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幾久しく幸せな日々
初めてのお誘い 前半
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華視点
昨日会社の納会も終わり、今日から冬休み。来年4日から仕事始めとなる。
前職だと2日からだったから、なんだか得した気分。流通業って休みが不規則だもんね。
そして今、私は猛烈に家のお掃除をしています。
なぜって、か、、ユウマさんをお誘いしたんです!
家に!
しかも、、泊まりで。
ひゃっー!
は、恥ずかしいよ、雑巾握る手に力入っちゃうよ。
床はピカピカになるけどね。
実は、ユウマさんと気持ちを伝えあった翌日から生理になってしまい、なんとなく、、こちらからデートに誘いづらくて、、いや、別にユウマさんの身体目当てじゃないんだけど。
でもほら、そういう雰囲気になった時、生理だって言うのなんかやだなと。。
でも、生理が来て、ホッとしたのも事実。
やっぱり、良くないよね?
でも、あのまま赤ちゃんが出来てても嬉しかったんだけど。。
いやいや!それは、どうなんだ。。
お互い大人ならいいのか、難しい。
結局、課長に仕事帰りに一度食事に誘われて、まあ、そんな雰囲気になったから生理っていう羽目になって、
で、今日、お誘いしたんです!
そしたら何故か、おうちデートプラスお泊まりに。
なぜなんだ。。あのユウマさんのいつもはキリッと冷たささえ感じる眼差しが、
「華の家行きたいな?ダメかな?」と言いつつ、甘える様な視線で訴えてくるとついつい、
「い、いいですよ!」と言ってしまい、
「じゃあ、泊まる準備していくね?」と、泊まるのが前提であり、決定しているような問いかけをされると、
「え?、、あ、いや、、!いやいや決して嫌ではありません!」
ちょっと躊躇を見せると、所構わず甘い触れ合いが私を追い詰めるため、早々に許してしまう。。。
く、悔しい。
恥ずかしいから、嫌なはずなのに、人目がないならちょっとぐらいいいかと喜んでしまう自分が、いたたまれない。
ここは、やっぱり美魔女の谷口さんに「駄犬の調教術」をご教授していただくべきか。
。。調教?。。なんだか痛そうなのは嫌ですが、それは一体どんな事?
平々凡々な私が、経験値の高い年上のイケメン様を調教など出来るのでしょうか。。
家中、掃除しながら年末の大掃除だなぁと思いながらやってると、ついそんなとこってとこまでやってしまう。
家具はほとんどないけど、クローゼットの中もだいぶ服が増えたから整理して、となりの5段チェストの上の埃などないか拭きつつ、つい中まで整理整頓。
今年の汚れは今年のうちに。。
なんのCMだっけ?
そう思いつつ、いつもは引き出しの1段目にあるエロエロ下着も今日は一番下に移動。
まあ、見る事ないと思うけど、ちょっとね、気分の問題。
代わりに5段目にあった、文房具とか、工具的なものちょっとした薬なんかを1段目に入れ替える。
。。普段もこの方がいい?いや、二段目?、、、。あ、ここは通帳とか印鑑とか大事なやつ。。。
そんなこんなで、気がつけば、お昼を過ぎていた。
や、やばい。
今日は、部屋の片付けがあるから16時にユウマさんと約束したんだった。
夕飯も作らなきゃいけないのに、時間がないよー!
そこからは、洗濯物を乾燥機から出して畳んだり、悶えながらベッドシーツ取り替えたり、赤面しながらお風呂を洗ったり、、いかがわしい記憶に追い詰められながら掃除を終えた。
夕飯の材料買いに行って、簡単なサラダを作ったり、パスタソースを作ったりと大忙し。
そうだ、自分の準備っ!
あたふたとシャワーを浴びる。
。。なんか、待ち構えてるみたいだな。。
昨日の夜もちゃんと入ったんだけどさ、やっぱり、ちょっと、、。
あらかた準備を終えたのは、約束の時間の20分前。
はあ、はあと駆けずり回った私は、なんかもう疲れちゃったんですけど。。
なんだろ、私に足りないのは日頃の女子力かも。
ちょっと反省していると
ピンポーン!
えっ!もう?早っ!
バタバタと玄関へ向かう。
冴木課長改めユウマさん視点
約束より15分ほど早くインターホンを鳴らす。
ごめんね。昨日の夜から、楽しみでこれでも待った方なんだ。
白いドアを開けて、茶色にピンクの水玉柄のワンピースっぽいエプロンを着た華が出てきた。
くっ!先制攻撃っ!
何その可愛いいかっこ。ワンピースなの?エプロンなの?
