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神々とその側仕え達について(物語読了後推奨)
花の神/蝶/猫
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・花の神
陸国に咲くすべての花を加護している女神。
美しい花やいい香りの花だけではなく、あまり目立たないような作物などの花をも加護しているため、ほとんど作物の出来をも左右している神だと言っていいでしょう。
目醒めた当初は他の神同様 人間にまったく興味を示さず、自らの好きな花を好きな場所だけに沢山咲かせるなどしていました。
そのため花の神の加護がなされない作物は非常に実りづらく、人々は農作に関して思うように収穫が得られないという苦しい状況に晒されていたようです。
しかし、自らが咲かせた花々を讃えては大切にする人々の姿に次第に関心を抱くようになり、今では生活の役に立つような花を創ってやるほどにまでなっています。
ごく稀にですが、自ら【地界】へ降り、そっと人々に花の栽培方法やその活用方法を教えたりすることもあるようです。
長い栗色の髪を緩く編んだ姿が特徴的な女神で、いつも飾りとして髪に挿している花からは誰もが好むような非常にいい香りがするのだとか。
神々は身を清める手段として
・【天界】にある特別な泉につかる
・自身に合った香りを纏う
という2つをよく利用していますが、花の神は他の神の身を清めるのに最も適した香りの花をその神の屋敷に咲かせたり、香袋にして持たせたり、茶として提供したりと色々な面から手助けをしています。
屋敷は工芸地域と鉱業地域のちょうど間をずっと奥まで行ったところにあるようですが、基本的に男神を屋敷に呼ぶことがなく、訪れたことのある女神達も皆一様に詳しい場所や様子を口外しないため、全容はあまり明らかになっていません。
ただ、敷地内には四季や種類を問わず美しい花々があちこちに咲き乱れており、非常に壮大で、大きな安らぎを感じさせるような屋敷らしいということは伝わっています。
同じ花を好んでいた蝶と意気投合して側仕えとし、さらにその後にその蝶繋がりで茶トラの猫を側仕えとして迎え入れました。
それぞれに名を付けて可愛がっています。
おおらかで面倒見がいい性格をしていることもあり、神々の姉というような存在です。
~蓬屋から一言~
ー 蝶に猫に…いつも賑やかですね。
花の神:そうね^^あの2人がいると屋敷が華やかになるの、雰囲気がとっても明るくなるのよ。
ー ^^
ーーーーーーー
・蝶
花の神の側仕えである蝶。
この蝶から聴こえてくる声は少女とも少年とも思えるようなもので、明らかな雌雄は分かっていません。
(しかし花の神と猫にはどちらかを知られている様子)
毎日花のそばを飛び回り、花々の様子や聞こえてきた人々の声を花の神に伝える役目を担っています。
花の神が1番好んで大切にしている花を同じく好いており、ある日『私達はとても気が合うわね』と花の神に声をかけられたことをきっかけに【天界】で側仕えとして仕えることになりました。
光によって様々に輝く美しい深い青の翅が特徴的です。
花の神から『麗碧(『綺麗な紺碧の子』という意味)』の名を与えられており、普段は花の神に『麗』、もしくは『麗碧』と呼ばれているのだとか。
(しかし、他の神や側仕え達はそのまま『蝶(蝶殿)』と呼んでいるようです)
花の神の守護する範囲はとても広いですが、特に力を分けなければならないようなところというのは季節などによって限定的でもあるため、麗碧一匹でも務めの補佐は充分にはたせていました。
他の側仕えとは違う種族(昆虫)であるためなのか、麗碧には神力を使って『鏡』を創り出すという特殊なことができます。
