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第五章

おまけ(※)

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   直後のおまけ

「ん、ん……」

 ひとしきり二人で泣いて、それから、気恥ずかしくなって顔を見合わせて笑った。これからの俺たちの関係は、これまでと違う。これまでと延長線上にあって、地続きの道を二人で歩いていくのだけど、明確に違う。
 涙と唾液を絡ませるキスをするうちに、ちょっと雰囲気が変わってきた。Bさんは言葉少なで、真剣な眼差しで、なまめかしい。ずっと見ていたい気持ちと目をそらしたくなるような相反した気持ちになる。
 俺は必死になってBさんにしがみつく。

「あ、あの、Bさん」
「ん?」
「あの、あの?」

 浴衣がはだけて、Bさんの手がいろんなところに触れてくる。触れ方が優しくて、強くて、有無を言わさぬ雰囲気で、体が熱くなっていく。Bさんは真剣に言った。

「基くん。今夜、僕に抱かれてください」
「えっ、あっ、うっ、こ、今夜!?」
「今夜。もう我慢できない……」
「ひぇ」

 俺は覚悟がなかった。急に言われても困る、と思ってしまった。そして急だっけ? と自問自答。俺はいつだって、好きな人とセックスしたかったのに。
 一泊二日という宿泊を伴う旅行だとしても、セックスをする予定などまったくなく、可能性を考えもしなかった。なぜ考えもしなかったのか自分のことが不思議だ。
 行為。するんだ、とうとう。今夜。
 Bさんのおかげで恐怖感はない、が、焦る。

「で、でも俺、ぜんぜんわかんなくて、どうすればいいのか、ほとんど忘れてて……!」
「大丈夫。僕がします」
「今夜……?」
「今夜。嫌?」

 嫌なはずがない。

「よ、よろしくお願いします」
「こちらこそ」

 部屋にも浴室がついているので、キスをされながら連れられた。Bさんは、今夜俺を抱くつもりだったので必要なものは持ってきたということだった。事前に言ってくれたら、俺も覚悟を持ってきたのに……。
 なかを洗われるのは数年ぶりで、壁に手をついて丁寧に指でされて達した。全身が茹でるように熱くなった俺を横抱きにして、布団に連れて行かれる。

「こんな、恥ずかしいかっこ……」
「大丈夫。可愛いですから」
「そんなこと言われても……!」

 室内は暗いものの、枕元で薄明かりがついている。両足を抱え上げられてそこを舌でされるなんて、逃げ場がない羞恥に泣きそうになる。
 Bさんは性急だが、痛くないようにと、とにかく丁寧だった。こういう丁寧さは、ずっと前も、これまでも、Bさんの変わらない性質だ。なのになんだかBさんが知らない男みたいに思える。途中までした数年前のあのときとも少し違う。俺の知らないBさん。
 そうこうするうちに、浴衣を脱いだBさんのペニスが俺のそこにあてがわれた。体は反射的に強張りそうになる。だが、ローションと指で緩んだそこは、Bさんをやすやすと飲み込んでいく。

「あ、あ、あ……!」
「基くん」
「あ、Bさん……あっ、ぅ、ん」
「こっち見て」

 見つめ合いながら挿入を果たすと、俺はあまりの異物感に、動けなくなった。Bさんは前屈みになり、俺をなだめるように顔にキスを落としながら頬を撫でてくる。
 違和感と多幸感に視界が滲んで、Bさんの表情があいまいになる。Bさんの顔が見たい、と思う。何度もまばたきする瞼に、Bさんはそうっと口づけてくる。

「B、さ、ん……」
「つらい?」
「い、え」
「つらいなら言ってくださいね」

 Bさんは俺の顔をついばんでいる。
 好きな人と、Bさんと、こうするのが夢だった。この距離で感じ合いたいと思っていた。夢見心地だ。
 これが初めてならよかったのに。そんなふうにも思ったけれど、そして俺の過去をなかったことにはできないけれど、いつの間にかBさんは俺の全部を上書きしていて、嫌なことを一々思い出すなんて馬鹿らしくなるほど、これまでにたくさん感じてきたBさんの体温が胸を満たしていた。
 俺はもう大丈夫、と胸を張って言える。

