31 / 62
【第三章】発想の出所は……
【第五話】キッチンにて②(ルス・談)
しおりを挟む
キッチンは料理をしたり洗い物をしたりする空間だ。それ以外の使い道なんてワタシは知らないのだが、スキアは違うらしい。彼の口から出てきた『キッチンプレイ』という単語を聞いて、最初はてっきりおままごとに使うキッチンセットとかの話をし始めたのかと思ったのだが、呆れた様な視線を向けられたので流石に間違っている事に何となく気が付いた。それと同時に着ていた服のエプロン以外の一切を瞬時に消されてしまったので、それは確信に変わった。
普段は垂れ目がちなのに妙に色っぽい雰囲気のある瞳が、今は据わっているような気がする。ぎゅっと容赦なく抱き締めてくる腕の力はやけに強くって骨から少し軋む様な音がしたが、彼に『ちょっと痛い』と伝える前に、スキアの大きな手がワタシのお尻をもにゅっと掴んできた。
「んんんっ⁉︎」
スキアの手品で服が消えているせいで彼の手が直にワタシのお尻に触れてしまっている。恥ずかしさから体を少し捩ってみたのだが、全然彼の腕からは逃げられない。『夫婦らしい事』ってもしかして、い、いやらしい事でもする気なんだろうか?
(だけど、こ、こんな、場所で?)
で、でも確か、特殊性癖を持つヒト達はベッド以外の場所ででも、そういった行為をする場合があるという。まさか、スキアはそういう類のヒトなんだろうか?だから此処でワタシをこんな格好にしたのだとしたら、この先の行為は火を見るよりも明らかだ。
「ね、ねぇ、スキア」
「——ん?」
心ここにあらずといった声が返ってくる。本当にこのままこんな場所で不埒な事をされてしまうのかもと思った時、脳裏に夜の行為が蘇った。毎夜の様に下着の中に手を入れられ、ゴツゴツとした男性らしい指が体のナカを容赦無く弄ってきた感覚を思い出してしまい、その感覚が勝手に体中を駆け抜ける。彼はただ、契約印が体内にあるので仕方なくワタシのナカに触れてきているだけなのに、触れられる度に可笑しな反応をしてしまっている自分の姿を客観的に捉えてしまい、今更すごく恥ずかしくなってきた。
彼の背に腕を回して服をぎゅっと強く掴む。お尻を揉んだり、撫でたりされているせいで、このままではまた変な声が出てしまいそうだ。昨夜だけじゃなく、その前も、更に前も。執拗にナカを弄られ、我慢が出来ずにアホな声や熱い吐息が口からこぼれ出てしまった。ただ彼は魔力を馴染ませているだけなのに、スキアに触れられると頭の中が真っ白になってしまうのは、優しく丁寧に、傷が付かない様にと、ナカがたっぷり濡れるまでゆっくりと触れてくるせいだ。正直、今まで全く経験のなかった感覚を知っていく心地よさがあって、いつも抗えない。きっと他者が自分だけを見てくれているという事への喜びも加算されるせいもある。
「…… あれ?もう濡れてきたのか」
その一言でビクッと体が跳ねてしまった。そのせいか、一層ナカから液体が溢れ出して太腿をつつっと伝い落ちる。まだお尻しか触られていないのに、別に彼はいやらしい事をしようとしている訳でもないだろうに。
「じゃあ、後ろを向いて、両手はそこを掴んでて」
スキアがそう言ってキッチンの洗い場を指差しす。でもそんな事をしたら、背中側が全て彼に見られてしまうじゃないか。
躊躇し、「で、でも、そうしたら、見え…… 」とまで言って口籠ったワタシを見下ろし、「だから、だろ?」と冷たい視線を向けながら返されてしまう。
(あ…… 。これは、自分が何かしてしまったんだ)
やっとスキアの心情を察し、恥ずかしさのせいでゆっくりとではあったが、言われた通り背後をスキアの方へ向けた。さっきまでは上がっていた尻尾が、今の感情と連動して一気に下がったが、そのおかげで恥部を隠せたので返って良かったのかもしれない。
「もしかして、今日は明るいから恥ずかしい?」
耳元で囁かれてまた体が跳ねてしまった。喋り方は少年っぽいのに、低音の声質が色っぽ過ぎて脳に響く。
「う、うん…… 」
素直に頷くと、クスッと小さな笑い声が背後から聞こえた。
「顔どころか、首まで真っ赤だ」
うなじを指先でそっと撫でられ、獣耳を甘噛みされる。「ひゃんっ!」と変な声をあげて背中を反らせると、スキアはのけぞった背中のラインを楽しむみたいに舌先を這わせてきたせいで、ゾクゾクッと、寒気とはまた違った感覚で体が震えた。
