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くまのおにんぎょう
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みなさん、はじめまして!ボクの名前はストロベリーベア!赤いくまのお人形です。首元に小さなイチゴの飾りがついているのでストロベリーベアです。ボクは今、お土産屋さんで売られています。かわいい見た目のため、周りの仲間はどんどん買われていきます。そんな中、ボクも買われることになりました。おじいさんとおばあさん、そして、幼稚園で元気に遊んでいる小さな男の子ふたり。どうやら男の子よりもさらに小さい、妹たちのためにお土産として買われるようです。とてもわくわくです!これから妹の女のことどんなことをして遊ぼうか。考えるだけで胸がウキウキします。
ボクたちは「シンカンセン」というものに乗っておうちへ帰りました。一番上のお兄ちゃんはボクをお土産の袋から取り出し、ギュッと抱きしめていました。手のぬくもりがボクの心にしみわたります。窓の外から見える景色はとても速かったです。
あっというまにおうちに着きました。ボクのわくわくはまさに最高潮!少し緊張してきました。一家のおうちは2階建てのアパートの一室でした。ドアを開けると、ふたりの女の子とおかあさんがボクたちを迎えてくれました。
「れんちゃんにプレゼントがあるよ!」
一番上のお兄ちゃんが言いました。
「やったやった!みせて!」
一人の女の子が叫びました。どうやらこの子はれんちゃんというようです。
ボクはお兄ちゃんの手かられんちゃんの小さな手へとわたりました。れんちゃんの手もお兄ちゃんと同じように、とても温かかったです。
「かわいい!おにいちゃん、ありがとう!」
れんちゃんに喜んでもらえて、ボクはとてもうれしいです!
「買ってくれたのはおじいちゃんよ。ちゃんとおじいちゃんにもお礼を言わないといけないよ。」
といって、お母さんは笑いました。
もう一人の女の子、りんちゃんは兄弟の中で末っ子。まだ言葉が話せません。そんなりんちゃんにも、別の小さなおにんぎょうがプレゼントされました。黄色くて小さい、小さなりんちゃんの手でも触れるくらい小さなくまのおにんぎょうでした。りんちゃんはキャッキャッと言って喜びました。
初めての遊びはおままごとでした。一番上のお兄ちゃんは幼稚園に行っていていません。だから、3人で遊ぶことになりました。もともとあった赤ちゃんのおにんぎょう2人と一緒です。赤ちゃんの人形は着せ替えができるのです。はじめてお家にやってきた日とはまた違う服を着ていました。おままごとはとても楽しかったです。みんな仲良しで、けんかもありませんでした。
その日の夜は、れんちゃんと一緒に寝ました。寝ている間、ボクはずっと抱きしめられていました。とても幸せでした。
それから1年後のことです。れんちゃんがいつものように赤ちゃんのおにんぎょうたちとおままごとをしているとき、不意にりんちゃんがボクを取りました。ずっとれんちゃんがボクと遊んでいるので、寂しくなったのかもしれません。当然れんちゃんは大泣き。
「りんには黄色の小さなくまちゃんがいるでしょ!れんは赤いくまちゃんと遊んでるの!」
りんちゃんも泣き出しました。
「りんもあそびたい!くまちゃんほしい!」
どうやら黄色のくまちゃんはお洗濯に出されているようです。
ボクはどうしたらよいのかわからず、りんちゃんの腕の中であわあわしていました。
待って、ボクは二人と一緒に遊びたいんだ!取り合わないで・・・
突然、れんちゃんがボクの首を引っ張りました。負けじとりんちゃんもボクを抱きしめます。とても苦しい、息ができない・・・・・そう思った瞬間でした。
ブチっ!
