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番外編9 おまけ4(▲リバ注意▲)
※閲覧注意※ 三 可愛い(※)
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すべて挿入して、しばらく黙ったまま待って、俺は恐る恐る訊ねた。
「和臣さん、動いていいですか?」
和臣さんは俺の体の下で呻いている。
「や、まだ、多紀くん、つらいよ」
「まだ?」
「なでなでして」
「よしよし、なでなで」
はあ、とため息を吐いて、お互いにつながっているそこに集中する。
「ゆっくり、動くんで」
「あっ、あ……多紀くん、多紀くん……!」
「う、きつ……」
「や……」
「いや? 痛いですか?」
「いやじゃない……多紀くん、好き……」
「狭くて気持ちいい……」
「っ……腰の動きが大きくて拙い……とりあえずゆっくり動いて。もっと、もっともっとゆっくりにして!」
注文が多い……。
今度俺が注文したら耳を傾けてくれるのかな。
「はいはい。ん……あ、気持ちいい……包み込まれてる感じとか、ひとの体に入れてる感覚すご……」
「実況しないで!」
「和臣さん、実況するじゃないですか」
「する……でもしないで」
ちょー身勝手。
俺は黙って小刻みに、ゆっくりと動かしてみる。狭くてきつい。あたたかい。
入れる側って、痛くも苦しくもなくてただ気持ちよくて、征服欲をかきたてられるし、相手が俺の体で喘いでると思うと、いいことずくめだな。入れられるときより快感は弱いものの、それ以外のメリットが大きい。
「あー、きもちいー、和臣さん、手を繋ぎましょ」
「ん……」
片手をつないで、俺はもう片方の手で、和臣さんの萎えたペニスを握る。ローションを垂らしてみて、上下するものの、固くならない。これは無理そうだ。
なかにも性感帯があるはずだけど、和臣さんも俺も、まだそれどころじゃない。
「なかでいけるんでしょうか?」
「俺は、絶対無理……多紀くん、出せる?」
「出すのは、少し強くすればたぶん」
「ゆっくりね、ゆっくりして、優しくして」
いけそうかな。
様子を見ながら、揺さぶってみる。
苦しそうに眉をひそめながら、下唇を噛んで耐えている。ぎゅっと瞑った目から涙が流れて、こめかみのほうへと垂れていく。
「大丈夫ですか?」
「んっ、う、あ、だ、大丈夫」
「っ……あー、気持ちいい、なかすごい……可愛い、和臣さん」
「……っ、ん、ん、っ、んん」
「可愛い、可愛いです。和臣さん」
「多紀くん、好き、お願い、ゆっくり」
「あ、出そう……あ、っ」
「っ!」
ゆっくりっていうの、最後は無理だった。何度か早めに抽送して、いきおい引き抜いて、射精。和臣さんの重たい足を抱きつつ、出した。
はあ、気持ちよかった……。
汗がぽたぽた落ちていく。
息を整えながら、縮こまって涙目になっている和臣さんに口づけた。
「すみません、我慢できなくて」
「がんばったから褒めて……! よしよしして!」
「よしよし、がんばりましたね」
呻きながら縋りついてくるので、抱きしめると、腕の中でぐずぐず泣いてる。
「和臣さん、動いていいですか?」
和臣さんは俺の体の下で呻いている。
「や、まだ、多紀くん、つらいよ」
「まだ?」
「なでなでして」
「よしよし、なでなで」
はあ、とため息を吐いて、お互いにつながっているそこに集中する。
「ゆっくり、動くんで」
「あっ、あ……多紀くん、多紀くん……!」
「う、きつ……」
「や……」
「いや? 痛いですか?」
「いやじゃない……多紀くん、好き……」
「狭くて気持ちいい……」
「っ……腰の動きが大きくて拙い……とりあえずゆっくり動いて。もっと、もっともっとゆっくりにして!」
注文が多い……。
今度俺が注文したら耳を傾けてくれるのかな。
「はいはい。ん……あ、気持ちいい……包み込まれてる感じとか、ひとの体に入れてる感覚すご……」
「実況しないで!」
「和臣さん、実況するじゃないですか」
「する……でもしないで」
ちょー身勝手。
俺は黙って小刻みに、ゆっくりと動かしてみる。狭くてきつい。あたたかい。
入れる側って、痛くも苦しくもなくてただ気持ちよくて、征服欲をかきたてられるし、相手が俺の体で喘いでると思うと、いいことずくめだな。入れられるときより快感は弱いものの、それ以外のメリットが大きい。
「あー、きもちいー、和臣さん、手を繋ぎましょ」
「ん……」
片手をつないで、俺はもう片方の手で、和臣さんの萎えたペニスを握る。ローションを垂らしてみて、上下するものの、固くならない。これは無理そうだ。
なかにも性感帯があるはずだけど、和臣さんも俺も、まだそれどころじゃない。
「なかでいけるんでしょうか?」
「俺は、絶対無理……多紀くん、出せる?」
「出すのは、少し強くすればたぶん」
「ゆっくりね、ゆっくりして、優しくして」
いけそうかな。
様子を見ながら、揺さぶってみる。
苦しそうに眉をひそめながら、下唇を噛んで耐えている。ぎゅっと瞑った目から涙が流れて、こめかみのほうへと垂れていく。
「大丈夫ですか?」
「んっ、う、あ、だ、大丈夫」
「っ……あー、気持ちいい、なかすごい……可愛い、和臣さん」
「……っ、ん、ん、っ、んん」
「可愛い、可愛いです。和臣さん」
「多紀くん、好き、お願い、ゆっくり」
「あ、出そう……あ、っ」
「っ!」
ゆっくりっていうの、最後は無理だった。何度か早めに抽送して、いきおい引き抜いて、射精。和臣さんの重たい足を抱きつつ、出した。
はあ、気持ちよかった……。
汗がぽたぽた落ちていく。
息を整えながら、縮こまって涙目になっている和臣さんに口づけた。
「すみません、我慢できなくて」
「がんばったから褒めて……! よしよしして!」
「よしよし、がんばりましたね」
呻きながら縋りついてくるので、抱きしめると、腕の中でぐずぐず泣いてる。
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