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「おい。なんでお前がここにいるんだよ。お前のクラスは1組だろ。てか早くどけよ!」
俺は今教室の中で白蓮に向かって文句を言っている。
白蓮はクラスがわざわざ4組まで来て、俺の席に一緒に座っている。
ちなみに俺の席は、教室の窓側一番後ろだ。
五十音順で左からという、前世とは逆の順番のため、俺はここになった。
少し違和感があるが、この席は誰もが狙う席なので、ちょっとした優越感があって面白い。
「えぇ~!そんな冷たいことを無表情で言うなよ!俺本当に悲しくなってきちゃう~」
やっぱり俺の顔は無表情のままなのか。ここまで来ると感心するな。この表情筋。
て、そこじゃない!
白蓮は泣き真似をしながら俺にくっついてきた。
まだ春といっても、こんなことをされたら暑苦しいし、男に抱きつかれて喜ぶ俺じゃない。
「いますぐ離れて自分の教室に行けこの馬鹿野郎が。てかずっと事調子なら、俺本当にお前の事嫌いになるからな」
「‥‥はーい」
白蓮は俺の本気の声のトーンを聞き取り、すぐに教室から出ていった。
俺はこれで静かになると安心したが、そんなことはなかった。
「「「きゃー!」」」「「うぉおおぉぉ!」」
「っ!なんだ?」
廊下の方から女子の悲鳴のような声が聞こえてきた。一部に男子の声も聞こえるが、それはただ運動部が声出ししているだけと思っておこう。
俺は席を立って、廊下を少しだげ除く。
「皆さん。おはようございます」
「おっはようー!皆元気ー?僕は超超超元気だよー!」
「‥‥‥」
「「「きゃー!」」」「「うぉおおぉぉ!」」
ただの挨拶をしただけで歓声を上げさせる人物は、もちろん攻略対象共。
朝からいろんな人に囲まれて、教室までたどり着けない様子。
俺はコソッと教室の扉から顔を出しているだけなのに、攻略対象共は、全員一緒に俺と目が合った‥‥‥気がした。
「「「「‥‥」」」やばめ?」
俺はすぐに顔を引っ込めて自分の机に向かう。
廊下からはずっと歓声が聞こえてうるさい。
こっちは朝から疲れてしょうがないってのに。
「ねぇねぇ!そこの君!」
さっきの攻略対象の1人に、誰かが呼ばれている。
俺はできる限り関わりたくないので、うつ伏せになって窓側を見る。
「ねぇねぇ~!こっち見てよ~!!」
ほらほら、見知らぬ誰かさん。呼ばれておりますよ?さっさと返事をして攻略対象達とどっかに行ってください。
「も~う!なんでこっち向いてくれないの~?」
あ、もしかしてさっき教室から追い出した白蓮か?あいつ戻ってきたのか?そういえば、なんかこういうイベントあったなー。
確か、主人公が教室に行く途中に攻略対象にあって、そこで気に入られて昼に屋上に来るように約束させられるんだったか?
全く。白蓮も大変なもんだよ。
「‥‥タカム!あの子連れてきて!」
「‥‥‥わかった」
お?強制連行に移ったのか?どんまいだな。白蓮。
俺の死んでいる表情筋は絶対に動かないから、心の中だけで可哀想な君を可哀想~という顔で見てるよ。あ、声だけでも可哀想と言ってやろう!うん!俺優しい!
「本当にかわいそーーうわぁ!」
俺が口だけでも「可哀想」と言おうと思もい、口に出した瞬間、俺の体が浮遊感におそわれた。
俺は閉じていたまぶたを開けて、目の前を見る。
すると、そこはさっきまで俺が座っていた椅子があり、俺の机とある。そして、それがどんどん遠ざかっている。
腹には何かがリズミカルに当たって、吐き気がしてきた。
俺はそれで理解した。
ああ。俺、荷物担ぎされてんのか。
うぇ。気持ち悪い。てか、なんで俺こんな状態になってんだ?は?
