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番外編4
7 やり直しの妄想(※)
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午前三時。
自宅のベッドの上で、ルイスは仰向けになって、レンに跨がらせて、下からレンを犯していた。
軽く膝を立てて、上になったレンと両手を繋いでいる。レンは突かれるたびに甘い喘ぎを洩らす。
肌を重ねると心地良い。お互いに熱く火照っている。
「レン、僕のこと好き?」
レンは夢中になって答える。
「好きです。ああ、好き、ジェイミー、っ、あ、好き」
「いつから?」
「え? あっ、ああ、そ、それは……、ん、あっ」
「ああ、いいな。気持ちいい」
と、ルイスは身を起こしてレンの胸に額をつける。
「レン、すごい、気持ちいいよ」
「あ、ああ、俺も、ふあ」
「愛してるよ。ああ、ふふ、ドキドキしてるね」
「あ、あの、は、初めて会ったときから……、あっ、う、ん」
ルイスはついばむようにキスをする。
レンも応える。
「あの夜?」
「う、うん。あ、ああっ」
「僕は……後悔してるんだ。あんな風にセックスして、しかも、長期間、音信不通だったこと」
「あ、あれは、俺も、ショックでした。っ、あ、はあ」
「ごめんね。悔やんでも悔やみきれない」
ルイスは動きを止めて、額同士をくっつける。
レンはルイスの頬を挟む。
「でも、お仕事だったし、仕方ないよ……」
レンは諦めやすい性格をしているし、そもそも男女問わずまともな交際経験がほとんどない。適切な付き合いを知らない。しかも男同士とあって、こんなものかと思っていた。
だが、もし性交だけが目的だったとしたら、傷ついてしまう。だから、こんなものだと自分に言い聞かせて、心を守るようにしていたとは思う。
蓋を開けてみればルイスは多忙で、日本におらず、接点がなかったので連絡を取れなかっただけだった。
もしあのまま、関係が切れていたら、今のこの状況はなかったのだろう。
レンは寂しくなる。
ルイスのいない人生は考えられない。過去に恐れていたように、もう戻れない場所に辿り着いてしまった。約束の地のようにルイスのもとに安住している。自分の居場所はここだとレンは思う。
「だけど、会いに来てくれて嬉しかった」
と、ルイスに口づける。
結果として、ルイスはレンを、異常に愛するようになった。とても重たい。
おかげさまで、レンの中にかねてよりあった希望は叶った。
好きな人を好きでいさせてほしい。
できれば、たったひとりでいいから、気持ちを受け入れてほしい。受け入れてくれるのならば、何をされてもいいと考えてしまうほどに。
そしてなんでもされている。
唇を重ねながらルイスは話す。
「もう一回、やり直したいな……。君と出会った頃を。正体なく無理やりセックスするんじゃなくて、たとえば、ちゃんと順番通りに」
「やり直したらどうなるの?」
「とりあえず毎日会いに行くね」
「クリスさんは来てたよ」
「ずるい。僕もレンに会いたかったのに」
「でも海外にいたでしょ」
「今度は出張には行かないよ」
無茶苦茶である。
ルイスはレンを見つめながら妄想を語る。
「まず、毎日、レンに会いに、お店に行きます」
レンは、にこにこしながら答える。
「はい。いらっしゃいませ」
「それから、一所懸命口説いて……ええと、レンさん、恋人はいますか?」
「おりません。これってこのまま続ける?」
「ちょっと抜こうか」
と、休戦する。
ルイスは咳払いをした。よそ行きの声に繕う。
「えー、レンさんは、年上の男はどうですか?」
レンは吹き出した。
「あははっ。直球すぎるよ。答えられないよ。当時のルイスさんは質問できるの?」
「どうだろうね。レンと気まずくなって、お店に行けなくなったらと思うと嫌かも。でも我慢できなくて訊いてしまう気もする。レンは固まっちゃいそうだ。お店のお客さんは年上の男ばかりだし」
「絶対に二人きりのときに訊いてね。はい。えー、大丈夫です、はい。大丈夫って答えていいのかな、俺」
