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番外編11 ツイノベまとめ
5 オメガバースパロ 別バージョン
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「おかえり。さっきの人、大丈夫だった?」
「たぶん。急にヒートになったみたいです。オメガって大変ですよね…」
「気の毒だね。連れの人がアルファだったから誘発したのかな」
「みたいですね」
「たきくん、顔色悪いよ。あまり食べてないね。大丈夫? なにかあった?」
「…………昨日体調が悪くて病院にいったら、俺、オメガだったことがわかったんです。小学生のときからずっとベータだと思っていたのに……」
(……!)
「誤診だったの? バース検査」
「はい、発達不良? だそうで。今までヒートもなかったんですけど、実は、いつ起きてもおかしくないって…体調不良は兆候のひとつかもしれなくて……さっきの人みたいにトラブルになるんですよね……」
「医者はなんて?」
「将来のことを考えたら早い段階でコントロールしておいたほうがいいそうです」
「なるほど」
「あ、一回ヒートが起きたら、それ以降は抑制剤を飲めばいいみたいなんですけどね。今はアルファとすれ違うだけでいきなり起きる可能性がある、危ない状態みたいです。さっきの人みたいに…」
「それはまずいね…」
「だから、パートナー候補と協力して、積極的にヒートを起こすようにしていってくださいって」
「パートナー候補……!?」ガタッ
「つがいのことだと思います」
「たきくん、そんな人いるの!?」
「えっ、いません。だから困ってるんです…」
「……^^」ストン
「?」
「たしかにさっきの人とは違うにおいするね、たきくんのにおい」
「ええ!? わかるんですか!?」
「言ってなかったけど、俺、アルファだから…」
「あ…納得……カズ先輩に迷惑かけたくないんで、すみません、帰りますね」
マテマテ
「なに言ってんの。俺、協力するよ。たきくんのこと、助けてあげたい。大事な後輩だもん」
「いいんですか!? ありがとうございます! カズ先輩…! 優しい…!」
「とりあえずうちにおいで」←
マンション到着
「アルファと長時間同じ空間にいれば、それでヒートが起きる可能性が高くなるみたいです! ヒートが起きたら抑制剤飲みますね! お手間なんですが、もし俺が自分で飲めそうになかったらこれ口に突っ込んでもらってもいいですか?」
「わかった。テキトーに戸棚にでも入れとくね」
ポイ
「??」
「たきくんにぴったりくっついてたらいいね。あ、うちに住むってことでいいよね」
「???」
「オメガって巣作りするんでしょ、はい俺の服。代わりにたきくんの服ちょうだい。ほら、脱いで脱いで」
「えっ、えっ」
「手を繋いでみよう。よし俺のベッドに行こうね、連れてってあげる」
「???」
「座って。あ、寒いかな」
「いえ、あついです」
「あついんだ。他になにすればいい? もっと近づけばいいかな。抱きしめていい? 抱きついてくれてもいいよ…」
(……?)
「あ、ごはん買ってくるね。体調よくなったら食べさせてあげる。ベッドで寝ていていいからね」
「あ、はい」
スタコラサッサー
「先輩の…服……ベッド……先輩のにおい……」
クンクン
「ただいまたきくん!」
「わっ、ごめんなさい!」
「嗅いでいいよ! 俺も嗅いでるから! 顔赤いね、体さっきより熱いね、なりかけてるのかな?^^」
「すみません、あの、あの! あっ、抑制剤のみます! 先輩、戸棚にないんですけど」
「おかしいな? どこ行ったんだろうね? あとで探しておくよ。あとでね。たきくん、大丈夫? 息荒くなってるね、ちゅーしよっか」
「はぁ…はぁ……んん…? ちゅー? ですか…?」
「大丈夫、俺に任せて。たきくんがオメガだなんて、発情期もまだだなんて…楽しみだね」
「せんぱい、そんな、抱きしめられると、理性とぶ…あつい…せんぱいのにおい…」
キュ
スリ……
クンクン
「…!^^」
「せんぱいの、におい、すごく……すき……」
「たきくん、こっち見て。俺の目を見て」
「はい」
ちゅー
「んぅ……」
「ちゅー。気持ちいいね?」
「は、はい、せんぱいもう大丈夫れす、あとはひとりでいます…これ以上は、めいわくかけちゃう…俺はもう、ひとりで大丈夫……」
「そんなわけにいかないよ、全面協力するよ、ねっねっ、舌だして」
