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第1章 VRMMORPG アルマゲドン
第11話:裁縫の天才は恥ずかしがり屋さん? ☆
しおりを挟む「裁縫と言えば──」
別れ際、ジンはいいことを教えてくれた。
「今、この街に服作りの天才が来てるらしいですよ。そのアバターに相応しい至高のファッションを織り上げてくれるとかで、チョー有名な職人です」
ただ──少しばかり難ありの人物らしい。
半眼のツバサは初対面が奇行だった工作の変態を見据える。
「君みたいな変態より難ありってことはないだろう」
「おやおや、お姉さま手厳しいーっ!」
ジンは拘束されたままでもオーバーリアクションに身悶えた。
その服作りの天才とやらは、大層な恥ずかしがり屋の人見知りらしい。
「相手を選ぶというか、気に入らない相手が来ると何も言わずに逃げちゃうんだとか……そのせいで俺ちゃん、一度も出会してませんもん」
「マスクで変態だから避けられてんじゃね?」
無駄に存在感あるから100m先でも目立つし、とミロも容赦がない。
「おやおや、お嬢ちゃんまで手厳しいーっ!」
簀巻きよりも酷い状態だがクネクネ蠢くジン。
妙に躍動感があるので、そういう妖怪みたいだ。
「俺ちゃんは嫌われてるっぽいけど、お姉さまたちならOKっしょ。美人や美少女の服は頼まれずとも『作らせてください!』って迫ってくるらしいんで」
「じゃあアタシらが行けばイチコロだね」
「その根拠のない自信はどこから出てくるんだ……?」
そんなわけで──ジンはGMに連行されていく。
「お姉さま&お嬢ちゃん、またどこかで会いましょー!」
「話は済んだかな? それでは運営に行こうか」
ジンを頑丈そうなロープで雁字搦めにしたのは、ナチの親衛隊みたいな軍服を着たオールバックの青年だ。№7のGMでレオとか呼ばれていた。
ツバサたちがクロコと知り合いなように、ジンたちも彼と面識があるらしい。
交わした挨拶や口調からいくらか関係性が読み取れた。
「まったく君はという男は……公共の場でまた人間ベンチをやって、女性プレイヤーに通報されたんだって? 今日という今日は俺でも弁護してやりようがない。たっぷり運営でお仕置きされてくるといい」
垢BANされないだけ感謝するんだな、とGMはため息をついた。
「いやーっ! お仕置きイヤーっ! 助けて相棒ーっ!?」
「君の相棒なら一足先に運営で待っているよ──お仕置き役としてね」
「俺ちゃんアウェイ!? べ、弁護士プリーズ!?」
ドナドナの歌を自分で歌いながら、ジンはGMに連行されていった。
「……さ、その服作りの天才ってのを探そうか」
「そだね」
何事もなかったかのように、2人は工房を後にした。
~~~~~~~~~~~~
引き続き──芸術と工匠の街、クリパラ・クラフス。
その中央広場に戻ってくると、広場で開催されているプレイヤーの青空市場を覗いてみることにした。ここではMMORPGではよく見る光景、プレイヤー同士の取引会場として機能している。
集めた素材や作った道具を売ったり、ダブったレアアイテムを高値で売ったり、欲しいアイテムを求めてプラカードを掲げたり……色々だ。
「ジンの話しぶりからすると、その服作りの天才も一箇所に定住せずにワールド内を旅してるタイプのプレイヤーだろ。なら、こういう青空市場で自作の服でも作ってるんじゃないかと踏んだんだが……」
「あ、それらしい人はっけーん♪」
こういう時、ミロの観察眼は恐ろしいほど発揮される。心眼、鷹の眼、直観などの戦闘に役立つ常時発動型技能が役立っているのかも知れない。
ミロが見つけたのは──あまり目立たない少女だった。
艶やかな模様をあしらったコートを着ているが、フードを目深に被っているので表情などはよくわからない。ただ、小柄でスレンダーな体型をしている。
広場の隅っこにポツン、と立ち尽くしており、その傍らには『あなたにピッタリの衣装を作ります』という幟が立っている。
しかし、誰かが彼女に声をかける様子はない。
彼女自身も挙動不審で、人が前を通る度に顔を俯かせたり、その人の顔色を覗き込むように窺っている。まるで誰かに脅えているかのようだ。
「恥ずかしがり屋で人見知り……当たりのようだな」
「じゃあ声かけてくるね。おー……いっ?」
いつもの調子で少女に話し掛けようとしたミロを制する。
「待て待て、あの子には俺が声をかける」
恥ずかしがり屋で人見知りな子は、ミロみたいに厚かましいタイプを敬遠するものだ。それを見越してツバサが先に話し掛けた。
「すまない、服を作ってほしいんだが……頼めるかな?」
極めて穏便に声をかけたのだが、それでも少女はビクッ! と肩を震わせて大きく後退った。そして、ツバサとミロをマジマジと凝視する。
たっぷり10秒ほど見続けると、ほんの少し吐息を漏らした。
「……良かった、知らない人だ」
その小声をツバサは聞き漏らさなかった。知り合いだとまずいのか?
