1 / 2
第1話 初めまして
初めてまして
しおりを挟む
誰もいない教室。静かで物音ひとつしない。窓から入る太陽の光が眩しい。
ガラガラ
「誰もいないじゃん。私が1番~?」
相田美桜 高校2年生 千葉県出身
堂々とした歩き方と表情。巻いてあるロングの黒髪に赤いリップ。そしてダボッとしたトレーナーにミニスカート。スカートからは細くて長い足が伸びている。スタイルがよく色白のモデルのような人だ。他の参加者を待つ間、指で髪をクルクルと回して遊んでいる。
ガラガラ
「あ、あのこんにちは。あ、違うおはようございます…」
三園祐希 高校2年生 富山県出身
おどおどした感じのカワイイ系男子だ。身長は170と小柄だが、服装はオシャレな感じで腕につけているブレスレットはブランド品である。少し茶色に近い猫っ毛な髪はサラサラしている。この可愛い見た目とオシャレさに好きになる女子はたくさんいるであろう。
「ん?あ、やっと来たんだ!おはよう。名前なんて言うの?」
美桜はこんにちはに少しもツッコムことなく返事をした。年上かもしれないのに敬語を使わないあたりから緊張してないことが伝わる。
「えっと…三園祐希と言います。高校2年生で富山県出身です。」
高校2年生。同じ年だから敬語でなくても良かった。まあ美桜はそんなこと気にもとめてないだろうが。
「え、同じ年じゃん!相田美桜。千葉県出身。」
おお、年という概念があったのか。少しびっくりしながらも大雑把な紹介に美桜らしさを感じる。
ガラガラ
「おはようございます。東雲愛紗と言います、1週間よろしくお願いします。」
東雲愛紗 高校1年生 北海道出身
凄く真面目そうな子が入ってきた。まっすぐなサラサラの黒髪ロングに黒のパッチンピン。清楚そうな可愛い子だ。着崩さず、ピシッとした服装に性格が現れている。
「いえーい!女の子~ めっちゃ可愛いじゃん!東雲ちゃんね。私は相田美桜!高2だよ~」
本当に美桜は陽キャだ。
「私は高1です。先輩よろしくお願いします!」
ああ。真面目だけじゃなかった。普通にノリのいいいい子だ。
お?取り残されてる可哀想な人が1人笑
「あ、あの。三園祐希です…こ、高2です。」
「祐希くん?1週間よろしくね!」
「あ、祐希だけ名前呼んでずるい!私も~」
自分が呼んで貰えなかったことに拗ねているのか美桜がプリプリしながら言った。
「あ、パイセンすみません!美桜さんもよろしくお願いします。」
「それでよし。」
偉そうだな。
ガラガラ
「もう結構いるじゃん。」
「へ?一番乗りじゃないの?」
水野颯太 高校3年生 岩手県出身
いかにもスポーツができますといった感じだ。短い髪に、180くらいあるであろう身長。笑顔の似合う高身長イケメンだ。
横井碧 高校3年生 岩手県出身
颯太の親友らしく、青春ノートではこういうこともたまにある。颯太ほどではないが身長は高く何よりもスタイルがいい。美桜と並ぶといい感じだ。遊んでそうなのが残念。耳にたくさんのピアスがついている。
「お二人共仲が良さそうですね、知り合いなんですか?」
美桜より先に愛紗が話かけた!見かけによらずコミニュケーション能力に長けてるらしい。
「ああ、同じ学校の同じ部活なんだよ。あ、自己紹介する?」
颯太もコミニュケーション能力ありそうだなと関心する。
すると美桜が
「いや、みんな集まってからにしよう。私は一番乗りだから何回自己紹介しなきゃいけないの」
まあ、確かにその通りだ。
「え、一番乗りだったの?悔しー!取られた…」
変なところで話に加わって来たな。確かに碧は入って来る時も一番乗りじゃないのとか言ってたわ。
男子が入って来たのにホッと、したのか祐希がしゃべり始めた。
「あとは…女子2人と男子1人だよね?どんな人かな?」
「はい!高身長超絶イケメンに1票!」
美桜はほんとにぶれない。
「いやいや、颯太さんがいるじゃないですか。」
愛紗のタイプは颯太らしい。これは面白くなりそうだ。
「いやいや、俺イケメンではないでしょ。」
颯太はこういうのにのるタイプではないんだなあ
「高身長は否定しないのね、そこの真面目ちゃん!俺は?」
碧はこういうことが言えちゃうのか、まあ何となくそうかとも思ったけど。
「な、真面目ちゃんって。私には東雲愛紗と言う名前があるんです!」
愛紗には碧が合わないらしい。ここのペアも面
白そうだ。
ガラガラ ガン!