「とりあえずそれでいこう」
ルイスは続ける。
「僕と一緒に、二人で、どこかへお出かけしませんか?」
「はい。ぜひ」
「やったね。では、次の日曜日は?」
「はい。空いてます」
「では早速、次の日曜日にデートして……」
「どこに行きましょうね。ルイスさんはどこに行っても目立ちますねー」
「映画が好きなら、映画にしようか。暗闇だし」
「はい。で、観ました、と」
「どこかでお食事をして……。あのー、僕、次のお休みも、レンさんと二人でお出かけしたいです」
「はい。俺も」
「そうやって、何回目かのデートで告白をして、付き合って、で、キスして、それからこういうことをする……」
「本当に?」
「ごめん、自信ない。映画館でキスして押し倒しそう。レンは? もしあのときに戻ったら、どうする?」
「え、えー、考えたこともなかった……」
「ほら」
ルイスはレンの雄を絞るように擦る。同時に、下からもう一度挿入していって、小刻みに突いた。
「あああ、あっ、あ、待って、擦らないで、や」
レンはルイスの肩を支えに、そこをこすりつける。快感に身を震わせる。
「あっ、俺は、は……、たぶんだけど」
「うん」
ルイスは動きを止めて、レンの言葉を待ってみる。
レンは言った。
「時間が戻ったとしても、まったく同じようにするかな。うん。二階で……してしまって、えー、三ヶ月待ちます」
「え? そうなの? なぜ?」
「だって、何かが違ったら、今こうしていないかもしれなくて、怖い」
ルイスはレンの髪を両手でくしゃくしゃにかきまぜて喜んだ。こういうことを言うから、レンのことが好きだ。
レンを引き寄せて、強く抱きしめる。耳元でささやく。
「ああ、可愛いなあ。可愛い、愛しい、僕の恋人」
さらに甘い言葉を囁きながら、激しく突き上げる。結合部は、泡立つように粘着質な音を立てる。
「ああ、あん、激しい、や、あ、あ、気持ちい」
「愛してるよ、レン」
「俺もっ、ジェイミー、愛してる、あっ、ああっ、イく」
「僕も、イく、レン、こっち見て」
目を合わせながら口づける。
お互いに喘ぎながら、そのまま達した。呼吸を整えながら、また口づける。
ティッシュで拭いて、片づけて、軽くシャワーを浴びて、シャツや下着を着て、またベッドに戻って抱き合った。
ルイスは笑いながら、レンの額や頬にキスをする。
「ねえ、レン。さっきの、想像するの、楽しいね」
レンは顔を押さえる。顔が熱い。
「恥ずかしい。俺、ルイスさんと、恋人になりたがりすぎだった……」
「逃げていたのにね」
「俺、傷つきたくなくて、自分の気持ちに向き合わないように逃げてたんだと思う。両想いになったことないから……」
「おいで、レン。ちゅ」
「ん」
口づけのあと、ルイスはレンを胸に抱いた。レンの髪を指先で撫でながら、もしかしたらあったかもしれない愛の告白をする。
「レンさん。僕は、君のことを好きになってしまいました。どうか僕と付き合ってください」
「はい。俺も、ルイスさんのことが、好きです……」
レンは下手である。
ルイスはレンの手をとって、手のひらに口づける。
「……過程にどんな違いがあっても、僕はレンを好きでいるよ。笑顔が優しくて素敵で。無欲で、いじらしくて。背が高くて手足が長くて、顔が好みで。一度君と出会ってしまったら離れられません。君は僕のすべてです。僕たちは、ただ出会えばいい。あとのことは変わらない」
「じゃあ、俺たちは、やっぱり今こうしているね」
と、目を見つめて微笑み合う。
「うん。あ、でも、出会いといえば。もっと早く、たとえば、あのホテルのレストランで出会うのもアリだな。厨房勤めのレンと、お客さんの僕。レン、給仕はしていたの?」
「たまに。人手が足りないときは」
「では顔を合わせる機会はあるね。よし、それでいこう。レンは二十一歳か、二十二歳で、僕は日本に戻ってきてすぐの二十八歳か、二十九歳」
ルイスは妄想が逞しい。
レンは笑ってしまう。本当に変わった人だと思う。耳を傾ける。彼の言葉を聞いていたい。
「それで?」
「僕がテーブルについていたら、レンが給仕に来るんだよ。僕はレンを一目見て、ああ、可愛いなって……」
