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悪魔の美しき涙
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「僕は出会った。美しき者に、、、」
ひろと:優斗は、あの夏、悪魔に会った。
今の優斗の年齢は14才。出会いは、ある町外れの見たことのない教会から美しい音色が聞こえてきたのが出会いのきっかけだった。
ある日の暑い夏、優斗は自由研究のため、普段あまり外に出ない優斗は帽子を被り、額に汗をかきながら、町中を散歩していた。
町中は暑く、優斗は町外れの日陰の多い道を通った。
すると、見たことない教会のような建物が建っていた。人気の無い道にこんな教会あったんだなと初めて知った。
耳をすますと、教会から美しい音色が聞こえてくる。
安らぐ、なんとも心地の良い音色に足が引き寄せられるように教会に入っていった。
音のする方に足を踏み入れた。
そこには、角の生えた、黒いローブを着た、女型の悪魔がいた。
天使が弾くようなハープを楽しそうに弾いていた。
それは、なんとも美しい音色で、聞いたことの無い曲だった。
悪魔は優斗がいるにもかかわらず、演奏に夢中だった。
そして、演奏が終わった。
悪魔は優斗に話しかけた。
「ねぇ、私の演奏どうだった?」
優斗は悪魔に返事を返した。
「す、すごく良かったです!とても美しく綺麗でした!」
悪魔は嬉しそうだった。
優斗は、悪魔に質問をした。
「ねぇ、お姉さん、ちょっと質問していい?」
悪魔は「いいよ」と答えた。
優斗は悪魔に質問した。
「お姉さんは、なぜ、天使が弾くようなハープを持っているの?お姉さんは悪魔だよね?」
悪魔は、
「これは私の親友からのプレゼントなの」
悪魔は微笑んで、優斗と話始めた。
悪魔が
「ねぇ、今度は私も質問していい?」
悪魔はそう言った。
優斗は「いいですよ」と言い、少し、怖くもあり、楽しさもあった。
もし、悪魔の質問に答えてしまったら、そのまま連れ去られてしまうのだろうと言う怖さがあり、でも、興味心で、何故だか、ドキドキしていた。
悪魔は質問した。
「ねぇ、なぜ、人気の無い教会にあなたは来たの?」
優斗は
「美しくて、綺麗な音色がしたから、つい、、、邪魔でしたら出ていきます」
悪魔は
「大丈夫だよ。ここに人が来たのは30年ぶりだから、その、、、はしゃいじゃって、、、」
悪魔はそう言って、顔を赤く染め、恥ずかしそうに笑った。
悪魔は思い出したかのように、
「そう言えば、まだ、あなたの名前聞いてなかったよね?」
悪魔は名前を言った。
「私は、リラ、あなたは?」
悪魔は訪ねた。
優斗は答えた。
「僕は、優斗です」
悪魔は昔の親友といた時の思い出がよみがえってきたかのように、何故だが懐かしくて、思い出す。
「あぁ、、、懐かしい、、、親友といたあの頃を、、、」
悪魔はボソッと呟き、優斗は親友との話が聞きたくて、思わず口にしてしまった。
「その話、聞きたいな、、、」
悪魔はその言葉を聞いて、親友とこの教会にいた頃を話始めた。
「まだ、親友がこの教会にいた頃、、、」
私達はまだ幼く、人間で言えば12才くらいの歳のような姿。悪魔のリラと天使のサリー
私達は性格も種族も違うが、リラとサリーは2人は仲良くて、良く遊んだ。
人間界に来て、色々と見て、回った。
そして、人気の無い道で、この教会を見つけた。
2人はこっそりと入り、ここは大分古くから使われていないと知り、この教会で2人は毎日のように遊びに行ってた。
そして、ここで使っていたかは不明だがオルガンとハープが置いてあることに気づいた。
2人は、ホコリをはたき、弾いてみたが、
オルガンはもうダメになっていて、音が出なかったが、ハープは音が出た。
サリーは慣れた手つきでハープを弾いた。
その音色は教会の隅々まで響くように美しかった。
音が透けて心を撃たれ、響くかのように美しく、綺麗だった。
サリーは元元ハープを持っていて、ハープだけは弾けるんだ!と言った。
サリーは楽しそうに弾いていた。リラはハープの音色にうっとりしていた。
サリーはリラにもハープを弾けるように簡単に教えた。
リラはまだ慣れていない感じで、ハープを弾く、そして、この教会を見つけてから毎日のように通い、リラはハープを弾く練習をし、サリーは間違いを教えている毎日。
やがて、2人は、1人前となり、お互いの道を決める時期になった。
リラはハープを弾けるようになり、サリーは違う道を決めようとしていた。
そう、それは、サリーが人間の男性に恋をしてしまったのだ。
サリーは、親友のリラにそのことを打ち明けた。
「ごめん、、、もう、、、一緒にはいられなくなる、、、人間の男性に恋をしてしまったの、、、だからこの教会でリラと会うことはもう、、、無くなってしまうだろう、、、」
リラは親友の恋を応援したい、、、だが、その反面、寂しいと言う感情が溢れ出す。
「サリーの恋は、応援したい、、、けど、、、やっぱり寂しい、、、」
サリーはハープを取り出し、リラの手元へ持ってきて、
「リラ、このハープはリラが持ってて、教会はリラのものってことになるし、ハープも弾ける、だから、私を思い出しながらこのハープを弾いてね」
リラは涙がこぼれ、「幸せになってね」と泣きながら、言った。サリーは「うん!」と言って教会を出た。
リラは涙をこぼしながら最後のお別れのハープを弾いた。
サリーは去って行く途中、リラの弾くハープの音色が背中を押すように、聞こえてくる。
サリーは大粒の涙をこぼし、去っていった。
リラもサリーの泣きわめく声に、なるべく手を止めないで引き続けた。
こうして、サリーと離れた日からいつの間にか長い月日が立ち、そして、今から30年前、ある男性とこの教会で出会った。
教会でいつも通り、ハープを弾いていた。
その男性は音色に惹かれて来た。
男性はリラのことを見ても驚かず、ただ、ハープの音色を聞いていた。
それからと言うもの男性は毎日のように会いに来て、音色を聞いてくれている、リラと男性はお互いに引かれあっていった。
だが、別れは突然だった。
不慮の事故で男性は亡くなってしまった。
そのことを耳にし、リラは、人間は弱く、尊い者だと泣き、男性を思い、悲しげなハープの音色を奏でた。
それからと言うもの、恋はしないと決意した。
リラは優斗に過去の思い出をすべて話した。「ごめんなさいね、、、こんな私の話を聞いてくれて、、、ありがとう」
リラは辛い思いが涙として出てくる。
優斗は一つ思い出した。
おばあちゃんの言葉を。
「私の親友が悪魔なの、そして、私は、その悪魔と約束したの、、、ハープを弾いてねって」
もしかすると、、、と思い、優斗はその話をした。
人間としていきると決めた天使は永遠の命を捨て、愛しき者と共に終わりを迎えると言うことの契約を結んだのだ。
そして、優斗はそのサリーの孫となる。
こんな奇跡は他には無い。
サリーはもうこの世にはいないが、リラは孫に会えたと言う、また、会えたような、嬉しさだった。
最後にサリーが亡くなる前に言った言葉を伝えた。
「泣き虫の美しい涙の親友にまた,会えるのであれば、会いたかった。」
その言葉にリラは思いが溢れ、大粒の涙をこぼした。その涙は雨上がりのように、澄んでいて、とても美しく、リラの思いは、泣きながら「あ、、、ありがとう!!私の、、、親友の天使、サリー、、、」
リラはそう言い、何故だが優斗もつられて涙がこぼれた。
長年ハープを引き続けたのが、まるで聞こえてくるような、思いと共に教会の窓から光が差し込んだ。
サリーは天国でリラはを見守っているかのようだった。
そして、また変わらない毎日かのように思えたが、教会は、新しく建てられ、子供や大人、老若男女とはず、悪魔のハープの噂が広がり、悪魔はもう、寂しくないよと、毎日が楽しく生きていたのだった、、、