「うお、この扉軽すぎね?」
井上和真 高校1年生 大阪出身
超絶イケメンとは言えなくともかっこいい部類には入るだろう。まあ、扉をガン!と開けるあたりに雑さが出ているが。しかし、大阪出身でなまりが無いのは謎だが。
「え、かっこいいじゃん~」
きっと美桜のどストライクだったんだな。
そんな美桜に目を向けず、面白いものを見つけたようにキラーンと目が光った和真は言う。
「え、可愛いやついんじゃん。なあなあ、」
話しかけたのは祐希だ。祐希はあまりにもびっくりしすぎてあ、とかえ、しか言えていない。もしかして、和真ってそっちの…
「な、まさかそっちの人…」
美桜は少しショックを受けている。
やばい、美桜と同じこと考えてしまった。
「誰がそっちだ!んなわけねーだろ」
今回は和真にも聞こえていたらしい。祐希と肩を組みながら反論している。
「口の悪い人ですね…あなた何年生なんですか?」
愛紗は和真を毛嫌いしている。まあ碧と同じ扱いなんだろうな。
「1年生だよ。他にもいねーの?」
「1年生?!私と同じじゃないですか!!まず、他の人は先輩ですよ!!もう少し敬意を払ってください。」
愛紗は自分と同じ年だということに心底驚いたのだろう。
「はあ?ここではみんな対等だろ?お前、付き合ってからもずっと敬語で話すのか?」
和真は意外と頭がいいらしい。愛紗は正論をぶつけられて少し戸惑っている。
ガラガラ
「あの、私たちで最後ですか~?」
飯野朱里 高校2年生 神奈川県出身
朱里はいかにもスポーツができます!といった感じだ。ポニーテールがゆらゆらと揺れている。美桜と話が合いそうな感じの子だなあと思ってしまった。
麻乃萌香 高校2年生 神奈川県出身
朱里の後ろからヒョコッと顔を出した。ふわふわの柔らかい髪におっとりした目。和菓子のような可愛らしい女の子だ。朱里とは対象な感じの子だな。男子は萌香を見ておどおどしている。
ガラガラ
「誰もいないじゃん。私が1番~?」
相田美桜 高校2年生 千葉県出身
堂々とした歩き方と表情。巻いてあるロングの黒髪に赤いリップ。そしてダボッとしたトレーナーにミニスカート。スカートからは細くて長い足が伸びている。スタイルがよく色白のモデルのような人だ。他の参加者を待つ間、指で髪をクルクルと回して遊んでいる。
ガラガラ
「あ、あのこんにちは。あ、違うおはようございます…」
三園祐希 高校2年生 富山県出身
おどおどした感じのカワイイ系男子だ。身長は170と小柄だが、服装はオシャレな感じで腕につけているブレスレットはブランド品である。少し茶色に近い猫っ毛な髪はサラサラしている。この可愛い見た目とオシャレさに好きになる女子はたくさんいるであろう。
「ん?あ、やっと来たんだ!おはよう。名前なんて言うの?」
美桜はこんにちはに少しもツッコムことなく返事をした。年上かもしれないのに敬語を使わないあたりから緊張してないことが伝わる。
「えっと…三園祐希と言います。高校2年生で富山県出身です。」
高校2年生。同じ年だから敬語でなくても良かった。まあ美桜はそんなこと気にもとめてないだろうが。
「え、同じ年じゃん!相田美桜。千葉県出身。」
おお、年という概念があったのか。少しびっくりしながらも大雑把な紹介に美桜らしさを感じる。
ガラガラ
「おはようございます。東雲愛紗と言います、1週間よろしくお願いします。」
東雲愛紗 高校1年生 北海道出身
凄く真面目そうな子が入ってきた。まっすぐなサラサラの黒髪ロングに黒のパッチンピン。清楚そうな可愛い子だ。着崩さず、ピシッとした服装に性格が現れている。
「いえーい!女の子~ めっちゃ可愛いじゃん!東雲ちゃんね。私は相田美桜!高2だよ~」
本当に美桜は陽キャだ。
「私は高1です。先輩よろしくお願いします!」
ああ。真面目だけじゃなかった。普通にノリのいいいい子だ。
お?取り残されてる可哀想な人が1人笑
「あ、あの。三園祐希です…こ、高2です。」
「祐希くん?1週間よろしくね!」
「あ、祐希だけ名前呼んでずるい!私も~」
自分が呼んで貰えなかったことに拗ねているのか美桜がプリプリしながら言った。
「あ、パイセンすみません!美桜さんもよろしくお願いします。」
「それでよし。」
偉そうだな。
ガラガラ
「もう結構いるじゃん。」
「へ?一番乗りじゃないの?」
水野颯太 高校3年生 岩手県出身
いかにもスポーツができますといった感じだ。短い髪に、180くらいあるであろう身長。笑顔の似合う高身長イケメンだ。
横井碧 高校3年生 岩手県出身
