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しおりを挟むペニスなんて仕事で嫌ってくらい見慣れていたはずなのに、久しぶりのせいか触るのに戸惑ってしまう。でも、触らなきゃ始まらない。俺は昔を思い出すようにペニスを握りしめ、上下に動かした。
男のペニスからはすでに透明な汁が少しずつ出てきていた。俺が触れたら急に増えた気がする。ドクドクと脈を打ち、血管まで浮き出たそれは、自分についているモノと同じとは思えないくらいにグロテスクで、凶悪に見えた。
「ルディ、さま……!」
男は呻き声を漏らし、眉間にもしわが寄っている。もうすぐだ。
俺はペニスに顔を寄せ、その先端を口に含んだ。
「ルディ様……! そんな、ああっ……!」
男は俺が口に含んだ瞬間に射精していた。俺の頭をどけようと髪を掴まれたが、それを無視するように先端を吸ってやると、ペニスからはドクドクと白い液体が溢れ出た。思っていたより濃い気がする。溜まってたのかな。
「…最近してなかったんですか?」
「あ、あなたを見つけてからは、してません……」
頬を上下しながら男は言った。俺を見つけてから…つまり、店に来るようになってからって事か?
「店に来るようになってからって事ですか?」
「はい、私はあなたを見つけてから、あなたしか見えなくなりました」
男が来るようになったのは、確か二ヶ月くらい前。つまり、それだけしてないのか。すげえな。
「それだけしてないの、凄いですね」
「ああ…あなたが私のモノをお触りになっているなんて…夢のようです……」
「……」
男は息を荒げながらも、どこか遠くを見つめるような様子で感動している。どこまで俺の事好きなんだよ。
でも、悪い気はしなくなってきた。最初はキモいとか怪しいって思ったけど、一緒にいたら感化されたのかな。無理強いされる事はないし、もう少しご褒美的な何かをあげたくなってきた。
「…じゃあ、夢をもう少し見せてあげます」
「え?」
俺は自分のズボンを脱いで、男に尻を向ける形で跨った。これで俺の尻は男の目の前に晒されている。
「俺も好きにしますから、あなたも好きにしてください」
俺は片手で自分の下着をちょっとずらし、尻の割れ目が見えるようにした。すると、男のペニスが再び勃ち上がり、ドクドクと脈を打った。早いな。
男はまだ何もしない。戸惑っているんだろう。でも、俺は男を待たずに、再びペニスを口にした。
「…んっ、んっ、」
唾液を垂らし、ジュボジュボと卑猥な音をわざと立てながら男を煽ってやると、男はようやく俺の尻に手をかけた。
「ああ…本当に……」
男は俺の下着をゆっくりと下ろしていった。そして、太股まで下ろしきると、尻に手をかけ、ぐいっと尻たぶを広げた。
「はあ…はあ……」
男の息は荒く、俺の尻の穴に何度も息がかかる。しばらく眺めていたようだが、そのあとすぐに熱い何かが穴に触れた。
「……っ、」
男は俺の尻の穴を舐め始めた。ほぐしてあるからすんなり舌が入ってくる。久しぶりの感触に耐えていると、男の呟きが聞こえてきた。
「ああ…本当に準備をしてくださったのですね……」
男は遠慮なしにグイグイ舌を入れてきて、ついでに潤滑油みたいなものを塗っていた。男も用意していたんだろう。その隙に俺の袋も揉んだりしている。でも、ペニスは触ってくれなかった。
俺も負けじと男のペニスを頬張り、筋を舐めたり先端をつついたり、時にはゆっくりと舌を這わせたりと、あらゆる技を駆使してみたが、今度は果てる様子がない。一度出したからだろうか。
なるべくフェラで回数稼ぎたいんだけど、ダメかな。顎が痛くなってきた。
ペニスを舐めながらそんな事を思っていると、突然自分の身体に凄まじい快感が襲ってきた。
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