ユウマさん興奮のエプロンは、一人暮らしのお祝いに華の姉が買ってくれたもの。
いかがわしさなど全く感じられない可愛いエプロンに、華の溺愛彼氏が興奮するなど華のお姉ちゃんもまさかのびっくりだ。丈は膝ぐらいで裾がフリルが付いている事で下に行くほどふんわりと広がっている。エプロンの肩紐は、首の後ろでちょうちょ結びするタイプで、華のほっそりとした首の後ろで几帳面にキュッと結んである。
しかし、ユウマさん視点では、、
ひらひらとしたフリルが可愛い膝を隠して、ふんわり膨らんでる裾が艶かしいウエストラインを俺に釘付けにさせる。そして、蝶々結びをした首元の肩紐は今にも俺に解いてほしそうだ、、、とか色々妄想している。
恋人同士になっても、まだまだ妄想は止まらないようだ。
そして、
「華、そのエプロン、よく似合ってる。」
甘くとろける様な笑顔と声で華を悶えさせ、そして赤くなる華の腰に腕を回して引き寄せ、チュッと華のおでこにキスをする。
これも二人のお約束。
。。。甘ーいっ!
口から砂糖水がダバーっと滝の様に流れ出そうです。
早くドアをとっとと閉めて、部屋に入れと近所の人に言われそうだ。
華の家に入ると、全体的に白いインテリアで統一されているが、冷たさよりも暖かさを感じる。
チェストの上の多肉植物のグリーンのせいか?それとも明るいベージュのカーテンか、、やっぱり華がいるせいか。
コートを甲斐甲斐しく受け取り、ハンガーラックにかける華をニヤニヤとしながら見つめ、お土産を渡す。
家に来るのが楽しみで早起きしたため、お土産を探しにうろうろと買い物に出かけて買って来たものたち。
女子受けしそうな可愛い柄の箱に入ったケーキ。ピンク色のスパークリングワイン、つまみのチーズ、生ハムなど。
「すみません、たくさん頂いてしまって。」
嬉しそうに受け取る華を見てると、なんだかもっと貢ぎたくなる。
「後で、二人で食べましょうね。」
そう笑う華に、俺はもっと甘くて熱い違うものが食べたいと思ってしまう。
彼女の部屋は玄関のドアを開けると、部屋の突き当たりの窓が見える様な長方形で、玄関を開け、両サイドに水回り、キッチンが廊下沿いに並ぶ、そこを超えると、ローテーブルと二人がけソファがあり、ベッドが窓の前に
置いてある。
女子の部屋、そういえばいつぶりか思い出せない。。
なんとなく緊張感を感じつつ、ソファに座る。
お茶とお土産のケーキを出してくれた華はラグの上に座った。
「え、ちょっと、隣に座りなよ。」
いくらラグの上でも硬いでしょ?
「そのソファ、二人用ではあるんですけど、ちょっと二人で座るには狭いんです。」
苦笑いの華。
ふーん。そう。。
「じゃあ、俺が床に座るよ。」
「え?ダメです。床になんて、硬いし。。」
「ね?硬いんでしょ?となりに来ないと抱っこするよ。」
ニヤリと笑い、思惑通り彼女を隣に座らせる。
「なんか、ユウマさんいじわる。。」
顔を赤らめた華はやっぱり美味しそうだ。
買ってきたケーキは、いちごのタルトとティラミス。
ケーキ屋のガラスケースに並ぶイチゴタルトを見てにやけた俺は、きっと危険人物に違いない。
歓迎会で華のイチゴケーキを華の細い指ごとあーんして舐め上げたっけ。。
あの驚愕した顔、、可愛かったなあ。
イケメンがイチゴタルトを見て笑み崩れる。
ケーキ屋のお姉さんは癒される。
イケメンとは少しばかり変態でも許されるもの。やっぱり人生得なのか。
そんな事を思い出しつつ、俺はティラミス、彼女はタルトを食べる。
あわよくば、またあーんしてもらおうと狙った俺は、また華にしっぺ返しを食らう。
華を見つつ、あーんをねだろうとしていた俺は、自分のことをおざなりにしていた。
ふとこちらを見上げた華は、
「、、ユウマさん、唇のはじにティラミスのココア付いてますよ。」
自分でとるより速く、華が俺の唇のココアとちょっと付いていたであろうティラミスを人さし指でかすめとり、
舌でペロリと指を舐め上げた。
「っ!!」
親切心、時として爆薬。。。
華の華奢な指を真っ赤な舌がペロリと舐め上げる。
え、エロいんだよ。
その表情には煽情的なものなど微塵も感じないのに。
まだ、来て1時間も経ってないんだよ。
興奮する俺が悪いのか?
どうなんだ?
