知ってるの!?」
「こないだ…会った」
「…会った?」
「飲み行った時、声かけられた」
「それで!?」
「そ。それだけだよ」
尊の事、死ねばいい、とは言ってたけど。
「ホントに?」
「うん」
あたしが言うと、尊は、ほっとした顔した。
もう一度、あたしを抱き締める。
「…ねえ。なんなんよ?」
あの人は。
「…みのりさんは…知らなくていいことだよ」
それ、前も言ってたやん。
「…でも」
「いいから!」
なによ。
あたしが隠し事したら、むちゃくちゃ怒るくせに!
なんなんよ!?
「……みのりさん」
「なに」
「……少し寝るから」
寝れば!?勝手にしろよ!
抱き締めていた手を離して、あたしを見る。
「ちょっとだけ…一緒にいて…お願いだから」
その眼が、あんまり泣きそうやったから。
尊が眠るまで、ベッドで手つないでた。
あの人、なに?
死ねばいい。
そんな事言われる関係て、なによ。
尊の昔の事なんて、いいんだけどさ。
そりゃ、話したくない事なんかあって当たり前やけど。
あたしは、今の尊が好きなんやし。
でも。さ。
尊、哀しそうな顔で寝てる。
なにがそんなに苦しいん?
ねえ。尊。
あたしは、尊を助けてあげられないん?
1
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる