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本編
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「サレス団長」
「ん?ああ、お前がまた何かやらかしたのか」
そう言って、盛大にため息をつくサレス。
ムカッ。私は何もしてないっつーの!
「俺は何もしていません!レクターがいきなり強面騎士さん達を見て固まってしまったら、何故か強面騎士さん達が悲しそうな顔をしだして理由を聞こうと思ったらこうなったんです!」
強面騎士さんを指さしながらそう言い切ると、サレスはポカーンと口を開けて固まった。
他にも目線を感じたのでそちらを向くと、強面騎士さんの部下や強面騎士さん自身もこちらをサレスと同じ顔をしてみていた。
え、何?変な事言った?てか皆最近固まりすぎじゃない?
「ぷっ‥‥あははははは!」
最初に笑いだしたのはナンパ騎士さんだった。
そして、次の瞬間にはそれに続いた固まっていた全員が笑いだした。一気に笑いだしたのでその声は爆発したような声量になった。これぞまさしく爆笑だ。
でも、強面騎士さんは声を出して笑うのではなく肩を震わせて笑っていた。
ちくしょう。笑うなら声出して笑えっての!
「な、なんですか!俺変なこと言いました!?」
1人笑っていない自分が仲間はずれのような感じがしたので、私は逆ギレよろしく皆を見る。
すると、さらに皆は笑いだしてしまった。
「はははは!お前何も知らないのな!あははははは!」
ナンパ騎士さんは笑いながらも私に説明してくれた。
「俺達は『月龍陽華』・獣戦駆隊所属で、この部隊には特殊中の特殊の人しか入れないんだ。
まぁー俺達は人と言うより部隊名よろしく獣なんだけどね。世にゆう獣人族だよ」
‥‥‥獣!?獣人!?
驚いている私を置いてナンパ騎士さんは話を続ける。あ、笑い声を入れてたら話にならないから笑い声は抜かしてます。
「俺達は生まれた時からこの部隊に入る運命なんだ。そして、国のために戦う騎士になる。
まぁ、獣人族は生まれながらにして龍やドラゴンに乗れて空での行動はできるし、陸では獣の性質を活かして行動できるから、どの国にとっても喉から手が出るほど欲しい逸材という事だよ」
‥‥‥マジか。
ポカーンとしている私を見て、強面騎士さんの部下。獣戦駆隊の皆さんは「マジか。知らなかったのか」と言う顔をしながら笑っている。器用な人達だ。
ん?待てよ?獣人ってことは‥‥‥!!
「もしかしてここにいる全員が獣になれるの!?」
私は笑顔で笑っている皆に詰め寄った。そんな私を見て皆は笑顔で頷いてくる。
私はそれを見てさらに笑顔になるのを自分で自覚しながらも、それを止められなかった。
「え!嘘!本当に!やった!本物の獣人に会えたんだ!嬉しい!凄い!サレス団長!どうしよう!俺今日死んじゃうのかもしれない!嬉し死にですよ!嬉し死に!」
「大丈夫だ。この世に嬉しすぎて死んだやつはいないからお前は死なない」
私の喜びように驚きつつもそう言ってくるサレスは、私の頭を撫でて私を宥めようとする。
でも、獣人に会えた嬉しさが爆発している私にそんな宥め方は通用しない。
すぐに獣戦駆隊の皆がいる所へと戻り、知っているナンパ騎士さんに詰め寄る。
「ナンパ騎士さん!ナンパ騎士さんは何の獣人なんですか!?」
「ナ、ナンパ騎士‥‥」
私の勢いと言葉に周りはドっと笑いが増すが、ナンパ騎士さんは少し引き気味になった。
「何の獣人ですか!?あ!軽いっていうか人懐っこい感じがするから犬の獣人!?あ、でも人懐っこいと言ったら猫とかも‥‥いや。猫は最初は懐いてこないからやっぱり犬‥‥‥でも」
