ママ友は○友

緋山悠希

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マナちゃんママ

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「行ってきまーす」

ユウタが玄関で大きく手を振る。

「行ってらっしゃい」

自分の身支度をしながら妻が2人を見送る。今日はマサルがユウタをこども園に送っていく。

「よし。着いたぞ。行こうユウタ」

2人は手を繋いで駐車場からこども園に向かう。

「あっ。マナちゃんだぁ」

ユウタがお友達を見つけて声をあげる。

「ユウター。おはよ。」

駐車場の端で仲良しのマナちゃんが手を振っている。マナちゃんはユウタの1つ上で、いつもだらしないユウタを弟のように世話してくれるしっかり者の女の子。ママ同士も顔馴染みでお互いの家によく遊びに行く間柄だ。

「おはようございます。マナちゃんママ。」
「あー。おはようございます。ユウタパパ。もー。駐車場の中で何か踏んじゃったみたいで最悪ですよー。」

どうやらマナちゃんママの車がパンクしたようで車体が左に傾いている。

「えっ。それは災難でしたね。とりあえずマナちゃん一緒に連れて行きましょうか?」
「いいんですかぁ。そうして貰えるとめちゃくちゃ助かります。」

ユウタとマナちゃんは一緒に登園できることになって何だか楽しそうにしている。

「ユウタ行こう!」
「うん!ばいばーいパパ。」

園の入り口に着くと2人は手を繋いでそそくさと中に走って行く。ユウタは先生に一言挨拶をして駐車場に戻る。

駐車場ではマナちゃんママがスペアタイヤを取り出そうとしていた。旦那さんが車関係の仕事をしているからかマナちゃんママも車の扱いには慣れているらしい。

「凄いですね。タイヤ替えられちゃうなんてカッコいい」

ユウタが声をかける。

「それが必要な工具を家に置いてきちゃったみたいでダメなんですよー。」
「そうなんですか?それは困りましたね。家まで乗せて行きましょうか?」
「でも、そんなの悪いですよー。」
「いやいや。これでほっといたら逆に妻に怒られちゃいますよ!」
「えー。じゃあお願いしちゃおっかな。ミカちゃんにも一応旦那さん借りますって連絡しときますね」

そう言って、マナちゃんママはスマホを弄りながらユウタの車の助手席に座る。

「お願いしまーす。本当助かります」

マナちゃんママはシートベルトを締めると、ユウタの方を向いてニコッと笑顔を見せる。ユウタはマナちゃんママの笑顔と共に、ついシートベルトで強調された大きな胸を見てしまった。

「じゃあ出発しますね」

我に返って前を見るユウタ。

(危ない危ない。マナちゃんママのおっぱいを見てたなんてミカに知られたらどんなことになるか…でも大きいなぁ)

「あっ。そこの角曲がるとすぐです」

そうこうしてるうちにマナちゃんママの家に着く。

「じゃあここで待ってますね」
「とんでもない!飲み物くらい出させてください」
「いやいや。そんな、旦那さんが留守の間にお邪魔するわけにいきませんよ!」
「大丈夫ですよ。ちゃんと旦那にもユウタパパに家まで乗せて貰うって言ってありますから。ふふ」
「ははは。そうですよね。じゃあお言葉に甘えよっかなー」

ユウタは、変なことを想像したとマナちゃんママに思われたんじゃないかと思うと何だか恥ずかしくなって顔が赤くなった。

「ちゃんとしてる旦那様でミカちゃんも安心ですね」

ユウタの赤い顔を見て優しくフォローするマナちゃんママ。

「恥ずかしい限りです」
「じゃあちょっと工具取って来ますので、ゆっくりしていてください。よかったらこれ、召し上がってくださいね」

マナちゃんママは、そう言ってアイスコーヒーとクッキーを出すとリビングを出ていった。

ユウタは、1人になって恥ずかしさが落ち着いて来たところでふとリビングを見渡した。何やら出窓の近くに小さなピンクの布のような物が落ちているのが目に映る。

「ん。まさか…マナちゃんママのショーツ?」

ぐちゃぐちゃな状態で無造作に置かれているところを見ると、どうやら使用済みらしい。しかも、よくよく見ると肌を覆う部分がかなり少ないタイプのやつのようである。使用済みのショーツがこんなところにあるということは、昨夜か今朝、ここで行為が行われたということかもしれない。

「マナちゃんママがここで…しかもこんなやらしい下着を着けて…」

ユウタは無意識に拾うとおもむろに匂いを嗅いでしまった。

「ユウタ…パパ?」

タイミング悪くその一部始終をマナちゃんママに見られてしまった。

「いや…その、違うんです…たまたま落ちてるのが見えたから…」
「たまたま落ちてると、拾って匂いを嗅ぐんですか?」
「そういうわけじゃないけど…」
「いいんです。私が片付け忘れたのが悪いんですから…」
「ごめんなさい!」

ユウタは謝るしかできなかった。

「本当に気にしないでください。だけど…謝ってるのに、そこは全然頭を下げないんですね…」

ユウタは動揺で全く気づいていなかった。口では謝罪をしていても、その股間部分が大きくズボンを突き上げていることに。

「あの、これは、違うんです」

なんとか弁明しようとするマサル。

「何が違うんですかぁ?そういえば、さっきもクルマ乗った時、私のおっぱい見てましたよね?」
「えっ…そんなこと…」
(ヤバっ…気づかれてた)
「ミカちゃんどう思いますかね?」
「いや…それは困ります」
「そうですよね。私もミカちゃんにあなたの旦那さんが私のおっぱいを凝視したり、ショーツの匂いを嗅いでアソコを膨らませていたんですなんて恥ずかしくて言えません。」

そう言うと、マナちゃんママはマサルの前にひざまづいて股間に顔を埋めてきた。

「ど、どうしたんですか?」
「私の恥ずかしい匂い嗅いだんだから私にもお返しさせてください…」
「えっ…」
「お互い様にして内緒にしましょ?」

返事を待たずにさらに顔を強く埋めるマナちゃんママ。

くんくんくん。すー。マサルの男の匂いがマナちゃんママの女の鼻腔を刺激する。

「はー。いい匂い。それにさっきより膨らんだみたい」

マナちゃんママは股間に鼻をグリグリしながらマサルの手からショーツを取り上げる。そして今度はすっと立ち上がって、ショーツをマサルの顔に押し付ける。

「ん…」
「どうですか?」
「いい匂いです…」
「今日のお礼にもっと嗅いでいいですよ」

すー…はー…

マサルは抵抗できず、ショーツを押し付けられた状態で大きく深呼吸した。

「ふふふ。匂い好きなんですね。エッチ」

マナちゃんママはマサルの口にショーツを咥えさせるとまたマサルの股間の前に跪いた。

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