You Could Be Mine 【改訂版】

てらだりょう

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そのよん

そのよん-9

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「ぐ…はっ…」

真理はソファーに転がって悶絶する。

「ぶっ…くくっ…」

涼香は、テーブルに突っ伏して肩を震わせる。

オマエラいい加減にしろよ。

マジで。

「くっ…はっははははっ」

涼香はとうとう我慢できんくなったらしく。

ハラ抱えて笑い出した。

ひとしきり悶絶のあと、どうにか笑いが収まった涼香と真理は。

「「尊くん、サイコーやん!」」

声を揃えて言った。

「彼氏出来て良かったやん、みのり」

涼香が涙目で言った。

笑いすぎて涙まで出てやがる。

「みのりさんの友達って、良い人達だね。面白くて」

「どうもすいません…」

尊を試す様なマネして。

「じゃ、まっ!みのりに彼氏が出来たお祝いって事で。飲んで唄うかあ!」

真理が笑いながら、ビールをごくごく飲んだ。

それからは普通にオケってたんだけども。

いつもなら、ソファーの上で飛び跳ねたり、興が乗れば踊り狂ってんだけどね。

さすがに尊の前ではそれは無く。

びっくりしたのは、尊が凄く唄、上手で。

真理なんか、聞き惚れてたし、あたしも改めてかっこいーなぁ、とか思ったりして。

尊はあたしがなにか唄う度に。

「みのりさん可愛い!」

を連発するんで涼香と真理に冷やかされまくり。

なんか、恥ずかしいやら照れるやらで。

いつもより酒のペースが早くなってしまった。

 「……みのりさん」

ふあい?

「着いたよ、起きて」

はあい。たくしーのなかで、ちょっとうとうとしちゃった。

「あ、みのりさん、頭ぶつけない様に気を付けて」

ゴツン!

たくしーのどあのふれーむに、あたまぶつけたぁ。

「ふにぃ…」

いたいよぅ。

「ああ、もう。だから言ったのに。見せて?」 

まえがみをあげたら、たけるがあたしのおでこをみて。

「ちょっと赤くなってる」

ぶつけたとこに、ちゅってした。

「みのりさん、飲み過ぎ」

そんなにのんでないよぉ。

くちびるをむぅってしたら、たけるがまたちゅってした。

えれべーたーのなかで、ちゅーしたくなったから。

「みのりさん?」

たけるのくびにだきついて、たけるのかお、じーっとみた。

そしたら、たけるがわかったみたいでちゅーしてくれた。

んふふ、なんかうれしい。

「酔ってるみのりさん、むちゃくちゃ可愛い」

たけるがぎゅうっ、てあたしをだきしめた。

「のどかわいた」

そふぁーのとこのゆかの、らぐにすわっていったら、たけるが。

「ちょっと待っててね」

きっちんにいった。

なんか、あついな。

からだがぽかぽかする…。 

「みのりさん…」

たけるがおみずのぺっとぼとるをもって、なんかびっくりしてる。

あたしのとなりにすわって。

「なんで服脱いでるの?」

わらってる。

だって。

「あついもん」

「はいはい。お水飲んで」

たけるはわらいながら、おみずをあたしに、はい、ってわたそうとしたから。

「やだ。たけるがのませて」

ていった。

「はいはい」

たけるはおみずをくちにいれて、あたしにちゅーした。

そしたら、たけるからあたしのくちのなかに、おみずがはいってきた。

ちょっとなまあたたかくなってたけど、おいしかった。

「やば…みのりさん超可愛い」

なんか、たけるはそふぁーによりかかって。

りょうてでかお、おおって、かたかたふるえてる。

なんか。

すごくたけるとちゅーしたいな。

だから。

たけるのてをかおからとって、たけるのほっぺたにりょうてをあてて、うえむかせた。

「みのりさん?」

そのままくちびるをちかづけて、ちゅーした。

たけるのくちがすこしあいてたから、したをいれて、すこしぬるってするけど、なめた。

たけるが、あたしのあたまのうしろのとこをおさえた。

「ん…」

たけるのしたがはいってきて、くにゅくにゅした。 

いきがくるしくなってきたから、たけるからくちびる、はなした。

たけるが、あたしのかおをじーっとみる。

「みのりさん…」

なあに?

「俺の事、好き?」

なんで、たけるはいつもあたしにきくのかなあ。

「だいすき」

すきだから、いっしょにいるんよ?

そうだ。

いってもわかんないこには、おしおきしなきゃ。

たけるのみみをかぷ、ってかるくかんだ。

たけるがいつもするみたいに、したでみみをこちょこちょした。

「み…」

くびのとこにきすして、したでくびすじをゆっくりなめた。

「んっ…」

たけるが、ちいさなこえをだした。

くびすじをなめながら、たけるのしゃつのぼたんをはずした。

はだけたむねまでしたをすべらせて、ちいちゃいちくびを、ぺろんてしたら

「あっ…」

たけるがこえをだしたから、ちょっとたのしくなって、かんだり、したでころころしたり、ちぅ、て、すったりしてみた。

かたほうのてを、たけるのおなかをなでながら、したのほうにすべらせていった。

「…みのりさんっ…」

たけるのに、てをあてた。

なんかかたくなってる。

ぱんつのうえからなでた。

「あっ…ん…」

たけるがこえをだすから、いつもたけるがあたしにいうみたいに、いってみよう。

「どうしてほしいの?たける」 

したぎのなかにてをいれて、ちょくせつさわってみた。 

「…っん」

たけるのむねにかおをのっけると、みみにしんぞうのおとがひびく。

たける、どきどきなってる。

てをうごかして、したぎのなかのかたくなってるものを、にぎにぎしてみた。

もっと、かたくなった。

「あっ…みのりさん…」

「いって?たける」

もっとにぎにぎしてみた。さきっちょのとこから、なんかでてる。

「く…口でして」

はぁはぁしながら、たけるがいった。

「くちで?なにするの?」

ふふふ。

たけるはもっといぢわるやけど、あたしのまねっこも、なかなかでしょ?

「んっ…みのりさん…」

たけるは、むねにあてていたあたしのあたまをおこして、ちゅーした。

「…はぁっ…どうしたの、みのりさん?」

あたしはだまってにこにこ。

どうしてほしいのかな?

たけるは、べるとをかちゃかちゃやって、ぱんつのふぁすなーをおろした。

それから、あたしのてににぎらせたまま、それをだして

「…フェラして。お願い」

おねがいされたら、しかたないなあ。

あたしは、さきっちょからでてるのをぺろん、てした。

したを、とがらせて、たけるのさきっちょのとこ、つついた。

「んっ…」

したからうえに、なんかいもなめて、あなをのとこつついたりした。

「ん…あっ…」

それから、あたしがしってる、たけるのいちばんきもちいいとこを、くちびるでかんだり、したでなめたりした。

「んっ…はぁっ…」

たける、きもちよさそうにしてる。

「きもちいい?」

て、ききながら、じょうげにてをうごかしてみた。

「あっ…みのりさん…くわえて…」

もお、おねがいちゃんとしなきゃだめでしょ?

いつも、あたしに、おねがいっ、ていわせるくせに!

「たける、おねがいは?」

たけるは、あたしのあたまのうしろにてをあてて。

「みのりさん…くわえて、お願い」

かるく、あたまをおさえた。

たけるのをくちにいれて、したをうごかしながら、あたまをじょうげにうごかす。

たけるのが、びくん、てなる。

あたまをおさえてるたけるのてに、ちからがはいる。

「も…ダメ…出る…!」

たけるがいったら、たけるのがびくびくって、なって、にがいのがくちのなかにでてきた。

ごくん、て、のみこんだ。

もう、なれたけど、こんなの、たけるのじゃなきゃできないよ。

たけるは、はぁはぁしながらあたしのあたまをなでた。

なんか、ずるい。

たけるだけ、きもちよくなっちゃって。

「ずるい」

たけるを、うわめづかいでにらんでみた。

「…みのりさん?」

くびにりょうてをまきつけて、ちゅーした。

「んっ…」

たけるが、あたしをだきしめた。

「ずるいって…何が?」

「だって、たけるだけきもちよくなって、ずるい」

「え?」

「あたしも、きもちよくして!」

たけるのめが、まんまる、なった。

はじめてみた。こんなかお。

「…べ、ベッド行こ!」

たけるは、なんかあわてたみたいに、あたしをだきあげて、いそいでしんしつのどあをあけた。

あたしをべっどにねかせると、じぶんのふくをぬぎはじめた。


……。

あー。

よこになったら、ほんわりしてきた…。

……。

くー…。

「みのりさんっ!寝ないでっ!」

おこされた。

たけるは、あたしから、したぎはぎとった。

「気持ち良くしてあげるから、寝ないでっ!」

「……ほんとに?」

「うん」

「…じゃあ」

「うん?」

「めちゃくちゃにして!あたしのこと、めちゃくちゃにして!」

「み…」

たけるは。

「みのりさんっ!」

あたしにいぢわるしなかった。 




…………。

どこだ、ここ。

シーツの色が、あたしのベッドのと違う。

顔のすぐ近くで、誰かの寝息が聞こえる。

あ。

なんだ。尊だ。

尊があたしを、両腕で抱える様にして眠ってる。

道理で、寝苦しいと思った。

昨日、何してたんだっけ?

買い物行って、瞳子さんに会って…。

…そうだ。

涼香と真理とカラオケして。

……いつ尊ん家に帰って来たんやろ?

しかし。

二人共、裸で寝てるって事は。

やる事はやったんやろーな。

……覚えてないけど。

なんか、変な夢は見た気がする。

夢の中で、あたし、超淫乱になってた。

うわあ。

なんちゅう恥ずかしい夢!

「……ん…」

尊が薄く眼を開いた。

ぼんやりとあたしを見て。

「みのりさん…おはよ」

唇に、ちゅっ、てキスした。

「おはよ」

あたしが言ったら、髪を撫でながらほっぺた赤くした。

何、照れてんだ。今更。

「昨夜…凄かったね」

何の事?地震でもあった?

「…なんかあったん?」

尊は、眼をぱっちり開いてあたしを見た。

「……覚えてない…の!?」

「んー?尊ん家にいつ来たのか覚えてない」

あたしが言ったら。

まるで、この世の終わりみたいな顔した。

それからながーいため息をついて、枕に顔を突っ伏した。

「…みのりさん」

「ん?」

「頼むから、俺以外の男と酒のまないで」

は?朝っぱらから何言ってんだ!?

「無理だよ、そんなん。付き合いだってあるし」

「……じゃあ、しかたないけど。俺以外の男と二人きりで飲むのだけは、絶対止めて。お願いだから」

「…わかった」

尊は、枕に顔を埋めたまま。

立ち直るまでそっとしておいて。

とか言ったから、あたしは尊をベッドに残してコーヒーを淹れに行った。
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