「大丈夫?」
「だ、大丈夫……」
「少しこのままでいましょうか。無理なら抜きますね」
「ん、ぅ」
「痛い?」
「い、いえ」
「なら大丈夫。そのうち、挿れたらすぐイけるようになりますよ。手前味噌ですが、僕、上手いんです。これからたくさんしましょうね。楽しみですね」

 耳元で囁かれて、くすぐったくてぞくりとした。耳のふちを噛まれ、Bさんの荒い息がかかり、くすぐったいを超えてくる。感傷的になっている場合じゃあない。襲い来る快感の波に溺れそう。

「あっ、ふぅ」
「可愛い。耳、感じるんですね」
「ん……」
「体、熱いですね。基くん、可愛い」
「ん、ぅ、んん……」
「なじんできた? 痛くはないですか?」
「にゃいです……」
「少し突きますね。痛かったら言って、気持ちいいところも言葉にしてね。気持ちよくしますから」
「はい……」
「僕も、基くんのなか、もっと感じたいです」

 Bさんが腰を動かし始め、体から出ていく感覚と、入ってくる感覚を鋭敏に感じて、思わず声が洩れる。

「あ、あぁっ、ま、まって」

 Bさんは俺の上に覆いかぶさり、俺の額に口づけながらゆっくりと打ちつけた。

「どうしたの」
「あ、あっ、う、ん、あっ」

 なんだろう。浅くしたり深くしたりしながら痺れるようなところをかすめている。

「痛い?」
「いえ、あっあっ、そこ、へん」
「ここ?」
「あぁっ、あ」
「ここ。基くんの弱いところですね。こうやってこすりつづけたら、もっと感じるようになると思いますよ」
「んん、んぅ、Bさん、も、感じる、そこ、やめ」
「そういうときは、いいって言って。そこがいいって。好きって。いっぱいしてって言って」
「っ、好き、そこ、いいです、好き、Bさん、いっぱいして……っ」
「あー……、いっぱいしましょ」

 しばらくのあいだ、名前を呼び合いながらそこを突かれてへろへろになった。Bさんが俺の体を軽々持ち上げ、つながったまま、俺はあぐらをかくBさんにまたがる体位になる。Bさんが深くきて、首に腕をまわすと、下から突き上げられて震えた。

「あっ、あっ、あっ!」
「基くん、感じやすいですね」
「Bさんっ、もうらめ」
「後ろからもしたいです。バックで挿れたい」

 首に噛みつかれながら余裕のない声で言われて、俺は頭が真っ白になる。

「あっ、は……」
「基くんのこと、後ろから犯したい。いいですか?」
「聞かないで……」

 ずるりと抜けていった。Bさんのペニスは巨大で、こんなものが体内に入っていたなんて信じられない。ひっくり返されて、四つん這いにさせられる。入ってくるのに合わせて尻を突き出すと、Bさんが呻いた。

「ん……いい子」

 Bさんの大きな両手が臀部を掴み、広げるようにして深く深く入ってくる。

「あー!」

 俺は枕を顔を埋めて、叫び声を押し殺した。

「Bさん、Bさん……!」
「ごめん。激しい? 気持ちよくて……」

 Bさんはピストンを早め、少し乱暴に突いてくる。だが、深くをやられて得られる快感に、俺は喘ぎを止められない。

「いい、あ、Bさん、そこぉ……!」
「おねだりも可愛い。基くん、すごく締めてくる……気持ちいい?」
「気持ちいい……」
「僕も。基くんとのセックス、ハマりそう」
「Bさん、っ、そこ、好きっ、もっとして……!」
「ここ、気に入った?」
「す、すき……!」

