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第15話 ターラ聖堂
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あくる朝、ターラ聖堂に、沢山の人々がつめかけていた。
人々は未明から聖堂の扉の前で、朝の開扉をずっと待っていた。
彼らは恐怖におびえ、神の名を呼び、助けを乞う。
「断罪の獣が本当にいたなんて」
「ああ神様、ターラ・ヴェヌー様!我々にご慈悲を」
聖堂前の広場には累々と、ミイラ化した死体が積み上がっていた。山積みの死体の中には領主ラーランド伯の三人の娘もいた。
領主邸からやってきた断罪の獣は、道すがらに人々を襲い、その血を吸引した。被害者は身体中の体液を吸い取られ、ミイラのように干からびて死んでしまった。
昨日の夜は、断罪の獣の出没情報が錯綜し、街は恐慌に陥っていた。サーカステント内に現れた断罪の獣を多くの人が目撃していたが、その後の行方は色々な噂が飛び交った。人民は混乱を極めた。
人々は当然、街から脱出しようとしたが、なぜか城門は開かなかった。不可思議な力が働き、門はびくとも動かない。
誰かが言った。
「これは天罰だ」
天罰だから街の外に出られないのだと。
人々は最後の望みの綱と思い、ターラ聖堂に救いを求めたのだった。
大勢がひしめく聖堂内、祭壇の前には、聖統神子モルマーレがいた。
両肩に赤い帯をかけた、異様に背の高い、白目のない碧眼の、頭の半分を剃り上げた、化け物じみた風貌の男。
ラーヒルズの町民たちは普段なら、たまに街を訪れる聖統神子に対して、恐怖と嫌悪しか抱かない。
だが今は、救世主であるかのごとくすがりついていた。
「尊い尊い聖統神子様!どうかお助けください、我々をお救い下さい」
「領主様もどこにも見当たりません、きっと断罪の獣に喰われてしまわれたに違いない。恐ろしい悪夢です、お助けを神子様!」
モルマーレは微笑を浮かべ、たずねる。
「一体どうしてこの街に断罪の獣が出現したか、分かりますか?」
町民たちは、答えに窮した様子で互いを見合わせる。モルマーレは笑みを張り付け、ガラス玉のような瞳を光らせ、もう一度たずねた。
「わーかーりーまーすーかああああああああ?」
大きな声音でたずねながら、その長身が一層、高く伸びたように人々には感じられた。黄昏時の人影のように。
人々は恐怖に震えあがる。商人らしき男性が手と手を合わせる。
「わ、我々の信仰心が、足りなかったのでありましょうかっ」
モルマーレがカクリと首をかしげる。横に九十度、直角の角度にカクリと。
人形の首がもげたかのような動き。人々はひっと息を飲む。
肩につくほど頭を傾けたモルマーレが苛立った様子で返事する。
「『ありましょうか』?『ありましょうか』?『ありましょうか』?はああああああああ?聞いているのは私ですよねえええええええ?」
男性は慌てて言い直した。
「我々の信仰心が!足りなかったせいであります!」
モルマーレは首を直角に曲げたまま聞く。
「それから?それだけ?」
モルマーレはまだ満足していないようだ。人々は必死に別の理由を探した。鍛冶屋らしき老人が答える。
「わしらが不道徳だったせいです!」
「それから?」
間髪入れず尋ねて来る。頭にスカーフを巻いた女性が答える。
「私たちが不健全だったせいです!」
「それから?それから?それから?」
書生風の青年が答えた。
「僕たちが愚かで背徳で悪徳で堕落した退廃した罪深く傲慢で軽薄で醜い干からびミミズ以下のゲロ野郎だったからです!」
モルマーレはすくっと頭を垂直に戻した。
「イグザァクトリィ!もっと早く気づくべきでしたネッ!」
「はい!」
全ての人が一斉に返事した。綺麗にそろった元気な一声が聖堂内で反響する。みな、兵士のように背筋を伸ばし起立していた。
モルマーレはふうとため息をつく。
それから町民それぞれの顔を眺めわたし、一人一人に慈悲深く微笑みかけた。
町民たちは顔面を引きつらせて、その不気味な行為に耐えぬく。
「あなた方は断罪の獣の降臨に、感謝しなければなりません。断罪の獣は、あなた方の内面に巣食う『魔女』に気付くきっかけを与えて下さった。魔女の側に行ってはなりません。自身が神のものであるか魔女のものであるか、あなた方ははっきり示さなければなりません。あなたはターラ・ヴェヌー様のものですか、それとも魔女のものですか?」
「ターラ・ヴェヌー様のものです!」
「もっと大きな声で」
「ターラ・ヴェヌー様のものです!」
「もっと!」
「ターラ・ヴェヌー様のものです!」
「悔い改めますか?」
「はい!」
「干からびミミズ以下のゲロ野郎であることをやめますか?」
「やめます!」
「よろしい。では、聖典十三章八節『断罪の獣』を暗唱してください」
聖堂の中がしん、と静まった。
ラーヒルズの町民は、誰もそれを覚えていなかった。
モルマーレは悲しげに首を振る。
「十三章八節にはこうあります。『獣により己の内側に潜む魔女に気づいた背徳者たちは、翌朝、神に祈りを捧げた。全能なる神ターラよどうか罪深き私たちを罰し、正してください。すると天から十二体の聖なる獣が降臨し、三日三晩に渡って穢れた街を浄化したもうた』」
なんとも言えない様子で聖典の一節に耳を傾ける町民たち。モルマーレの声が響く。
「さあ、神に祈りを!『私たちを罰し、正してください』」
町民たちは不安げな声で復唱する。
「私たちを罰し、正してください」
「声が小さい!」
「私たちを罰し、正してください!」
「それでは神に届きませんよ!」
「私たちを罰し、正してください!!」
大音量が空間を震わせる。
モルマーレはようやく満足そうにうなずいた。
背後に控えていたラーヒルズ聖堂常駐の神子たちに振り向き合図した。
十二人の神子たちが、手に水のようなものを入れた木製のコップを持っている。
神子たちはモルマーレの前にすっと歩み出ると、祭壇前に置かれた長いテーブルの上に、木製のコップを並べていく。
神子たちが再び後ろに下がると、モルマーレは民衆に厳かに呼びかけた。
「悔い改めしものたちよ。皆の代表となり神に信心を示したいものは、こちらへ」
戸惑う様子の町民の中から、十二人の老若男女がおずおずと進み出た。
目線で促されるまま、コップを手に取る。
モルマーレが笑みを浮かべる。
「飲みなさい!」
有無を言わさぬ口調。コップを受け取った人々はその水のようなものを慌てて飲み始める。
ひしめく人々の前方、水のようなものを飲み干した十二名が、苦しみ始めた。
コップを落とし喉をかきむしり、腹を抱え床に伏し、えずく。
「おい、どうした、大丈夫か!?」
心配する周囲の声掛けにも答えず、十二人はもだえ続ける。
モルマーレと神子たちの周囲に、風が吹いた。床から光が立ち上る。
神子たちは光の柱に包まれた。
光の柱の中、モルマーレの薄い唇が弓の弦のように、にいっと曲がる。
「ターラ神の祝福を」
モルマーレと神子たちの姿が消えた。
神子たちの突然の全消失にどよめきが上がる。見れば神子たちのいた場所には、普段はない魔法陣が描かれていた。
やがて苦しむ十二人が一斉に、口から何かを吐き出した。
「う、お、う、ゔおえええええええええええええ」
直後、聖堂内に集まった三百を超す口から、阿鼻叫喚の悲鳴がほとばしることになる。
◇ ◇ ◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(作者より)
ストックが切れました……
この先、更新が滞ります。気長にお待ちいただけたら幸いです。
人々は未明から聖堂の扉の前で、朝の開扉をずっと待っていた。
彼らは恐怖におびえ、神の名を呼び、助けを乞う。
「断罪の獣が本当にいたなんて」
「ああ神様、ターラ・ヴェヌー様!我々にご慈悲を」
聖堂前の広場には累々と、ミイラ化した死体が積み上がっていた。山積みの死体の中には領主ラーランド伯の三人の娘もいた。
領主邸からやってきた断罪の獣は、道すがらに人々を襲い、その血を吸引した。被害者は身体中の体液を吸い取られ、ミイラのように干からびて死んでしまった。
昨日の夜は、断罪の獣の出没情報が錯綜し、街は恐慌に陥っていた。サーカステント内に現れた断罪の獣を多くの人が目撃していたが、その後の行方は色々な噂が飛び交った。人民は混乱を極めた。
人々は当然、街から脱出しようとしたが、なぜか城門は開かなかった。不可思議な力が働き、門はびくとも動かない。
誰かが言った。
「これは天罰だ」
天罰だから街の外に出られないのだと。
人々は最後の望みの綱と思い、ターラ聖堂に救いを求めたのだった。
大勢がひしめく聖堂内、祭壇の前には、聖統神子モルマーレがいた。
両肩に赤い帯をかけた、異様に背の高い、白目のない碧眼の、頭の半分を剃り上げた、化け物じみた風貌の男。
ラーヒルズの町民たちは普段なら、たまに街を訪れる聖統神子に対して、恐怖と嫌悪しか抱かない。
だが今は、救世主であるかのごとくすがりついていた。
「尊い尊い聖統神子様!どうかお助けください、我々をお救い下さい」
「領主様もどこにも見当たりません、きっと断罪の獣に喰われてしまわれたに違いない。恐ろしい悪夢です、お助けを神子様!」
モルマーレは微笑を浮かべ、たずねる。
「一体どうしてこの街に断罪の獣が出現したか、分かりますか?」
町民たちは、答えに窮した様子で互いを見合わせる。モルマーレは笑みを張り付け、ガラス玉のような瞳を光らせ、もう一度たずねた。
「わーかーりーまーすーかああああああああ?」
大きな声音でたずねながら、その長身が一層、高く伸びたように人々には感じられた。黄昏時の人影のように。
人々は恐怖に震えあがる。商人らしき男性が手と手を合わせる。
「わ、我々の信仰心が、足りなかったのでありましょうかっ」
モルマーレがカクリと首をかしげる。横に九十度、直角の角度にカクリと。
人形の首がもげたかのような動き。人々はひっと息を飲む。
肩につくほど頭を傾けたモルマーレが苛立った様子で返事する。
「『ありましょうか』?『ありましょうか』?『ありましょうか』?はああああああああ?聞いているのは私ですよねえええええええ?」
男性は慌てて言い直した。
「我々の信仰心が!足りなかったせいであります!」
モルマーレは首を直角に曲げたまま聞く。
「それから?それだけ?」
モルマーレはまだ満足していないようだ。人々は必死に別の理由を探した。鍛冶屋らしき老人が答える。
「わしらが不道徳だったせいです!」
「それから?」
間髪入れず尋ねて来る。頭にスカーフを巻いた女性が答える。
「私たちが不健全だったせいです!」
「それから?それから?それから?」
書生風の青年が答えた。
「僕たちが愚かで背徳で悪徳で堕落した退廃した罪深く傲慢で軽薄で醜い干からびミミズ以下のゲロ野郎だったからです!」
モルマーレはすくっと頭を垂直に戻した。
「イグザァクトリィ!もっと早く気づくべきでしたネッ!」
「はい!」
全ての人が一斉に返事した。綺麗にそろった元気な一声が聖堂内で反響する。みな、兵士のように背筋を伸ばし起立していた。
モルマーレはふうとため息をつく。
それから町民それぞれの顔を眺めわたし、一人一人に慈悲深く微笑みかけた。
町民たちは顔面を引きつらせて、その不気味な行為に耐えぬく。
「あなた方は断罪の獣の降臨に、感謝しなければなりません。断罪の獣は、あなた方の内面に巣食う『魔女』に気付くきっかけを与えて下さった。魔女の側に行ってはなりません。自身が神のものであるか魔女のものであるか、あなた方ははっきり示さなければなりません。あなたはターラ・ヴェヌー様のものですか、それとも魔女のものですか?」
「ターラ・ヴェヌー様のものです!」
「もっと大きな声で」
「ターラ・ヴェヌー様のものです!」
「もっと!」
「ターラ・ヴェヌー様のものです!」
「悔い改めますか?」
「はい!」
「干からびミミズ以下のゲロ野郎であることをやめますか?」
「やめます!」
「よろしい。では、聖典十三章八節『断罪の獣』を暗唱してください」
聖堂の中がしん、と静まった。
ラーヒルズの町民は、誰もそれを覚えていなかった。
モルマーレは悲しげに首を振る。
「十三章八節にはこうあります。『獣により己の内側に潜む魔女に気づいた背徳者たちは、翌朝、神に祈りを捧げた。全能なる神ターラよどうか罪深き私たちを罰し、正してください。すると天から十二体の聖なる獣が降臨し、三日三晩に渡って穢れた街を浄化したもうた』」
なんとも言えない様子で聖典の一節に耳を傾ける町民たち。モルマーレの声が響く。
「さあ、神に祈りを!『私たちを罰し、正してください』」
町民たちは不安げな声で復唱する。
「私たちを罰し、正してください」
「声が小さい!」
「私たちを罰し、正してください!」
「それでは神に届きませんよ!」
「私たちを罰し、正してください!!」
大音量が空間を震わせる。
モルマーレはようやく満足そうにうなずいた。
背後に控えていたラーヒルズ聖堂常駐の神子たちに振り向き合図した。
十二人の神子たちが、手に水のようなものを入れた木製のコップを持っている。
神子たちはモルマーレの前にすっと歩み出ると、祭壇前に置かれた長いテーブルの上に、木製のコップを並べていく。
神子たちが再び後ろに下がると、モルマーレは民衆に厳かに呼びかけた。
「悔い改めしものたちよ。皆の代表となり神に信心を示したいものは、こちらへ」
戸惑う様子の町民の中から、十二人の老若男女がおずおずと進み出た。
目線で促されるまま、コップを手に取る。
モルマーレが笑みを浮かべる。
「飲みなさい!」
有無を言わさぬ口調。コップを受け取った人々はその水のようなものを慌てて飲み始める。
ひしめく人々の前方、水のようなものを飲み干した十二名が、苦しみ始めた。
コップを落とし喉をかきむしり、腹を抱え床に伏し、えずく。
「おい、どうした、大丈夫か!?」
心配する周囲の声掛けにも答えず、十二人はもだえ続ける。
モルマーレと神子たちの周囲に、風が吹いた。床から光が立ち上る。
神子たちは光の柱に包まれた。
光の柱の中、モルマーレの薄い唇が弓の弦のように、にいっと曲がる。
「ターラ神の祝福を」
モルマーレと神子たちの姿が消えた。
神子たちの突然の全消失にどよめきが上がる。見れば神子たちのいた場所には、普段はない魔法陣が描かれていた。
やがて苦しむ十二人が一斉に、口から何かを吐き出した。
「う、お、う、ゔおえええええええええええええ」
直後、聖堂内に集まった三百を超す口から、阿鼻叫喚の悲鳴がほとばしることになる。
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真面目に考えるウスト君も良い子!
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