図書塔の2人

蓬屋 月餅

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第1章

『出逢い』

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 蔦を初めて見かけた時、樫は「あ、いかにも『人を救います』って感じの人だな」と思ったのをよく憶えている。
 大人しく、思慮深そうで、頭も良さそう。
 なんだかそんな雰囲気が漂っていたのだ。
 
 昼を少し過ぎたくらいの時間に友人らしい人物と2人で図書塔に来た蔦はやけにフラフラと眠そうにしていて、まるで世を徹して治療でもしていたのかと思うほどだった。が、そうではなかった。
 付き添いの男に「やっぱり目が覚めきらないんだな」「ほら…しっかり、気をつけないと」と言われるも、人の良さそうな微笑みを浮かべながら「うん…気をつける…」と繰り返すばかり。

(なんだ、なんなんだ?)

 そう思っているうちに、蔦は調べ物を終えたらしく男と共に出て行った。


 それから数日後、樫が図書塔の隣にある小屋で本の複製をするべく机に向かっていると、蔦は1人でやってきて、扉の外から「遅くにすみません、いいですか」と声をかけてきた。
 その時すでに陸国の大半が眠りについているような時刻になっていたため、はっきり言って(外を出歩くのも他人の元を訪ねるのも、非常識なんじゃないか)と思ったが、なにしろ樫自身も時間を気にせず作業に当たっていた身だ。
 他人の事をとやかく言えたものではないので、作業の手を止めて蔦を中へ迎え入れる。

「どうかしましたか」
「突然夜分にすみません。新しく書き上がった本がありまして、複製を手伝っていただけないかと。各地域とこの図書塔の分、合わせて5冊は必要なんです」

 図書塔の司書は本を書き写して複製するのも仕事の1つで、図書塔にある無数の本の手入れや塔へ来た人の探し物を手伝ったりする他は1日中書き物をして新たな本の装丁をしたり、修復をしたりしている。
 蔦はそんな司書である樫に本の複製を依頼しに来たのだ。
 新しく書き上げられたという本を受け取り、ざっと目を通しながら快諾する樫。

「それはもちろん、私の仕事ですから。…でも、どうしてこんな時間に?明日持ってくるのでも…」
「…すみません、ご迷惑をおかけして」
「あ、いえいえ、そんなことはありませんが」

 蔦はこの間見かけたときの、フラフラとした危なっかしい様子とは別人のようにハキハキとしながら本の複製に関する話を進める。
 彼が書いたというその本は薬草の薬効などをまとめたものであり、すべての頁には葉や花といったものがまるで本物のように緻密に描かれていた。
 司書達は文字の筆跡をそのまま再現して書くことは得意だが、挿絵などに関してはその絵を描いた者に描かせるか、絵の得意な者を探して依頼するほか無い。
 樫がその点を心配すると、蔦は「絵も私が描いたものなんです」「絵は私がすべて担当しますから」と言って協力することを約束した。
 ちょうどそれまで受け持っていた複製の仕事が一区切りついたところだった樫。
 その翌日からさっそく本の複製作業が始まり、蔦は樫がいる小屋へ来ては次に文字が書き写される紙へ植物画を描くようになった。

 1冊に相当な枚数がある上、それを5冊も仕上げるとなると…文字を書き写すのに慣れている樫でもかなりの日数が必要になる。
 樫と蔦は何ヶ月も一緒に作業を進め、いつしか自然に、かしこまった口調が崩れるほど打ち解けていった。


ーーーーーーーー


「なぁ、どうしていつもなんだ」
「うん?」

 ある日のこと、すっかりお馴染みになった小屋での2人の作業途中で樫は以前から気になって仕方がなかったことを蔦に訊ねた。

 蔦が訪ねてくるのは『必ず夕方を過ぎてから』なのだ。
 昼間は図書塔へ来ることはおろか、外を出歩いているのさえ見たことがない。
 樫もほとんど家と化しているこの小屋と隣の図書塔を行き来するほかは滅多に外出しないのだが…それにしても、蔦の姿を日中見かけたのは友人らしき人物と連れ立って図書塔へ来たあの1度だけだった。
 昼のうちに家で植物画を仕上げて来るわけでもないようだし。
 だとすると、日中は何をしているんだろうか。
 すでに今夜3枚分の書き写しを終えた樫が疲れきった目と手を休めるついでに調理場近くに置いてあった果実をシャクっと齧りながら訊ねると、蔦は絵筆を置いてため息をつく。