颯太の親友らしく、青春ノートではこういうこともたまにある。颯太ほどではないが身長は高く何よりもスタイルがいい。美桜と並ぶといい感じだ。遊んでそうなのが残念。耳にたくさんのピアスがついている。
「お二人共仲が良さそうですね、知り合いなんですか?」
美桜より先に愛紗が話かけた!見かけによらずコミニュケーション能力に長けてるらしい。
「ああ、同じ学校の同じ部活なんだよ。あ、自己紹介する?」
颯太もコミニュケーション能力ありそうだなと関心する。
すると美桜が
「いや、みんな集まってからにしよう。私は一番乗りだから何回自己紹介しなきゃいけないの」
まあ、確かにその通りだ。
「え、一番乗りだったの?悔しー!取られた…」
変なところで話に加わって来たな。確かに碧は入って来る時も一番乗りじゃないのとか言ってたわ。
男子が入って来たのにホッと、したのか祐希がしゃべり始めた。
「あとは…女子2人と男子1人だよね?どんな人かな?」
「はい!高身長超絶イケメンに1票!」
美桜はほんとにぶれない。
「いやいや、颯太さんがいるじゃないですか。」
愛紗のタイプは颯太らしい。これは面白くなりそうだ。
「いやいや、俺イケメンではないでしょ。」
颯太はこういうのにのるタイプではないんだなあ
「高身長は否定しないのね、そこの真面目ちゃん!俺は?」
碧はこういうことが言えちゃうのか、まあ何となくそうかとも思ったけど。
「な、真面目ちゃんって。私には東雲愛紗と言う名前があるんです!」
愛紗には碧が合わないらしい。ここのペアも面
白そうだ。
ガラガラ ガン!
「うお、この扉軽すぎね?」
井上和真 高校1年生 大阪出身
超絶イケメンとは言えなくともかっこいい部類には入るだろう。まあ、扉をガン!と開けるあたりに雑さが出ているが。しかし、大阪出身でなまりが無いのは謎だが。
「え、かっこいいじゃん~」
きっと美桜のどストライクだったんだな。
そんな美桜に目を向けず、面白いものを見つけたようにキラーンと目が光った和真は言う。
「え、可愛いやついんじゃん。なあなあ、」
話しかけたのは祐希だ。祐希はあまりにもびっくりしすぎてあ、とかえ、しか言えていない。もしかして、和真ってそっちの…
「な、まさかそっちの人…」
美桜は少しショックを受けている。
やばい、美桜と同じこと考えてしまった。
「誰がそっちだ!んなわけねーだろ」
今回は和真にも聞こえていたらしい。祐希と肩を組みながら反論している。
「口の悪い人ですね…あなた何年生なんですか?」
愛紗は和真を毛嫌いしている。まあ碧と同じ扱いなんだろうな。
「1年生だよ。他にもいねーの?」
「1年生?!私と同じじゃないですか!!まず、他の人は先輩ですよ!!もう少し敬意を払ってください。」
愛紗は自分と同じ年だということに心底驚いたのだろう。
「はあ?ここではみんな対等だろ?お前、付き合ってからもずっと敬語で話すのか?」
和真は意外と頭がいいらしい。愛紗は正論をぶつけられて少し戸惑っている。
ガラガラ
「あの、私たちで最後ですか~?」
飯野朱里 高校2年生 神奈川県出身
朱里はいかにもスポーツができます!といった感じだ。ポニーテールがゆらゆらと揺れている。美桜と話が合いそうな感じの子だなあと思ってしまった。
麻乃萌香 高校2年生 神奈川県出身
朱里の後ろからヒョコッと顔を出した。ふわふわの柔らかい髪におっとりした目。和菓子のような可愛らしい女の子だ。朱里とは対象な感じの子だな。男子は萌香を見ておどおどしている。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!
奏音 美都
恋愛
まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。
「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」
国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?
国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。
「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」
え……私、貴方の妹になるんですけど?
どこから突っ込んでいいのか分かんない。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる