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第64話 高僧ハイラド (1)
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王都の外れに、三階建ての横長の木造家屋がある。
ハイラドと言う名の老僧が建てた、廃棄奴隷の救護院である。
白く長い眉毛と髭が、ハイラドの特徴だった。
その身を包む白いローブはすっかり薄汚れ灰色になっているが、今やその灰色のローブは打ち捨てられた人々にとっての救いの象徴となっていた。
ハイラドが痩せ細った男女が横たわる沢山のベッドの一つのそばに腰掛け、今朝方保護されたばかりの少年の背中をさすっていた。
たださすっているだけではなく、治癒魔術を施している。苦しむ少年の顔色が少しづつ良くなっていく。
「深呼吸をして、そうそう上手。悪い病気は去って言った、あとはよく食べてよく寝ることじゃ。頑張ったな、路上は辛かったろう」
少年の目に涙が浮かぶ。
「あ……ありがとうございます、ハイラド様」
ハイラドは優しく微笑み、節くれだった手で少年の頭をくしゃりと撫でた。そこにドアをノックする音がある。紺色のローブ姿の青年が顔をのぞかせた。
「導師、そろそろ会合のお時間です」
「分かった、行こう。ではな、よく体を休めるのだぞ」
ハイラドは少年にウィンクをしてその肩をぽんと叩くと、曲がった腰をあげ、ドアから廊下に出る。
青年はハイラドの高潔な志に賛同し弟子入りした僧侶見習いで、救護院では多くのハイラドの弟子達が働いていた。元奴隷もいれば、裕福な商家の息子や退役兵など、多様な弟子たちがいた。
「今の少年の具合はどうですか」
ハイラドは暗い顔でため息をつく。
「病はわしが治してやれるが、問題はその後の滋養強壮だ。ここにいる全ての者らに言えることだが、食料があまりにも不足しておる。ここの資金は自由民の篤志家頼みだが、彼らも生活が苦しくなって寄付の余裕がなくなっている。重税で王侯貴族やそれに媚びへつらう者ばかりが肥え太っておるわ。ダーリアン三世陛下の治世も昔は良かったが、先のお妃を亡くしてからどんどん民を締め上げる方に向かっておる」
青年が懐から折りたたまれた新聞を取り出した。
「まさに国王陛下の話をしようと思っていたところです。今朝の号外です」
青年は薄い新聞をハイラドに手渡す。目を通したハイラドがなんと、とつぶやく。
「陛下とオルワード殿下が殺されてジルソン殿下が新王に!?しかも殺したのはリチェル殿下で、剣闘士アルキバと共に逃走中じゃと!?」
「二枚目にリチェル王子の人相書きがあるのですが……」
「人相書き。ああリチェル殿下の御姿は、幼少の頃しか国民は知らないからの」
言いながら新聞をめくり、ハイラドは目を見開く。
「これは、サイル殿?」
「導師もそう思われましたか。篤志家のサイル殿にとても似ていますよね。サイル殿はいつも覆面をしておられましたが、この目はサイル殿そっくりです」
「ああ、確かによく似ておる」
ハイラドはうなる。「覆面の篤志家サイル」は、まだこの救護院が簡易テントで炊き出しをしていた頃から時折訪れては法外な額の寄付をする、謎の人物だった。
サイルからの寄付がなければ、この立派な救護院も建てられず、救える数はずっと少なかっただろう。
そこに別の者が走ってきた。
「導師!サイル殿が参られました」
ハイラドは口をおの字に尖らせてから、長い髭をなでつけた。
「噂をすれば、じゃな。会合には遅れると皆に伝えておいてくれ」
「かしこまりました」
青年と別れたハイラドは、篤志家をもてなすための応接間のドアをノックした。
中から子供達の笑い声が聞こえてきて、ハイラドは目を細める。ドアを勢いよく開けたのは、救護院で保護している元浮浪児の子供だった。
「どーしさま!サイルが久しぶりに来てくれたよ、お菓子をくれた!」
「それはよかったのう。お前達は本当にサイル殿が好きじゃな」
応接間にはフード付きローブを身につけた二人連れがいた。
フードを外したサイルが一番小さい子供を抱き上げてその頬に覆面ごしのキスをし、足元には自分もとねだる子供達が取りすがっている。
覆面姿は恐ろしくもあるはずなのに、救護院の子供達はサイルを好いた。サイルには人心を癒す不思議な力が備わっているようだった。
フードをかぶる背が高いほうがいつもの護衛だろうか。だがいつもと違い、サイルと同じ黒い覆面をしている。
ハイラドはサイルに声をかける。
「よく来て下さいましたサイル殿。子供達がご無礼を働いて申し訳ありませぬ」
サイルは抱き上げていた子供を床に降ろしながら、ハイラドを見る。
「元気そうでなによりだハイラド。無礼なんてとんでもない。いつも私はここの子供達に癒されてきた」