「まったく、甘くて美味しそうだ。」
ケーキも華も。
なんだか、いつまでたっても振り回されている。。
まあ、幸せなんだけど。
昨日会社の納会も終わり、今日から冬休み。来年4日から仕事始めとなる。
前職だと2日からだったから、なんだか得した気分。流通業って休みが不規則だもんね。
そして今、私は猛烈に家のお掃除をしています。
なぜって、か、、ユウマさんをお誘いしたんです!
家に!
しかも、、泊まりで。
ひゃっー!
は、恥ずかしいよ、雑巾握る手に力入っちゃうよ。
床はピカピカになるけどね。
実は、ユウマさんと気持ちを伝えあった翌日から生理になってしまい、なんとなく、、こちらからデートに誘いづらくて、、いや、別にユウマさんの身体目当てじゃないんだけど。
でもほら、そういう雰囲気になった時、生理だって言うのなんかやだなと。。
でも、生理が来て、ホッとしたのも事実。
やっぱり、良くないよね?
でも、あのまま赤ちゃんが出来てても嬉しかったんだけど。。
いやいや!それは、どうなんだ。。
お互い大人ならいいのか、難しい。
結局、課長に仕事帰りに一度食事に誘われて、まあ、そんな雰囲気になったから生理っていう羽目になって、
で、今日、お誘いしたんです!
そしたら何故か、おうちデートプラスお泊まりに。
なぜなんだ。。あのユウマさんのいつもはキリッと冷たささえ感じる眼差しが、
「華の家行きたいな?ダメかな?」と言いつつ、甘える様な視線で訴えてくるとついつい、
「い、いいですよ!」と言ってしまい、
「じゃあ、泊まる準備していくね?」と、泊まるのが前提であり、決定しているような問いかけをされると、
「え?、、あ、いや、、!いやいや決して嫌ではありません!」
ちょっと躊躇を見せると、所構わず甘い触れ合いが私を追い詰めるため、早々に許してしまう。。。
く、悔しい。
恥ずかしいから、嫌なはずなのに、人目がないならちょっとぐらいいいかと喜んでしまう自分が、いたたまれない。
ここは、やっぱり美魔女の谷口さんに「駄犬の調教術」をご教授していただくべきか。
。。調教?。。なんだか痛そうなのは嫌ですが、それは一体どんな事?
平々凡々な私が、経験値の高い年上のイケメン様を調教など出来るのでしょうか。。
家中、掃除しながら年末の大掃除だなぁと思いながらやってると、ついそんなとこってとこまでやってしまう。
家具はほとんどないけど、クローゼットの中もだいぶ服が増えたから整理して、となりの5段チェストの上の埃などないか拭きつつ、つい中まで整理整頓。
今年の汚れは今年のうちに。。
なんのCMだっけ?
そう思いつつ、いつもは引き出しの1段目にあるエロエロ下着も今日は一番下に移動。
まあ、見る事ないと思うけど、ちょっとね、気分の問題。
代わりに5段目にあった、文房具とか、工具的なものちょっとした薬なんかを1段目に入れ替える。
。。普段もこの方がいい?いや、二段目?、、、。あ、ここは通帳とか印鑑とか大事なやつ。。。
そんなこんなで、気がつけば、お昼を過ぎていた。
や、やばい。
今日は、部屋の片付けがあるから16時にユウマさんと約束したんだった。
夕飯も作らなきゃいけないのに、時間がないよー!
そこからは、洗濯物を乾燥機から出して畳んだり、悶えながらベッドシーツ取り替えたり、赤面しながらお風呂を洗ったり、、いかがわしい記憶に追い詰められながら掃除を終えた。
夕飯の材料買いに行って、簡単なサラダを作ったり、パスタソースを作ったりと大忙し。
そうだ、自分の準備っ!
あたふたとシャワーを浴びる。
。。なんか、待ち構えてるみたいだな。。
昨日の夜もちゃんと入ったんだけどさ、やっぱり、ちょっと、、。
あらかた準備を終えたのは、約束の時間の20分前。
はあ、はあと駆けずり回った私は、なんかもう疲れちゃったんですけど。。
なんだろ、私に足りないのは日頃の女子力かも。
ちょっと反省していると
ピンポーン!
えっ!もう?早っ!
バタバタと玄関へ向かう。
冴木課長改めユウマさん視点
約束より15分ほど早くインターホンを鳴らす。
ごめんね。昨日の夜から、楽しみでこれでも待った方なんだ。
白いドアを開けて、茶色にピンクの水玉柄のワンピースっぽいエプロンを着た華が出てきた。
くっ!先制攻撃っ!
何その可愛いいかっこ。ワンピースなの?エプロンなの?