「うん…俺、日中は寝てるんだ。っていうより『朝に起きることができない』って言ったらいいのかな」

 何気なく言う蔦。
 思いもしていなかったその答えに樫が呆気に取られていると、蔦は「子供の頃からこうなんだよ」と背伸びをして続けた。

「寝る時間は関係ないんだ、多分こういう…変な体質なんだよ。昔からなんとか朝起きれるようになろうとしたんだけど、結局何をしても無駄だった。どうしても日中は眠気が抜けなくて、1人で外を歩くことすらできない。ちょっと前にどうしても図書塔で見ておきたい本があったから、兄さんに付き添ってもらいながら無理やり出歩いてみたけど…やっぱりだめだね、ボーッとしちゃって。俺の家族は皆医者だからその知識でもって本当に色々試してみたりしたけど、まぁ見ての通り」
「そ…うなのか」
「こんなだからさ、普通に仕事なんかできやしないって考えた父さんや兄さん達が夕方から勉強とか怪我の処置の仕方とかを教えてくれたんだ。夜中に1人で医学書を読み込んだりもして、なんとか医者になれるくらいの知識とかは身に着けたけど…実技とかに関しては限界があるし、そもそも人と生活する時間帯が違うからあんまり役に立たなくて。で、父さんが言ってくれたんだ、『薬草をまとめた本を書け』って。絵はそれなりに描けるし、うん、それなら役に立てるなと思って」

 どうやらその話は本当らしい。
 あの昼の酷く眠そうな様子を思い出してみると、たしかに普通の人間が真夜中に外へ連れ出されたかのようだった。
 一緒にいたのは彼の兄だったらしいが、たしかに思い返してみると…似ていたような気がする。

「だからこうして夜に来るしかないんだ、ごめん」
「い、いや…なんか大変なんだな、悪い」
「いいよ、気にしてない。ただ、俺にとっては今って朝みたいなもんだけど、君はそうじゃないでしょ。いくら早い夜食とはいえ、こんな時間にそんな生の果実を食べるのは体に良くないよ。体を冷やすから」
「早い夜食?いや、これ晩飯だけど」
「…え?」

 今度は蔦が呆気に取られたような表情になる。
 蔦は樫が齧っている果実を夜食だと思っていたようだが、それは違っていた。
 この小屋は本が山程ある図書塔とは扉ひとつで繋がっていて、それが樫にとっては何かと便利ではあるのだが、それはつまりこの小屋で何かあるとほとんど直接的に図書塔にも影響を及ぼすということでもある。
 そう。火事やボヤなどは絶対に起こしてはならない環境なのだ。
 さらに、そもそも調理というものは手間がかかるので、その分の時間を本の管理や書くことに充てたいというのが樫の本音でもある。
 火の始末に気を遣うことなく、紙に匂いがつくこともなく、そして竈に付きっきりになる必要も、洗い物もない。
 それでいて手軽に腹を満たせる果実は都合がいいのだ。
 もちろん、果実だけを口にしているわけではないが、肉は干し肉、魚は干し魚をそのまま齧り、野菜もほとんど生のまま食べている。
 樫がそう話すと、蔦は呆れたと言わんばかりに口を開いた。

「そんなの、体に良くないに決まってるでしょ」
「ところが。大丈夫なんだな、これが」
「まともな食事は摂ってないってこと?」
「たまに食堂で軽食をもらってきたりするけど、まぁ、別に困ってないから1ヶ月に1回か2回ぐらいか。…そんな目をするな、親からも散々口うるさく言われて辟易してるんだから」
「……」


 次の日、蔦はいつもより少し早い時間に小屋へ来た。
 野菜や干し肉などの食材が入ったかごを抱えてきた蔦になんのつもりかと訊ねると、「君の夕食、俺の朝食」とだけ言って調理を始める。

「俺が火のそばにいるから書き物を続けてて。紙や本に移るような強い香りはさせないし煙もたたせない、簡単な汁物だけにするから」

 淡々と調理する蔦の後ろ姿を気にしながら書き写すのを続けていると、次第にいい香りがし始めた。
 普段味気ない中で生活をすることにすっかり慣れていた樫にとって、竈からの香り、温かさ、そして音は何とも言えない心の平穏をもたらすものだった。


 この小屋の竈が湯浴みの湯を沸かす以外に使われたのは一体何年ぶりのことだろうか。
 
 元々長らく空き家になっていたこの小屋に、樫が『図書塔に近くてちょうどいいから』という理由で住むようになったのは3年ほど前のことだ。
 司書は他にも何人かいるものの、誰1人としてここへは住みたがらなかった上に「お前って相当な物好きだよなぁ」とさえ言われる始末。
 樫はそう言われる度に(どうせ朝起きて図書塔へ行くんだから、近い方が便利じゃないか)と思っていた。

