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【第三章】
【第四話】古書店②(雨宮七音・談)
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「いらっちゃいませぇ」
背もたれのある木製の椅子に座っていながらも長身である事が窺える店主らしき男性の膝の上に座る少女が、手を高らかに挙げてそう言った。
歳の頃は三、四歳くらいだろうか?黒髪のサイドが肩までと短く、後ろ髪を腰くらいまで長く伸ばした古風なお姫様カットのよく似合う少女が、とんっと軽い音をたてながら床に降りた。一歩一歩歩くたびに、とてとてとてと音がしそうな、拙い感じがとても可愛い。
「ほんを、おさがちれすか?」
首を軽く傾げつつ、私に向かい訊いてくれる。ちょっと舌足らずな話し方がまたツボで、胸の奥がきゅっと掴まれた様な感じがした。
少女の前でしゃがみ、出来る限り視線を彼女の高さまで揃えると、私は「えぇ、そうですよ」と笑顔で答えた。嬉しそうに返してくれる笑顔を前にして、元の世界で待っている弟妹達を思い出し、少し胸の奥がチクリと痛む。きっとまた、すぐにあの子達とも会えるはず…… 。そう思い、家族達と過ごす日々に息苦しさを感じ、たまには一人になりたいと思っていた事を今更強く後悔した。
「んー。じゃあ、あててみちぇまちょ!まっててくだちゃいね?」
少女はまた手を高らかに挙げると、短い脚を懸命に動かして店内に並ぶ本棚群へ向かい走り出してしまった。
だが私はまだどんな本を探しているのか一言も伝えていない。しかも少女は『あててみせる』と言っていたみたいだが、私が欲しい本を当ててみせるという話なんだろうか?ヒントも要望も一切聞かずに走り出すだなんて、可愛過ぎる。世に言う幼女への『萌え』とはこういった場合に使う言葉なのだろうか。
「すみませんね。どうもあの子は、店員の役割を勘違いしているみたいでして」
耳あたりの良い声が聞こえ、私は彼の方に振り返りながら、その場で立ち上がった。
この店の主かと思われる白銀色の髪を後ろで緩く束ねた端正な顔立ちの男性が少女の方へ視線をやったまま、優しい笑みを浮かべている。私と同じ様に、彼女の微笑ましい姿につい頬が緩んでしまっているのだろう。
ピンッと伸びた背筋が執事の様な印象を与える男性がこちらに視線をやった途端、彼の表情からは笑顔が消えた。全てが整い過ぎているせいか、まるで無表情な仮面や大理石の像を前にしているみたいな気分になってくる。
「今後の行動の指標になる様な本をお探しでしょうが、もう少しあの子の行動にお付き合い頂けませんか?あれでも彼女なりに、店の手伝いをしてくれているので」
そう言って、彼がオッドアイの瞳をまた少女へと向ける。途端にまた彼の表情が正気を帯びたもの変わり、少女への関心度の高さを垣間見た気がした。
「さてと、貴女はこちらの席にお座り下さい。今お茶でも淹れて来ますね」
口元で少しだけ笑みを作り、店内の端に置かれた椅子を勧めてくれた。向けられる表情は無関心を絵にかいたものに近いものの、私が客であるおかげか扱いは丁寧だ。
時間はある。特に断る理由も無いので素直に従い椅子に腰掛けると、私は何の気無しに周囲を見渡してみた。洋風ベースであしらわれた店内は学校の教室程度の広さがあり、個人が営む古書店としては大きめの印象だ。だが、サイズが不揃いの古書がずらりと並ぶ本棚よりもガラス製のショーケースの方が多く並んでいて、本をメインで扱う店というよりは、ちょっとした宝飾店の様だ。アールヌーボー調のデザインがあしらわれたケースの中に並んでいる物は女性の好みそうな品である点を除くと、どれも統一性がなくて売り物のようには感じられない。古風なかんざし、銀製のフォトフレーム、ティーカップ、羽根ペンなどといった物が几帳面に並べられているが、パッと見た感じ値札らしきものは一切付いていなかった。もしかしたらあれらはこの店の売り物ではなく、全て美術館みたいにただ大切に飾っているだけなのかもしれないが、希少価値がある様でもなかった。
あれって、もしかしたら思い出の品だったりするのかな?