「ん…」
「熱いね、下着も脱ごうね、俺も脱ぐから。たきくん、すっかりとろとろだね。触り合いっこしようね」
「…? ああっ、せ、せんぱい」
「たきくん、だいぶ理性なくなってきたねー」
「ふぁい、せんぱい、おれ、もうだめ、せんぱいのにおいすき、あつい……せんぱいの手、きもちい」
「番になろうね。安心してね。必ず妊娠させるからね。たきくんがオメガだなんて…幸せにするからね。一緒に子づくりして子育てして、死ぬまで一緒にいようね」
「目的が…ちがう……でも、せんぱいには、ちゃんとしたオメガがいるはずだから…」
「まだ理性残ってるんだ? もっとちゅーしよ」
「ん…もうだめ…」
「俺とちゅーするの嫌? ちゅーきらい?」
「ちが、ちがくて、ちゅーすきで、きもちい、すき、きらいじゃないれす、すき、けどこれ以上したら」
ちゅー
「んんっ、かずせんぱい、ちゅー、きもちい」
「たきくん、大好き。俺のちゅーきもちいいんだね。俺もきもちいいよ。たきくんのここ、すっかりとろとろ」
チュプ…
「やぁっ、そんなとこ、だめ」
「ここ使うんだよ? 習わなかった?」
「わかんないれす、おぼえてない……」
チュプチュプ…
「せんぱい、あ、あう、おれ、へん…あつくて、それ、されると……」
「熱くてくらくらしてる?」
「んっ、はい、ふぅ、はぁ……」
「俺と番になる? たきくんのここ、噛みたいなぁ……」
ペロペロアムアム
「ひゃっ、で、でも」
嗅いでた服トリアゲ
「あっ、せんぱいのふく……」
「おあずけ^^ 指もおあずけ」
抜
「やら、せんぱい、ちょうらい、おねがい」
「番になる?」
「な、なる…」
カプー
めでたしめでたし
「たぶん。急にヒートになったみたいです。オメガって大変ですよね…」
「気の毒だね。連れの人がアルファだったから誘発したのかな」
「みたいですね」
「たきくん、顔色悪いよ。あまり食べてないね。大丈夫? なにかあった?」
「…………昨日体調が悪くて病院にいったら、俺、オメガだったことがわかったんです。小学生のときからずっとベータだと思っていたのに……」
(……!)
「誤診だったの? バース検査」
「はい、発達不良? だそうで。今までヒートもなかったんですけど、実は、いつ起きてもおかしくないって…体調不良は兆候のひとつかもしれなくて……さっきの人みたいにトラブルになるんですよね……」
「医者はなんて?」
「将来のことを考えたら早い段階でコントロールしておいたほうがいいそうです」
「なるほど」
「あ、一回ヒートが起きたら、それ以降は抑制剤を飲めばいいみたいなんですけどね。今はアルファとすれ違うだけでいきなり起きる可能性がある、危ない状態みたいです。さっきの人みたいに…」
「それはまずいね…」
「だから、パートナー候補と協力して、積極的にヒートを起こすようにしていってくださいって」
「パートナー候補……!?」ガタッ
「つがいのことだと思います」
「たきくん、そんな人いるの!?」
「えっ、いません。だから困ってるんです…」
「……^^」ストン
「?」
「たしかにさっきの人とは違うにおいするね、たきくんのにおい」
「ええ!? わかるんですか!?」
「言ってなかったけど、俺、アルファだから…」
「あ…納得……カズ先輩に迷惑かけたくないんで、すみません、帰りますね」
マテマテ
「なに言ってんの。俺、協力するよ。たきくんのこと、助けてあげたい。大事な後輩だもん」
「いいんですか!? ありがとうございます! カズ先輩…! 優しい…!」
「とりあえずうちにおいで」←
マンション到着
「アルファと長時間同じ空間にいれば、それでヒートが起きる可能性が高くなるみたいです! ヒートが起きたら抑制剤飲みますね! お手間なんですが、もし俺が自分で飲めそうになかったらこれ口に突っ込んでもらってもいいですか?」
「わかった。テキトーに戸棚にでも入れとくね」
ポイ
「??」
「たきくんにぴったりくっついてたらいいね。あ、うちに住むってことでいいよね」
「???」
「オメガって巣作りするんでしょ、はい俺の服。代わりにたきくんの服ちょうだい。ほら、脱いで脱いで」
「えっ、えっ」
「手を繋いでみよう。よし俺のベッドに行こうね、連れてってあげる」
「???」
「座って。あ、寒いかな」
「いえ、あついです」
「あついんだ。他になにすればいい? もっと近づけばいいかな。抱きしめていい? 抱きついてくれてもいいよ…」
(……?)