「…食事ができたよ、少しだけ手を止めて」
「あぁ…悪いな、なんか」
「ううん、1人分も2人分も同じだから」

 「口に合わなかったらごめん」とは言うものの、用意されたそれらの料理はどれもよくできていて、樫にとってはかなり美味しいと思えるものだった。
 素直にそう伝えると、翌日から蔦は小屋で料理をするようになり、さらに傷みにくいよう配慮された朝食(蔦にとっては『夕食』にあたるもの)を樫がまだ眠っている内に小屋の戸の前へ置いていくようになった。
 だが、一度そういったものを口にするようになると、なかなか以前のような食生活には戻れなくなるものだ。
 実際、樫は干し肉や干し魚を齧るのでは腹を満たすことができなくなり、いつしか蔦が作る料理を食べる1日2食の生活を送るようになっていた。


ーーーーー


「今日はなんだ、腹減って仕方ないんだけど」

 小屋にやってきた蔦を迎え入れるのがもはや毎日の習慣となった樫。
 樫が食材の入ったかごの中を覗き込むと、蔦は「今日の昼は何を食べたの」と苦笑いを浮かべた。
 蔦は樫が昼にもなにか都合をつけて食事をとっているものだとばかり思っていたのだが、そうではなかったと知り、野菜を洗っていた手を止めて目を丸くする。

「なんだよ、1日2食だって良いだろ」
「まぁ、それはね、俺も家族もそうだから。…なんだ、そうだったんだ。そうだよな、元々食事らしい食事を摂ってなかったような男だし…それじゃ明日からはもっと早く来るようにするよ」
「いいよ、別に。今頃って朝早いくらいだろ、おまえにとっては」
「いや、大丈夫。だけど…それなら俺の作る食事だけじゃだめだよ、2食なら他に少しでも間食を摂らないと…そうだ、俺のを分けてあげよう。明日から朝ご飯と一緒に置いとく」
「あ、いや、本当に大丈夫だって、俺に分けたらおまえの分が…」

 さすがにそこまでしてもらう訳にはいかない、と樫が断ろうとすると、蔦は樫の額を軽く指先で弾き、笑みを浮かべながら言った。

「いいから、言うこと聞いときなよ」
「っ…」

 ……………?

 再び野菜を洗い始めた蔦だったが、樫はキョトンとして瞬きを繰り返す。

(…あれ、なんだ、今のは)

(なんだかすごく胸にくるというか、ドキッとして…み、脈が速くなる…ような?)

 いつも通りに調理を始める蔦とは対照的に、樫はまったくもっていつも通りではなくなっていた。
 訳の分からない感情が渦巻いていて、とても集中などしていられない。
 (今、字を書き写そうとしても紙を無駄にしてしまうだけだ)と思った樫は、そんな自分のざわつくような気持ちを誤魔化そうと無駄話を始めた。

「あ…いや、俺は今までよりもずっとしっかりしたもんを食ってるから。本当に間食なんかいらないよ」
「まぁ、それもそうかもね。まったく…どうして体調を崩さないでいたのかが不思議でしょうがないよ、普通だったら絶対に倒れてる」
「そ…それを言うならおまえもだろ。日光にあたらないでいいのか」
「朝日と夕陽にはあたってるよ」
「だから、普通はそれじゃ足りないだろって。俺の食生活といい勝負だぞ」

 蔦は竈のそばで「そうかもね」と笑い声をあげたが、樫はその姿と声からしばらく意識を逸らせなかった。


ーーーーーー


 蔦と過ごすようになり、樫は確実に自分が変わっていくのを感じていた。

 夕方、蔦が訪ねてくる。
 蔦が食事を作る。
 蔦が隣で絵を描く。
 朝、小屋の戸の前に蔦が作った食事が置いてある。
 日中、蔦からもらった間食を口に運ぶ。

 気づけば日暮れ時が楽しみになり、夜の「お疲れ様、おやすみ」という挨拶を嫌うようになっていた。
 蔦の笑った顔、おどけた表情、怒ったしかめっ面を好ましく思い、声も聴きたくなる。
 おまけに絵を描く手や手首のしなやかな曲線は樫の目を捉えて離さず、食事を作る時に湯も沸かせるから、と浴室の用意までするほどの献身ぶり…。
 なんだか保護されているような、安らぎと笑いと、幸せを感じる日々。

(蔦と…こいつとずっと、この先もこうして過ごせたら…どんなに良いだろうか)