 ぶぢゅ、と奥のほうに当てられ、粘着質な音を立てる。腰砕けになるほどのいやらしい音に、頭がふわふわした。

「あ、ん、Bさん、いい」
「基くん。前からもしたい」

 ふたたびひっくり返されて、正常位で入ってくる。怖かった過去なんてなかったと思うほど、とにかくそれが欲しくて仕方なくて、挿れてもらえてうっとりする。

「はぁ……」

 Bさんが俺の乳首を指先で弾いた。

「あっ、やっ」
「いい、でしょ?」
「っ、い、いい」
「あ、基くん、ごめん。僕、ちょっとSっ気あります。あと、わりと変態」

 俺は吹き出した。

「あは。いっぱいしてください……」
「うん」

 両方の乳首を摘まれながら深くきた瞬間、電気が走るみたいに快感が走り、俺は喘ぎ声すらもあげられないまま、両足を開いて達した。

「う、あ、イく」
「上手上手。基くん」
「ね、へん。Bさん、イく、イくの、止まらない」
「上手ですよ。なか締まってすごい。僕も一度イっていいですか」

 なにも考えられず、ただただ頷いた。Bさんが覆いかぶさってきて、俺を抱きしめながら激しく揺れる。初めて見る余裕のないBさんの裸にしがみついて、肌が触れて密着しているのが幸せだった。

「んん、基くん、っ」
「Bさ、あっああぁっ、イく」
「一緒にイきましょ」

 手を繋いだ。動きがさらに激しさを増し、結合部の音が際立つ。耳を犯されているみたいだ。全体的に、俺が想像していた幸せなセックスよりも、はるかにいやらしい。
 一突きして、Bさんの動きが止まる。激しい鼓動の音と、呼吸と、手を強く握ってくるのと、なんだか一体化しているみたいだ。荒い息を整えながら、Bさんは苦しげに言った。

「基くん、すごくいい」
「Bさん……俺も……こんなの、知らない……」
「……基くん。キスしたい」

 俺が何も言う前に唇を貪ってくる。しばらく俺の舌を食んだり吸ったりして、Bさんは満足気に息をついた。

「がっつきすぎでしょうか?」
「……そうされるの、好きです……」
「食われるのが?」
「はい」
「……基くん、そんなこというの反則ですよ。今夜、寝かせられないかも」

 いいですよね、と問われた。けれどBさんは、返事は求めていなさそうだった。




〈おまけ 終わり〉
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感想 9

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みんなの感想(9件)

まぁや
2024.09.22 まぁや

みつき様、おはようございま~す\(^o^)/
感想書き込んで送信前に誤タップして二度目の書き込み、(´▽`*)アハハ
なかなか素敵な感想を書き上げたのに悔しい←

今夜変態、完結おめでとう&ありがとうございます︎‪💕まさかBさんの矢印がそちらへ向いていたとは驚きです!な、なるほど!出世欲がなさそうなBさんがなぜ結婚したのか大納得~︎︎👍そりゃ奥さんも他の人と子供作る罠😂www

誰もが幸せになりきれなかった結婚生活が無事円満に終了出来て何よりです(´ー`*)ウンウン
永く一歩を踏み出せなかったBさんの心のよすがにAくんがなれたようで一読者として泣きそうな程嬉しい😭
二人のらぶえち楽しみにお待ちしてますー!🤗💗

あと、こちら読了後、冬×花火も再読︎‪💕確かいつだったか冬くん視点を書いていると仰っていたような……🤔そちらの蔵出しもお待ちしてますね~☃️🎇✍️🤗💗

それから、公爵×魔術師も再読~☺✨こちらも結婚式や新婚生活が気になりますので、いつか番外編読めたらいいなぁ🤤年下溺愛執着攻め最高‼️

さてさて、明日はいよいよ秋庭ですね!本日移動日でしょうか?もう移動済み?天気は良くはなさそうですが、何とか雨は降らないみたいで何よりですが、それより気温が30度近いのが気になる、暑そう💦……体調にお気を付け下さいね!おひとりだとトイレにも中々いけそうにないですが、十分に水分取って下さい~😖

イベント楽しんできて下さいね💖私もみつき様のXでの当日レポ、忙しければ後日レポ、楽しみにしてま~す♡🥰ᡣ𐭩

みつきみつか
2024.09.24 みつきみつか

まぁや様~、こんばんは~(*´Д`)
返信遅れて申し訳ありません…! ご感想ありがとうございます!
おかげさまで命拾いしました! 度々読み返してニヤニヤしていました!