この『鏡』というのは『思い描いた【地界】の風景をそっくりそのまま映すことができる』というものであり、自身の神力に余裕があるときにはそれを利用して花の神と共に花を楽しむ人々の様子を眺めるなどしているのだとか。
ちなみにこの『鏡』で映すことができる風景には『花の神が神力を分けたことのある地(花畑など)に限る』という条件がある上、それなりの神力が必要となるらしく、好きなところを自由自在に映すことができるというわけではないそうです。
神力を得るのには元の姿での体の大きさやそもそもの素質などが関係しているようで、白馬や白蛇などと比べると小さい上に昆虫である麗碧はまだ姿を人型に変えられるほどの神力も持ち合わせていません。
物語開始時点でようやく神々と意思疎通ができるようになったところなので、転生前の白馬達のように姿を変えられるまでになるには まだまだ だいぶ時が必要そうです。
茶トラの猫『穏橙』とは穏橙が【地界】で子猫だった頃からの仲であり、花畑を見回るついでにわざとそばへ寄って行っては からかって遊ぶような毎日を過ごしていました。
しかしそうしているうちに麗碧は猫に対して離れ難くなるほどの深い情を抱くようになってしまい、花の神に自身と同じ側仕えとして猫を【天界】に上げてもらえないかと嘆願します。
それほどまでに猫の穏橙を想っている『麗碧』ですが、果たしてそれがどういった種類の想いなのかは麗碧自身にもはっきりとはしていないようです。
ただし本当に大切に思っている存在であることはたしかです。
~蓬屋から一言~
ー 美しい羽ですね。
麗碧:あ…はい!神力を得てからさらに美しくなったと、花の神様も仰ってくださるんです!
ー ^^
ーーーーーー
・猫
花の神の2番目の側仕えである茶トラの猫。
『やまもも』を失って失意のうちにあった『銀』と牧草地の神を引き合わせ、双方の心の傷を癒やした存在です。
側仕えとなってから花の神に『穏橙』(『橙のような毛色の穏やかな子』という意味)の名を与えられ、以降 花の神には『穏』もしくは『穏橙』と呼ばれて親しまれるようになりました。
(しかし、他の神や側仕え達はそのまま『猫(猫殿)』と呼んでいるようです)
一人称は『吾』です。
【地界】にいる時から花の神や【天界に住む者】と度々触れ合っていたからか、本来神力がなければ意思の疎通が難しいとされているにもかかわらず、側仕えとなってすぐの頃からある程度は神々と話すことができていました。
もしかしたら、『猫』とは元から神力を得やすい動物で、【天界】とも馴染みやすい存在なのかもしれません。
ただし花の神や蝶の『麗碧』、そして動物との会話に慣れている牧草地の神は例外として、まだ完全に意思を疎通できるほどではないようです。
雌雄は はっきりとしていません。
一体どちらなのか…穏橙自身が明かさないようにしているため、誰にも分からないそうです。
(ただし花の神と麗碧はどちらなのか知っている模様)
元々短毛でしたが、【天界】に上がった後から徐々に顔周りと尾の毛が長毛になり、フサフサとした姿の猫になりました。
見目がとても美しい猫ですが、当人は長くなった毛を邪魔に思っていて毛繕いにも消極的であり、さらに地面へ寝転がるのが好きな性格をしているため、少しでも放っておくと全身がボサボサになってしまいます。
事あるごとに花の神が撫でて手入れをしているため、そのおかげで美しい毛並みと毛艶を保っているのだとか。
(たまに花の神の屋敷を訪れた他の女神達に可愛がられながら手入れをされてもいるようです)
元は【地界】に住む野良猫でした。
生まれは酪農地域にある牛舎の軒下。五匹兄弟の末っ子です。
親兄弟はそのまま牛舎などに居着いているようですが、穏橙はなんとなくその生活に良さが見いだせず、辺りをフラフラしながらその日暮らしをしていました。