(完)
ひろと:優斗は、あの夏、悪魔に会った。
今の優斗の年齢は14才。出会いは、ある町外れの見たことのない教会から美しい音色が聞こえてきたのが出会いのきっかけだった。
ある日の暑い夏、優斗は自由研究のため、普段あまり外に出ない優斗は帽子を被り、額に汗をかきながら、町中を散歩していた。
町中は暑く、優斗は町外れの日陰の多い道を通った。
すると、見たことない教会のような建物が建っていた。人気の無い道にこんな教会あったんだなと初めて知った。
耳をすますと、教会から美しい音色が聞こえてくる。
安らぐ、なんとも心地の良い音色に足が引き寄せられるように教会に入っていった。
音のする方に足を踏み入れた。
そこには、角の生えた、黒いローブを着た、女型の悪魔がいた。
天使が弾くようなハープを楽しそうに弾いていた。
それは、なんとも美しい音色で、聞いたことの無い曲だった。
悪魔は優斗がいるにもかかわらず、演奏に夢中だった。
そして、演奏が終わった。
悪魔は優斗に話しかけた。
「ねぇ、私の演奏どうだった?」
優斗は悪魔に返事を返した。
「す、すごく良かったです!とても美しく綺麗でした!」
悪魔は嬉しそうだった。
優斗は、悪魔に質問をした。
「ねぇ、お姉さん、ちょっと質問していい?」
悪魔は「いいよ」と答えた。
優斗は悪魔に質問した。
「お姉さんは、なぜ、天使が弾くようなハープを持っているの?お姉さんは悪魔だよね?」
悪魔は、
「これは私の親友からのプレゼントなの」
悪魔は微笑んで、優斗と話始めた。
悪魔が
「ねぇ、今度は私も質問していい?」
悪魔はそう言った。
優斗は「いいですよ」と言い、少し、怖くもあり、楽しさもあった。
もし、悪魔の質問に答えてしまったら、そのまま連れ去られてしまうのだろうと言う怖さがあり、でも、興味心で、何故だか、ドキドキしていた。
悪魔は質問した。
「ねぇ、なぜ、人気の無い教会にあなたは来たの?」
優斗は
「美しくて、綺麗な音色がしたから、つい、、、邪魔でしたら出ていきます」
悪魔は
「大丈夫だよ。ここに人が来たのは30年ぶりだから、その、、、はしゃいじゃって、、、」
悪魔はそう言って、顔を赤く染め、恥ずかしそうに笑った。
悪魔は思い出したかのように、
「そう言えば、まだ、あなたの名前聞いてなかったよね?」
悪魔は名前を言った。
「私は、リラ、あなたは?」
悪魔は訪ねた。
優斗は答えた。
「僕は、優斗です」
悪魔は昔の親友といた時の思い出がよみがえってきたかのように、何故だが懐かしくて、思い出す。
「あぁ、、、懐かしい、、、親友といたあの頃を、、、」
悪魔はボソッと呟き、優斗は親友との話が聞きたくて、思わず口にしてしまった。
「その話、聞きたいな、、、」
悪魔はその言葉を聞いて、親友とこの教会にいた頃を話始めた。
「まだ、親友がこの教会にいた頃、、、」
私達はまだ幼く、人間で言えば12才くらいの歳のような姿。悪魔のリラと天使のサリー
私達は性格も種族も違うが、リラとサリーは2人は仲良くて、良く遊んだ。
人間界に来て、色々と見て、回った。
そして、人気の無い道で、この教会を見つけた。
2人はこっそりと入り、ここは大分古くから使われていないと知り、この教会で2人は毎日のように遊びに行ってた。
そして、ここで使っていたかは不明だがオルガンとハープが置いてあることに気づいた。
2人は、ホコリをはたき、弾いてみたが、
オルガンはもうダメになっていて、音が出なかったが、ハープは音が出た。
サリーは慣れた手つきでハープを弾いた。
その音色は教会の隅々まで響くように美しかった。
音が透けて心を撃たれ、響くかのように美しく、綺麗だった。
サリーは元元ハープを持っていて、ハープだけは弾けるんだ!と言った。
サリーは楽しそうに弾いていた。リラはハープの音色にうっとりしていた。
