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しおりを挟むその後、陽輝や書記を残して溜まり場へと戻ったが、いつまでも阿知波の事が忘れられなかった。だから、下僕共に彼の事を調べるように命令した。
あいつの事が知りたい。
頭に浮かぶのはそれだけだった。
そして翌日。
オレはいつものように溜まり場にいき、幹部が集まる部屋にいた。なぜか幹部は誰も来ていない。
『阿知波黒夜、ね……』
初めてオレを否定し、拒絶した人間。
そして、おそらくこの辺りで一番強い、最強の男。
『……なんでだよ!』
まわりに置いてある物を壁に投げつけ、悶々と心をくすぶるこの思いを発散する。なぜオレを否定するのか。きっと理由があるはずだ。
『……くそ! 絶対、絶対、あいつが間違ってる……』
『……砂原さん?』
『なんだ……今話しかけるんじゃない!』
気づくと後ろに下僕が立っていた。
『いや、あの……阿知波って奴の事で……』
『調べ終わったのか!?』
そういえば、こいつは見覚えがあった。昨日頼んだ奴だったのか。
『はい』
『見せろ!』
『あ……』
『もういい、下がれ』
下僕が持っていた書類を奪い取り、さっさと下がらせるとさっそく手元の書類に目を通した。
『これは……』
そこに書いてあったのは想像以上の内容だった。
―――。
阿知波黒夜/十八歳
東高校三年生
BLACK総長
総長になってからのBLACKはより勢力を増し、いくつかのチームと度々ぶつかっているが、全てBLACKが勝利している。ただし、西区を統率するBLUEを除く。
そのため、現在はBLUEと対立している。
尚、BLUE総長、望月蒼との戦歴は全て引き分けに終わっている。
家族構成は祖父、父、兄、弟。
曾祖母はイタリア人で、容姿の金髪と茶色の目は先祖返りによるもの。
不動産、IT関連会社を経営する阿知波グループ御曹司。
父親は社長、祖父は会長を務め、兄は社長秘書。
すでに兄が家督を継ぐ事が決まっている。
自身はまだ会社に関与していないため、これら出身に関する情報は近しい人間にしか公表していない。
阿知波グループが所有する東区のマンションに一人暮らし。
―――。
『……は、はは……阿知波グループ……』
思わず笑いがこみ上げてきた。なぜ名前で気づかなかったのか。
阿知波グループと言えば、日本の経済を支える有名な企業の一つだ。もしかしたら、オレの家より力があるかもしれない。あの威圧的なオーラはそのためか。
生まれながらにして王の素質を持っている……つまりはオレと同じ人種ってわけだ。
『く……くくく……』
それならば話は早い。オレ達は出会うべくして出会った二人なのだ。
そこまで考えた時、部屋の扉が開く音がした。副会長かと思って構えたが、そこにいたのはSHINEを紹介してきた友人だった。
『……誰かいるのか?』
『なんだお前か』
『なんだとは失礼な奴だな。さっきお前の下僕が走って言ったけど、何かしたのか?』
『あの人のデータを持ってきただけだ』
『あの人……ああ、BLACKの……』
『凄いぞ? 阿知波グループの御曹司だ』
『マジ? 見せて』
友人は書類を受け取ると、それをまじまじと眺め、読み終わってから深いため息を吐いた。
『まさかの阿知波グループねえ……』
『オレ、BLACKに入りたいんだ。どうすればいい?』
『え……? SHINEはどうするんだ?』
友人が眉にしわを寄せ、ゆっくりとした口調で聞いてくる。
『SHINEはもうダメだ。陽輝は弱いし』
『は……あんだけ陽輝さんに世話になっておいて、最低な奴だなお前は』
友人は呆れたような顔をしたが、構ってなどいられない。
最低な奴? どこがだ?
オレは強い奴が好きなだけだ。
『最低って何が? 強い奴に付きたいと言って何が悪いんだ!』
そこまで叫んだ瞬間、友人が大袈裟に顔を歪ませ、ため息を吐いた。
『そっか。お前はやっぱりそういう奴だったんだな。勝手にすれば? BLACKに行きたいなら行けよ』
『だから! どうすればいいかって聞いてんだろ!? 同じ事を言わせるな!』
本当にこいつらは人の話を聞かない。
なぜオレの言う事を聞かないんだ。信じられない。
胸倉を掴んで揺さぶると、友人はどこか忌々しそうに俺を見たあと、一人の名前を口にした。
『……望月だ』
『は!?』
『だから、BLUEの望月』
『だから何だよ!』
『BLACKはBLUEと対立してる。そして、阿知波は総長の望月と何度も引き分けてる。言わば最大のライバルだ。ここまで言っても分からないか?』
『……?』
意味が分からない。
その望月が何かしたのか?
『お前はバカだな。阿知波を困らせてる元凶の望月……BLUEを潰せば、阿知波が喜ぶんじゃないか?』
『あ……!』
そうだ。確か、データにはBLUEとだけ毎回引き分けていると書いてあった。
確かにそのBLUEがいなくなれば、BLACKは街で一番のチームになる。
『望月……あお……っていうのか?』
『……たぶん』
『望月か……』
『まあ、すんなり総長の所まで行けるとは思えないけどな。まずは傘下から潰すのが計画的だと思うぞ? まわりから潰すんだ』
BLUEが阿知波を困らせている。
トップである望月を潰せば、BLUEは支えを失い力を無くす。そして、あの人はオレに感謝し、そばに置いてくれるだろう。陽輝のように。
『俺の知り合いにBLACKの奴がいる。そいつを紹介してやるよ。下っ端だけど使えるはずだ』
『下っ端じゃ意味が無いじゃないか! 幹部でなきゃ……』
下っ端から始めるなんて冗談じない。
オレは選ばれた人間なんだ。すぐに上に行けるはずなのに。
『あんなデカいチームでいきなり幹部に会えるわけねえだろ? SHINEが特別だっただけだ』
『でも!』
『嫌なら諦めろ。俺ができるのはここまでだ。もうお前には構わないから。これからは自分でなんとかしろ』
『は!? どういう事だ!』
急にオレを突き放す友人の行動が理解できずに責め立てると、友人は冷たい目をオレに向けた。
『恩を仇で返すって言葉を知ってるか?』
『どういう意味だよ! ちゃんと説明しろ!』
『分からなければそれでいい。所詮お前は人を“使える駒”としか見てないんだな』
『は!?』
意味が分からず戸惑うオレに、友人はさらにたたみかける。
『あとさ、BLUEの望月だけど……たぶんお前は会ってるぞ? かなり昔に。きっと忘れてると思うけど』
『……え』
『俺も今思い出したけど……お前が昔、転校させた奴。お前と望月、とことん相性が悪いんだな』
『何だそれ? 知らない……』
全く思い出せずに呆然としていると、友人が肩をすくめ、呆れたようにため息をついている。
『お前は昔からいろんな奴を転校させてたからな。嫌な事を言われれば親に言って、親がそいつの親に圧力をかける。知ってて告げ口してると思ってたけど……お前は裸の王様だったんだな』
『……なんだ……それ……』
『知らなかったのか? 最低だな。俺さ、知っててやってると思ってたから面白い奴だなってそばにいたけど……もう無理だわ。後はその下っ端に協力してもらえ』
そこまで言って立ち上がった友人は、もう今までのような優しい眼差しを浮かべていなかった。
『待て! 説明しろよ!』
叫ぶオレを無視して友人が口にする。
『ああそうだ。俺がここに来たのは副総長からの伝言を伝える為だったんだけど……』
『副会長が?』
『お前はもうSHINEのメンバーじゃない。クビだ。二度とここに来るなだとさ』
『は……どういう……?』
いきなり言われた言葉は予想もしていなかった事で、反応が遅れてしまった。
『当たり前だろ。目の前で総長や幹部がやられてんのに置いて帰ってきたんだ。しかも敵チームに入りたいだ? ふざけんなよ』
『だって陽輝達が弱いから!』
『総長が弱いってんならもうSHINEに用は無いだろ? 俺らにしても、BLACKとBLUEがぶつかって互いに潰れればラッキーだし。せいぜい頑張れよ』
何を言っても話を聞いてくれない友人に怒りが湧いた。阿知波もそうだが、どうしてみんなオレの話を聞かないんだ。オレは悪くないのに。
『じゃあな。もうSHINEに顔を出すなよ。総長は入院したし、しばらくは副総長が総長代理を務める。またBLACKとぶつかるらしいし、お前は邪魔だ』
『おい!』
オレの襟首を掴んで外へと連れ出そうとする友人。離そうともがくが力が強くて逃げられない。
こいつがこんなに力があったなんて知らなかった。
ズルズルと引きずられ、あっという間に出口に放り出されると、友人は小さな紙をオレに向かって投げつけた。
『それがBLACKの奴の番号だ。後は自分でなんとかしろ』
『待てって!』
そして、静止するオレの声を聞かず扉を閉めてしまった。それから何度叩いて叫んでも開く事はなく、体力だけが消耗されていった。
『ちっ……』
舌打ちをしながら残されたメモを見ると、電話番号が記されていた。携帯電話だろうか。
『……』
オレを嫌っている副会長が総長代理という事は、SHINEに戻るのはもう無理だろう。なら、他のチームに行くしかない。突き進むしかないのだ。
『せいぜい役に立ってくれよ?』