ようやく一匹で遠出ができるようになった頃の子猫だった時分、花畑で寝転がっていたところに現れた一匹の蝶を追い掛け回し、やっとの思いで捕らえますが、そこに花の神が現れて「その子は私の務めを助けてくれている子なの。どうか放してあげて」「せっかく頑張って捕らえたのに、ごめんなさいね」と頭を撫でられたことをきっかけに花の神や側仕えの蝶『麗碧』と交流を持つようになります。
目の前をわざとひらひら舞って『捕らえたい』という欲を煽る麗碧のことを時々うっとうしいと思っていたようですが、やがていい友人として仲を深めていきました。
それから数年が経ち、麗碧からことあるごとに『一緒に【天界】で花の神様をお支えしよう』と話を持ちかけられていましたが、穏橙はその都度『吾はこのまま【地界】で命を終えるつもりだ』としてその誘いを断っていました。
しかし、ある日偶然知り合って交流を深めることになった牧草地の神から白馬への深い想いについて聞かされると、次第に『こんなにも自分のことを求めてくれる相手がいるというのは、とても幸運なことなのではないか』と思うようになり、ついに誘いを受け入れて【天界】に上がります。
花の神の務めの補佐は元々小さな蝶一匹でも十分事足りており、実際穏橙があれこれと忙しくする必要もなかったため、穏橙は側仕えでありながらも毎日【天界】で好きなところにごろごろと寝転がって日々を満喫しているようです。
強いて言うならば、穏橙の務めは『霊獣達の子守役』といったところでしょうか。
神々が務めに出ている間、屋敷などで霊獣達の遊びに付き合ってやったり面倒を見てやったりと…それはそれで少し大変そうにしています。
【天界】での人気ぶりは凄まじく、どの霊獣も(時には神々も…?)穏橙の姿を見かけるとつい寄って行ってしまうのだとか。
『霊獣達の面倒を見る』といっても基本的にはいつも長い尾で適当にあしらったりするくらいですが、それでも霊獣達のことを穏橙なりに年長の兄姉として可愛がっています。
一番似ている姿(猫)である霊獣の『かりん』からはとくによく懐かれているようです。
~蓬屋から一言~
ー 【天界】に上がって、どうですか?
穏橙:どうって…忙しいよ、まったく。あの子達(霊獣)にはきちんとしたお守役がいないとダメだね。麗碧もやってくれればいいのに。吾だけじゃとても相手しきれないよ…
(麗碧:どうせ君は寝転がってばかり…でしょ?)
陸国に咲くすべての花を加護している女神。
美しい花やいい香りの花だけではなく、あまり目立たないような作物などの花をも加護しているため、ほとんど作物の出来をも左右している神だと言っていいでしょう。
目醒めた当初は他の神同様 人間にまったく興味を示さず、自らの好きな花を好きな場所だけに沢山咲かせるなどしていました。
そのため花の神の加護がなされない作物は非常に実りづらく、人々は農作に関して思うように収穫が得られないという苦しい状況に晒されていたようです。
しかし、自らが咲かせた花々を讃えては大切にする人々の姿に次第に関心を抱くようになり、今では生活の役に立つような花を創ってやるほどにまでなっています。
ごく稀にですが、自ら【地界】へ降り、そっと人々に花の栽培方法やその活用方法を教えたりすることもあるようです。
長い栗色の髪を緩く編んだ姿が特徴的な女神で、いつも飾りとして髪に挿している花からは誰もが好むような非常にいい香りがするのだとか。
神々は身を清める手段として
・【天界】にある特別な泉につかる
・自身に合った香りを纏う
という2つをよく利用していますが、花の神は他の神の身を清めるのに最も適した香りの花をその神の屋敷に咲かせたり、香袋にして持たせたり、茶として提供したりと色々な面から手助けをしています。
