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スウェントル王国編
10話 冒険者になりますわよ!
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「さて、皆さん、行きますわよ!!」
「「「ハイ!!」」」
何をそんなに気合を入れているのかというと、今から冒険者ギルドへと、冒険者登録をしに行くのである。昨日買ったフル装備にて、準備もバッチリだ。
「そうそう、確か、冒険者ギルドへと登録する時は、洗礼の儀があるのですって?」
突如よく分からないことを言い出すクリス。
「え?俺、この国は、受付時に、血を一滴垂らして、自分専用のカードを発行させていただくだけだと、聞いたことがありますよ?」
「ハイ。あたしも、その様に聞いてます。だからそんな物騒な儀式は無いかと…」
クリスは手にしていた扇子を口に当て、
「いえいえ、ほんの冗談なんですよ。でも、冒険者ギルドに初めて登録する時は、必ず先輩冒険者が絡んで来るのがテンプレートだとか。そして、その新人冒険者が先輩冒険者を軽くあしらって、ギルドの方々に驚かれる。迄が一連の様式美らしいですわよ。おほほ。」
と軽く笑い流した。
「あ、母上。僕も元の世界でその様な物語を読んだことがあります!」
「あの、クリス様、確かにこの世界の物語でも使い古されたパターンではありますが、実際のところそんなものは起きないと思いますよ。」
「でも、クリス様やアクセル様に、喧嘩を吹っかけて来る勇者がいたら、逆に可哀想ですよね」
楽しげに話しをしながら、モニカとポールが冒険者ギルドの扉を左右から開き、クリスとアクセルが入り口に立った瞬間、ギルド内にいた冒険者達が『ポカン』とした表情でクリス一行を眺めていた。
そのままクリスを先頭に、受付へと足を進める。
冒険者ギルドは、食堂や酒場も併設しており、非常に広く、さまざまな人種の冒険者が昼間から酒を飲んでいたり、情報交換をしたり、依頼用掲示板の前でたむろしていたりと常に賑やかな場所だ。
しかし今、ギルド内に漂う空気は、謎の緊張感。
冒険者達は、「大口の依頼か?」「繋がり持って、専属冒険者になれたら…」などと小声で囁きあっている。どこかの貴族が依頼をしに来たと勘違いしているのだ。
クリスとアクセルは商業ギルドでも似たような空気になってたなと、デジャビュを感じていた。
冒険者同士の牽制をよそに、受付に着いたクリスと、対面する受付嬢。受付嬢は、歴戦の猛者なのか、クリスやアクセルの美貌に狼狽えることなく、クリスに問いかけた。
「本日はどの様なご用件でしょうか?ご依頼ですか?ご指名でしょうか?」
「依頼では無くてよ。私達、4人は冒険者登録をしに来ましたの。」
耳を澄ませていたギルド内の冒険者が声を揃えて「「「「は?」」」」と言った瞬間だ。
「…冒険者登録でございますね。スウェントル王国での冒険者登録となりますと、各人銀貨1枚が登録手数料として必要になります。」
「はい。こちらに。」
「冒険者登録やギルドの仕組みの説明はご入用でしょうか?」
「お願いしますわ。」
「では、ご説明させていただきますので、こちらの客席へどうぞ。4名様、客席へご案内いたします。」
通常、冒険者ギルドの登録は、受付カウンターで実施するのだが、ギルド内の空気がクリス達四人に飲まれて、異様な雰囲気を醸し出しており、このままだと業務に支障が出ると判断した受付嬢は機転を利かして客室へと誘導した。
所謂、ギルド内の人間の目から隔離したのだった。受付嬢が4人を部屋へと案内した瞬間、ギルド内はざわざわと落ち着きが無くなった。
ヤベェオーラ出てたぞ?戦えるのか?でも後ろの獣人2人も雰囲気あったよな。あの美少年とお知り合いになりたい!冒険のお手伝いって事で、仲良くしとく?
などなど…
客室へ行ったクリス達の事で持ちきりになっている。しかも、なぜ客室へ行ったのか?という疑問はなく、客室で受付するのが当然でしょ、と言わんばかりの空気だ。
客室では、クリスとアクセルが椅子に座り、モニカとポールは後ろに並んで立っている。
「モニカさん達もお座りなさったら?」
「いえ、あたし達は、あくまでもクリス様達の使用人兼、奴隷です。こういう場では立場を明確にしておく必要がございます。」
「ふふ、真面目ね。そこまで気にされなくても良いのだけど。でも、お気遣いありがとう。」
そうこうしているうちに、受付嬢がお茶を持ってきた。
4人分あるが、モニカとポールは、あくまでも使用人然として、手をつけようとしない。
「はじめまして、私、スウェントル冒険者支部で受付をしております、ナタリーと申します。」
クリス一行も各々名乗り、また客室へ招いていただいた事にお礼をいう。
「いえ、クリス様一行は雰囲気がありますので、あのまま受付をすると、皆がクリス様達に注目してギルドの機能が停止してしまっていましたので。」
「あらあら、まぁまぁ。なんだか迷惑かけたみたいでごめんなさいね?」
「いえ、クリス様一行が悪い訳では無いので、気にされずにお願いします。さて、冒険者ギルドの登録ですね。ご説明させていただきます。」
これまでも、貴族相手に冒険者登録をした事があるらしいが、ギルド内があのような空気になったのは初めてであったとのこと。
受付嬢のナタリーは、有り体に言うと仕事の出来る女性だった。柔らかい色の茶髪に短めのポニーテール、メガネをかけて生真面目そうだが綺麗な顔立ちをしている。冒険者に言い寄られているのだろうなと、ポールやモニカは何と無くではあるがそう感じた。
それはさておき、ナタリーから聞いた冒険者ギルドの決まりはざっくり言うと以下の通りとなる。
冒険者ランクがあり、新人冒険者はFからスタート。
依頼の数をこなし、完了報告の際に指定のポイントがカードに入る。
依頼はギルド内の掲示板や、指名依頼などであればギルドからお願いする事もある。
一定のポイントが貯まれば、冒険者のランクアップ試験に参加でき、合格者が上のランクに上がる事が出来る。
試験は毎月10日、20日、30日の三回、受けることが可能。
依頼の失敗があれば、基本ペナルティとして、ポイントのマイナスと状況によってはランクダウンもあり得る。
内容によっては罰金もあり得るとのこと。
最大ランクはSランク。スウェントル王国では10名しかいない。
国家より英雄扱いされるなどの特別受勲が有ればSSランクもあるが現在は一人も居ない。
冒険者同士の争いにギルドは介入は基本的にはしない。
冒険者の素行に問題がある場合、ギルドカード剥奪などもある。
国からの指定依頼はAランクからとなっている。
などなど説明を受け、クリス一行のギルドカード発行となった。
ーーーーーーーーーーー
またも説明回。
次回に続きます。
誤字脱字があれば、感想欄へお願いします。
お付き合い頂きありがとうございます。
「「「ハイ!!」」」
何をそんなに気合を入れているのかというと、今から冒険者ギルドへと、冒険者登録をしに行くのである。昨日買ったフル装備にて、準備もバッチリだ。
「そうそう、確か、冒険者ギルドへと登録する時は、洗礼の儀があるのですって?」
突如よく分からないことを言い出すクリス。
「え?俺、この国は、受付時に、血を一滴垂らして、自分専用のカードを発行させていただくだけだと、聞いたことがありますよ?」
「ハイ。あたしも、その様に聞いてます。だからそんな物騒な儀式は無いかと…」
クリスは手にしていた扇子を口に当て、
「いえいえ、ほんの冗談なんですよ。でも、冒険者ギルドに初めて登録する時は、必ず先輩冒険者が絡んで来るのがテンプレートだとか。そして、その新人冒険者が先輩冒険者を軽くあしらって、ギルドの方々に驚かれる。迄が一連の様式美らしいですわよ。おほほ。」
と軽く笑い流した。
「あ、母上。僕も元の世界でその様な物語を読んだことがあります!」
「あの、クリス様、確かにこの世界の物語でも使い古されたパターンではありますが、実際のところそんなものは起きないと思いますよ。」
「でも、クリス様やアクセル様に、喧嘩を吹っかけて来る勇者がいたら、逆に可哀想ですよね」
楽しげに話しをしながら、モニカとポールが冒険者ギルドの扉を左右から開き、クリスとアクセルが入り口に立った瞬間、ギルド内にいた冒険者達が『ポカン』とした表情でクリス一行を眺めていた。
そのままクリスを先頭に、受付へと足を進める。
冒険者ギルドは、食堂や酒場も併設しており、非常に広く、さまざまな人種の冒険者が昼間から酒を飲んでいたり、情報交換をしたり、依頼用掲示板の前でたむろしていたりと常に賑やかな場所だ。
しかし今、ギルド内に漂う空気は、謎の緊張感。