そう不思議に思っていると、すぐ側にある丸テーブルの上に熱いお茶の注がれたカップや一口サイズのお菓子が並ぶ二段タイプのケーキスタンドなどが次々と並べられていく。それらに対して事前に用意してあったかのような周到さを感じて面食らった顔をしてしまうと、意外にも店主っぽい男性が楽しそうにクスッと笑った。
「お口に合えば良いのですが。好き嫌いはありますか?」
「いえ、特には。わざわざありがとうございます」と礼を言い、軽く頭を下げる。
もしかしてこういったおもてなしが売りの店、なんだろうか?
鼻をくすぐる優しい香りに釣られてカップの中身を覗き込むと、綺麗な水色が目に入った。どうやらこれはハーブティーの様だ。こういった見た目も楽しめるお茶が世の中にはあるとは聞いた事があったが、決して余裕のある家庭ではなかったので実際に飲むのはこれが初めてなせいか勝手に心が弾んでしまう。
「そういえば、先程の人は何をあんなに騒いでいたんですか?」
珍しいハーブティーを飲んでいるからかつい気が緩んでしまい、普段なら訊かないで済ませる事をつい好奇心から訊いてしまった。言葉にした後で、『人様の問題に首を突っ込み過ぎただろうか?』と後悔したが、店主っぽい男性が「あぁ、先程は大変失礼いたしました」と言って、深々と頭を下げてきた。
「誰かがウチの店の前にまで来ている事には気が付いていたのですが、ご存知の通り、先客の扱いで難儀してしまって」と話しつつ、男性が空いている席に座った。丸テーブルの上にはハーブティーの注がれた二つのカップ以外にもオレンジジュースの入ったコップも置いてある。もしかしたら彼は三人で軽いお茶会でも楽しむつもりなのかもしれない。
「…… もう問題はないんですか?私が何かお邪魔しちゃったりとか、していないといいのですが」
「一旦諦めて帰ろうとするまで彼はあなたの存在に気が付いてもいなかったくらいですから、問題は何も。それよりも、静かであろう店内からあんな大声が聞こえ続けて驚いたでしょう?普段は大人しい子なのですが、今抱えているトラブルが一人では相当扱いづらいものの様で、かなり動揺していたみたいです」
それは大変そうだと思いつつ『なるほど』と頷き、話しを続ける。
「ここは古書店なのに、あんなふうに相談事をよく持ち掛けられたりするんですか?」
「まぁ、本を見繕う程度で済む内容のものでしたら、不思議とたまに。ですが、私は銀髪ではありますが木刀も持っていないし、万事屋でもないので、先程のように本の関わらない相談事なんかを持ち込まれても対応はしないんですけどね。なのに、一体どこでどんな噂を聞いて、彼はこの店にまで来たのやら…… 」
呆れ顔でゆるゆると首を振り、店長さんらしき男性がカップを手に取り、ハーブティーを一口飲み込んむ。
私はといえば、今聞いた例え話の意味がよくわからず首を傾げて見せたのだが、解説などといった事をわざわざするタイプではない様で、彼はそのまま話を続けた。
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私はこの店の店主を務めるセフィルと申します。以後お見知り置きを」
胸にそっと手を当てて、セフィルと名乗った男性が丁寧に頭を下げる。よく見ると彼は胸元に黒いクレヨンで『セフィル』と書かれた小さな名札をつけている。それは明らかに先程の少女の手書きの文字で、私はまた微笑ましい気分になった。
「私はナナリーといいます。昨日から向かいの魔装具店で、住み込みで働かせてもらっている者です」
「…… おや、“ナナリー”ですか。ふむ、そうお呼びした方がいいのですね、了解です」
含みのある笑みを浮かべ、セフィルが軽く頷く。
彼は何かを知っている。本能的にそう思ったが口には出来ず、感じる不安を誤魔化すみたいにカップを手に取り、私は胸に抱いた不安ごとゴクリとお茶を飲み込んだ。