頭の中がクエスチョンマーク(?←これね?)でいっぱいになる。
すぐに俺を担いでいる人物の動きが止まるが、俺は荷物担ぎされたままだ。
「‥‥連れてきたぞ?」
「わぁー!ありがとうタカム!」
「‥‥鷹雅。いくら猫鳴に頼まれたからといっても、荷物担ぎはダメじゃないかな?」
あ、本当に俺は荷物担ぎされてんのか。
「てか、早く下ろせよ!いい加減吐きそうなんだよ!」
あ、今眉毛がピクッて動いた気がした。
俺の表情筋が動いた!動いたよ!!‥‥‥気がしただけだから、本当に動いたかはわからないけどね。
「そうか。すまなかった」
「お、おう」
意外とすんなり下ろしてもらえて、少しだけたじろんでしまう。
俺は改めて、俺を担いだ奴を見る。
ま、周りのヤツらの声やらで想像出来ていたが、その通りだと、結構戸惑うものだ。
俺のことを担いだ奴とその周りの奴らは、攻略対象達だった。
「‥‥‥大丈夫か?」
名前は【村崎 鷹雅】
容姿は、焦げ茶気味の髪色で瞳は明るい茶色。少し長めの髪がオールバックになっている。パッと見ただけで、体格がいいのが分かり、身長は195という超高身長。
性格は、無口で武道の道を進むための鍛錬は怠らない。
生徒会 書記&無口キャラの、攻略対象だ。
「あれれ~?もしかしてタカムの姿にビックリして固まっちゃった?」
名前は【 猫鳴 七夏弥】
容姿は、柔らかいオレンジ色の髪と瞳は赤。見た目的な筋肉はついていないが、実は運動神経バツグン。身長は156と低め。
性格は、誰にでも基本は笑顔で接するが、いつもは猫をかぶっており、怒らせると生徒会1怖い。
生徒会 書記&猫かぶりの、攻略対象だ。
「はぁー。本当にどうするんです?新学期早々、『生徒会!新入生を拉致!?』なんて題名で新聞部に書かれたら」
名前は、【喜三久 虎國】
容姿は、青い髪に瞳は眼鏡をかけているからわかりにくいが、綺麗な翡翠色。見た目と同じく筋肉はついていない。体育も人並み程度。身長は178と標準的。
性格は、人前では大体敬語だが、完全なオフになると、敬語も抜けて野蛮的になる。
生徒会 会計&裏表ありの、攻略対象だ。
「‥‥‥攻略対象オンパレードかよ」ボソッ
「ん?何か言ったか?」
「ん?何か言った?」
「ん?何か言いましたか?」
俺の呟きに、同時に質問してくる3人。
「‥‥‥イイエ。イッテマセン」
あまり関わりたくない気持ちが出てしまい、声が棒読みになってしまう。
「え~、気になるな~。てか、なんか棒読みじゃない?」
「ソンナコトアリマセンヨ」
早速、七夏弥に棒読みを指摘されたが、俺は否定の言葉を返す。
こんな時だけだ。自分の表情筋が死んでいるのに感謝するのは。
てか、俺はさっさとこの場を離れたい。
もちろん、攻略対象達とあまり関わりたくないってのもあるが、今1番の理由は、目立っていることだ。
「あいつ誰?」ヒソヒソ
「知らない」ヒソヒソ
「新入生だろ?なんで生徒会と仲良さそうなんだ?」ヒソヒソ
うう~。周りの目が痛い。
それと最後のやつ!今の状態が仲良さそうに見えるか??どっからどう見ても困ってるだろ!
「‥‥」
「ひゃ!」
急に鷹雅が、俺のおでこを触ってきた。
鷹雅の手が冷たかったのと、急に触られたので、俺は変な声を出してしまい、思わず口元を隠す。
「‥‥‥‥熱はないな」
「あ、はい。いたって健康体です」
急に触ってきたのは、どうやら俺の熱を計るためだったらしい。
「ぷ!あはははは!タマムに触られてその反応って!あはははは!」
どうやら俺の反応が七夏弥のツボにハマったらしく、腹を抱えて笑いだした。
失礼じゃね?
ゲームキャラクターだからか、大笑いしても顔が崩れないところにもムカついてきた俺は、教室に早く戻ることにした。
「用がないのなら、俺はこれで失礼します」
「あはははは!あ、待って!ぷくくく」
七夏弥が笑いながら俺を引き止めたので、俺は「はぁ?」という感じで振り向いた。
‥‥あくまで感じだよ?俺の表情筋動かないから。
「昼にさ、屋上に来てよ!それだけ!じゃあね~!ぷくくく」
七夏弥がそう言って、笑いながら去っていく。
ん?屋上?
「‥‥‥じゃあな」
「それでは失礼します」
それに続いて、鷹雅は俺の頭をぐしゃぐしゃにして。虎國はおじぎをして去っていった。
3人が去っていったら、周りの奴らもだんだんいなくなっていった。
「‥‥ん?」
俺はやっと頭が働きだして、ことの重要性に気がついた。
そして、自分の机に戻ってうつ伏せになり。
「‥‥‥これ」
イベントじゃねーかよ!!!