夜は更けていく。
〈番外編4 やり直しの妄想 終わり。三年目の冬の話に続く〉
自宅のベッドの上で、ルイスは仰向けになって、レンに跨がらせて、下からレンを犯していた。
軽く膝を立てて、上になったレンと両手を繋いでいる。レンは突かれるたびに甘い喘ぎを洩らす。
肌を重ねると心地良い。お互いに熱く火照っている。
「レン、僕のこと好き?」
レンは夢中になって答える。
「好きです。ああ、好き、ジェイミー、っ、あ、好き」
「いつから?」
「え? あっ、ああ、そ、それは……、ん、あっ」
「ああ、いいな。気持ちいい」
と、ルイスは身を起こしてレンの胸に額をつける。
「レン、すごい、気持ちいいよ」
「あ、ああ、俺も、ふあ」
「愛してるよ。ああ、ふふ、ドキドキしてるね」
「あ、あの、は、初めて会ったときから……、あっ、う、ん」
ルイスはついばむようにキスをする。
レンも応える。
「あの夜?」
「う、うん。あ、ああっ」
「僕は……後悔してるんだ。あんな風にセックスして、しかも、長期間、音信不通だったこと」
「あ、あれは、俺も、ショックでした。っ、あ、はあ」
「ごめんね。悔やんでも悔やみきれない」
ルイスは動きを止めて、額同士をくっつける。
レンはルイスの頬を挟む。
「でも、お仕事だったし、仕方ないよ……」
レンは諦めやすい性格をしているし、そもそも男女問わずまともな交際経験がほとんどない。適切な付き合いを知らない。しかも男同士とあって、こんなものかと思っていた。
だが、もし性交だけが目的だったとしたら、傷ついてしまう。だから、こんなものだと自分に言い聞かせて、心を守るようにしていたとは思う。
蓋を開けてみればルイスは多忙で、日本におらず、接点がなかったので連絡を取れなかっただけだった。
もしあのまま、関係が切れていたら、今のこの状況はなかったのだろう。
レンは寂しくなる。
ルイスのいない人生は考えられない。過去に恐れていたように、もう戻れない場所に辿り着いてしまった。約束の地のようにルイスのもとに安住している。自分の居場所はここだとレンは思う。
「だけど、会いに来てくれて嬉しかった」
と、ルイスに口づける。
結果として、ルイスはレンを、異常に愛するようになった。とても重たい。
おかげさまで、レンの中にかねてよりあった希望は叶った。
好きな人を好きでいさせてほしい。
できれば、たったひとりでいいから、気持ちを受け入れてほしい。受け入れてくれるのならば、何をされてもいいと考えてしまうほどに。
そしてなんでもされている。
唇を重ねながらルイスは話す。
「もう一回、やり直したいな……。君と出会った頃を。正体なく無理やりセックスするんじゃなくて、たとえば、ちゃんと順番通りに」
「やり直したらどうなるの?」
「とりあえず毎日会いに行くね」
「クリスさんは来てたよ」
「ずるい。僕もレンに会いたかったのに」
「でも海外にいたでしょ」
「今度は出張には行かないよ」
無茶苦茶である。
ルイスはレンを見つめながら妄想を語る。
「まず、毎日、レンに会いに、お店に行きます」
レンは、にこにこしながら答える。
「はい。いらっしゃいませ」
「それから、一所懸命口説いて……ええと、レンさん、恋人はいますか?」
「おりません。これってこのまま続ける?」
「ちょっと抜こうか」
と、休戦する。
ルイスは咳払いをした。よそ行きの声に繕う。
「えー、レンさんは、年上の男はどうですか?」
レンは吹き出した。
「あははっ。直球すぎるよ。答えられないよ。当時のルイスさんは質問できるの?」
「どうだろうね。レンと気まずくなって、お店に行けなくなったらと思うと嫌かも。でも我慢できなくて訊いてしまう気もする。レンは固まっちゃいそうだ。お店のお客さんは年上の男ばかりだし」
「絶対に二人きりのときに訊いてね。はい。えー、大丈夫です、はい。大丈夫って答えていいのかな、俺」
「とりあえずそれでいこう」
ルイスは続ける。
「僕と一緒に、二人で、どこかへお出かけしませんか?」
「はい。ぜひ」
「やったね。では、次の日曜日は?」