背もたれのある木製の椅子に座っていながらも長身である事が窺える店主らしき男性の膝の上に座る少女が、手を高らかに挙げてそう言った。
歳の頃は三、四歳くらいだろうか?黒髪のサイドが肩までと短く、後ろ髪を腰くらいまで長く伸ばした古風なお姫様カットのよく似合う少女が、とんっと軽い音をたてながら床に降りた。一歩一歩歩くたびに、とてとてとてと音がしそうな、拙い感じがとても可愛い。
「ほんを、おさがちれすか?」
首を軽く傾げつつ、私に向かい訊いてくれる。ちょっと舌足らずな話し方がまたツボで、胸の奥がきゅっと掴まれた様な感じがした。
少女の前でしゃがみ、出来る限り視線を彼女の高さまで揃えると、私は「えぇ、そうですよ」と笑顔で答えた。嬉しそうに返してくれる笑顔を前にして、元の世界で待っている弟妹達を思い出し、少し胸の奥がチクリと痛む。きっとまた、すぐにあの子達とも会えるはず…… 。そう思い、家族達と過ごす日々に息苦しさを感じ、たまには一人になりたいと思っていた事を今更強く後悔した。
「んー。じゃあ、あててみちぇまちょ!まっててくだちゃいね?」
少女はまた手を高らかに挙げると、短い脚を懸命に動かして店内に並ぶ本棚群へ向かい走り出してしまった。
だが私はまだどんな本を探しているのか一言も伝えていない。しかも少女は『あててみせる』と言っていたみたいだが、私が欲しい本を当ててみせるという話なんだろうか?ヒントも要望も一切聞かずに走り出すだなんて、可愛過ぎる。世に言う幼女への『萌え』とはこういった場合に使う言葉なのだろうか。
「すみませんね。どうもあの子は、店員の役割を勘違いしているみたいでして」
耳あたりの良い声が聞こえ、私は彼の方に振り返りながら、その場で立ち上がった。
この店の主かと思われる白銀色の髪を後ろで緩く束ねた端正な顔立ちの男性が少女の方へ視線をやったまま、優しい笑みを浮かべている。私と同じ様に、彼女の微笑ましい姿につい頬が緩んでしまっているのだろう。
ピンッと伸びた背筋が執事の様な印象を与える男性がこちらに視線をやった途端、彼の表情からは笑顔が消えた。全てが整い過ぎているせいか、まるで無表情な仮面や大理石の像を前にしているみたいな気分になってくる。
「今後の行動の指標になる様な本をお探しでしょうが、もう少しあの子の行動にお付き合い頂けませんか?あれでも彼女なりに、店の手伝いをしてくれているので」
そう言って、彼がオッドアイの瞳をまた少女へと向ける。途端にまた彼の表情が正気を帯びたもの変わり、少女への関心度の高さを垣間見た気がした。
「さてと、貴女はこちらの席にお座り下さい。今お茶でも淹れて来ますね」
口元で少しだけ笑みを作り、店内の端に置かれた椅子を勧めてくれた。向けられる表情は無関心を絵にかいたものに近いものの、私が客であるおかげか扱いは丁寧だ。
時間はある。特に断る理由も無いので素直に従い椅子に腰掛けると、私は何の気無しに周囲を見渡してみた。洋風ベースであしらわれた店内は学校の教室程度の広さがあり、個人が営む古書店としては大きめの印象だ。だが、サイズが不揃いの古書がずらりと並ぶ本棚よりもガラス製のショーケースの方が多く並んでいて、本をメインで扱う店というよりは、ちょっとした宝飾店の様だ。アールヌーボー調のデザインがあしらわれたケースの中に並んでいる物は女性の好みそうな品である点を除くと、どれも統一性がなくて売り物のようには感じられない。古風なかんざし、銀製のフォトフレーム、ティーカップ、羽根ペンなどといった物が几帳面に並べられているが、パッと見た感じ値札らしきものは一切付いていなかった。もしかしたらあれらはこの店の売り物ではなく、全て美術館みたいにただ大切に飾っているだけなのかもしれないが、希少価値がある様でもなかった。
あれって、もしかしたら思い出の品だったりするのかな?