今度は瞳の色を変えて、少女はツバサたちを観察する。
「グラマラス、ナイスバディ、クールでカッコイイ、お姉様タイプ……OK! 子供っぽい、カワイイ、スタイル程良い、お姫様タイプ……OK!」
いらっしゃいませ! と少女は初めて明るい声を出した。
「衣装をお求めですね、どんなものでもお望みのままにお作りいたしますよ。オーダメイドは勿論、パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダー、何でもござれです。ご希望があればどんどん仰ってくださいね」
おや? とツバサは心の中で首を傾げた。
最初のやり取りはともかく、そこからの会話は流暢なものだ。とてもじゃないが恥ずかしがり屋で人見知りとは思えない。
まあいいか、とツバサは気にしないことにした。
円滑に事を進められれば──文句はない。
「じゃあ、頼めるかな──俺と彼女の2人分だ」
「よろしくねー♪」
「はい、こちらこそ……では、工房へ足を運んでいただけますか?」
彼女もジン同様、ワールド内を旅しているので定住の拠点を持たず、街に備えつけの工房を借りて作業をするようだ。
工房に入った彼女は、フードを取って素顔を見せてくれた。
「あ、申し遅れました──私、ハルカ・ハルニルバルと申します」
どうぞ宜しく、とハルカは丁寧にお辞儀をする。
気の強そうな瞳と清楚な雰囲気、童顔だがしっかり者の印象がある顔立ちの少女だ。若葉色に染まる長い髪を2つに分け、両肩に流していた。
執拗に顔を隠していたのは謎のままである。
「ツバサ・ハトホルだ、こっちはミロ・カエサルトゥス」
「どーもでーす♪」
ツバサは自分も頭を下げると、ミロの後頭部を掴んでお辞儀をさせた。
「では、始めましょうか──どんな衣装をご希望ですか?」
ツバサは道具箱から例の金属繊維を取り出す。
「これで防御力のある服を作ってもらいたいんだが……頼めるかな?」
オリハルコンとミスリルの繊維束を見た途端、彼女の瞳が露骨なくらい変わった。
職人気質な眼光が静かに燃えている。
「これは……燃えますね。最高級の素材で、滅多にお目にかかれない極上モデルさんたちの衣装を作れるなんて……コスプレイヤー魂に火がつきそうです」
「え、コスプレ?」
何でもないです! とハルカは慌てて白を切った。
「ツバサさんにミロさん、ご希望はありますか? 今の衣装をグレードアップしたようなものにします? それともこの機会に一新するとか? ああ、もし宜しければ私が一からデザインをしても構いませんよ?」
作ると決まった途端、ハルカはとても饒舌になった。
デザインも担当すると名乗り出る辺り、自らの技術も売り込みたいようだ。それはつまり、ツバサたちを満足させられるという自信の表れでもある。
……本当に人見知りか? 人との交流を苦にしない社交性のあるタイプだぞ?
