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【第四章】
【第十話】悩み多きお客様④ ー回想ー(ヴァイス・談)
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異世界転移、憑依現象、転生——
文学がまだ発展途中にあり、太古の昔には一度星が滅びかけたせいで知識不足に陥ったままであるこの世界ではまず聞かない言葉らしいのだが、実際には多数起きているとオレは思う。そもそも、獣人型と呼ばれる個体の者達が番にと熱望するという“ヨミガエリ”とかいう存在がいい例じゃないか。だが彼らは長生き出来る様な巡り合わせにある者があまりにも少なく、もし生き残っていても、完全に隠れて生活しているせいで生態研究が全く進んでいないという話だったから、“ヨミガエリ”の中身がそもそも何処から来た者なのかも理解せぬまま希少種扱いだけされているみたいだ。そう言うオレも聞き齧った知識だけで判断した推論なので威張った事は言えないのだが、彼らの中身はおそらく、オレと同じく此処とは全く違う世界から来た者達なんじゃないだろうか。
元々暮らしていた世界には“ヨミガエリ”なんて存在はおらず、オレの様にほとんど獣と変わらぬ姿をした者達が二足歩行をし、多種多様な文明を築いて平和的に暮らしている。だがそれぞれの個体数は決して多くなく、一家族がただっ広い地域を住処としていたせいで新たな出会いなんか殆ど無い。そのせいで自然と近親婚が増え、子供が産まれにくくもなり、世界は緩やかに衰退していった。
もうこのままこの世界も終わりかという時、“最も自分と相性の良い相手を召喚する魔法”が発明された。
それぞれが皆長寿な種であるからこそ、一生に一度くらいは深く愛し合える番を持ちたいという切なる願いからのものだった。その魔法は徐々に星中に伝わっていき、今ではもう、それぞれが成人となる節目の日と当時に、当たり前の様に行う儀式となった。
同じ星の中に運命の番がいる者がほとんどではあったが、ごく稀に、我々とは全く違う姿をした者が召喚される場合があった。この魔法はその目的のせいか一方通行だった為、異世界から召喚された者が再び故郷へ戻る事は不可能だ。話す言語も文化も生態すらも違い、二度と戻れぬ故郷を恋しがる者を宥めるのは大変困難を極める。それ故異世界から召喚されてしまった者を最初は敬遠しても、最も相性が良い者が召喚されるだけあって、終いには魂の番とも言える程の仲になる。今まで一つだって例外など無い。そのくらい、この召喚魔法の縁を引き寄せる効果は絶大なものだった。
これでもかというくらい仲睦まじき両親から産まれ落ち、早二十年。オレもやっと番を娶れる年齢になった。誕生日と同時行われる召喚の儀式。何ヶ月も前から伴侶の部屋の準備を始め、事前の用意や記憶した術式には何の問題も無く、全ては順調に粛々と進んでいった。
自らの手で大理石の床に魔法陣を丁寧に描き、魔力を流して術式を唱える。オレの声に反応にして魔法陣は光りだすと、周囲に置かれた水瓶から無数の水滴が立ち上り、キラキラと光を反射して輝き出した。
あと少し、もう少しで最良の番に逢えると思った、その瞬間——
起きるはずのない異常事態が、突如発生した。
ブチッと、頑丈な何かを無理矢理素手で引きちぎった様な、嫌な音が式場の中に鳴り響いたのだ。そして番の居る空間へと繋がる魔法陣の奥に浮かぶ、鋭く真っ赤な瞳。それを見た瞬間、式場内にいた皆が皆、悲鳴もあげれぬ程の恐怖に支配され、静寂が全てを支配した。何が起きたんだと口する事も出来ず、ただただ皆がガタガタと震え、冷たい汗に体を冷やす。
『…… ——は諦めろ、この縁は認められない』
地を這う様な呟きが妙に大きく聞こえ、耳奥に残る。この儀式が何者かの怒りに触れた事がすぐにわかったが、諦める事なんか出来なかった。
嫌だ、ずっと心待ちにしていたんだぞ。
自分が呼ばれる気配なんか無いんだ、じゃあもう、オレが呼ばないといけないんだ。
徐々に消え、繋がりの閉じていく魔法陣と、千切れて落ちていく赤い糸がやたらとゆっくりに見える。まるで『早く掴め』とでも言われているみたいな気がする程に。
このままじゃ駄目だ、やっと、やっと最愛の者と逢えるのに!
一瞬でも躊躇すればこの向こうに居る者には二度と逢えない。刹那の間にそう確信したオレは、一切迷う事なく、目の前にまだかろうじて残っていた赤い糸をガシッと掴んだ。絶対、絶っ対に離すものかと渾身の力を込めて。
『——馬鹿か!後悔するぞ?』
魔法陣の奥で光る赤い瞳が見開かれ、焦りの混じった声が聞こえた。妙に人間味のある口調になった声の主は、まさかオレがこの糸を掴むだなんて全く考えてもいなかった様だ。だがこちらも諦める訳にはいかない。これからもまだまだ続く永い人生の全てを共に過ごす相手がこの先に居るんだ。不可解な現象に邪魔されたからと、もしもう一度儀式をやり直したとしても『最も相性の良い相手』とは二度と逢えないかもしれない。最高の伴侶と巡り会う寸前にあったのに、今更二番目や三番目に相性の良い相手なんかじゃ満足出来るはずが無いじゃないか。
『…… それは無いな』
この選択の先に何があろうとも、オレが後悔する事は無い。代替え伴侶に『何か違う』と不満を抱き続け、『君に逢いたかった』と後悔し続ける人生だけは絶対に御免だ。
ニッと笑い、鋭い爪が掌に食い込むのも構わず更に糸を自分へ手繰り寄せる。すると、パンッという何かが割れた様な音が鳴り、次の瞬間、景色が全く知らないものへと変貌し、突如目の前に全裸の生き物が現れた。周囲は湯気で満たされ、酷く驚いた顔をしている。
『うわぁぁぁぁぁぁっ!』
こちらが驚くよりも先に目の前の生き物は叫び声をあげ、すぐさま後ずさったが場所が場所だ。ヒト一人分が何とか収まる程度のスペースにその存在は座っていたせいでそう上手くこちらを避ける事が出来ず、オレの体はそのまま勢いよく見知らぬ生き物の上に覆い被さってしまった。
バシャンッ!
水柱でも出来そうな勢いで水が周囲に広がった。落下先には大量のお湯があったせいで顔が濡れ、濡れ鼠みたいな姿になる。これではせっかくの一丁羅が台無しだ。
『…… ここは、まさか風呂か?』
どうやらオレは入浴中の生き物の上に落ちてしまったみたいだ。
『んな⁉︎へ?や、何?何なんの?て、天井から降ってきた?』
大声を張り上げる生き物から少し離れ、顔を覗き込む。すると向こうもピタッと騒ぐのを止め、こちらの姿を凝視し始めた。
『お前が、オレの番か?』
『…… つ、番?何の話ですか?』
訝しげな顔をされたが、儀式の先で出会った相手だ。他の者が居る様子もないし間違い無いだろう。
そうか…… この生き物が、オレの…… 。
胸の奥から熱いものが込み上げてくる。儀式の性質上きっともう元の世界へは戻れないが、番と共に生涯を過ごせるのならば御の字だろう。
『オレの名はヴァイス。お前の生涯の伴侶だ』
ずっと言いたかった一言を言え、心が充足感でいっぱいだ。互いが濡れていようが構わず目の前の生き物に顔をすり寄せ、鼻を擦り付ける。親愛の情を示したのだが、相手には『ぎゃあ!』と叫ばれてしまった。
『待って!…… はんりょ?はんりょってまさか、あの伴侶?…… え、無理』
すんっと冷めた目で言われ、グサリと刃物でも突きつけられた気分になった。あぁそうだ、番の相手が異世界の者だった場合は懐柔が先だと習っていたのに焦り過ぎた。
『君は、虎…… かな?言葉は通じるみたいだけど、何でだろ。獣人型っぽいけど、ここまで獣化している例は聞いた事がないし。ってか、まず天井から降ってくるって、魔法かな。でもエルフ型じゃないと魔法を使うのは無理のはず…… あれ?』
話をしながらもぐいっと胸を強く押され、距離を取られる。顔も耳の真っ赤だし、体育座りになって股間を隠したので、この距離は照れくさいのかもしれない。まぁ、この生き物はハダカネズミ並みに毛がないし、性器が剥き出しのままでは恥ずかしいのも当然か、と一人納得する。
『…… まぁ、まずはお風呂からあがろうか』
驚きを隠せない様子ではあるものの、努めて普通に対応しようともしてくれる。無理と断言されてしまったのは非常に残念だが、互いの相性が抜群に良いのは確実だから、時間をかければ問題は無くなるだろう。
文学がまだ発展途中にあり、太古の昔には一度星が滅びかけたせいで知識不足に陥ったままであるこの世界ではまず聞かない言葉らしいのだが、実際には多数起きているとオレは思う。そもそも、獣人型と呼ばれる個体の者達が番にと熱望するという“ヨミガエリ”とかいう存在がいい例じゃないか。だが彼らは長生き出来る様な巡り合わせにある者があまりにも少なく、もし生き残っていても、完全に隠れて生活しているせいで生態研究が全く進んでいないという話だったから、“ヨミガエリ”の中身がそもそも何処から来た者なのかも理解せぬまま希少種扱いだけされているみたいだ。そう言うオレも聞き齧った知識だけで判断した推論なので威張った事は言えないのだが、彼らの中身はおそらく、オレと同じく此処とは全く違う世界から来た者達なんじゃないだろうか。
元々暮らしていた世界には“ヨミガエリ”なんて存在はおらず、オレの様にほとんど獣と変わらぬ姿をした者達が二足歩行をし、多種多様な文明を築いて平和的に暮らしている。だがそれぞれの個体数は決して多くなく、一家族がただっ広い地域を住処としていたせいで新たな出会いなんか殆ど無い。そのせいで自然と近親婚が増え、子供が産まれにくくもなり、世界は緩やかに衰退していった。
もうこのままこの世界も終わりかという時、“最も自分と相性の良い相手を召喚する魔法”が発明された。
それぞれが皆長寿な種であるからこそ、一生に一度くらいは深く愛し合える番を持ちたいという切なる願いからのものだった。その魔法は徐々に星中に伝わっていき、今ではもう、それぞれが成人となる節目の日と当時に、当たり前の様に行う儀式となった。
同じ星の中に運命の番がいる者がほとんどではあったが、ごく稀に、我々とは全く違う姿をした者が召喚される場合があった。この魔法はその目的のせいか一方通行だった為、異世界から召喚された者が再び故郷へ戻る事は不可能だ。話す言語も文化も生態すらも違い、二度と戻れぬ故郷を恋しがる者を宥めるのは大変困難を極める。それ故異世界から召喚されてしまった者を最初は敬遠しても、最も相性が良い者が召喚されるだけあって、終いには魂の番とも言える程の仲になる。今まで一つだって例外など無い。そのくらい、この召喚魔法の縁を引き寄せる効果は絶大なものだった。
これでもかというくらい仲睦まじき両親から産まれ落ち、早二十年。オレもやっと番を娶れる年齢になった。誕生日と同時行われる召喚の儀式。何ヶ月も前から伴侶の部屋の準備を始め、事前の用意や記憶した術式には何の問題も無く、全ては順調に粛々と進んでいった。
自らの手で大理石の床に魔法陣を丁寧に描き、魔力を流して術式を唱える。オレの声に反応にして魔法陣は光りだすと、周囲に置かれた水瓶から無数の水滴が立ち上り、キラキラと光を反射して輝き出した。
あと少し、もう少しで最良の番に逢えると思った、その瞬間——
起きるはずのない異常事態が、突如発生した。
ブチッと、頑丈な何かを無理矢理素手で引きちぎった様な、嫌な音が式場の中に鳴り響いたのだ。そして番の居る空間へと繋がる魔法陣の奥に浮かぶ、鋭く真っ赤な瞳。それを見た瞬間、式場内にいた皆が皆、悲鳴もあげれぬ程の恐怖に支配され、静寂が全てを支配した。何が起きたんだと口する事も出来ず、ただただ皆がガタガタと震え、冷たい汗に体を冷やす。
『…… ——は諦めろ、この縁は認められない』
地を這う様な呟きが妙に大きく聞こえ、耳奥に残る。この儀式が何者かの怒りに触れた事がすぐにわかったが、諦める事なんか出来なかった。
嫌だ、ずっと心待ちにしていたんだぞ。
自分が呼ばれる気配なんか無いんだ、じゃあもう、オレが呼ばないといけないんだ。
徐々に消え、繋がりの閉じていく魔法陣と、千切れて落ちていく赤い糸がやたらとゆっくりに見える。まるで『早く掴め』とでも言われているみたいな気がする程に。
このままじゃ駄目だ、やっと、やっと最愛の者と逢えるのに!