屋敷は工芸地域と鉱業地域のちょうど間をずっと奥まで行ったところにあるようですが、基本的に男神を屋敷に呼ぶことがなく、訪れたことのある女神達も皆一様に詳しい場所や様子を口外しないため、全容はあまり明らかになっていません。
ただ、敷地内には四季や種類を問わず美しい花々があちこちに咲き乱れており、非常に壮大で、大きな安らぎを感じさせるような屋敷らしいということは伝わっています。
同じ花を好んでいた蝶と意気投合して側仕えとし、さらにその後にその蝶繋がりで茶トラの猫を側仕えとして迎え入れました。
それぞれに名を付けて可愛がっています。
おおらかで面倒見がいい性格をしていることもあり、神々の姉というような存在です。
~蓬屋から一言~
ー 蝶に猫に…いつも賑やかですね。
花の神:そうね^^あの2人がいると屋敷が華やかになるの、雰囲気がとっても明るくなるのよ。
ー ^^
ーーーーーーー
・蝶
花の神の側仕えである蝶。
この蝶から聴こえてくる声は少女とも少年とも思えるようなもので、明らかな雌雄は分かっていません。
(しかし花の神と猫にはどちらかを知られている様子)
毎日花のそばを飛び回り、花々の様子や聞こえてきた人々の声を花の神に伝える役目を担っています。
花の神が1番好んで大切にしている花を同じく好いており、ある日『私達はとても気が合うわね』と花の神に声をかけられたことをきっかけに【天界】で側仕えとして仕えることになりました。
光によって様々に輝く美しい深い青の翅が特徴的です。
花の神から『麗碧(『綺麗な紺碧の子』という意味)』の名を与えられており、普段は花の神に『麗』、もしくは『麗碧』と呼ばれているのだとか。
(しかし、他の神や側仕え達はそのまま『蝶(蝶殿)』と呼んでいるようです)
花の神の守護する範囲はとても広いですが、特に力を分けなければならないようなところというのは季節などによって限定的でもあるため、麗碧一匹でも務めの補佐は充分にはたせていました。
他の側仕えとは違う種族(昆虫)であるためなのか、麗碧には神力を使って『鏡』を創り出すという特殊なことができます。
この『鏡』というのは『思い描いた【地界】の風景をそっくりそのまま映すことができる』というものであり、自身の神力に余裕があるときにはそれを利用して花の神と共に花を楽しむ人々の様子を眺めるなどしているのだとか。
ちなみにこの『鏡』で映すことができる風景には『花の神が神力を分けたことのある地(花畑など)に限る』という条件がある上、それなりの神力が必要となるらしく、好きなところを自由自在に映すことができるというわけではないそうです。
神力を得るのには元の姿での体の大きさやそもそもの素質などが関係しているようで、白馬や白蛇などと比べると小さい上に昆虫である麗碧はまだ姿を人型に変えられるほどの神力も持ち合わせていません。
物語開始時点でようやく神々と意思疎通ができるようになったところなので、転生前の白馬達のように姿を変えられるまでになるには まだまだ だいぶ時が必要そうです。
茶トラの猫『穏橙』とは穏橙が【地界】で子猫だった頃からの仲であり、花畑を見回るついでにわざとそばへ寄って行っては からかって遊ぶような毎日を過ごしていました。
しかしそうしているうちに麗碧は猫に対して離れ難くなるほどの深い情を抱くようになってしまい、花の神に自身と同じ側仕えとして猫を【天界】に上げてもらえないかと嘆願します。
それほどまでに猫の穏橙を想っている『麗碧』ですが、果たしてそれがどういった種類の想いなのかは麗碧自身にもはっきりとはしていないようです。
ただし本当に大切に思っている存在であることはたしかです。
~蓬屋から一言~
ー 美しい羽ですね。
麗碧:あ…はい!神力を得てからさらに美しくなったと、花の神様も仰ってくださるんです!