メモを見ながらスマホを開き、紹介された奴に連絡を取る事にした。
相手が指定してきた場所に現れたのは、綺麗な顔立ちをした男。それから、一緒にいるのが似つかわしくないような、平凡の二人だった。
『君が砂原くん?』
『ああ』
『ずいぶん綺麗だからびっくりしたよ』
オレに断りもなく話しかけてくる平凡に苛立ちを覚える。平凡は平凡なりに黙って聞いていればいいものを、気軽に話しかけるなんて信じられなかった。
平凡の言葉を無視して綺麗な男に向き直ると、そいつはオレを黙って見ていた。
『何?』
『……要件は?』
どうやらオレの事を警戒しているらしい。その顔には怪訝そうな表情が浮かんでいた。
さあ、ここからが正念場だ。
『……阿知波さんの事で』
『阿知波さん?』
男の眉がピクリと動いた。
『オレ、阿知波さんの……恋人なんだ』
『……は? 阿知波さんは特定の恋人は作らないはずだぞ?』
『……』
へえ、そうなのか。
そんな男を手に入れたら……どれほどまでの優越感を得る事ができるんだろう。
ますますあの男が欲しくなった。
不良はみんなバカだから、本気で演技をすれば疑われないはずだ。決してボロは出さないように、泣きながら訴える作戦に出る事にした。
『……っ、やっぱり……この前の事で怒ってるんだ……』
『『え?』』
『オレ達、この前ケンカしちゃって、オレが……SHINEの人に声掛けられたから……』
『『はあ……』』
いきなり訴え出したオレに、二人は戸惑っているようだが、このままやめるつもりはない。
『阿知波さん、嫉妬深いから……オレが誰かといるだけで怒るんだ……あの時はただ、道を聞かれただけなのに……』
少し涙を見せながら呟くと、二人は動揺し始めた。
『……まあ、SHINEは敵だから……阿知波さんが警戒するのも当然だけど……お前の話が本当なら、ただ心配しただけじゃないのか?』
『でも……! オレに当てつけるように女の子と浮気するし……オレは浮気なんかしたことないのに……会えなくてもこんなに我慢してるのに……!』
『『……』』
『……今まではいつも家に呼んでくれたし、ずっと好きだよって言ってくれたんだ……なのに……』
ボロボロと涙を流して泣き続けたら、二人は急に優しい声色でオレをなだめ始めた。
『……そういえば阿知波さん、いつも違う女の子連れてるな』
『あれって当てつけだったのか? でも、阿知波さんが好きだよって……言うのか?』
二人はまだ信じられないのか、どうしようか悩んでいるらしい。まったく、じれったい奴らだ。
そろそろ本題に入るか。
『オレは、どんな扱いを受けてもいいんだ。あの人が好きだから……あの人が帰ってくるならいくらでも待てる……でも……』
『『……でも?』』
『さ、最近……BLUEの望月って人に言い寄られてるらしくて……』
『!?』
『男と付き合ってるのがバレたら、望月って人を断りづらくなるって……だから、』
『……女と一緒にいるのか? 望月を避けるために?』
『二人のタイマンを何度か見たけど……あれは阿知波さんが避けようとしてたのか……?』
望月には悪いが男好きになってもらおう。オレは静かに頷き、二人を上目遣いで見上げた。
『『……』』
二人の喉がゴクリと鳴った。もうすぐだ。
『なあ、頼む……! 阿知波さんを助けたいんだ! 望月を……BLUEを潰すのに協力してくれないか……?』
『で、でも、阿知波さんの許可無しに動いたら……』
『これは阿知波さんが言ったんだ……BLUEと望月は本当に邪魔でしょうがないから、オレにあいつらを潰せるなら頼むって……』
『『……』』
『頼む! オレ、望月って人は会った事無いけど、あの人を困らせてるなら遠ざけたいんだ……』
不本意だったが頭を下げて懇願すると、「わかった」という声が聞こえてきた。
『そこまで言うなら本当なんだな。あの人のオンナを勝手に騙ればどうなるか……分かってるよな? 分かっててここまで嘘を言うとは考えにくいし』
『そうだね……』
勝手にオンナを騙ればどうなるかだと? そんなの知るわけがない。
今まであの人のオンナを騙った奴がどんな仕打ちを受けたか知らないが、どうせいつかはオレがオンナになるんだ。心配無用だろう。
オレは笑顔を浮かべ、二人に微笑みかけた。
『ありがとう! 恩に着る!』
『『あ、ああ……』』
二人は顔を赤くしながら頷いた。
……本当にちょろいな。だから不良はバカだって言うんだ。
*
『阿知波さんに心配かけたくないから、オレが動いてるのは内緒にして欲しいんだ。びっくりさせたいし』