音を立ててボクの首にあったイチゴの飾りが取れてしまいました。とてもとても痛いです。首周りだけでなく、からだの「ナニか」がいたいのです。しばらくして、痛いのは「ココロ」だということが分かりました。だいじなだいじなイチゴの飾り、ボクの名前の由来のイチゴの飾り―――
でも、仕方がありません。どちらと遊ぶか決められなかったボクがいけないのです。しっかりとした意思をもっていなかったボクのせいなのです。
お母さんが二人を叱って、けんかは終わり、仲直りをしていました。
「ごめんね、くまちゃん・・・・・・」
れんちゃんが謝りました。れんちゃんは悪くないよ!そう伝えたいのですが、声は出ません。どうしようもない虚無感の中、ボクは取れたイチゴの飾りを見つめることしかできませんでした。
さらに一年がたちりんちゃんが幼稚園に入園しました。そのタイミングで、ボクはりんちゃんのものになりました。れんちゃんは泣いて嫌がっていましたが、新しい絵本をたくさんもらうことでしぶしぶ諦めました。
りんちゃんもボクと一緒におままごとをしました。そのころから、二人の赤ちゃんのおにんぎょうは遊ばれなくなっていきました。着替えもなくしてしまったのか、二人の赤ちゃんは冬になるといつも凍えていました。ボクは二人を抱きしめて精一杯温めようとしました。二人の赤ちゃんたちはにっこり笑って、ありがとう、と言いました。二人の笑顔がとてもうれしかったです。
りんちゃんとも一緒に寝たのですが、りんちゃんはよだれをこぼして寝るのです。朝起きるころにはボクはいつもびしゃびしゃでした。なにより、臭いがこびりついてしまいます。毎朝お洗濯にだされて、洗濯機の中でぐるぐる回るのが日課となっていきました。
それでも、2ヶ月も一緒に寝るころには、洗剤のにおいではごまかせなくなりました。ボクはいつもよだれ臭いのです。それでも、りんちゃんとおままごとで遊べるなら十分です。遊ばれなくなることが、ボクには何より悲しいのです。
さらに一年が経ちました。りんちゃんは年中さんになりました。幼稚園では外でよく遊ぶ元気な子だそうなのです。そのうち、ボクはおままごとでも遊ばれなくなり、にんぎょうのおもちゃ箱の中で裸の赤ちゃんの人形二人とおしゃべりすることが多くなりました。一年前には遊ばれなくなることが何より悲しいと言っていた気がします。でも、しょうがないことです。こどもたちは成長していくもの。成長するにつれて、遊ぶおもちゃが変わっていくのも、必然なのです。むしろ、成長を感じられるとうれしいです。
部屋の中には次第にテレビゲームやマンガが増えていきました。上のお兄ちゃん二人が遊ぶためのものです。りんちゃんもれんちゃんも、おままごとよりボール遊びをしたり絵本を読む時間のほうが長くなっていきます。それでも、りんちゃんは毎日一緒に寝てくれます。どんなに汚されても、次の日には洗濯機の中でぐるぐる回るのでかまいません。ただ、一緒にいられるということだけが嬉しいのです―――
りんちゃんは小学生になっても、ボクと一緒に寝てくれます。でも、おままごとでは遊んでくれません。代わりに、けんかのための武器として使われるようになりました。そんな使い方はしないで、仲良く遊んで・・・りんちゃんには届きません。上から二番目のお兄ちゃんとはよくけんかしていたので、ボクはよく使われました。顔にたたきつけられると、それはそれは痛くて仕方がありません。足をもって振り回すので、勢いがついてよけいに痛いのです。顔に傷をつけてしまうと、悲しみで胸がいっぱいになりました。でも、満足な遊びを提供できないボクたちの責任です。りんちゃんが学校に行くと、いつも赤ちゃんたちと話し合いました。
りんちゃんが2年生になったとき、ついに事件は起こってしまいます。いつものようにりんちゃんがボクを振り回していたその時です。毎日の洗濯でほころんでいたボクの足は、ブチっ。イチゴの飾りのようにちぎれてしまいました。イチゴの飾りの時とは比べ物にならない痛みがボクを襲いました。もちろん血は流れません。足がちぎれたとき、振り回されていた勢いのままボクは遠くへ飛んでいきました。床に頭がたたきつけられます。りんちゃんがボクの足をもって茫然と突っ立っているのを見て、意識は途切れていきました・・・・・・
目が覚めると、足が縫い付けられていました。どうやらお母さんが直してくれたようなのです。でも、ボクの足はもう思うように動きません。二人の赤ちゃんを温めるために歩くことも、できません。
次の日の洗濯で、もう一度足はちぎれました。一度離れてしまったものをくっつけることなんて不可能なのです。ボクにはとっくにあきらめがついていました。
足が取れてからはとんとん拍子です。買われてから7年、もうお体のそこら中に限界が来ているのです。そのうちにおなかが裂けて、綿が飛び出てきます。綿が出ていくたびに、ボクは無気力になっていきます。もう何も考えられません。
りんちゃんが三年生になった夏、一軒家にお引越しをすることになりました。もうどうでもいいです。毎日毎日同じことを繰り返しています。りんちゃんによだれまみれにされて、洗濯機の中でぐるぐる回って、干されて取り込まれておもちゃ箱でボーっとする。帰ってきたら振り回されて綿が出ていく。もう何も考えられません。
そんな無気力なボクに、ニュースが飛び込んできました。もうしゃべることもなくなった赤ちゃん二人が、引っ越した次の日に神社に行くというのです。それが何を意味するのか、とうの昔に知っていました。引っ越しの前夜、僕は彼女たちに別れを告げました。段ボールの中なので、今日はりんちゃんとは一緒に寝ません。二人の赤ちゃんと、最期の夜を過ごしました―――
引ッ越シガ完了スルこロニハ、綿ガスベてヌケキッテシまイマシタ。モウナニモ考エラれマセン。相談相手モイマせン。途切レ行ク意識の中、ボクハ最期ニ願イマシた。
―――ツギ、ノオモ、チャハ、ダイジニア、ツカッテ、アゲテ、ネ、、、
ボクたちは「シンカンセン」というものに乗っておうちへ帰りました。一番上のお兄ちゃんはボクをお土産の袋から取り出し、ギュッと抱きしめていました。手のぬくもりがボクの心にしみわたります。窓の外から見える景色はとても速かったです。
あっというまにおうちに着きました。ボクのわくわくはまさに最高潮!少し緊張してきました。一家のおうちは2階建てのアパートの一室でした。ドアを開けると、ふたりの女の子とおかあさんがボクたちを迎えてくれました。
「れんちゃんにプレゼントがあるよ!」
一番上のお兄ちゃんが言いました。
「やったやった!みせて!」
一人の女の子が叫びました。どうやらこの子はれんちゃんというようです。
ボクはお兄ちゃんの手かられんちゃんの小さな手へとわたりました。れんちゃんの手もお兄ちゃんと同じように、とても温かかったです。
「かわいい!おにいちゃん、ありがとう!」
れんちゃんに喜んでもらえて、ボクはとてもうれしいです!