ー ^^
ーーーーーー
・猫
花の神の2番目の側仕えである茶トラの猫。
『やまもも』を失って失意のうちにあった『銀』と牧草地の神を引き合わせ、双方の心の傷を癒やした存在です。
側仕えとなってから花の神に『穏橙』(『橙のような毛色の穏やかな子』という意味)の名を与えられ、以降 花の神には『穏』もしくは『穏橙』と呼ばれて親しまれるようになりました。
(しかし、他の神や側仕え達はそのまま『猫(猫殿)』と呼んでいるようです)
一人称は『吾』です。
【地界】にいる時から花の神や【天界に住む者】と度々触れ合っていたからか、本来神力がなければ意思の疎通が難しいとされているにもかかわらず、側仕えとなってすぐの頃からある程度は神々と話すことができていました。
もしかしたら、『猫』とは元から神力を得やすい動物で、【天界】とも馴染みやすい存在なのかもしれません。
ただし花の神や蝶の『麗碧』、そして動物との会話に慣れている牧草地の神は例外として、まだ完全に意思を疎通できるほどではないようです。
雌雄は はっきりとしていません。
一体どちらなのか…穏橙自身が明かさないようにしているため、誰にも分からないそうです。
(ただし花の神と麗碧はどちらなのか知っている模様)
元々短毛でしたが、【天界】に上がった後から徐々に顔周りと尾の毛が長毛になり、フサフサとした姿の猫になりました。
見目がとても美しい猫ですが、当人は長くなった毛を邪魔に思っていて毛繕いにも消極的であり、さらに地面へ寝転がるのが好きな性格をしているため、少しでも放っておくと全身がボサボサになってしまいます。
事あるごとに花の神が撫でて手入れをしているため、そのおかげで美しい毛並みと毛艶を保っているのだとか。
(たまに花の神の屋敷を訪れた他の女神達に可愛がられながら手入れをされてもいるようです)
元は【地界】に住む野良猫でした。
生まれは酪農地域にある牛舎の軒下。五匹兄弟の末っ子です。
親兄弟はそのまま牛舎などに居着いているようですが、穏橙はなんとなくその生活に良さが見いだせず、辺りをフラフラしながらその日暮らしをしていました。
ようやく一匹で遠出ができるようになった頃の子猫だった時分、花畑で寝転がっていたところに現れた一匹の蝶を追い掛け回し、やっとの思いで捕らえますが、そこに花の神が現れて「その子は私の務めを助けてくれている子なの。どうか放してあげて」「せっかく頑張って捕らえたのに、ごめんなさいね」と頭を撫でられたことをきっかけに花の神や側仕えの蝶『麗碧』と交流を持つようになります。
目の前をわざとひらひら舞って『捕らえたい』という欲を煽る麗碧のことを時々うっとうしいと思っていたようですが、やがていい友人として仲を深めていきました。
それから数年が経ち、麗碧からことあるごとに『一緒に【天界】で花の神様をお支えしよう』と話を持ちかけられていましたが、穏橙はその都度『吾はこのまま【地界】で命を終えるつもりだ』としてその誘いを断っていました。
しかし、ある日偶然知り合って交流を深めることになった牧草地の神から白馬への深い想いについて聞かされると、次第に『こんなにも自分のことを求めてくれる相手がいるというのは、とても幸運なことなのではないか』と思うようになり、ついに誘いを受け入れて【天界】に上がります。
花の神の務めの補佐は元々小さな蝶一匹でも十分事足りており、実際穏橙があれこれと忙しくする必要もなかったため、穏橙は側仕えでありながらも毎日【天界】で好きなところにごろごろと寝転がって日々を満喫しているようです。
強いて言うならば、穏橙の務めは『霊獣達の子守役』といったところでしょうか。
神々が務めに出ている間、屋敷などで霊獣達の遊びに付き合ってやったり面倒を見てやったりと…それはそれで少し大変そうにしています。
【天界】での人気ぶりは凄まじく、どの霊獣も(時には神々も…?)穏橙の姿を見かけるとつい寄って行ってしまうのだとか。
『霊獣達の面倒を見る』といっても基本的にはいつも長い尾で適当にあしらったりするくらいですが、それでも霊獣達のことを穏橙なりに年長の兄姉として可愛がっています。
一番似ている姿(猫)である霊獣の『かりん』からはとくによく懐かれているようです。
~蓬屋から一言~
ー 【天界】に上がって、どうですか?
穏橙:どうって…忙しいよ、まったく。あの子達(霊獣)にはきちんとしたお守役がいないとダメだね。麗碧もやってくれればいいのに。吾だけじゃとても相手しきれないよ…
(麗碧:どうせ君は寝転がってばかり…でしょ?)
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