「じゃあ、アタシもツバサさんも露出マシマシのお色気全開で!」
「ふざけんな、ダメに決まってんだろ」
なんでー! とミロは憤慨する。
今の衣装になる時も、実は2人でかなり口論になったのだ。
「アタシはビキニアーマーにしたいのに、ツバサさんが猛反対したから、女子高生で手を打ったんじゃん! もっと肌色で攻めたいのに!」
「だから太股の絶対領域だけ許してやったじゃないか! 本当ならもっとスカート丈を長くして、露出も抑えたいんだぞ!」
年頃の娘なんだから恥じらいなさい! と説教するツバサ。
「アバターなんだからいいじゃん! お母さんみたいなこと言わないでよ!」
「本人そっくりだからアバターの匿名性ないだろうが!」
誰がお母さんだ! といつもの返事。
「だいたいだな、おまえの露出を抑える代わりに俺はこんな……胸の上半分が丸見えみたいな格好してるんだぞ!? これだって隠したいわ!」
ツバサはビスチェからはみ出しそうな自前の爆乳を指差した。
「いーじゃん! ツバサさんのおっぱいは見せびらかしてナンボだよ!」
「俺が恥ずかしいって言ってんの!」
男なのにこんな美女アバターにされ、あまつさえこぼれ落ちそうな乳房を見世物にされるなど、ミロの頼みでなければ死んでもやらない。
「俺はもっとダンディな格好にしたいんだよ! それを我慢して、こんな痴女みたいな真似してるんだ、おまえも譲歩して露出は控えろ!」
「うううー……っ!」
睨み合うツバサとミロ、もう少しで一触即発といったところだ。
「あの──でしたら、こんな感じのデザインはいかがですか?」
それから小一時間ほど経過して──。
「おおぉ……っ! いいよ、全然いい! これすっごいステキ!!」
ミロの衣装は原形を留めぬほど刷新されていた。
分類的に言えば、ドレスに近い見た目をしていると思う。
青を基調とするも所々に白や金を配色してゴージャスさを醸し出し、全体的に清楚な風味を出している。だが、鎖骨や胸元部分が大きく開いていた。
ドレスめいたロングスカートは目の細かいホワイトメッシュが何列か差し込まれており、うっすらとミロの太股が覗けるのだ。
それにより、見えそうで見えない絶妙なエロティシズムが表現されていた。
群青色のロングカーディガンも豪華絢爛なデザインに仕立て直されており、それを肩にかけてマントみたいに翻していた。
パッと見、ド派手な騎士のお姫様といったデザインである。
「これいい! すっごい可愛くて、ちょっとエロい! ハルカさん、ありがと! ねえねえ、ツバサさんもこれならいいよね? ね、ね? ねーっ!?」
「……まあ、それくらいならいいか」
どうしよう──ミロが美しすぎて心臓が止まりそうなくらい切ない。
何食わぬ顔をするのも限界かも知れない。
するとハルカは、ツバサにも衣装について意見を求めてきた。
「ツバサさんはいかがですか、その衣装? ダンディと仰っていたので、ミロさんの『大人の色香!』というのの折衷案を模索してみたんですが……」
「ああ……悪くない、今までのよりかマシだ」
ツバサは真っ赤な丈の長いジャケット──ほとんどコートみたいなものを羽織っており、それを大振りなベルトで留めていた。黒いズボンはちょっと脚のラインを強調するものの、なかなかシックな仕上がりだ。
だが──胸の谷間はこれまでより強調されていた。
なにせコートみたいなジャケットを直接着込んでおり、デザイン的に寄せて持ち上げるような作りになってるので、これでもかと盛り上がっている。
正直、今までのビスチェとどっこいどっこいな気がする。
しかし着心地は最高だし、ステータス画面を見てみたら、この服を装備すると同時にいくつかのボーナス強化が発生していたのだ。
なるほど──服作りの天才というのは本当らしい。
なんにせよ、これで武器も防具も今まで以上に整えられた。
「世話になったな、ハルカさん──助かったよ、ありがとうな」
「あ、そうだそうだ♪ お礼はこれでいいかな?」
ハルカへの報酬は、ミロたちの衣装を作った金属繊維の残り──オリハルコンとミスリル合わせて、まだ3人分くらいの衣装は作れそうな量だ。
「こんなに……じゅ、十分すぎます! こちらがお礼を言いたいくらいです!」
こうして装備品のグレードアップを終えたツバサとミロは、よりSPを稼げるフィールドへと向けて旅立つことにした。
仕事を終えたハルカもまた、そそくさと次の街に向かっていった。
これは余談だが──。
「……え、お二人はゲーム実況を撮ってるんですか?」
ミロが動画を撮影中だと伝えると、彼女はすぐに顔を隠した。
「す、すいません! 私、顔出しはNGでお願いします!!」
「んじゃモザイクと目線に黒いライン、どっちがいい?」
「なんかどっちもエロくないですか!?」
すったもんだの挙げ句、本人の意向によりハルカの登場シーンは編集で全カットとなった。個人のプライバシーを侵害するわけにはいかないのだ。
ハルカは恥ずかしがり屋でも、人見知りな女の子でもない。
どうやら彼女──身バレを恐れていたらしい。
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