心の中だけで叫んだ。
俺は今教室の中で白蓮に向かって文句を言っている。
白蓮はクラスがわざわざ4組まで来て、俺の席に一緒に座っている。
ちなみに俺の席は、教室の窓側一番後ろだ。
五十音順で左からという、前世とは逆の順番のため、俺はここになった。
少し違和感があるが、この席は誰もが狙う席なので、ちょっとした優越感があって面白い。
「えぇ~!そんな冷たいことを無表情で言うなよ!俺本当に悲しくなってきちゃう~」
やっぱり俺の顔は無表情のままなのか。ここまで来ると感心するな。この表情筋。
て、そこじゃない!
白蓮は泣き真似をしながら俺にくっついてきた。
まだ春といっても、こんなことをされたら暑苦しいし、男に抱きつかれて喜ぶ俺じゃない。
「いますぐ離れて自分の教室に行けこの馬鹿野郎が。てかずっと事調子なら、俺本当にお前の事嫌いになるからな」
「‥‥はーい」
白蓮は俺の本気の声のトーンを聞き取り、すぐに教室から出ていった。
俺はこれで静かになると安心したが、そんなことはなかった。
「「「きゃー!」」」「「うぉおおぉぉ!」」
「っ!なんだ?」
廊下の方から女子の悲鳴のような声が聞こえてきた。一部に男子の声も聞こえるが、それはただ運動部が声出ししているだけと思っておこう。
俺は席を立って、廊下を少しだげ除く。
「皆さん。おはようございます」
「おっはようー!皆元気ー?僕は超超超元気だよー!」
「‥‥‥」
「「「きゃー!」」」「「うぉおおぉぉ!」」
ただの挨拶をしただけで歓声を上げさせる人物は、もちろん攻略対象共。
朝からいろんな人に囲まれて、教室までたどり着けない様子。
俺はコソッと教室の扉から顔を出しているだけなのに、攻略対象共は、全員一緒に俺と目が合った‥‥‥気がした。
「「「「‥‥」」」やばめ?」
俺はすぐに顔を引っ込めて自分の机に向かう。
廊下からはずっと歓声が聞こえてうるさい。
こっちは朝から疲れてしょうがないってのに。
「ねぇねぇ!そこの君!」
さっきの攻略対象の1人に、誰かが呼ばれている。
俺はできる限り関わりたくないので、うつ伏せになって窓側を見る。
「ねぇねぇ~!こっち見てよ~!!」
ほらほら、見知らぬ誰かさん。呼ばれておりますよ?さっさと返事をして攻略対象達とどっかに行ってください。
「も~う!なんでこっち向いてくれないの~?」
あ、もしかしてさっき教室から追い出した白蓮か?あいつ戻ってきたのか?そういえば、なんかこういうイベントあったなー。
確か、主人公が教室に行く途中に攻略対象にあって、そこで気に入られて昼に屋上に来るように約束させられるんだったか?
全く。白蓮も大変なもんだよ。
「‥‥タカム!あの子連れてきて!」
「‥‥‥わかった」
お?強制連行に移ったのか?どんまいだな。白蓮。
俺の死んでいる表情筋は絶対に動かないから、心の中だけで可哀想な君を可哀想~という顔で見てるよ。あ、声だけでも可哀想と言ってやろう!うん!俺優しい!
「本当にかわいそーーうわぁ!」
俺が口だけでも「可哀想」と言おうと思もい、口に出した瞬間、俺の体が浮遊感におそわれた。
俺は閉じていたまぶたを開けて、目の前を見る。
すると、そこはさっきまで俺が座っていた椅子があり、俺の机とある。そして、それがどんどん遠ざかっている。
腹には何かがリズミカルに当たって、吐き気がしてきた。
俺はそれで理解した。
ああ。俺、荷物担ぎされてんのか。
うぇ。気持ち悪い。てか、なんで俺こんな状態になってんだ?は?