「サイル殿もお変わりはないですか」
「変わりは……。あったな、大いに。色々なことがあった」
自嘲するような物言い。ハイラドはもしや、と思う。
「まあ立ち話もなんでございます。ささ、お座りになって。お前達はほら、戻ってなさい」
最後の言葉は子供達に向けて言う。子供達は残念そうな顔をしながら、でも丁寧におじぎをして退室して行った。
サイルはすすめられたソファに腰を下ろし、その対面にハイラドも座った。
覆面の上の空色の瞳を久々に間近で見て、その宝石のような美しさにハイラドは嘆息する。一度疑ってみればいよいよ、王族でしかありえないような気がしてきた。
しかし、肉親を殺して逃げてきたとはとても思えない。そもそもサイルがそんな罪を犯せるような人物ではないことを、ハイラドはよく知っていた。
サイルはハイラドを見据え、やや緊張した声音で告げた。
「今日来たのは、あなたの身に迫る危険を知らせるためです」
思いもよらないことを言われ、ハイラドは髭をひっぱりながら、
「ほほう……」
と呟いた。
「確かな筋から聞いた話ですが……。ジルソン新王はあなたを常々、危険人物とみなしてきました。前国王陛下が崩御され新体制となった今、あなたもあなたのお弟子さんたちも、いつ捕らえられてもおかしくない」
「ふむ」
「さらにジルソン新王は廃棄奴隷の殺処分を目論んでいます。いつそれが実行されてもおかしくありません。この救護院に助けられた廃棄奴隷たちも無事では済まないでしょう。……あの子供達も」
そう言ってサイルは目を伏せた。サイルの伏せられた長い睫毛は微かに震えていた。嘘を言っているようには見えなかった。
本当だとして、サイルは新王の腹の内を知りうる立場の人間ということだ。
この時ハイラドは確信した。
「大変重要な情報を教えてくださり、ありがとうございます」
ハイラドがそう言うと、サイルははっと顔を上げた。
「信じて下さるのですか」
「もちろんです。貴方の真面目さも善良さも私はよく存じております。……だからどうか、この老人めのことも信じては下さりませぬか」
言ってハイラドは懐から、折りたたまれた号外新聞を取り出し、机の上にすっと差し出した。
サイルがびくりと身を引いた。
背後に立つ護衛は身動き一つしないが、フードの奥から鋭くこちらをねめつけたのをハイラドは空気で感じ取った。
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Q.誰?
A.「第45話 父と子 (1)」と「第57話 憤激 (1)」で話題に出て来た人物です!
ハイラドと言う名の老僧が建てた、廃棄奴隷の救護院である。
白く長い眉毛と髭が、ハイラドの特徴だった。
その身を包む白いローブはすっかり薄汚れ灰色になっているが、今やその灰色のローブは打ち捨てられた人々にとっての救いの象徴となっていた。
ハイラドが痩せ細った男女が横たわる沢山のベッドの一つのそばに腰掛け、今朝方保護されたばかりの少年の背中をさすっていた。
たださすっているだけではなく、治癒魔術を施している。苦しむ少年の顔色が少しづつ良くなっていく。
「深呼吸をして、そうそう上手。悪い病気は去って言った、あとはよく食べてよく寝ることじゃ。頑張ったな、路上は辛かったろう」
少年の目に涙が浮かぶ。
「あ……ありがとうございます、ハイラド様」
ハイラドは優しく微笑み、節くれだった手で少年の頭をくしゃりと撫でた。そこにドアをノックする音がある。紺色のローブ姿の青年が顔をのぞかせた。
「導師、そろそろ会合のお時間です」
「分かった、行こう。ではな、よく体を休めるのだぞ」
ハイラドは少年にウィンクをしてその肩をぽんと叩くと、曲がった腰をあげ、ドアから廊下に出る。
青年はハイラドの高潔な志に賛同し弟子入りした僧侶見習いで、救護院では多くのハイラドの弟子達が働いていた。元奴隷もいれば、裕福な商家の息子や退役兵など、多様な弟子たちがいた。
「今の少年の具合はどうですか」
ハイラドは暗い顔でため息をつく。
「病はわしが治してやれるが、問題はその後の滋養強壮だ。ここにいる全ての者らに言えることだが、食料があまりにも不足しておる。ここの資金は自由民の篤志家頼みだが、彼らも生活が苦しくなって寄付の余裕がなくなっている。重税で王侯貴族やそれに媚びへつらう者ばかりが肥え太っておるわ。ダーリアン三世陛下の治世も昔は良かったが、先のお妃を亡くしてからどんどん民を締め上げる方に向かっておる」
青年が懐から折りたたまれた新聞を取り出した。
「まさに国王陛下の話をしようと思っていたところです。今朝の号外です」
青年は薄い新聞をハイラドに手渡す。目を通したハイラドがなんと、とつぶやく。
