なぜか愛してくるイケメン年下セフレと事後メシを食べる話

みつきみつか

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1 冬のカツ丼定食

三 (※)

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 冬くんのスラックスのチャックを開けて、ボクサーパンツの隙間に指を入れる。横倒しにしてるばきばきペニスの巨大さときたら。

「おおおお大きいね!?」

 不安すら感じるほどだ。こんなの、見たことない。入るのかな。……いっか。入れちゃえばなんとかなるか。ここまで来て断念なんて絶対に嫌だ。
 推しと寝られる最初で最後のチャンス、逃すものか。
 幸運の女神には前髪しかない。振り返って掴まえようと思っても後頭部はハゲなんだ。
 俺は仕事が早く終わったというか、手が震えすぎて病的だったのでとっとと退散して、一度帰って、ホテルでの時間を確保するために準備万端だった。
 だが、臨戦態勢の冬くんのそれは、規格外。ローションの容器と同じサイズ。
 冬くんやや恥じらいつつ、俺の額に唇を寄せた。

「無理なら今日は入れなくても平気です。花火くんに会えて幸せですから」
「いえいえいえいえ! だ、大丈夫! 血が出てもねじ込んで!」
「え、血が出たらやめましょ。痛かったら言ってくださいね。ゆっくりします」

 ふえーん。優しい。ごめん、変なことばかり言ってて。
 こんなにもかっこよくて、でかくて、優しさまで備えているなんて、俺の推しって凄い。
 俺は、かなり久しぶりのセックスだ。行きずりのセックスしかしたことないし、それも数ヶ月に一回か二回程度。
 今日はたまたま早くあがれただけで、少し前まで繁忙期。
 会社に寝泊まりもある程度に忙しい、社畜気味サラリーマン。おかげさまで貢ぐ金はそこそこ貯まってるけど使う暇はなかった。
 冬くんに貢ぐために貯めていたのかもしれないな……。前向きに考えると……。
 冬くんは、入るのか不安になるほどのデカマラだ。ぎんぎんで、血管浮いて、ぱんぱんに張ってる。カリ高。長いな。全部入るのかな……。
 すごく奥まで掘られそう。生唾のんじゃう。
 手で握ってさすりながら頬と舌で愛撫する。先端を指で優しくほじっていたら、喘いでいてきゅんとくる。

「いじめないでください……」
「ごごごごめん。可愛くて……」
「花火くんに会うの楽しみで、いつもよりばきばき……舐めてくれますか?」
「いいいいいいの!?」

 断られないうちにと慌てて冬くんのボクサーパンツを剥ぎ取る。

「あははっ」

 冬くんが無邪気な笑い声をあげた。可愛い声。恥ずかしいけど、笑ってもらえてラッキー。こんな絶好の機会、絶対に逃せないし。
 ぱくりと口に含むと、うっと小さなうめき声。低くて色っぽくて、性的。
 涙目になって、でも幸せそうに頬を染めて、目を細めつつ、俺の髪や頬を大切そうに撫でてくれる。

「花火くん、すごくいいです。でも、あんまりされると本当にでちゃうんで、ほどほどで……」

 へへへ……精液出たら飲んじゃお……。推しの精液……。

「りょーはい……」
「あ、もうだめかも……」

 口を離すと、冬くんは、はぁはぁ言いながら、ワイシャツのボタンを外している。ワイシャツと肌着を脱いだら、すっごいいい体してる。
 つつ、と腰を撫でられて、尻を鷲掴みにして揉んでくる。手の動きがいやらしい。

「あー、やりたいです……!」
「俺もやられたい……」

 冬くんは俺を四つん這いにさせて、尻をかじった。甘噛みしながら、ほぐした穴に舌を入れてくる。雄っぽい獰猛な動きに腰砕け。

「あ……、あ……」

 舌で味わわれて、指を入れますねと言われて、入れる前に指を触るように促されて指を絡める。これを入れられるんだと確かめたあと、ローションに濡れた中指が少しずつ入ってくる。
 優しく広げてほぐされていく。

「んん、ぅん、ん」
「ふふ。可愛い、低くてハスキーな声。電話で聞いたときから、喘いだら可愛いだろうなって思ってたんです」
「冬くん、やらし……」

 最高。

「三本、軽く入っちゃいましたよ。花火くんのほうがやらしい」

 三本の指で広げられたそこは、回転するように拡張されて、自分でするよりしっかり開いてる。冬くんを受け入れるためにこじ開けられていく。

「んふ、うっ、あ、あ」
「顔見ながら入れたいです」

 冬くんは俺をひっくり返して、両足をぐいっと上げさせた。リードしてるのにけだものの目をした冬くんと目が合って、俺は軽くイきそう。
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