頭の中がクエスチョンマーク(?←これね?)でいっぱいになる。
すぐに俺を担いでいる人物の動きが止まるが、俺は荷物担ぎされたままだ。
「‥‥連れてきたぞ?」
「わぁー!ありがとうタカム!」
「‥‥鷹雅。いくら猫鳴に頼まれたからといっても、荷物担ぎはダメじゃないかな?」
あ、本当に俺は荷物担ぎされてんのか。
「てか、早く下ろせよ!いい加減吐きそうなんだよ!」
あ、今眉毛がピクッて動いた気がした。
俺の表情筋が動いた!動いたよ!!‥‥‥気がしただけだから、本当に動いたかはわからないけどね。
「そうか。すまなかった」
「お、おう」
意外とすんなり下ろしてもらえて、少しだけたじろんでしまう。
俺は改めて、俺を担いだ奴を見る。
ま、周りのヤツらの声やらで想像出来ていたが、その通りだと、結構戸惑うものだ。
俺のことを担いだ奴とその周りの奴らは、攻略対象達だった。
「‥‥‥大丈夫か?」
名前は【村崎 鷹雅】
容姿は、焦げ茶気味の髪色で瞳は明るい茶色。少し長めの髪がオールバックになっている。パッと見ただけで、体格がいいのが分かり、身長は195という超高身長。
性格は、無口で武道の道を進むための鍛錬は怠らない。
生徒会 書記&無口キャラの、攻略対象だ。
「あれれ~?もしかしてタカムの姿にビックリして固まっちゃった?」
名前は【 猫鳴 七夏弥】
容姿は、柔らかいオレンジ色の髪と瞳は赤。見た目的な筋肉はついていないが、実は運動神経バツグン。身長は156と低め。
性格は、誰にでも基本は笑顔で接するが、いつもは猫をかぶっており、怒らせると生徒会1怖い。
生徒会 書記&猫かぶりの、攻略対象だ。
「はぁー。本当にどうするんです?新学期早々、『生徒会!新入生を拉致!?』なんて題名で新聞部に書かれたら」
名前は、【喜三久 虎國】
容姿は、青い髪に瞳は眼鏡をかけているからわかりにくいが、綺麗な翡翠色。見た目と同じく筋肉はついていない。体育も人並み程度。身長は178と標準的。
性格は、人前では大体敬語だが、完全なオフになると、敬語も抜けて野蛮的になる。
生徒会 会計&裏表ありの、攻略対象だ。
「‥‥‥攻略対象オンパレードかよ」ボソッ
「ん?何か言ったか?」
「ん?何か言った?」
「ん?何か言いましたか?」
俺の呟きに、同時に質問してくる3人。
「‥‥‥イイエ。イッテマセン」
あまり関わりたくない気持ちが出てしまい、声が棒読みになってしまう。
「え~、気になるな~。てか、なんか棒読みじゃない?」
「ソンナコトアリマセンヨ」
早速、七夏弥に棒読みを指摘されたが、俺は否定の言葉を返す。
こんな時だけだ。自分の表情筋が死んでいるのに感謝するのは。
てか、俺はさっさとこの場を離れたい。
もちろん、攻略対象達とあまり関わりたくないってのもあるが、今1番の理由は、目立っていることだ。
「あいつ誰?」ヒソヒソ
「知らない」ヒソヒソ
「新入生だろ?なんで生徒会と仲良さそうなんだ?」ヒソヒソ
うう~。周りの目が痛い。
それと最後のやつ!今の状態が仲良さそうに見えるか??どっからどう見ても困ってるだろ!
「‥‥」
「ひゃ!」
急に鷹雅が、俺のおでこを触ってきた。
鷹雅の手が冷たかったのと、急に触られたので、俺は変な声を出してしまい、思わず口元を隠す。
「‥‥‥‥熱はないな」
「あ、はい。いたって健康体です」
急に触ってきたのは、どうやら俺の熱を計るためだったらしい。
「ぷ!あはははは!タマムに触られてその反応って!あはははは!」
どうやら俺の反応が七夏弥のツボにハマったらしく、腹を抱えて笑いだした。
失礼じゃね?
ゲームキャラクターだからか、大笑いしても顔が崩れないところにもムカついてきた俺は、教室に早く戻ることにした。
「用がないのなら、俺はこれで失礼します」
「あはははは!あ、待って!ぷくくく」
七夏弥が笑いながら俺を引き止めたので、俺は「はぁ?」という感じで振り向いた。
‥‥あくまで感じだよ?俺の表情筋動かないから。
「昼にさ、屋上に来てよ!それだけ!じゃあね~!ぷくくく」
七夏弥がそう言って、笑いながら去っていく。
ん?屋上?
「‥‥‥じゃあな」
「それでは失礼します」
それに続いて、鷹雅は俺の頭をぐしゃぐしゃにして。虎國はおじぎをして去っていった。
3人が去っていったら、周りの奴らもだんだんいなくなっていった。
「‥‥ん?」
俺はやっと頭が働きだして、ことの重要性に気がついた。
そして、自分の机に戻ってうつ伏せになり。
「‥‥‥これ」
イベントじゃねーかよ!!!
心の中だけで叫んだ。
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