「買ってくれたのはおじいちゃんよ。ちゃんとおじいちゃんにもお礼を言わないといけないよ。」
といって、お母さんは笑いました。
もう一人の女の子、りんちゃんは兄弟の中で末っ子。まだ言葉が話せません。そんなりんちゃんにも、別の小さなおにんぎょうがプレゼントされました。黄色くて小さい、小さなりんちゃんの手でも触れるくらい小さなくまのおにんぎょうでした。りんちゃんはキャッキャッと言って喜びました。
初めての遊びはおままごとでした。一番上のお兄ちゃんは幼稚園に行っていていません。だから、3人で遊ぶことになりました。もともとあった赤ちゃんのおにんぎょう2人と一緒です。赤ちゃんの人形は着せ替えができるのです。はじめてお家にやってきた日とはまた違う服を着ていました。おままごとはとても楽しかったです。みんな仲良しで、けんかもありませんでした。
その日の夜は、れんちゃんと一緒に寝ました。寝ている間、ボクはずっと抱きしめられていました。とても幸せでした。
それから1年後のことです。れんちゃんがいつものように赤ちゃんのおにんぎょうたちとおままごとをしているとき、不意にりんちゃんがボクを取りました。ずっとれんちゃんがボクと遊んでいるので、寂しくなったのかもしれません。当然れんちゃんは大泣き。
「りんには黄色の小さなくまちゃんがいるでしょ!れんは赤いくまちゃんと遊んでるの!」
りんちゃんも泣き出しました。
「りんもあそびたい!くまちゃんほしい!」
どうやら黄色のくまちゃんはお洗濯に出されているようです。
ボクはどうしたらよいのかわからず、りんちゃんの腕の中であわあわしていました。
待って、ボクは二人と一緒に遊びたいんだ!取り合わないで・・・
突然、れんちゃんがボクの首を引っ張りました。負けじとりんちゃんもボクを抱きしめます。とても苦しい、息ができない・・・・・そう思った瞬間でした。
ブチっ!