完結おめありです!
Bさんに白状させるかは悩みどころだったのですが、実はこういう経緯があった感じです!
不倫ものって書くの難しいですね…!私、基本的に登場人物全員DT希望なので、Bさんも一途な方向性に向かわせました!Aくんはノーカン!←
Bさんは長い片想いの残りかすみたいなものを大事に温めてたのですが、結婚生活はBさんが悪者になることで終了しまして…、しっかり断ち切ることができたので、BさんはAくんと新しい恋をちゃんと始められますように…(-人-)
Aくんは最初のころの何も言えないAくんじゃなくなったので、これからは堂々とBさんの隣に立って自信満々の愛されAくんになりそうです(*'ω'*)

冬と花火、それに公爵~、再読ありがとうございます!
冬と花火、年内には再開したいです!
公爵は読み返さないと記憶が…!汗

秋庭~
一瞬で終わりました…始まるまで一週間ぐらい緊張で吐きそうだったんですが、久しぶりにイベントを味わえて、しかも色々楽しくてあっという間でした。
無配委託の品、たいへん好評でしたよー! 可愛いの独り占めすることにならなくてよかった…
三月に選んでもらいたいというご希望をされる方もいらして、キャラ色で作ってくださったのをお渡しするなどの一幕もありました…!
あとは…三巻&同僚を発送します…! もう少しお待ちくださいませ!

解除
よよっぴ
2024.09.16 よよっぴ

はじめまして!
どのお話も好きですがこのお話はすごく切なくてでもホカホカするお話でとても好きです。
大人らしい大人になろうともがいているAくん。
大人だから大人でいようとするBさん。
二人が表面上、淡々としている中で心の中が大きくうねっている感じがとても胸にきます!
これからも応援してます!

みつきみつか
2024.09.16 みつきみつか

はじめましてこんにちはー!
ご感想&応援ありがとうございます!
好きと仰っていただけて嬉しいです!
AくんとBさん、年の差や環境の差のせいで上手くいかないこともありますが、必死に考えている二人です(*'ω'*)
もう少し続く予定ですので、ぜひお付き合いくださいませ!

解除
まぁや
2024.09.12 まぁや

みつき様、こんばんは~-`🙌🏻´-
第三章、もだもだにひたすら悶えてます🤭︎‪💕

Aくん、同僚の告白には最初から答えが決まっていたんですねぇ(゚ー゚)(。_。)ウンウン
まぁ答えが決まってたいたというか、おかげさまでハッキリ自覚出来たというか︎‪︎‪💗
同僚、ある意味ダシで哀れ😂www

そしてBさんは恋を諦めている節があったのにAくんに誤解して欲しくないようで、一度電話を切るも再度かけ直してまで熊五郎(←)の事で言い訳するし、暗に君が好きと言うとるし!全然Aくんには伝わっていない模様ꉂ 🤭

この少しずつ距離を詰めてゆくもだもだ感がたまりません!!!!

遊園地デート~♡🥰ᡣ𐭩
Aくんに恋愛は楽しい!って上書きして欲しい☺️Bさんの抱えている昏い過去が気になりますが、お互いの好きが爆発して早くくっ付いてくれないかなぁっとドキドキしています🤗💗

夜は冷えて来ましたのでお身体ご自愛下さいね!
秋庭に向けて準備がお忙しいと思いますが、続き楽しみにお待ちしてまーす☺✨

みつきみつか
2024.09.15 みつきみつか

まぁや様、こんにちはー!
返信遅くてすみません_(:3」∠)_

第三章もだもだしてました〜。恋はこのくらいの時期がいちばん楽しい!
同僚の告白の件、Bさんに言ってもどうせ妬いてくれないしむしろ後押ししてくるしと思って相談しなかったAくんですが、もし聞いたらBさん内心妬いたんじゃないかなと思ったりしながら第四章に突入しました(そしてまた出てくる元恋人…)くっついているような…くっついていないような…
ずるいおじさんBの過去も出てきます!(たぶん)
取り留めのない話なのですがお付き合いいただけて嬉しいです〜
まだ書いてなくて今夜はじまるのかわからぬ第五章…汗

お気遣いありがとうございます、
体調が絶不調で_(┐「ε:)_となってるのですがBOOTHと庭と更新とやりたいこと山積みなので気合いで乗り切りたいところです!
まぁや様もお体ご自愛くださいね!
ぜひ引き続きお付き合いくださいませ!

解除

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