オレの言葉を素直に信じた二人は、他のBLACKのメンバーにも紹介してくれた。幹部はいなかったけど、皆それなりに強くて頼りになりそうだ。そしてあっさり話を信じてくれた。
話を聞くと、BLACKには一軍と二軍があるらしく、力をつけていくと一軍に上がれるらしい。一軍は幹部になれる可能性を秘め、阿知波さんに近い存在だとか。
こいつらはまだ二軍が多いようだった。ただのその他大勢だ。正直つまらない。けど、その他大勢だからこそ大胆に動けるはずだ。
『砂原、望月に会った事がないって言ってたよな?』
『ああ』
『明日、BLUEとぶつかるらしい。阿知波さんも行くらしいから……行ってみるか? たぶん望月も来るだろ』
やはりオレはツイてるらしい。
こちらから仕掛けなくてもチャンスが回ってきた。
『でも、邪魔じゃ……』
『別に率先して戦えって言ってるわけじゃない。隠れて見る分には大丈夫だろ』
『……そういう事なら』
堂々と出て行って阿知波に見つかったら元も子もない。最初は慎重に行動しないといけないし、望月がどういう人物かを詳しく知る必要があった。隠れて見ていていいのなら、願ったり叶ったりといった所か。
そしてついに、その日は来た。
場所は廃墟のような建物が集まった街の外れ。オレが着いた時にはすでにケンカは始まっていた。
『砂原、危ないから隠れてろ』
『分かった』
見つからないように物陰に隠れ、BLACKとBLUE、両チームを観察する。
さすがは街を二分するチーム同士。互いの力は互角のようだが、オレの目の前では見知った顔の奴が暴れ、学ランを着た相手チームの奴を蹴散らしていく。
やはりBLACKの方が強いのか?
と思ったら、呻き声を上げながらすぐそばに誰かが倒れてきた。
『うう……』
よく見ると、倒れてきたのはオレに協力してくれたBLACKの奴で、そいつの前に立ちはだかっているのは金髪の少年だった。
なぜだ? さっきまでいなかったのに。
『まったく、いい加減にして欲しいね……こう何度もケンカ売られたんじゃ疲れるだけだ。お前らの総長はバカなのか?』
浮かんでいる笑顔とは裏腹に、言ってる事はけっこう厳しい。
『は……やみ、てめえ……望月のイヌのくせに……!』
『え~? やっぱそう見える~?』
イヌと呼ばれたくせに、なぜか金髪の少年は嬉しそうだ。
『望月なんかすぐに潰してやる……!』
負け惜しみにしか聞こえないが、BLACKの奴がそう叫ぶと、少年の顔が一変して険しくなった。
『……絶対、総長には近づかせねえよ!』
そして倒れていた奴に掴みかかると、それに気づいたBLACKのメンバー数人が向かって来たが、あっという間の速さで勝利してしまった。どれだけ人数がいようが、少年にはあまり関係ないらしい。
『な~んだ、結局は口だけか。つまんねえな……総長のとこ行こっかな』
倒れた奴らを足で蹴り、一人が持っていた鉄パイプを奪い取ると、少年は口笛を吹きながら歩いて行く。
あれがNO.二か?
あれだけ強いんだ。もしオレ達に協力してくれるのなら、どれだけ心強いだろう。
『おい! ……って、あれ?』
少年が去って行った方を見ると、もういなくなっていた。どんだけ素早いんだ。
『クソッ!』
仕方ないが諦めるしかない。他に仲間になりそうな奴を見つけなくては。
それに望月を確認しなくてはならない。
少年は総長の所に行くと言っていた。ならば、あいつが消えた方に向かえばいい。オレは少年の後を追って奥へと進む事にした。
*
やはり、チーム同士の抗争はどこも同じらしく、所々でみんなが倒れていた。
SHINEの時と違うのは、BLUEが一方的にやられているのではなく、BLACKの人間も同じくらい倒れている事だ。どうやらBLUEには骨のある人間が多いらしい。
少し開けた場所に着くと、壁の向こうから話し声が聞こえた。
『……!』
『……?』
そっと近づき、耳を澄ませて聞いてみると、どうやら二人しかいないらしい。何かを言い争っていた。
『なんだ……? 聞こえない……』
もう少し近づけないだろうか。
あたりを窺ってみると、ちょうど向こうから死角になる場所に壊れた家具が置いてあり、隠れるスペースがあった。すぐさま移動し、ゆっくりと頭を持ち上げる。
するとそこには、会いたくてたまらない人がいた。
『ねえソウちゃん、まだ俺の彼女になってくれないの?』
……オレではない誰かに愛を囁きながら。
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