「あ、ごはん買ってくるね。体調よくなったら食べさせてあげる。ベッドで寝ていていいからね」
「あ、はい」
スタコラサッサー
「先輩の…服……ベッド……先輩のにおい……」
クンクン
「ただいまたきくん!」
「わっ、ごめんなさい!」
「嗅いでいいよ! 俺も嗅いでるから! 顔赤いね、体さっきより熱いね、なりかけてるのかな?^^」
「すみません、あの、あの! あっ、抑制剤のみます! 先輩、戸棚にないんですけど」
「おかしいな? どこ行ったんだろうね? あとで探しておくよ。あとでね。たきくん、大丈夫? 息荒くなってるね、ちゅーしよっか」
「はぁ…はぁ……んん…? ちゅー? ですか…?」
「大丈夫、俺に任せて。たきくんがオメガだなんて、発情期もまだだなんて…楽しみだね」
「せんぱい、そんな、抱きしめられると、理性とぶ…あつい…せんぱいのにおい…」
キュ
スリ……
クンクン
「…!^^」
「せんぱいの、におい、すごく……すき……」
「たきくん、こっち見て。俺の目を見て」
「はい」
ちゅー
「んぅ……」
「ちゅー。気持ちいいね?」
「は、はい、せんぱいもう大丈夫れす、あとはひとりでいます…これ以上は、めいわくかけちゃう…俺はもう、ひとりで大丈夫……」
「そんなわけにいかないよ、全面協力するよ、ねっねっ、舌だして」
「ん…」
「熱いね、下着も脱ごうね、俺も脱ぐから。たきくん、すっかりとろとろだね。触り合いっこしようね」
「…? ああっ、せ、せんぱい」
「たきくん、だいぶ理性なくなってきたねー」
「ふぁい、せんぱい、おれ、もうだめ、せんぱいのにおいすき、あつい……せんぱいの手、きもちい」
「番になろうね。安心してね。必ず妊娠させるからね。たきくんがオメガだなんて…幸せにするからね。一緒に子づくりして子育てして、死ぬまで一緒にいようね」
「目的が…ちがう……でも、せんぱいには、ちゃんとしたオメガがいるはずだから…」
「まだ理性残ってるんだ? もっとちゅーしよ」
「ん…もうだめ…」
「俺とちゅーするの嫌? ちゅーきらい?」
「ちが、ちがくて、ちゅーすきで、きもちい、すき、きらいじゃないれす、すき、けどこれ以上したら」
ちゅー
「んんっ、かずせんぱい、ちゅー、きもちい」
「たきくん、大好き。俺のちゅーきもちいいんだね。俺もきもちいいよ。たきくんのここ、すっかりとろとろ」
チュプ…
「やぁっ、そんなとこ、だめ」
「ここ使うんだよ? 習わなかった?」
「わかんないれす、おぼえてない……」
チュプチュプ…
「せんぱい、あ、あう、おれ、へん…あつくて、それ、されると……」
「熱くてくらくらしてる?」
「んっ、はい、ふぅ、はぁ……」
「俺と番になる? たきくんのここ、噛みたいなぁ……」
ペロペロアムアム
「ひゃっ、で、でも」
嗅いでた服トリアゲ
「あっ、せんぱいのふく……」
「おあずけ^^ 指もおあずけ」
抜
「やら、せんぱい、ちょうらい、おねがい」
「番になる?」
「な、なる…」
カプー
めでたしめでたし
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