一瞬でも躊躇すればこの向こうに居る者には二度と逢えない。刹那の間にそう確信したオレは、一切迷う事なく、目の前にまだかろうじて残っていた赤い糸をガシッと掴んだ。絶対、絶っ対に離すものかと渾身の力を込めて。
『——馬鹿か!後悔するぞ?』
魔法陣の奥で光る赤い瞳が見開かれ、焦りの混じった声が聞こえた。妙に人間味のある口調になった声の主は、まさかオレがこの糸を掴むだなんて全く考えてもいなかった様だ。だがこちらも諦める訳にはいかない。これからもまだまだ続く永い人生の全てを共に過ごす相手がこの先に居るんだ。不可解な現象に邪魔されたからと、もしもう一度儀式をやり直したとしても『最も相性の良い相手』とは二度と逢えないかもしれない。最高の伴侶と巡り会う寸前にあったのに、今更二番目や三番目に相性の良い相手なんかじゃ満足出来るはずが無いじゃないか。
『…… それは無いな』
この選択の先に何があろうとも、オレが後悔する事は無い。代替え伴侶に『何か違う』と不満を抱き続け、『君に逢いたかった』と後悔し続ける人生だけは絶対に御免だ。
ニッと笑い、鋭い爪が掌に食い込むのも構わず更に糸を自分へ手繰り寄せる。すると、パンッという何かが割れた様な音が鳴り、次の瞬間、景色が全く知らないものへと変貌し、突如目の前に全裸の生き物が現れた。周囲は湯気で満たされ、酷く驚いた顔をしている。
『うわぁぁぁぁぁぁっ!』
こちらが驚くよりも先に目の前の生き物は叫び声をあげ、すぐさま後ずさったが場所が場所だ。ヒト一人分が何とか収まる程度のスペースにその存在は座っていたせいでそう上手くこちらを避ける事が出来ず、オレの体はそのまま勢いよく見知らぬ生き物の上に覆い被さってしまった。
バシャンッ!
水柱でも出来そうな勢いで水が周囲に広がった。落下先には大量のお湯があったせいで顔が濡れ、濡れ鼠みたいな姿になる。これではせっかくの一丁羅が台無しだ。
『…… ここは、まさか風呂か?』
どうやらオレは入浴中の生き物の上に落ちてしまったみたいだ。
『んな⁉︎へ?や、何?何なんの?て、天井から降ってきた?』
大声を張り上げる生き物から少し離れ、顔を覗き込む。すると向こうもピタッと騒ぐのを止め、こちらの姿を凝視し始めた。
『お前が、オレの番か?』
『…… つ、番?何の話ですか?』
訝しげな顔をされたが、儀式の先で出会った相手だ。他の者が居る様子もないし間違い無いだろう。
そうか…… この生き物が、オレの…… 。
胸の奥から熱いものが込み上げてくる。儀式の性質上きっともう元の世界へは戻れないが、番と共に生涯を過ごせるのならば御の字だろう。
『オレの名はヴァイス。お前の生涯の伴侶だ』
ずっと言いたかった一言を言え、心が充足感でいっぱいだ。互いが濡れていようが構わず目の前の生き物に顔をすり寄せ、鼻を擦り付ける。親愛の情を示したのだが、相手には『ぎゃあ!』と叫ばれてしまった。
『待って!…… はんりょ?はんりょってまさか、あの伴侶?…… え、無理』
すんっと冷めた目で言われ、グサリと刃物でも突きつけられた気分になった。あぁそうだ、番の相手が異世界の者だった場合は懐柔が先だと習っていたのに焦り過ぎた。
『君は、虎…… かな?言葉は通じるみたいだけど、何でだろ。獣人型っぽいけど、ここまで獣化している例は聞いた事がないし。ってか、まず天井から降ってくるって、魔法かな。でもエルフ型じゃないと魔法を使うのは無理のはず…… あれ?』
話をしながらもぐいっと胸を強く押され、距離を取られる。顔も耳の真っ赤だし、体育座りになって股間を隠したので、この距離は照れくさいのかもしれない。まぁ、この生き物はハダカネズミ並みに毛がないし、性器が剥き出しのままでは恥ずかしいのも当然か、と一人納得する。
『…… まぁ、まずはお風呂からあがろうか』
驚きを隠せない様子ではあるものの、努めて普通に対応しようともしてくれる。無理と断言されてしまったのは非常に残念だが、互いの相性が抜群に良いのは確実だから、時間をかければ問題は無くなるだろう。
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