ナンパ騎士さんの種族当てを始める私を暖かい目で見てくる獣戦駆隊の皆の視線に気づかずに、私はナンパ騎士さんの種族を当てようとするが、すぐに降参した。
「ああー!もう!分からりません!ナンパ騎士さんの種族はなんですか!ヒャウ!」
「教えるのはいいが、ナンパ騎士さんはやめような?俺にもちゃんとした名前があるんだよ。俺の名前はアムールだ」
『ナンパ騎士さん』がそんなに気に入らなかったのか、ナンパ騎士さんもといアムールは笑顔だが眉をひそめて私の両頬を引っ張ってくる。
「いひゃいいひゃい!アムールひゃんいひゃい!ごめんなひゃい!」
アムールの引っ張る力はとても痛くて私が悪かったのは分かるが、早く話して欲しくてアムールの手を叩きながら謝った。
それでもちゃんと名前を呼んだのが聞いたのか、普通の笑顔に戻って私の頬を解放してくれた。
「よし。もう二度と『ナンパ騎士さん』なんて呼ぶなよ?」
「うぅ~はい‥‥痛い」
私は両頬を自分で撫でる。これは絶対に赤くなっているパターンだ。だって、離された今でも痛みがひかないのだから。
「あらら。赤くなってるじゃないか。アムール。やりすぎじゃないか?」
そう声をかけてきたのはアムールの左どなりに座っていた白髪の騎士さんだった。
私が白髪騎士さんと目が会うと、白髪騎士さんはこっちにおいでと手を動かしてきた。
私はそれに素直に従う。
「あ~あ。赤くなってる‥‥よいしょっと」
「うわ!」
ブランシュは私を軽々と持ち上げると、自分の膝に座らせた。
私は特に身の危険を感じなかったので大人しくしておくことにした。
「あ、僕の名前はブランシュだよ?よろしくね」
そう言って微笑んでくるブランシュは、大型の獣人なんだと思う。
だって、座高だけでもアムールよりでかいんだもん。立ったら絶対にサレスの背とか軽々越すよ。
「ちょっとヒヤッとするけど我慢してね?」
「あ、はい」
そう言って私の頬を包むように触ってくるブランシュ。
その手はとても冷たくて、引っ張られて熱を持った頬にはとてもちょっどよかった。
「そう言えば、俺達は名乗ったのにお前は名乗ってないじゃないか」
アムールが急にそう言い出したとたんに、笑いがおさまってご飯を食べ始めていた獣戦駆隊の全員が私に注目しだした。
「え、言ってませんでしたっけ。レムンです」
全員の視線に気がつかないフリをしながら、私は何事もないようにそうつげた。
すると、獣戦駆隊の全員が何故か空中を見つめだした。
え、何?そこに何かいるの?怖!
「‥‥あ、そう言えばお前俺が何の動物の獣人か知りたがってたな」
アムールが空中を見つめるのをやめて話を戻してくれたので、私はそれにのって大きく頷いた。
「いいぜ。教えてやる」
そう言ってニカッと笑ったアムールは、最初に会った時のような間延びした言葉遣いではなかった。
一見面白がっている感じもする様子だが、何故か私には何か覚悟を決めたようにも見えた。
「俺は‥‥‥チーターだ」
「‥‥チーター」
繰り返しで、小さく呟いた私の様子を伺っている獣戦駆隊の皆はどこか強ばった表情だったが、私はそんなのには気づかずにアムールを真正面から見つめた。
「な、なんだよ。俺はチーターだぞ?肉食獣なんだぞ?」
近くで見るアムールの瞳はフルフルと震えていて、今にも泣きだしそうに感じた。
何かを怖がっている。でも何を?
アムールが怖がっている理由はまったくわからない。だけど、それが自分のことでもないのにとても悲しくなった。
でも、そんな気持ちよりも言いたいことがあったので、今の気持ちを消すように私は1度首を左右に振ってアムールを見た。
よし。覚悟を決めた。
「‥‥‥半獣化を見せてください!」
「‥‥‥は?」
「ん?ああ、お前がまた何かやらかしたのか」
そう言って、盛大にため息をつくサレス。
ムカッ。私は何もしてないっつーの!
「俺は何もしていません!レクターがいきなり強面騎士さん達を見て固まってしまったら、何故か強面騎士さん達が悲しそうな顔をしだして理由を聞こうと思ったらこうなったんです!」
強面騎士さんを指さしながらそう言い切ると、サレスはポカーンと口を開けて固まった。
他にも目線を感じたのでそちらを向くと、強面騎士さんの部下や強面騎士さん自身もこちらをサレスと同じ顔をしてみていた。
え、何?変な事言った?てか皆最近固まりすぎじゃない?
「ぷっ‥‥あははははは!」
最初に笑いだしたのはナンパ騎士さんだった。
そして、次の瞬間にはそれに続いた固まっていた全員が笑いだした。一気に笑いだしたのでその声は爆発したような声量になった。これぞまさしく爆笑だ。
でも、強面騎士さんは声を出して笑うのではなく肩を震わせて笑っていた。
ちくしょう。笑うなら声出して笑えっての!
「な、なんですか!俺変なこと言いました!?」
1人笑っていない自分が仲間はずれのような感じがしたので、私は逆ギレよろしく皆を見る。
すると、さらに皆は笑いだしてしまった。
「はははは!お前何も知らないのな!あははははは!」
ナンパ騎士さんは笑いながらも私に説明してくれた。
「俺達は『月龍陽華』・獣戦駆隊所属で、この部隊には特殊中の特殊の人しか入れないんだ。
まぁー俺達は人と言うより部隊名よろしく獣なんだけどね。世にゆう獣人族だよ」
‥‥‥獣!?獣人!?
驚いている私を置いてナンパ騎士さんは話を続ける。あ、笑い声を入れてたら話にならないから笑い声は抜かしてます。
「俺達は生まれた時からこの部隊に入る運命なんだ。そして、国のために戦う騎士になる。
まぁ、獣人族は生まれながらにして龍やドラゴンに乗れて空での行動はできるし、陸では獣の性質を活かして行動できるから、どの国にとっても喉から手が出るほど欲しい逸材という事だよ」
‥‥‥マジか。
ポカーンとしている私を見て、強面騎士さんの部下。獣戦駆隊の皆さんは「マジか。知らなかったのか」と言う顔をしながら笑っている。器用な人達だ。
ん?待てよ?獣人ってことは‥‥‥!!
「もしかしてここにいる全員が獣になれるの!?」
私は笑顔で笑っている皆に詰め寄った。そんな私を見て皆は笑顔で頷いてくる。
私はそれを見てさらに笑顔になるのを自分で自覚しながらも、それを止められなかった。
「え!嘘!本当に!やった!本物の獣人に会えたんだ!嬉しい!凄い!サレス団長!どうしよう!俺今日死んじゃうのかもしれない!嬉し死にですよ!嬉し死に!」
「大丈夫だ。この世に嬉しすぎて死んだやつはいないからお前は死なない」
私の喜びように驚きつつもそう言ってくるサレスは、私の頭を撫でて私を宥めようとする。
でも、獣人に会えた嬉しさが爆発している私にそんな宥め方は通用しない。
すぐに獣戦駆隊の皆がいる所へと戻り、知っているナンパ騎士さんに詰め寄る。
「ナンパ騎士さん!ナンパ騎士さんは何の獣人なんですか!?」
「ナ、ナンパ騎士‥‥」
私の勢いと言葉に周りはドっと笑いが増すが、ナンパ騎士さんは少し引き気味になった。
「何の獣人ですか!?あ!軽いっていうか人懐っこい感じがするから犬の獣人!?あ、でも人懐っこいと言ったら猫とかも‥‥いや。猫は最初は懐いてこないからやっぱり犬‥‥‥でも」
ナンパ騎士さんの種族当てを始める私を暖かい目で見てくる獣戦駆隊の皆の視線に気づかずに、私はナンパ騎士さんの種族を当てようとするが、すぐに降参した。
「ああー!もう!分からりません!ナンパ騎士さんの種族はなんですか!ヒャウ!」