冒険者達は、「大口の依頼か?」「繋がり持って、専属冒険者になれたら…」などと小声で囁きあっている。どこかの貴族が依頼をしに来たと勘違いしているのだ。
クリスとアクセルは商業ギルドでも似たような空気になってたなと、デジャビュを感じていた。
冒険者同士の牽制をよそに、受付に着いたクリスと、対面する受付嬢。受付嬢は、歴戦の猛者なのか、クリスやアクセルの美貌に狼狽えることなく、クリスに問いかけた。
「本日はどの様なご用件でしょうか?ご依頼ですか?ご指名でしょうか?」
「依頼では無くてよ。私達、4人は冒険者登録をしに来ましたの。」
耳を澄ませていたギルド内の冒険者が声を揃えて「「「「は?」」」」と言った瞬間だ。
「…冒険者登録でございますね。スウェントル王国での冒険者登録となりますと、各人銀貨1枚が登録手数料として必要になります。」
「はい。こちらに。」
「冒険者登録やギルドの仕組みの説明はご入用でしょうか?」
「お願いしますわ。」
「では、ご説明させていただきますので、こちらの客席へどうぞ。4名様、客席へご案内いたします。」
通常、冒険者ギルドの登録は、受付カウンターで実施するのだが、ギルド内の空気がクリス達四人に飲まれて、異様な雰囲気を醸し出しており、このままだと業務に支障が出ると判断した受付嬢は機転を利かして客室へと誘導した。
所謂、ギルド内の人間の目から隔離したのだった。受付嬢が4人を部屋へと案内した瞬間、ギルド内はざわざわと落ち着きが無くなった。
ヤベェオーラ出てたぞ?戦えるのか?でも後ろの獣人2人も雰囲気あったよな。あの美少年とお知り合いになりたい!冒険のお手伝いって事で、仲良くしとく?
などなど…
客室へ行ったクリス達の事で持ちきりになっている。しかも、なぜ客室へ行ったのか?という疑問はなく、客室で受付するのが当然でしょ、と言わんばかりの空気だ。
客室では、クリスとアクセルが椅子に座り、モニカとポールは後ろに並んで立っている。
「モニカさん達もお座りなさったら?」
「いえ、あたし達は、あくまでもクリス様達の使用人兼、奴隷です。こういう場では立場を明確にしておく必要がございます。」
「ふふ、真面目ね。そこまで気にされなくても良いのだけど。でも、お気遣いありがとう。」
そうこうしているうちに、受付嬢がお茶を持ってきた。
4人分あるが、モニカとポールは、あくまでも使用人然として、手をつけようとしない。
「はじめまして、私、スウェントル冒険者支部で受付をしております、ナタリーと申します。」
クリス一行も各々名乗り、また客室へ招いていただいた事にお礼をいう。
「いえ、クリス様一行は雰囲気がありますので、あのまま受付をすると、皆がクリス様達に注目してギルドの機能が停止してしまっていましたので。」
「あらあら、まぁまぁ。なんだか迷惑かけたみたいでごめんなさいね?」
「いえ、クリス様一行が悪い訳では無いので、気にされずにお願いします。さて、冒険者ギルドの登録ですね。ご説明させていただきます。」
これまでも、貴族相手に冒険者登録をした事があるらしいが、ギルド内があのような空気になったのは初めてであったとのこと。
受付嬢のナタリーは、有り体に言うと仕事の出来る女性だった。柔らかい色の茶髪に短めのポニーテール、メガネをかけて生真面目そうだが綺麗な顔立ちをしている。冒険者に言い寄られているのだろうなと、ポールやモニカは何と無くではあるがそう感じた。
それはさておき、ナタリーから聞いた冒険者ギルドの決まりはざっくり言うと以下の通りとなる。
冒険者ランクがあり、新人冒険者はFからスタート。
依頼の数をこなし、完了報告の際に指定のポイントがカードに入る。
依頼はギルド内の掲示板や、指名依頼などであればギルドからお願いする事もある。
一定のポイントが貯まれば、冒険者のランクアップ試験に参加でき、合格者が上のランクに上がる事が出来る。
試験は毎月10日、20日、30日の三回、受けることが可能。
依頼の失敗があれば、基本ペナルティとして、ポイントのマイナスと状況によってはランクダウンもあり得る。
内容によっては罰金もあり得るとのこと。
最大ランクはSランク。スウェントル王国では10名しかいない。
国家より英雄扱いされるなどの特別受勲が有ればSSランクもあるが現在は一人も居ない。
冒険者同士の争いにギルドは介入は基本的にはしない。
冒険者の素行に問題がある場合、ギルドカード剥奪などもある。
国からの指定依頼はAランクからとなっている。
などなど説明を受け、クリス一行のギルドカード発行となった。
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お付き合い頂きありがとうございます。
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