「はい。空いてます」
「では早速、次の日曜日にデートして……」
「どこに行きましょうね。ルイスさんはどこに行っても目立ちますねー」
「映画が好きなら、映画にしようか。暗闇だし」
「はい。で、観ました、と」
「どこかでお食事をして……。あのー、僕、次のお休みも、レンさんと二人でお出かけしたいです」
「はい。俺も」
「そうやって、何回目かのデートで告白をして、付き合って、で、キスして、それからこういうことをする……」
「本当に?」
「ごめん、自信ない。映画館でキスして押し倒しそう。レンは? もしあのときに戻ったら、どうする?」
「え、えー、考えたこともなかった……」
「ほら」
ルイスはレンの雄を絞るように擦る。同時に、下からもう一度挿入していって、小刻みに突いた。
「あああ、あっ、あ、待って、擦らないで、や」
レンはルイスの肩を支えに、そこをこすりつける。快感に身を震わせる。
「あっ、俺は、は……、たぶんだけど」
「うん」
ルイスは動きを止めて、レンの言葉を待ってみる。
レンは言った。
「時間が戻ったとしても、まったく同じようにするかな。うん。二階で……してしまって、えー、三ヶ月待ちます」
「え? そうなの? なぜ?」
「だって、何かが違ったら、今こうしていないかもしれなくて、怖い」
ルイスはレンの髪を両手でくしゃくしゃにかきまぜて喜んだ。こういうことを言うから、レンのことが好きだ。
レンを引き寄せて、強く抱きしめる。耳元でささやく。
「ああ、可愛いなあ。可愛い、愛しい、僕の恋人」
さらに甘い言葉を囁きながら、激しく突き上げる。結合部は、泡立つように粘着質な音を立てる。
「ああ、あん、激しい、や、あ、あ、気持ちい」
「愛してるよ、レン」
「俺もっ、ジェイミー、愛してる、あっ、ああっ、イく」
「僕も、イく、レン、こっち見て」
目を合わせながら口づける。
お互いに喘ぎながら、そのまま達した。呼吸を整えながら、また口づける。
ティッシュで拭いて、片づけて、軽くシャワーを浴びて、シャツや下着を着て、またベッドに戻って抱き合った。
ルイスは笑いながら、レンの額や頬にキスをする。
「ねえ、レン。さっきの、想像するの、楽しいね」
レンは顔を押さえる。顔が熱い。
「恥ずかしい。俺、ルイスさんと、恋人になりたがりすぎだった……」
「逃げていたのにね」
「俺、傷つきたくなくて、自分の気持ちに向き合わないように逃げてたんだと思う。両想いになったことないから……」
「おいで、レン。ちゅ」
「ん」
口づけのあと、ルイスはレンを胸に抱いた。レンの髪を指先で撫でながら、もしかしたらあったかもしれない愛の告白をする。
「レンさん。僕は、君のことを好きになってしまいました。どうか僕と付き合ってください」
「はい。俺も、ルイスさんのことが、好きです……」
レンは下手である。
ルイスはレンの手をとって、手のひらに口づける。
「……過程にどんな違いがあっても、僕はレンを好きでいるよ。笑顔が優しくて素敵で。無欲で、いじらしくて。背が高くて手足が長くて、顔が好みで。一度君と出会ってしまったら離れられません。君は僕のすべてです。僕たちは、ただ出会えばいい。あとのことは変わらない」
「じゃあ、俺たちは、やっぱり今こうしているね」
と、目を見つめて微笑み合う。
「うん。あ、でも、出会いといえば。もっと早く、たとえば、あのホテルのレストランで出会うのもアリだな。厨房勤めのレンと、お客さんの僕。レン、給仕はしていたの?」
「たまに。人手が足りないときは」
「では顔を合わせる機会はあるね。よし、それでいこう。レンは二十一歳か、二十二歳で、僕は日本に戻ってきてすぐの二十八歳か、二十九歳」
ルイスは妄想が逞しい。
レンは笑ってしまう。本当に変わった人だと思う。耳を傾ける。彼の言葉を聞いていたい。
「それで?」
「僕がテーブルについていたら、レンが給仕に来るんだよ。僕はレンを一目見て、ああ、可愛いなって……」
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