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スウェントル王国編
40話 ドキ!男だらけの◯◯◯ ※後半下ネタ注意
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「勝負あり!」
現在、騎士団訓練場ではブレイズが審判役をし、アクセルやポールが見習い騎士達と試合をしていた。
アクセルやポールは見習い騎士達を軽くあしらい、結構容赦なく吹っ飛ばしている。
『何、あの強さ…。何であんなに綺麗な笑顔で、人間振り回せるの?』
『アクセル君、可愛い顔して、戦い方、結構容赦ないよな…。』
『ふへへ…さっき、アクセル君が俺の首筋に剣突き立てた時、なんか良い匂いした…。ヤベェ惚れそう…。』
『あ…わかる。俺はさっきポール君にね、背後から首締められた時に、なんだか甘い匂いしたんだ。何なんだろうね、俺ら同じ男なのに。』
普段暑苦しい男達に囲まれた思春期の見習い騎士達は、クリス譲りの美しさを持つアクセルの謎の色気に当てられている者もいた。
ポールも、整った顔立ちと、丁寧な物腰ながら人当たりの良い雰囲気でポールと同年代の騎士が集まって、色々と指示を仰いでいる様子だ。
「はーい!次行ってみよー!なんならまとめてかかってきても良いよー!」
「「「押忍!!」」」
見習い少年騎士達が、10人まとめてアクセルに遠慮なく木剣を振りかぶるも、全て空振りに終わり、気がつけば全員がアクセルに腰のベルトを掴まれ、力任せに放り投げられていた。
「ダメだよー。複数人で1人の敵を襲う時は、攻撃・盾役・遊撃役など、役割を決めなきゃ。優位性が半減するよ。ただ全員ががむしゃらに攻撃してきても意味ないよ。」
「「「押忍!!」」」
アクセルのところは妙に気合が入っている。その様子を見ていたブレイズは首を傾げていた。
(押忍って、なんの掛け声だ?アクセル様のところは、変に気合が入っているな…。なんだろう、見習い騎士達がちょっとおバカに見えるぞ…?)
と思うも、まぁモチベーションは上がってるみたいだしいいか、と割り切っていた。
ポールのところには、いつのまにか訓練場に紛れ込んでいた黒狼騎士団の面子が20人程集まって話を聞いていた。
白金騎士団の訓練場だが、別に出入りは禁止していないため、話題の冒険者であるアクセルとポールが来ていると聴いて、講義にあやかろうと思ったのだろう。
「自分の存在感を消す為には、足音、息遣い、気配を消す意識が必要なのは基本だよな。更に存在感を消したり、諜報などに役に立つ魔法の属性が【闇属性】だ。適性あるものは少ないけど、この中で使える人、挙手して?」
と、こちらはまともな講義に入っていた。
(げ、黒狼騎士団長まで混じってる!?いつの間に!?)
と、ブレイズは驚くも、(まぁ暫くはアクセル様達が、訓練場で稽古をつけてくださるという話だし。別にいいか。)と開き直った。
****
アクセルとポールの稽古や講義が始まって、約2時間後、アクセルの周りには死屍累々とした光景が広がっていた。
見習い騎士達は地べたに横たわり、疲れきった顔で息を切らしている。
一部、恍惚の表情を浮かべているのもいるが、怪しい扉を開いていない事を祈るばかりだ。
「あれー?みんな、もうお終い?もうちょっと頑張れるでしょー?」
爽やかに無邪気な笑顔で鬼畜な事を言うアクセルに、見習い騎士達は驚愕と恐怖の視線を向けた。
『か…勘弁して…。アクセル君、体力お化けかよ…。』
『50人近く相手に稽古して、汗かいてないって…どんだけだよ…。』
筋肉が痙攣して動くことの出来なくなった見習い騎士達だが、それでも今日は勉強になる事が多かったようだ。
普段は綺麗な型の練習や同じ癖を持った騎士同士の組手をしている騎士達。その為、今回の脳筋アクセルの本番稽古は、彼らにとって非常に新鮮で興味深いものだった。
それを見ていた騎士団長ブレイズも、勉強になる事が多く、充実した時間を過ごすことが出来た様子だ。
一方で、ポールはと言うと。
『ポールさん、もう一回、影移動見せて下さい!』
「あのさ、影移動の前に、影潜りを習得しなきゃ。いきなり上のランク目指したって無駄だぞ。」
『ポール君!見て!言われた通り意識したら、投げナイフがしっかりとマトの中心に当たるようになってきたよ!』
「おぉー、凄いじゃん。後もう少し、体の動きを最小限にした方が敵にバレにくいぞ。手首のスナップを効かせるんだ。」
『ポールさん!そろそろ稽古終わりっぽいです!後で一緒に騎士団の風呂にみんなで行きませんか!?』
「おう。別に良いけど、アクセル様に伺わなきゃ。」
と、白金騎士団の訓練に紛れ込んで来た黒狼騎士団員と妙に仲良くなっていた。
元々が斥候を得意とするポールと、諜報や情報収集を主にする黒狼騎士団は相性が良かった様子だ。
補足になるが、黒狼騎士団は犬・狼獣人の比率が多く、もちろん他の種族も多様にいるが、力の差がそのまま上下関係になりやすい風土にある。
黒狼騎士団の誰よりも強いポールも、強さだけでなく元々面倒見の良い性格をしている為か、同年代の少年だけでなく、年上の青年騎士にも兄貴として慕われている様子だ。
これは蛇足だが、アクセルが稽古をつけていた白金騎士団員は、多種多様な人種がいる。
人族、エルフ、鬼人族、獣人辺りがメインとなっているが、白金騎士団員は全員が真面目な性格をしており、上下の序列をしっかりと守る風土がある。これも、団長であるブレイズの人柄のなせるものだろう。
話は元に戻して、ブレイズから今日の訓練は終了の旨を伝えられた。訓練の参加者が声を揃えて「「「ありがとうございましたー!」」」と、礼を言われた時は、アクセルもポールも全く悪い気はしなかった。
人に物を教えることは、教える内容をしっかりと理解しなければならない。アクセル達2人にとっても、騎士団員という真面目な性格の者達に、しっかりと基礎を教える事が出来たのは、自分の基礎を再度復習する良い機会となったようだ。
{以下、おまけ。男の裸シーンで下ネタ満載なので苦手な方は飛ばして問題無いです}
訓練が終わった後、アクセルとポールは、見習い騎士達と騎士団員用の大浴場に来ていた。
「ねぇねぇ、ポール!やっぱ王城の大浴場は綺麗だねー!」
「そうですね。アクセル様、走ってはダメですよ。」
「そんな行儀の悪いことしないよー。」
と、前を隠さずに堂々と風呂場に向かうアクセルとポール。
『…アクセル君、体格相応の大きさで、まだ生えて無いんだな…。あんだけ強くて、アソコもビッグサイズだったら、俺立ち直れなかったよ。ほっとした。』
『ポール君、身長に比べたらそこそこ大きめだよな…てか、見目麗しい少年2人が風呂場で背中流しあってるの、これ視覚的にヤベェ…。』
と、アクセルとポールのアソコに注目してしまった騎士団員達。
やはり、騎士とは言え、思春期少年達は他人の大きさが気になるみたいだ。
そこに、騎士団長ブレイズが現れた時、騎士達はブレイズのアソコに恐れ慄いた。
(ヤベェ、ブレイズ様、股間に大剣ぶら下げてる!強そう!今日一番の大きさだ!)