そう不思議に思っていると、すぐ側にある丸テーブルの上に熱いお茶の注がれたカップや一口サイズのお菓子が並ぶ二段タイプのケーキスタンドなどが次々と並べられていく。それらに対して事前に用意してあったかのような周到さを感じて面食らった顔をしてしまうと、意外にも店主っぽい男性が楽しそうにクスッと笑った。
「お口に合えば良いのですが。好き嫌いはありますか?」
「いえ、特には。わざわざありがとうございます」と礼を言い、軽く頭を下げる。
もしかしてこういったおもてなしが売りの店、なんだろうか?
鼻をくすぐる優しい香りに釣られてカップの中身を覗き込むと、綺麗な水色が目に入った。どうやらこれはハーブティーの様だ。こういった見た目も楽しめるお茶が世の中にはあるとは聞いた事があったが、決して余裕のある家庭ではなかったので実際に飲むのはこれが初めてなせいか勝手に心が弾んでしまう。
「そういえば、先程の人は何をあんなに騒いでいたんですか?」
珍しいハーブティーを飲んでいるからかつい気が緩んでしまい、普段なら訊かないで済ませる事をつい好奇心から訊いてしまった。言葉にした後で、『人様の問題に首を突っ込み過ぎただろうか?』と後悔したが、店主っぽい男性が「あぁ、先程は大変失礼いたしました」と言って、深々と頭を下げてきた。
「誰かがウチの店の前にまで来ている事には気が付いていたのですが、ご存知の通り、先客の扱いで難儀してしまって」と話しつつ、男性が空いている席に座った。丸テーブルの上にはハーブティーの注がれた二つのカップ以外にもオレンジジュースの入ったコップも置いてある。もしかしたら彼は三人で軽いお茶会でも楽しむつもりなのかもしれない。
「…… もう問題はないんですか?私が何かお邪魔しちゃったりとか、していないといいのですが」
「一旦諦めて帰ろうとするまで彼はあなたの存在に気が付いてもいなかったくらいですから、問題は何も。それよりも、静かであろう店内からあんな大声が聞こえ続けて驚いたでしょう?普段は大人しい子なのですが、今抱えているトラブルが一人では相当扱いづらいものの様で、かなり動揺していたみたいです」
それは大変そうだと思いつつ『なるほど』と頷き、話しを続ける。
「ここは古書店なのに、あんなふうに相談事をよく持ち掛けられたりするんですか?」
「まぁ、本を見繕う程度で済む内容のものでしたら、不思議とたまに。ですが、私は銀髪ではありますが木刀も持っていないし、万事屋でもないので、先程のように本の関わらない相談事なんかを持ち込まれても対応はしないんですけどね。なのに、一体どこでどんな噂を聞いて、彼はこの店にまで来たのやら…… 」
呆れ顔でゆるゆると首を振り、店長さんらしき男性がカップを手に取り、ハーブティーを一口飲み込んむ。
私はといえば、今聞いた例え話の意味がよくわからず首を傾げて見せたのだが、解説などといった事をわざわざするタイプではない様で、彼はそのまま話を続けた。
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私はこの店の店主を務めるセフィルと申します。以後お見知り置きを」
胸にそっと手を当てて、セフィルと名乗った男性が丁寧に頭を下げる。よく見ると彼は胸元に黒いクレヨンで『セフィル』と書かれた小さな名札をつけている。それは明らかに先程の少女の手書きの文字で、私はまた微笑ましい気分になった。
「私はナナリーといいます。昨日から向かいの魔装具店で、住み込みで働かせてもらっている者です」
「…… おや、“ナナリー”ですか。ふむ、そうお呼びした方がいいのですね、了解です」
含みのある笑みを浮かべ、セフィルが軽く頷く。
彼は何かを知っている。本能的にそう思ったが口には出来ず、感じる不安を誤魔化すみたいにカップを手に取り、私は胸に抱いた不安ごとゴクリとお茶を飲み込んだ。
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