 そう思い始めてしばらく経った頃、は起きた。


ーーーーーー


 その日は朝から雨が降り出していて、まだ昼過ぎだという頃でも部屋の中は灯りがいくつも必要なほど暗くなっていた。
 そんな状況下でもやはり蔦は夕方になると小屋へやって来て食事を作り、まったくいつも通りに樫の隣で絵を描く。
 小屋の中だけを見ればいつもと何ら変わりない。
 だが外の雨と風は激しくなるばかりで、樫は(こんな中、こいつは無事帰れるのだろうか)と次第に心配になってきた。
 蔦の家はこの小屋の近くにあり、窓からは互いの家(小屋)を見ることもできる。
 樫は字の書き写しをしていた手を止めて蔦の帰り道を確かめようと窓の外の様子を覗きに行ったが、外はすでに真っ暗になっていて、反射したこの小屋の中しか見ることができなかった。

「…なぁ、すごい嵐だぞ、帰れるのか?」
「うん?あぁ、まぁ近いから大丈夫でしょ」
「いや、でも…外がこんなに真っ暗だし、この雨と風は尋常じゃないだろ」

 心から心配して話しているにもかかわらず、「大丈夫だってば」などとのんきに言って絵を描き続けている蔦。
 真面目に話していることをきちんと取り合ってもらえないことに少々腹立たしくなった樫は、蔦の向かいに立つと、描いている絵のすぐ横に手をついて迫り、無言の圧をかけた。
 蔦は薄っぺらい肢体をしていて、なんだか少し強い風が吹いたくらいでも吹き飛んでしまいそうな気がする。
 生まれつきらしいその明るい髪色や色素の薄い肌に加え、日中動き回ることがないということがよりそう思わせるのだろう。

「はぁ…俺は夜目が効くんだ、本当に。ましてやここと自分の家との道なんか、もう目を閉じてたって…」

 その時、樫が蔦の耳元に気を取られていたのは否定するまでもない。
 わずかに髪がかかった薄紅の耳元は、完全に樫の反応速度を損なわせていた。
 そう、蔦が樫の方を見上げてきたことに、全く反応できなかったのだ。

「……」

 樫の唇の端に、なにか柔らかなものが触れた。

 刹那、樫はぼうっとして考えていた。

(人の唇って、こんなに柔らかいもの…なんだろうか)
(いや、人の、というよりも、こいつの、と言う…べきなのか)
(いつもよりも濃い蔦の髪の香りが、酔ってしまいそうなほど…いや、こんなことをしてる場合じゃない、早く身を離さないと)

「………!!!」

 身を離そうとした瞬間、樫は両頬を冷たい手のひらで挟み込まれてむしろ蔦の方へと引き寄せられた。
 蔦は唇をさらに強く押し付けて触れ合わせると、身動き1つできずにいる樫の唇を食む。
 上唇を食み、次は下唇を。
 中央へ合わせてから顔を左に傾けてまた上、下。
 ふと息をついてから、今度は右に傾けて上、下。
 初めての感覚に、樫の唇は熱を持ち始めた。
 柔らかく、温かさがあって、あまりにも優しいその感触に(もっと…もっとこうしていたい、続けたい)と望んでしまう。
 だが、蔦はそれから突然顔を離すと、視線を落ち着きなく彷徨わせながら立ち上がって言った。

「…ごめん、やっぱり帰るよ、俺」

 いつもはきちんと片付けていく絵筆も何もかもをそのままにして、蔦は逃げるように小屋から出て行った。
 樫はしばらく呆然として動けずにいて、ようやく手足が動かせるようになったところで窓から蔦の家の方を見る。
 先ほどまで灯っていなかったあたりにぼんやりとした灯りがついているところを見ると、たしかに無事に帰り着けたようだ。
 樫は胸を撫で下ろすと、ふらふらと浴室へ向かって湯を浴びた。
 しかし、頭の中は突然降って湧いたような初めての口づけのことでいっぱいだ。
 それは浴室を出ても、寝間着を着ても、灯りを消して寝台へ横になっても変わらない。
 何度寝返りをうっても、深呼吸をしても、一向に頭から離れない。
 それどころかより強く唇の感触と香りを思い出してしまう。
 樫はいつの間にか寝台から降り、雨の中、小屋の外へと出ていた。
 横殴りの雨と強く吹き付ける風の中、どうにか戸の鍵をかけた樫は蔦の家の灯りを目指す。

 いつの間にか蔦の家の戸を叩いていた樫。

 彼はいつの間にか蔦を抱きしめ、いつの間にか先程された口づけをそのまま、全く同じように蔦にしかえしていて…次に気がついた時には寝台の上で蔦に跨り、上半身裸の蔦が下衣を緩めるのを見ていた。
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