ユウマさん興奮のエプロンは、一人暮らしのお祝いに華の姉が買ってくれたもの。
いかがわしさなど全く感じられない可愛いエプロンに、華の溺愛彼氏が興奮するなど華のお姉ちゃんもまさかのびっくりだ。丈は膝ぐらいで裾がフリルが付いている事で下に行くほどふんわりと広がっている。エプロンの肩紐は、首の後ろでちょうちょ結びするタイプで、華のほっそりとした首の後ろで几帳面にキュッと結んである。
しかし、ユウマさん視点では、、
ひらひらとしたフリルが可愛い膝を隠して、ふんわり膨らんでる裾が艶かしいウエストラインを俺に釘付けにさせる。そして、蝶々結びをした首元の肩紐は今にも俺に解いてほしそうだ、、、とか色々妄想している。
恋人同士になっても、まだまだ妄想は止まらないようだ。
そして、
「華、そのエプロン、よく似合ってる。」
甘くとろける様な笑顔と声で華を悶えさせ、そして赤くなる華の腰に腕を回して引き寄せ、チュッと華のおでこにキスをする。
これも二人のお約束。
。。。甘ーいっ!
口から砂糖水がダバーっと滝の様に流れ出そうです。
早くドアをとっとと閉めて、部屋に入れと近所の人に言われそうだ。
華の家に入ると、全体的に白いインテリアで統一されているが、冷たさよりも暖かさを感じる。
チェストの上の多肉植物のグリーンのせいか?それとも明るいベージュのカーテンか、、やっぱり華がいるせいか。
コートを甲斐甲斐しく受け取り、ハンガーラックにかける華をニヤニヤとしながら見つめ、お土産を渡す。
家に来るのが楽しみで早起きしたため、お土産を探しにうろうろと買い物に出かけて買って来たものたち。
女子受けしそうな可愛い柄の箱に入ったケーキ。ピンク色のスパークリングワイン、つまみのチーズ、生ハムなど。
「すみません、たくさん頂いてしまって。」
嬉しそうに受け取る華を見てると、なんだかもっと貢ぎたくなる。
「後で、二人で食べましょうね。」
そう笑う華に、俺はもっと甘くて熱い違うものが食べたいと思ってしまう。
彼女の部屋は玄関のドアを開けると、部屋の突き当たりの窓が見える様な長方形で、玄関を開け、両サイドに水回り、キッチンが廊下沿いに並ぶ、そこを超えると、ローテーブルと二人がけソファがあり、ベッドが窓の前に
置いてある。
女子の部屋、そういえばいつぶりか思い出せない。。
なんとなく緊張感を感じつつ、ソファに座る。
お茶とお土産のケーキを出してくれた華はラグの上に座った。
「え、ちょっと、隣に座りなよ。」
いくらラグの上でも硬いでしょ?
「そのソファ、二人用ではあるんですけど、ちょっと二人で座るには狭いんです。」
苦笑いの華。
ふーん。そう。。
「じゃあ、俺が床に座るよ。」
「え?ダメです。床になんて、硬いし。。」
「ね?硬いんでしょ?となりに来ないと抱っこするよ。」
ニヤリと笑い、思惑通り彼女を隣に座らせる。
「なんか、ユウマさんいじわる。。」
顔を赤らめた華はやっぱり美味しそうだ。
買ってきたケーキは、いちごのタルトとティラミス。
ケーキ屋のガラスケースに並ぶイチゴタルトを見てにやけた俺は、きっと危険人物に違いない。
歓迎会で華のイチゴケーキを華の細い指ごとあーんして舐め上げたっけ。。
あの驚愕した顔、、可愛かったなあ。
イケメンがイチゴタルトを見て笑み崩れる。
ケーキ屋のお姉さんは癒される。
イケメンとは少しばかり変態でも許されるもの。やっぱり人生得なのか。
そんな事を思い出しつつ、俺はティラミス、彼女はタルトを食べる。
あわよくば、またあーんしてもらおうと狙った俺は、また華にしっぺ返しを食らう。
華を見つつ、あーんをねだろうとしていた俺は、自分のことをおざなりにしていた。
ふとこちらを見上げた華は、
「、、ユウマさん、唇のはじにティラミスのココア付いてますよ。」
自分でとるより速く、華が俺の唇のココアとちょっと付いていたであろうティラミスを人さし指でかすめとり、
舌でペロリと指を舐め上げた。
「っ!!」
親切心、時として爆薬。。。
華の華奢な指を真っ赤な舌がペロリと舐め上げる。
え、エロいんだよ。
その表情には煽情的なものなど微塵も感じないのに。
まだ、来て1時間も経ってないんだよ。
興奮する俺が悪いのか?
どうなんだ?
「まったく、甘くて美味しそうだ。」
ケーキも華も。
なんだか、いつまでたっても振り回されている。。
まあ、幸せなんだけど。
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