「教えるのはいいが、ナンパ騎士さんはやめような?俺にもちゃんとした名前があるんだよ。俺の名前はアムールだ」
『ナンパ騎士さん』がそんなに気に入らなかったのか、ナンパ騎士さんもといアムールは笑顔だが眉をひそめて私の両頬を引っ張ってくる。
「いひゃいいひゃい!アムールひゃんいひゃい!ごめんなひゃい!」
アムールの引っ張る力はとても痛くて私が悪かったのは分かるが、早く話して欲しくてアムールの手を叩きながら謝った。
それでもちゃんと名前を呼んだのが聞いたのか、普通の笑顔に戻って私の頬を解放してくれた。
「よし。もう二度と『ナンパ騎士さん』なんて呼ぶなよ?」
「うぅ~はい‥‥痛い」
私は両頬を自分で撫でる。これは絶対に赤くなっているパターンだ。だって、離された今でも痛みがひかないのだから。
「あらら。赤くなってるじゃないか。アムール。やりすぎじゃないか?」
そう声をかけてきたのはアムールの左どなりに座っていた白髪の騎士さんだった。
私が白髪騎士さんと目が会うと、白髪騎士さんはこっちにおいでと手を動かしてきた。
私はそれに素直に従う。
「あ~あ。赤くなってる‥‥よいしょっと」
「うわ!」
ブランシュは私を軽々と持ち上げると、自分の膝に座らせた。
私は特に身の危険を感じなかったので大人しくしておくことにした。
「あ、僕の名前はブランシュだよ?よろしくね」
そう言って微笑んでくるブランシュは、大型の獣人なんだと思う。
だって、座高だけでもアムールよりでかいんだもん。立ったら絶対にサレスの背とか軽々越すよ。
「ちょっとヒヤッとするけど我慢してね?」
「あ、はい」
そう言って私の頬を包むように触ってくるブランシュ。
その手はとても冷たくて、引っ張られて熱を持った頬にはとてもちょっどよかった。
「そう言えば、俺達は名乗ったのにお前は名乗ってないじゃないか」
アムールが急にそう言い出したとたんに、笑いがおさまってご飯を食べ始めていた獣戦駆隊の全員が私に注目しだした。
「え、言ってませんでしたっけ。レムンです」
全員の視線に気がつかないフリをしながら、私は何事もないようにそうつげた。
すると、獣戦駆隊の全員が何故か空中を見つめだした。
え、何?そこに何かいるの?怖!
「‥‥あ、そう言えばお前俺が何の動物の獣人か知りたがってたな」
アムールが空中を見つめるのをやめて話を戻してくれたので、私はそれにのって大きく頷いた。
「いいぜ。教えてやる」
そう言ってニカッと笑ったアムールは、最初に会った時のような間延びした言葉遣いではなかった。
一見面白がっている感じもする様子だが、何故か私には何か覚悟を決めたようにも見えた。
「俺は‥‥‥チーターだ」
「‥‥チーター」
繰り返しで、小さく呟いた私の様子を伺っている獣戦駆隊の皆はどこか強ばった表情だったが、私はそんなのには気づかずにアムールを真正面から見つめた。
「な、なんだよ。俺はチーターだぞ?肉食獣なんだぞ?」
近くで見るアムールの瞳はフルフルと震えていて、今にも泣きだしそうに感じた。
何かを怖がっている。でも何を?
アムールが怖がっている理由はまったくわからない。だけど、それが自分のことでもないのにとても悲しくなった。
でも、そんな気持ちよりも言いたいことがあったので、今の気持ちを消すように私は1度首を左右に振ってアムールを見た。
よし。覚悟を決めた。
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「‥‥‥は?」
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