「陛下とオルワード殿下が殺されてジルソン殿下が新王に!?しかも殺したのはリチェル殿下で、剣闘士アルキバと共に逃走中じゃと!?」
「二枚目にリチェル王子の人相書きがあるのですが……」
「人相書き。ああリチェル殿下の御姿は、幼少の頃しか国民は知らないからの」
言いながら新聞をめくり、ハイラドは目を見開く。
「これは、サイル殿?」
「導師もそう思われましたか。篤志家のサイル殿にとても似ていますよね。サイル殿はいつも覆面をしておられましたが、この目はサイル殿そっくりです」
「ああ、確かによく似ておる」
ハイラドはうなる。「覆面の篤志家サイル」は、まだこの救護院が簡易テントで炊き出しをしていた頃から時折訪れては法外な額の寄付をする、謎の人物だった。
サイルからの寄付がなければ、この立派な救護院も建てられず、救える数はずっと少なかっただろう。
そこに別の者が走ってきた。
「導師!サイル殿が参られました」
ハイラドは口をおの字に尖らせてから、長い髭をなでつけた。
「噂をすれば、じゃな。会合には遅れると皆に伝えておいてくれ」
「かしこまりました」
青年と別れたハイラドは、篤志家をもてなすための応接間のドアをノックした。
中から子供達の笑い声が聞こえてきて、ハイラドは目を細める。ドアを勢いよく開けたのは、救護院で保護している元浮浪児の子供だった。
「どーしさま!サイルが久しぶりに来てくれたよ、お菓子をくれた!」
「それはよかったのう。お前達は本当にサイル殿が好きじゃな」
応接間にはフード付きローブを身につけた二人連れがいた。
フードを外したサイルが一番小さい子供を抱き上げてその頬に覆面ごしのキスをし、足元には自分もとねだる子供達が取りすがっている。
覆面姿は恐ろしくもあるはずなのに、救護院の子供達はサイルを好いた。サイルには人心を癒す不思議な力が備わっているようだった。
フードをかぶる背が高いほうがいつもの護衛だろうか。だがいつもと違い、サイルと同じ黒い覆面をしている。
ハイラドはサイルに声をかける。
「よく来て下さいましたサイル殿。子供達がご無礼を働いて申し訳ありませぬ」
サイルは抱き上げていた子供を床に降ろしながら、ハイラドを見る。
「元気そうでなによりだハイラド。無礼なんてとんでもない。いつも私はここの子供達に癒されてきた」
「サイル殿もお変わりはないですか」
「変わりは……。あったな、大いに。色々なことがあった」
自嘲するような物言い。ハイラドはもしや、と思う。
「まあ立ち話もなんでございます。ささ、お座りになって。お前達はほら、戻ってなさい」
最後の言葉は子供達に向けて言う。子供達は残念そうな顔をしながら、でも丁寧におじぎをして退室して行った。
サイルはすすめられたソファに腰を下ろし、その対面にハイラドも座った。
覆面の上の空色の瞳を久々に間近で見て、その宝石のような美しさにハイラドは嘆息する。一度疑ってみればいよいよ、王族でしかありえないような気がしてきた。
しかし、肉親を殺して逃げてきたとはとても思えない。そもそもサイルがそんな罪を犯せるような人物ではないことを、ハイラドはよく知っていた。
サイルはハイラドを見据え、やや緊張した声音で告げた。
「今日来たのは、あなたの身に迫る危険を知らせるためです」
思いもよらないことを言われ、ハイラドは髭をひっぱりながら、
「ほほう……」
と呟いた。
「確かな筋から聞いた話ですが……。ジルソン新王はあなたを常々、危険人物とみなしてきました。前国王陛下が崩御され新体制となった今、あなたもあなたのお弟子さんたちも、いつ捕らえられてもおかしくない」
「ふむ」
「さらにジルソン新王は廃棄奴隷の殺処分を目論んでいます。いつそれが実行されてもおかしくありません。この救護院に助けられた廃棄奴隷たちも無事では済まないでしょう。……あの子供達も」
そう言ってサイルは目を伏せた。サイルの伏せられた長い睫毛は微かに震えていた。嘘を言っているようには見えなかった。
本当だとして、サイルは新王の腹の内を知りうる立場の人間ということだ。
この時ハイラドは確信した。
「大変重要な情報を教えてくださり、ありがとうございます」
ハイラドがそう言うと、サイルははっと顔を上げた。
「信じて下さるのですか」
「もちろんです。貴方の真面目さも善良さも私はよく存じております。……だからどうか、この老人めのことも信じては下さりませぬか」
言ってハイラドは懐から、折りたたまれた号外新聞を取り出し、机の上にすっと差し出した。
サイルがびくりと身を引いた。
背後に立つ護衛は身動き一つしないが、フードの奥から鋭くこちらをねめつけたのをハイラドは空気で感じ取った。
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