「気持ちいいみたいだね。…… 好き、か?舐められるの」
はぁはぁと息が乱れ、頭が働かず、すぐに返事が出来ない。
「じゃあ、噛んだりとかは、どうだ?」
耳だけでも変な感じがしたのに、背中や腕といった具合にあちこちをかぷりと噛まれ、そのたんびに甘い吐息を吐き出してしまう。脚がガクガクと揺れて力が入らない。昨日まではされていなかった事をされて目の前にチカチカと火花が散った。その場で崩れ、ペタンと座ってしまいそうになる体を掴んでスキアが支えてくれる。
「身体中を噛まれるのが好きとか、ルスはイジメられたい子だったんだな」
また耳元で囁かれるとか、脳にめちゃくちゃ響くので本当にやめて欲しい。なのに、もっとして欲しいとも同時に思ってしまい、返事なんかする余裕は全く無かった。
「こんな場所で、こんな明るい中でイジメられて気持ち良くなっちゃうだなんて…… とんだ変態だな」
ワタシに対して呆れていそうな発言をし、体を支えてくれていた手がじわりと動いてスキアが再びお尻の辺りをまさぐってきた。
(ワタシが、変態?そ、そうなの?…… だから、さっき冷めた目で見られたの、かな)
胸の奥がチリッと痛む。それと同時に、そんなふうに見られているのかと思うと、より一層顔が真っ赤に染まった。途端に羞恥で頭の中がいっぱいになり、反射的にこの場から逃げ出したい気持ちで体が勝手に動く。
「おいおい、逃げるのか?“夫”から?」
不快そうな声と共にスキアの体が後ろから覆いかぶさってきた。体格差のせいで拘束でもされたみたいに動けなくなる。
「は、はずか、しくて…… つい、反射で」
「僕しかいないんだから、気にする必要は無いだろ」
スキアに見られるのすらも恥ずかしいのに、離してくれる気配は全くない。それどころかお尻に触れていた手が濡れそぼる箇所にまで移動していく。
「——っ!」
口元を引き絞り、必死に溢れ出そうな声を腹の中に飲み込む。なのにその努力はスキアの太い指が容赦無くナカに入り込んできたせいで、一瞬にして崩れ去った。
「んあぁぁぁっ!」
ビクッと激しく体が震え、ぷちゅっと大量の愛液が秘部から噴き出した。スキアの綺麗な手が濡れたが、彼は構わず隘路を撫でてくる。
(魔力を流し入れているだけ、魔力を流し入れているだけだから!だってスキアがそう言っていたもんっ)
自分に言い聞かせるみたいに心の中で唱え、声を我慢しようと自らの手の甲を噛んだ。だがその事に気が付いたスキアがワタシの顎を掴んで無理矢理に引き剥がす。
「簡単に治せるからって、安易に自分を傷付けるな」と言い、口蓋を撫でるみたいにスキアが指を突っ込んでくる。上に下にと彼が入り込んでくるせいでワタシの唾液と愛液とで美しい指を汚してしまっているのに全然気にしていないどころか、チラリと見えたスキアの青鈍色をした瞳はやけに興奮している様に感じられた。
(…… 魔力を、馴染ませているだけ…… だよ、ね?)
子宮口までも届くくらいに太くて長い彼の指が、じゅぼじゅぼと淫猥な水音がキッチンに響くくらいに動くせいで訳が分からなくなってきた。『魔力をワタシの体に馴染ませるだけなのに、ココまでする必要はあるんだろうか?』とちょっと思っても、その考えは、的確に気持ちいい箇所を擦り上げてくるせいですぐに霧散していく。
ただただ彼の与えてくれる快楽が気持ち良くって勝手に腰が動き、もっともっとと強請ってしまう。もう恥ずかしいとか、何でだとか、そんな事は瑣末ごとに思えた。この時間がいつまでも続けばいいのにとすら考えてしまう。
「あぁ…… 君のその顔が、僕は見たかったんだ」
だらしなく開いた口は彼の指が入り込んでいるせいで唾液が溢れ出るままに流れ出て、目は焦点が合わない。絶対に酷い顔をしているっていうのに、そう言ったスキアの顔は愉悦に満ちていた。
普段は垂れ目がちなのに妙に色っぽい雰囲気のある瞳が、今は据わっているような気がする。ぎゅっと容赦なく抱き締めてくる腕の力はやけに強くって骨から少し軋む様な音がしたが、彼に『ちょっと痛い』と伝える前に、スキアの大きな手がワタシのお尻をもにゅっと掴んできた。
「んんんっ⁉︎」
スキアの手品で服が消えているせいで彼の手が直にワタシのお尻に触れてしまっている。恥ずかしさから体を少し捩ってみたのだが、全然彼の腕からは逃げられない。『夫婦らしい事』ってもしかして、い、いやらしい事でもする気なんだろうか?