(ブレイズ様は、陰では昔からバスタードブレイズって呼ばれている強者だ。)
と、小さな声でささやき合う。
「こら!下世話な視線を彼らに向けるな!品位を疑うぞ!」
ブレイズは、騎士達がややもすると怪しげな視線をアクセルとポールに向けている事にしっかりと気がついた為、一喝する。
年若い少年に対して、騎士たる者が邪な視線を向けるとは何事か!と憤慨していた。
「「「すみません!!」」」
騎士達も失礼な視線を向けていた事に気がつき、大声で謝った。
「ははは、別に構いませんよー。やっぱ、他の人のって気になりますよね。」
「大衆浴場では、もっとあからさまな視線を感じますし、気にしてませんよ。ただ、アクセル様に不躾な視線を向けたら後で怖いからな。」
アクセルもポールも、大衆浴場で自分たちが裸になる度に、いつも視線を感じていた為にもう慣れたものだ。
特にアクセルなどは普段からそういった視線を感じている為、視線そのものが特に気にならない。
しかし、アクセルも思春期の少年。アソコの事情はデリケートな悩みとして抱えているらしい。
「ねぇ、ポール。俺、きちんと毛、生えてくるよね…。いつ生えて来るのかな…?」
「アクセル様、そこの成長は個人差がありますので、きっとそろそろ生えてきますよ。」
そう言って、アクセルのアソコの根本に視線を向けるポール。
「ん?ていうか、ほら、アクセル様、よく見ると産毛が根本に…。」
「え…嘘。わー!本当だ!やったー!俺、毛が生えてきた!ブレイズさーん!俺、生えてきたよー!ほらー!」
「アクセル様!浴場では走ってはいけません!」
男だらけの大浴場、アクセルの大きな成長を垣間見る事が出来た騎士団員達は、当時の自分を思い出し、生暖かい目でアクセルを見つめていたそうな。
ーーーーー
すみません。下品な話ですが、R指定入れる程でも無いかな…と。
正直、書いてて楽しかったんですが、不愉快な気持ちになった人がいたらお詫びします。
次回予告!
『次元を超えた一瞬の再会』
「…カルロス、あなたに、ずっと会いとうございました。」
お楽しみに!
現在、騎士団訓練場ではブレイズが審判役をし、アクセルやポールが見習い騎士達と試合をしていた。
アクセルやポールは見習い騎士達を軽くあしらい、結構容赦なく吹っ飛ばしている。
『何、あの強さ…。何であんなに綺麗な笑顔で、人間振り回せるの?』
『アクセル君、可愛い顔して、戦い方、結構容赦ないよな…。』
『ふへへ…さっき、アクセル君が俺の首筋に剣突き立てた時、なんか良い匂いした…。ヤベェ惚れそう…。』
『あ…わかる。俺はさっきポール君にね、背後から首締められた時に、なんだか甘い匂いしたんだ。何なんだろうね、俺ら同じ男なのに。』
普段暑苦しい男達に囲まれた思春期の見習い騎士達は、クリス譲りの美しさを持つアクセルの謎の色気に当てられている者もいた。
ポールも、整った顔立ちと、丁寧な物腰ながら人当たりの良い雰囲気でポールと同年代の騎士が集まって、色々と指示を仰いでいる様子だ。
「はーい!次行ってみよー!なんならまとめてかかってきても良いよー!」
「「「押忍!!」」」
見習い少年騎士達が、10人まとめてアクセルに遠慮なく木剣を振りかぶるも、全て空振りに終わり、気がつけば全員がアクセルに腰のベルトを掴まれ、力任せに放り投げられていた。
「ダメだよー。複数人で1人の敵を襲う時は、攻撃・盾役・遊撃役など、役割を決めなきゃ。優位性が半減するよ。ただ全員ががむしゃらに攻撃してきても意味ないよ。」
「「「押忍!!」」」
アクセルのところは妙に気合が入っている。その様子を見ていたブレイズは首を傾げていた。
(押忍って、なんの掛け声だ?アクセル様のところは、変に気合が入っているな…。なんだろう、見習い騎士達がちょっとおバカに見えるぞ…?)
と思うも、まぁモチベーションは上がってるみたいだしいいか、と割り切っていた。
ポールのところには、いつのまにか訓練場に紛れ込んでいた黒狼騎士団の面子が20人程集まって話を聞いていた。
白金騎士団の訓練場だが、別に出入りは禁止していないため、話題の冒険者であるアクセルとポールが来ていると聴いて、講義にあやかろうと思ったのだろう。
「自分の存在感を消す為には、足音、息遣い、気配を消す意識が必要なのは基本だよな。更に存在感を消したり、諜報などに役に立つ魔法の属性が【闇属性】だ。適性あるものは少ないけど、この中で使える人、挙手して?」
と、こちらはまともな講義に入っていた。
(げ、黒狼騎士団長まで混じってる!?いつの間に!?)
と、ブレイズは驚くも、(まぁ暫くはアクセル様達が、訓練場で稽古をつけてくださるという話だし。別にいいか。)と開き直った。
****
アクセルとポールの稽古や講義が始まって、約2時間後、アクセルの周りには死屍累々とした光景が広がっていた。
見習い騎士達は地べたに横たわり、疲れきった顔で息を切らしている。
一部、恍惚の表情を浮かべているのもいるが、怪しい扉を開いていない事を祈るばかりだ。
「あれー?みんな、もうお終い?もうちょっと頑張れるでしょー?」
爽やかに無邪気な笑顔で鬼畜な事を言うアクセルに、見習い騎士達は驚愕と恐怖の視線を向けた。
『か…勘弁して…。アクセル君、体力お化けかよ…。』
『50人近く相手に稽古して、汗かいてないって…どんだけだよ…。』
筋肉が痙攣して動くことの出来なくなった見習い騎士達だが、それでも今日は勉強になる事が多かったようだ。
普段は綺麗な型の練習や同じ癖を持った騎士同士の組手をしている騎士達。その為、今回の脳筋アクセルの本番稽古は、彼らにとって非常に新鮮で興味深いものだった。
それを見ていた騎士団長ブレイズも、勉強になる事が多く、充実した時間を過ごすことが出来た様子だ。
一方で、ポールはと言うと。
『ポールさん、もう一回、影移動見せて下さい!』
「あのさ、影移動の前に、影潜りを習得しなきゃ。いきなり上のランク目指したって無駄だぞ。」
『ポール君!見て!言われた通り意識したら、投げナイフがしっかりとマトの中心に当たるようになってきたよ!』
「おぉー、凄いじゃん。後もう少し、体の動きを最小限にした方が敵にバレにくいぞ。手首のスナップを効かせるんだ。」
『ポールさん!そろそろ稽古終わりっぽいです!後で一緒に騎士団の風呂にみんなで行きませんか!?』
「おう。別に良いけど、アクセル様に伺わなきゃ。」
と、白金騎士団の訓練に紛れ込んで来た黒狼騎士団員と妙に仲良くなっていた。
元々が斥候を得意とするポールと、諜報や情報収集を主にする黒狼騎士団は相性が良かった様子だ。
補足になるが、黒狼騎士団は犬・狼獣人の比率が多く、もちろん他の種族も多様にいるが、力の差がそのまま上下関係になりやすい風土にある。
黒狼騎士団の誰よりも強いポールも、強さだけでなく元々面倒見の良い性格をしている為か、同年代の少年だけでなく、年上の青年騎士にも兄貴として慕われている様子だ。
これは蛇足だが、アクセルが稽古をつけていた白金騎士団員は、多種多様な人種がいる。
人族、エルフ、鬼人族、獣人辺りがメインとなっているが、白金騎士団員は全員が真面目な性格をしており、上下の序列をしっかりと守る風土がある。これも、団長であるブレイズの人柄のなせるものだろう。
話は元に戻して、ブレイズから今日の訓練は終了の旨を伝えられた。訓練の参加者が声を揃えて「「「ありがとうございましたー!」」」と、礼を言われた時は、アクセルもポールも全く悪い気はしなかった。
人に物を教えることは、教える内容をしっかりと理解しなければならない。アクセル達2人にとっても、騎士団員という真面目な性格の者達に、しっかりと基礎を教える事が出来たのは、自分の基礎を再度復習する良い機会となったようだ。
{以下、おまけ。男の裸シーンで下ネタ満載なので苦手な方は飛ばして問題無いです}
訓練が終わった後、アクセルとポールは、見習い騎士達と騎士団員用の大浴場に来ていた。
「ねぇねぇ、ポール!やっぱ王城の大浴場は綺麗だねー!」
「そうですね。アクセル様、走ってはダメですよ。」
「そんな行儀の悪いことしないよー。」
と、前を隠さずに堂々と風呂場に向かうアクセルとポール。
『…アクセル君、体格相応の大きさで、まだ生えて無いんだな…。あんだけ強くて、アソコもビッグサイズだったら、俺立ち直れなかったよ。ほっとした。』
『ポール君、身長に比べたらそこそこ大きめだよな…てか、見目麗しい少年2人が風呂場で背中流しあってるの、これ視覚的にヤベェ…。』
と、アクセルとポールのアソコに注目してしまった騎士団員達。
やはり、騎士とは言え、思春期少年達は他人の大きさが気になるみたいだ。
そこに、騎士団長ブレイズが現れた時、騎士達はブレイズのアソコに恐れ慄いた。
(ヤベェ、ブレイズ様、股間に大剣ぶら下げてる!強そう!今日一番の大きさだ!)
(ブレイズ様は、陰では昔からバスタードブレイズって呼ばれている強者だ。)
と、小さな声でささやき合う。
「こら!下世話な視線を彼らに向けるな!品位を疑うぞ!」
ブレイズは、騎士達がややもすると怪しげな視線をアクセルとポールに向けている事にしっかりと気がついた為、一喝する。
年若い少年に対して、騎士たる者が邪な視線を向けるとは何事か!と憤慨していた。
「「「すみません!!」」」
騎士達も失礼な視線を向けていた事に気がつき、大声で謝った。
「ははは、別に構いませんよー。やっぱ、他の人のって気になりますよね。」
「大衆浴場では、もっとあからさまな視線を感じますし、気にしてませんよ。ただ、アクセル様に不躾な視線を向けたら後で怖いからな。」
アクセルもポールも、大衆浴場で自分たちが裸になる度に、いつも視線を感じていた為にもう慣れたものだ。
特にアクセルなどは普段からそういった視線を感じている為、視線そのものが特に気にならない。
しかし、アクセルも思春期の少年。アソコの事情はデリケートな悩みとして抱えているらしい。
「ねぇ、ポール。俺、きちんと毛、生えてくるよね…。いつ生えて来るのかな…?」
「アクセル様、そこの成長は個人差がありますので、きっとそろそろ生えてきますよ。」
そう言って、アクセルのアソコの根本に視線を向けるポール。
「ん?ていうか、ほら、アクセル様、よく見ると産毛が根本に…。」
「え…嘘。わー!本当だ!やったー!俺、毛が生えてきた!ブレイズさーん!俺、生えてきたよー!ほらー!」
「アクセル様!浴場では走ってはいけません!」
男だらけの大浴場、アクセルの大きな成長を垣間見る事が出来た騎士団員達は、当時の自分を思い出し、生暖かい目でアクセルを見つめていたそうな。
ーーーーー
すみません。下品な話ですが、R指定入れる程でも無いかな…と。
正直、書いてて楽しかったんですが、不愉快な気持ちになった人がいたらお詫びします。
次回予告!
『次元を超えた一瞬の再会』
「…カルロス、あなたに、ずっと会いとうございました。」
お楽しみに!
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