サリーはリラにもハープを弾けるように簡単に教えた。
リラはまだ慣れていない感じで、ハープを弾く、そして、この教会を見つけてから毎日のように通い、リラはハープを弾く練習をし、サリーは間違いを教えている毎日。
やがて、2人は、1人前となり、お互いの道を決める時期になった。
リラはハープを弾けるようになり、サリーは違う道を決めようとしていた。
そう、それは、サリーが人間の男性に恋をしてしまったのだ。
サリーは、親友のリラにそのことを打ち明けた。
「ごめん、、、もう、、、一緒にはいられなくなる、、、人間の男性に恋をしてしまったの、、、だからこの教会でリラと会うことはもう、、、無くなってしまうだろう、、、」
リラは親友の恋を応援したい、、、だが、その反面、寂しいと言う感情が溢れ出す。
「サリーの恋は、応援したい、、、けど、、、やっぱり寂しい、、、」
サリーはハープを取り出し、リラの手元へ持ってきて、
「リラ、このハープはリラが持ってて、教会はリラのものってことになるし、ハープも弾ける、だから、私を思い出しながらこのハープを弾いてね」
リラは涙がこぼれ、「幸せになってね」と泣きながら、言った。サリーは「うん!」と言って教会を出た。
リラは涙をこぼしながら最後のお別れのハープを弾いた。
サリーは去って行く途中、リラの弾くハープの音色が背中を押すように、聞こえてくる。
サリーは大粒の涙をこぼし、去っていった。
リラもサリーの泣きわめく声に、なるべく手を止めないで引き続けた。
こうして、サリーと離れた日からいつの間にか長い月日が立ち、そして、今から30年前、ある男性とこの教会で出会った。
教会でいつも通り、ハープを弾いていた。
その男性は音色に惹かれて来た。
男性はリラのことを見ても驚かず、ただ、ハープの音色を聞いていた。
それからと言うもの男性は毎日のように会いに来て、音色を聞いてくれている、リラと男性はお互いに引かれあっていった。
だが、別れは突然だった。
不慮の事故で男性は亡くなってしまった。
そのことを耳にし、リラは、人間は弱く、尊い者だと泣き、男性を思い、悲しげなハープの音色を奏でた。
それからと言うもの、恋はしないと決意した。
リラは優斗に過去の思い出をすべて話した。「ごめんなさいね、、、こんな私の話を聞いてくれて、、、ありがとう」
リラは辛い思いが涙として出てくる。
優斗は一つ思い出した。
おばあちゃんの言葉を。
「私の親友が悪魔なの、そして、私は、その悪魔と約束したの、、、ハープを弾いてねって」
もしかすると、、、と思い、優斗はその話をした。
人間としていきると決めた天使は永遠の命を捨て、愛しき者と共に終わりを迎えると言うことの契約を結んだのだ。
そして、優斗はそのサリーの孫となる。
こんな奇跡は他には無い。
サリーはもうこの世にはいないが、リラは孫に会えたと言う、また、会えたような、嬉しさだった。
最後にサリーが亡くなる前に言った言葉を伝えた。
「泣き虫の美しい涙の親友にまた,会えるのであれば、会いたかった。」
その言葉にリラは思いが溢れ、大粒の涙をこぼした。その涙は雨上がりのように、澄んでいて、とても美しく、リラの思いは、泣きながら「あ、、、ありがとう!!私の、、、親友の天使、サリー、、、」
リラはそう言い、何故だが優斗もつられて涙がこぼれた。
長年ハープを引き続けたのが、まるで聞こえてくるような、思いと共に教会の窓から光が差し込んだ。
サリーは天国でリラはを見守っているかのようだった。
そして、また変わらない毎日かのように思えたが、教会は、新しく建てられ、子供や大人、老若男女とはず、悪魔のハープの噂が広がり、悪魔はもう、寂しくないよと、毎日が楽しく生きていたのだった、、、
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