音を立ててボクの首にあったイチゴの飾りが取れてしまいました。とてもとても痛いです。首周りだけでなく、からだの「ナニか」がいたいのです。しばらくして、痛いのは「ココロ」だということが分かりました。だいじなだいじなイチゴの飾り、ボクの名前の由来のイチゴの飾り―――
でも、仕方がありません。どちらと遊ぶか決められなかったボクがいけないのです。しっかりとした意思をもっていなかったボクのせいなのです。
お母さんが二人を叱って、けんかは終わり、仲直りをしていました。
「ごめんね、くまちゃん・・・・・・」
れんちゃんが謝りました。れんちゃんは悪くないよ!そう伝えたいのですが、声は出ません。どうしようもない虚無感の中、ボクは取れたイチゴの飾りを見つめることしかできませんでした。
さらに一年がたちりんちゃんが幼稚園に入園しました。そのタイミングで、ボクはりんちゃんのものになりました。れんちゃんは泣いて嫌がっていましたが、新しい絵本をたくさんもらうことでしぶしぶ諦めました。
りんちゃんもボクと一緒におままごとをしました。そのころから、二人の赤ちゃんのおにんぎょうは遊ばれなくなっていきました。着替えもなくしてしまったのか、二人の赤ちゃんは冬になるといつも凍えていました。ボクは二人を抱きしめて精一杯温めようとしました。二人の赤ちゃんたちはにっこり笑って、ありがとう、と言いました。二人の笑顔がとてもうれしかったです。
りんちゃんとも一緒に寝たのですが、りんちゃんはよだれをこぼして寝るのです。朝起きるころにはボクはいつもびしゃびしゃでした。なにより、臭いがこびりついてしまいます。毎朝お洗濯にだされて、洗濯機の中でぐるぐる回るのが日課となっていきました。
それでも、2ヶ月も一緒に寝るころには、洗剤のにおいではごまかせなくなりました。ボクはいつもよだれ臭いのです。それでも、りんちゃんとおままごとで遊べるなら十分です。遊ばれなくなることが、ボクには何より悲しいのです。
さらに一年が経ちました。りんちゃんは年中さんになりました。幼稚園では外でよく遊ぶ元気な子だそうなのです。そのうち、ボクはおままごとでも遊ばれなくなり、にんぎょうのおもちゃ箱の中で裸の赤ちゃんの人形二人とおしゃべりすることが多くなりました。一年前には遊ばれなくなることが何より悲しいと言っていた気がします。でも、しょうがないことです。こどもたちは成長していくもの。成長するにつれて、遊ぶおもちゃが変わっていくのも、必然なのです。むしろ、成長を感じられるとうれしいです。
部屋の中には次第にテレビゲームやマンガが増えていきました。上のお兄ちゃん二人が遊ぶためのものです。りんちゃんもれんちゃんも、おままごとよりボール遊びをしたり絵本を読む時間のほうが長くなっていきます。それでも、りんちゃんは毎日一緒に寝てくれます。どんなに汚されても、次の日には洗濯機の中でぐるぐる回るのでかまいません。ただ、一緒にいられるということだけが嬉しいのです―――
りんちゃんは小学生になっても、ボクと一緒に寝てくれます。でも、おままごとでは遊んでくれません。代わりに、けんかのための武器として使われるようになりました。そんな使い方はしないで、仲良く遊んで・・・りんちゃんには届きません。上から二番目のお兄ちゃんとはよくけんかしていたので、ボクはよく使われました。顔にたたきつけられると、それはそれは痛くて仕方がありません。足をもって振り回すので、勢いがついてよけいに痛いのです。顔に傷をつけてしまうと、悲しみで胸がいっぱいになりました。でも、満足な遊びを提供できないボクたちの責任です。りんちゃんが学校に行くと、いつも赤ちゃんたちと話し合いました。
りんちゃんが2年生になったとき、ついに事件は起こってしまいます。いつものようにりんちゃんがボクを振り回していたその時です。毎日の洗濯でほころんでいたボクの足は、ブチっ。イチゴの飾りのようにちぎれてしまいました。イチゴの飾りの時とは比べ物にならない痛みがボクを襲いました。もちろん血は流れません。足がちぎれたとき、振り回されていた勢いのままボクは遠くへ飛んでいきました。床に頭がたたきつけられます。りんちゃんがボクの足をもって茫然と突っ立っているのを見て、意識は途切れていきました・・・・・・
目が覚めると、足が縫い付けられていました。どうやらお母さんが直してくれたようなのです。でも、ボクの足はもう思うように動きません。二人の赤ちゃんを温めるために歩くことも、できません。
次の日の洗濯で、もう一度足はちぎれました。一度離れてしまったものをくっつけることなんて不可能なのです。ボクにはとっくにあきらめがついていました。
足が取れてからはとんとん拍子です。買われてから7年、もうお体のそこら中に限界が来ているのです。そのうちにおなかが裂けて、綿が飛び出てきます。綿が出ていくたびに、ボクは無気力になっていきます。もう何も考えられません。
りんちゃんが三年生になった夏、一軒家にお引越しをすることになりました。もうどうでもいいです。毎日毎日同じことを繰り返しています。りんちゃんによだれまみれにされて、洗濯機の中でぐるぐる回って、干されて取り込まれておもちゃ箱でボーっとする。帰ってきたら振り回されて綿が出ていく。もう何も考えられません。
そんな無気力なボクに、ニュースが飛び込んできました。もうしゃべることもなくなった赤ちゃん二人が、引っ越した次の日に神社に行くというのです。それが何を意味するのか、とうの昔に知っていました。引っ越しの前夜、僕は彼女たちに別れを告げました。段ボールの中なので、今日はりんちゃんとは一緒に寝ません。二人の赤ちゃんと、最期の夜を過ごしました―――
引ッ越シガ完了スルこロニハ、綿ガスベてヌケキッテシまイマシタ。モウナニモ考エラれマセン。相談相手モイマせン。途切レ行ク意識の中、ボクハ最期ニ願イマシた。
―――ツギ、ノオモ、チャハ、ダイジニア、ツカッテ、アゲテ、ネ、、、
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