(だけど、こ、こんな、場所で?)
で、でも確か、特殊性癖を持つヒト達はベッド以外の場所ででも、そういった行為をする場合があるという。まさか、スキアはそういう類のヒトなんだろうか?だから此処でワタシをこんな格好にしたのだとしたら、この先の行為は火を見るよりも明らかだ。
「ね、ねぇ、スキア」
「——ん?」
心ここにあらずといった声が返ってくる。本当にこのままこんな場所で不埒な事をされてしまうのかもと思った時、脳裏に夜の行為が蘇った。毎夜の様に下着の中に手を入れられ、ゴツゴツとした男性らしい指が体のナカを容赦無く弄ってきた感覚を思い出してしまい、その感覚が勝手に体中を駆け抜ける。彼はただ、契約印が体内にあるので仕方なくワタシのナカに触れてきているだけなのに、触れられる度に可笑しな反応をしてしまっている自分の姿を客観的に捉えてしまい、今更すごく恥ずかしくなってきた。
彼の背に腕を回して服をぎゅっと強く掴む。お尻を揉んだり、撫でたりされているせいで、このままではまた変な声が出てしまいそうだ。昨夜だけじゃなく、その前も、更に前も。執拗にナカを弄られ、我慢が出来ずにアホな声や熱い吐息が口からこぼれ出てしまった。ただ彼は魔力を馴染ませているだけなのに、スキアに触れられると頭の中が真っ白になってしまうのは、優しく丁寧に、傷が付かない様にと、ナカがたっぷり濡れるまでゆっくりと触れてくるせいだ。正直、今まで全く経験のなかった感覚を知っていく心地よさがあって、いつも抗えない。きっと他者が自分だけを見てくれているという事への喜びも加算されるせいもある。
「…… あれ?もう濡れてきたのか」
その一言でビクッと体が跳ねてしまった。そのせいか、一層ナカから液体が溢れ出して太腿をつつっと伝い落ちる。まだお尻しか触られていないのに、別に彼はいやらしい事をしようとしている訳でもないだろうに。
「じゃあ、後ろを向いて、両手はそこを掴んでて」
スキアがそう言ってキッチンの洗い場を指差しす。でもそんな事をしたら、背中側が全て彼に見られてしまうじゃないか。
躊躇し、「で、でも、そうしたら、見え…… 」とまで言って口籠ったワタシを見下ろし、「だから、だろ?」と冷たい視線を向けながら返されてしまう。
(あ…… 。これは、自分が何かしてしまったんだ)
やっとスキアの心情を察し、恥ずかしさのせいでゆっくりとではあったが、言われた通り背後をスキアの方へ向けた。さっきまでは上がっていた尻尾が、今の感情と連動して一気に下がったが、そのおかげで恥部を隠せたので返って良かったのかもしれない。
「もしかして、今日は明るいから恥ずかしい?」
耳元で囁かれてまた体が跳ねてしまった。喋り方は少年っぽいのに、低音の声質が色っぽ過ぎて脳に響く。
「う、うん…… 」
素直に頷くと、クスッと小さな笑い声が背後から聞こえた。
「顔どころか、首まで真っ赤だ」
うなじを指先でそっと撫でられ、獣耳を甘噛みされる。「ひゃんっ!」と変な声をあげて背中を反らせると、スキアはのけぞった背中のラインを楽しむみたいに舌先を這わせてきたせいで、ゾクゾクッと、寒気とはまた違った感覚で体が震えた。
「気持ちいいみたいだね。…… 好き、か?舐められるの」
はぁはぁと息が乱れ、頭が働かず、すぐに返事が出来ない。
「じゃあ、噛んだりとかは、どうだ?」
耳だけでも変な感じがしたのに、背中や腕といった具合にあちこちをかぷりと噛まれ、そのたんびに甘い吐息を吐き出してしまう。脚がガクガクと揺れて力が入らない。昨日まではされていなかった事をされて目の前にチカチカと火花が散った。その場で崩れ、ペタンと座ってしまいそうになる体を掴んでスキアが支えてくれる。
「身体中を噛まれるのが好きとか、ルスはイジメられたい子だったんだな」
また耳元で囁かれるとか、脳にめちゃくちゃ響くので本当にやめて欲しい。なのに、もっとして欲しいとも同時に思ってしまい、返事なんかする余裕は全く無かった。
「こんな場所で、こんな明るい中でイジメられて気持ち良くなっちゃうだなんて…… とんだ変態だな」
ワタシに対して呆れていそうな発言をし、体を支えてくれていた手がじわりと動いてスキアが再びお尻の辺りをまさぐってきた。
(ワタシが、変態?そ、そうなの?…… だから、さっき冷めた目で見られたの、かな)
胸の奥がチリッと痛む。それと同時に、そんなふうに見られているのかと思うと、より一層顔が真っ赤に染まった。途端に羞恥で頭の中がいっぱいになり、反射的にこの場から逃げ出したい気持ちで体が勝手に動く。
「おいおい、逃げるのか?“夫”から?」
不快そうな声と共にスキアの体が後ろから覆いかぶさってきた。体格差のせいで拘束でもされたみたいに動けなくなる。
「は、はずか、しくて…… つい、反射で」
「僕しかいないんだから、気にする必要は無いだろ」
スキアに見られるのすらも恥ずかしいのに、離してくれる気配は全くない。それどころかお尻に触れていた手が濡れそぼる箇所にまで移動していく。
「——っ!」
口元を引き絞り、必死に溢れ出そうな声を腹の中に飲み込む。なのにその努力はスキアの太い指が容赦無くナカに入り込んできたせいで、一瞬にして崩れ去った。
「んあぁぁぁっ!」
ビクッと激しく体が震え、ぷちゅっと大量の愛液が秘部から噴き出した。スキアの綺麗な手が濡れたが、彼は構わず隘路を撫でてくる。
(魔力を流し入れているだけ、魔力を流し入れているだけだから!だってスキアがそう言っていたもんっ)
自分に言い聞かせるみたいに心の中で唱え、声を我慢しようと自らの手の甲を噛んだ。だがその事に気が付いたスキアがワタシの顎を掴んで無理矢理に引き剥がす。
「簡単に治せるからって、安易に自分を傷付けるな」と言い、口蓋を撫でるみたいにスキアが指を突っ込んでくる。上に下にと彼が入り込んでくるせいでワタシの唾液と愛液とで美しい指を汚してしまっているのに全然気にしていないどころか、チラリと見えたスキアの青鈍色をした瞳はやけに興奮している様に感じられた。
(…… 魔力を、馴染ませているだけ…… だよ、ね?)
子宮口までも届くくらいに太くて長い彼の指が、じゅぼじゅぼと淫猥な水音がキッチンに響くくらいに動くせいで訳が分からなくなってきた。『魔力をワタシの体に馴染ませるだけなのに、ココまでする必要はあるんだろうか?』とちょっと思っても、その考えは、的確に気持ちいい箇所を擦り上げてくるせいですぐに霧散していく。
ただただ彼の与えてくれる快楽が気持ち良くって勝手に腰が動き、もっともっとと強請ってしまう。もう恥ずかしいとか、何でだとか、そんな事は瑣末ごとに思えた。この時間がいつまでも続けばいいのにとすら考えてしまう。
「あぁ…… 君のその顔が、僕は見たかったんだ」
だらしなく開いた口は彼の指が入り込んでいるせいで唾液が溢れ出るままに流れ出て、目は焦点が合わない。絶対に酷い顔をしているっていうのに、そう言ったスキアの顔は愉悦に満ちていた。
0
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

「君を愛するつもりはない」と言ったら、泣いて喜ばれた
菱田もな
恋愛
完璧令嬢と名高い公爵家の一人娘シャーロットとの婚約が決まった第二皇子オズワルド。しかし、これは政略結婚で、婚約にもシャーロット自身にも全く興味がない。初めての顔合わせの場で「悪いが、君を愛するつもりはない」とはっきり告げたオズワルドに、シャーロットはなぜか歓喜の涙を浮かべて…?
※他サイトでも掲載中しております。

番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。
急に運命の番と言われても。夜会で永遠の愛を誓われ駆け落ちし、数年後ぽい捨てされた母を持つ平民娘は、氷の騎士の甘い求婚を冷たく拒む。
石河 翠
恋愛
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。
雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。
一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。
ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。
その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。
愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(ID25481643)をお借りしています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

【完結】召喚された2人〜大聖女様はどっち?
咲雪
恋愛
日本の大学生、神代清良(かみしろきよら)は異世界に召喚された。同時に後輩と思われる黒髪黒目の美少女の高校生津島花恋(つしまかれん)も召喚された。花恋が大聖女として扱われた。放置された清良を見放せなかった聖騎士クリスフォード・ランディックは、清良を保護することにした。
※番外編(後日談)含め、全23話完結、予約投稿済みです。
※ヒロインとヒーローは純然たる善人ではないです。
※騎士の上位が聖騎士という設定です。
※下品かも知れません。
※甘々(当社比)
※ご都合展開あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる