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【第一章 (雨宮七音・談)】
【第八話】着替え
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クルスの作ってくれたお昼ご飯をダイニングスペースで食べ終え、他愛もない会話をこなしながらも、部屋でエルナトに言われた一言が耳の奥から離れない。
『僕の前以外では、魔法は使わない方が身の為ですよ。そんな事をしたら、獣達に食べられちゃいますから』
あの言葉は何かの比喩なんだろうか?
それとも、まさか…… 。
どういう意味であるにせよ、彼の忠告は聞くべきだろう。善意からの警告なんだって受け止めておかないと、ずっとこの先彼の行動や発言に怯え続ける事になってしまう。せっかく好条件っぽい仕事にありつけたのだし、そんな状態になるのは出来れば避けたい。
街の中とは違って、郊外に出れば魔物が闊歩する世界である事は蝶々のおかげで認識済みだ。もし、魔法を使うとそれらのモノ達に食われるかもしれないという話なのだとしたら、じゃあどうやって私は奴らに対抗しろと?…… 待てよ、そもそも街から出なければいいだけの話か。
私は“並行世界”へ来てしまったからって、『じゃあ折角だし冒険活劇を!』なんて夢物語を望んでいる訳じゃ無い。ただ元の世界に帰る方法を探し、目覚めた部屋の借主に謝り、この体を本来の持ち主に返したいだけだ。その為には旅が必要だとなれば、また色々考えなければいけないけれど、今は後回しでいいだろう。
「食事は口に合ったか?」
不意に聞こえたクルスの一言でビクッと肩が跳ね、持っていたカップからお茶がこぼれた。
「——あ。す、すみません、すぐに拭きますね」
食卓の上に置かれた布を手に取ろうとしたが、私よりも先に二人が動いた。
「熱かっただろ、手にかかったりはしなかったか?」
「スカートにはちょっとお茶がついていますね、これはすぐに洗わないと」
クルスがテーブルにこぼれたお茶を布で拭き取り、エルナトが私のスカートの汚れを確認する。テキパキと動かれ、かえって行動しづらい。この待遇は一体…… 。これではまるで私がこの家の主人か、お嬢様みたいな扱いじゃないか。
「大丈夫です。自分でやれますから、お二人は食休みしていて下さい」
椅子に座ったままではあったが、二人を見上げながらそう言ったのに全然二人は動きを止めてくれない。クルスはさっさと片付けをし、エルナトは私の手を取って「部屋まで一緒に行くから、火傷がないか確認させて下さいね」とまで言い始めた。
「いいえ!本当にちょっと跳ねただけですから」
恥ずかしさのあまり声が大きくなったが、エルナトには、不思議そうな顔で「そうかい?」と言われた。
まさかこの人は、私が異性だと認識していないのでは?エルフっぽい見た目だ、若そうに見えても実は物語の様にもう何百年と生きていて、私みたいな若輩者は赤子も同然なのかもしれない。
「汚れた服は俺が洗うから、早く脱げ」
「この際だ、店員用の服に着替えてもらっていいですか?午後からは、もしかしたら店の方でナナリーに手伝ってもらう事があるかもしれませんから」
「わかりました」
初仕事か。どんな事をするんだろう?まだ何も説明されていないからきっと簡単な事なんだろうけど、アルバイトの経験なんか一度も無かったから、ちょっとドキドキした。
大人しくダイニングテーブルの側の椅子に座って待っていると、エルナトが綺麗に畳まれた服を持って戻って来た。
その間クルスは昼に使った食器の片付けをしていて、『運ぶのを手伝いますよ』と言った私の言葉はすでに一蹴され済みだ。今回もまた『食器を足に落として怪我をするかもしれないから』という過保護な理由で。
「この服に着替えてもらえますか?サイズはある程度までは調整済みだけど、細部まではわからないから、着てみてもらった後に僕が手直ししましょう」
「そのくらいは自分で——」とまで言った私の耳元にエルナトが近づき、小さな声で「それは駄目ですよ、クルスに気が付かれちゃったら大変だ」と彼は言った。
「他の事に集中していないタイミングで魔法の気配なんかさせたら、クルスに、君は魔法が使えるってバレちゃいますから慎重に」
口元にそっと指を立て、二人だけの秘密だからと念を押された。
まさか、エルナトの言っていた“獣”って、郊外の魔物達の事じゃなくて“獣人型”達のことを言っているの?でも、クルスはエルナトの双子か何かなんだよね?それなら警戒する対象ではないと思うのだが、そうとは限らない何かがあるんだろうか。
素直に頷き、「…… 理由を説明してはもらえませんか?」と呟く。だが「それは、おいおいね」と流されてしまい、何故かはわからずじまいだった。
◇
私室に戻って渡された服に着替え、二人の居るダイニングルームに戻って行く。すると彼らは私の姿を見た途端に膝から崩れ落ち、クルスはテーブルの上に倒れ、エルストは椅子の座面に顔を突っ伏した。
「…… 天使か?」
「美の女神が降臨なさった…… 」
「どちらも違いますよ」
すんっと冷めた顔のまま淡々と否定し、「おかしくはないですか?」と言ってその場でくるりと回ってみせる。
渡された服は青藍色をした着物っぽい見た目だったが、一人でも簡単に着られる簡易的な作りになっていた。端の方には白いレースをあしらっていて、西洋っぽいテイストの混ざり具合が店内の雰囲気ととても合っている。同系色で入れられた花の刺繍はぱっと見では目立たず上品で高級感がある。丈は膝上あたりと短いが、側面に蔦の葉の柄が入ったハイソックスを履いているおかげでいやらしさは感じられない。足には着物と同じ色の下駄を履くように渡された。普段全く履き慣れていないのにも関わらず鼻緒が足の指に食い込んで痛いという事がないのは、もしかしたら簡単な生活魔法をかけてくれているのかもしれない。
背中の帯は大きなリボン型をしているせいで着る前はちょっと子供っぽい印象だったが、他が質素な分、着てみると案外悪くない。仕上げに着た白いエプロンが無ければ、このまま外に外出出来そうなくらいオシャレな衣装だ。
「髪は僕が結ってあげますね」
「俺は店から髪飾りを持って来る」
「ささ、此処に座って」と、エルナトに背中を押されて椅子に座った。
装具の作成だけでなく、彼はヘアアレンジまで出来るのか。せいぜい妹達の髪を三つ編みにしてやるくらいしか出来なかった私は、ただただ感心するばかりだ。
「——か、可愛いですね…… 」
「…… ここまでくると褒め言葉も出ないな」
声を震わせ、二人が口元を隠している。鏡を見ていないのでどんなアレンジになったのかわからないが、どうやら彼らにとって、とても満足のいく仕上がりになった様だ。
「このまま教会に連れて行きたいですね」
「神前もありじゃないか?一応は、着物姿だしな」
何を言ってるんだ、コイツらは。
今日会ったばかりでまだ半日程度の付き合いだというのに、理解に苦しむ。
確かに私も、この体はとても美形だなと自画自賛したくなるが、エルナトの隣に並ぶと途端に霞んでしまうのに。烏の仮面のせいで顔はわからないが、きっとクルスだって同レベルに決まってる。そんな二人がこうも絶賛するなんて、ここまでくると何か裏があるんじゃと疑いたくなってきた。
うん、こういった時はスルーするに限る。
「鏡を見て来てもいいですか?」
「いいや、俺が持って来よう」
「いいんですか?ありがとうございます」
じっと待っていると、クルスが巨大な姿見の鏡を持って来てくれた。重たいのでは⁉︎と思うが、当の本人はつらっとした顔をしているっぽいので全然平気そうだ。
「手鏡をどうぞ」と、エルナトが縁に金細工の施された手鏡を渡してくれた。
こんな物、どこで売っているんだろう…… 。テンプレ的庶民の私では、買おうだなんて考えすらもしなさそうな品だ。
合わせ鏡にし、髪型を見せてもらう。
横は少しだけ後毛を残し、くるんっと軽く巻かれている。後ろ髪はちょっと無造作っぽく髪を集め、緩めにまとめた髪は薔薇を連想させる雰囲気にまとめられていた。
「…… わぁ」
クルスの言っていた通り、感動し過ぎると言葉が出ないというのを実感してしまう。
赤い色した髪色と薔薇っぽいヘアアレンジがとても可愛い。クルスが店から持って来た雫型をした小さなピンは朝露みたいで、庭に咲く薔薇を連想させる。
「このままパーティーにでも行けそうなレベルですね。ヘアアレンジだけでも稼げるのでは?」
「まぁ、そうかもしれませんね。でも僕は、ナナリーの髪以外を触るのは死んでもお断りします」
ニコッと笑いながら言われたが、私は喜ぶべきなんだろうか?
「多少走ったくらいでは解けない様にしたんで、好きに行動しても大丈夫ですよ」
「そうなんですか?良かったです、じゃあ心配なく働けますね」
「…… ここはあえて緩めにやって、ナナリーの動きを制限した方が良かったんじゃ」
真顔でそんな事を言うのは止めてほしい。今のクルスの発言をエルナトが真に受けては大変だ。
「今度からはそうしましょうか」
「や、止めて下さい。給与分は働かせてくれないと困りますから」
キリッとした顔でクルスに賛同したエルナトを止めはしたが、どこまでこちらの要望を聞いてくれるか、不安の残るやり取りだった。
『僕の前以外では、魔法は使わない方が身の為ですよ。そんな事をしたら、獣達に食べられちゃいますから』
あの言葉は何かの比喩なんだろうか?
それとも、まさか…… 。
どういう意味であるにせよ、彼の忠告は聞くべきだろう。善意からの警告なんだって受け止めておかないと、ずっとこの先彼の行動や発言に怯え続ける事になってしまう。せっかく好条件っぽい仕事にありつけたのだし、そんな状態になるのは出来れば避けたい。
街の中とは違って、郊外に出れば魔物が闊歩する世界である事は蝶々のおかげで認識済みだ。もし、魔法を使うとそれらのモノ達に食われるかもしれないという話なのだとしたら、じゃあどうやって私は奴らに対抗しろと?…… 待てよ、そもそも街から出なければいいだけの話か。
私は“並行世界”へ来てしまったからって、『じゃあ折角だし冒険活劇を!』なんて夢物語を望んでいる訳じゃ無い。ただ元の世界に帰る方法を探し、目覚めた部屋の借主に謝り、この体を本来の持ち主に返したいだけだ。その為には旅が必要だとなれば、また色々考えなければいけないけれど、今は後回しでいいだろう。
「食事は口に合ったか?」
不意に聞こえたクルスの一言でビクッと肩が跳ね、持っていたカップからお茶がこぼれた。
「——あ。す、すみません、すぐに拭きますね」
食卓の上に置かれた布を手に取ろうとしたが、私よりも先に二人が動いた。
「熱かっただろ、手にかかったりはしなかったか?」
「スカートにはちょっとお茶がついていますね、これはすぐに洗わないと」
クルスがテーブルにこぼれたお茶を布で拭き取り、エルナトが私のスカートの汚れを確認する。テキパキと動かれ、かえって行動しづらい。この待遇は一体…… 。これではまるで私がこの家の主人か、お嬢様みたいな扱いじゃないか。
「大丈夫です。自分でやれますから、お二人は食休みしていて下さい」
椅子に座ったままではあったが、二人を見上げながらそう言ったのに全然二人は動きを止めてくれない。クルスはさっさと片付けをし、エルナトは私の手を取って「部屋まで一緒に行くから、火傷がないか確認させて下さいね」とまで言い始めた。
「いいえ!本当にちょっと跳ねただけですから」
恥ずかしさのあまり声が大きくなったが、エルナトには、不思議そうな顔で「そうかい?」と言われた。
まさかこの人は、私が異性だと認識していないのでは?エルフっぽい見た目だ、若そうに見えても実は物語の様にもう何百年と生きていて、私みたいな若輩者は赤子も同然なのかもしれない。
「汚れた服は俺が洗うから、早く脱げ」
「この際だ、店員用の服に着替えてもらっていいですか?午後からは、もしかしたら店の方でナナリーに手伝ってもらう事があるかもしれませんから」
「わかりました」
初仕事か。どんな事をするんだろう?まだ何も説明されていないからきっと簡単な事なんだろうけど、アルバイトの経験なんか一度も無かったから、ちょっとドキドキした。
大人しくダイニングテーブルの側の椅子に座って待っていると、エルナトが綺麗に畳まれた服を持って戻って来た。
その間クルスは昼に使った食器の片付けをしていて、『運ぶのを手伝いますよ』と言った私の言葉はすでに一蹴され済みだ。今回もまた『食器を足に落として怪我をするかもしれないから』という過保護な理由で。
「この服に着替えてもらえますか?サイズはある程度までは調整済みだけど、細部まではわからないから、着てみてもらった後に僕が手直ししましょう」
「そのくらいは自分で——」とまで言った私の耳元にエルナトが近づき、小さな声で「それは駄目ですよ、クルスに気が付かれちゃったら大変だ」と彼は言った。
「他の事に集中していないタイミングで魔法の気配なんかさせたら、クルスに、君は魔法が使えるってバレちゃいますから慎重に」
口元にそっと指を立て、二人だけの秘密だからと念を押された。
まさか、エルナトの言っていた“獣”って、郊外の魔物達の事じゃなくて“獣人型”達のことを言っているの?でも、クルスはエルナトの双子か何かなんだよね?それなら警戒する対象ではないと思うのだが、そうとは限らない何かがあるんだろうか。
素直に頷き、「…… 理由を説明してはもらえませんか?」と呟く。だが「それは、おいおいね」と流されてしまい、何故かはわからずじまいだった。
◇
私室に戻って渡された服に着替え、二人の居るダイニングルームに戻って行く。すると彼らは私の姿を見た途端に膝から崩れ落ち、クルスはテーブルの上に倒れ、エルストは椅子の座面に顔を突っ伏した。
「…… 天使か?」
「美の女神が降臨なさった…… 」
「どちらも違いますよ」
すんっと冷めた顔のまま淡々と否定し、「おかしくはないですか?」と言ってその場でくるりと回ってみせる。
渡された服は青藍色をした着物っぽい見た目だったが、一人でも簡単に着られる簡易的な作りになっていた。端の方には白いレースをあしらっていて、西洋っぽいテイストの混ざり具合が店内の雰囲気ととても合っている。同系色で入れられた花の刺繍はぱっと見では目立たず上品で高級感がある。丈は膝上あたりと短いが、側面に蔦の葉の柄が入ったハイソックスを履いているおかげでいやらしさは感じられない。足には着物と同じ色の下駄を履くように渡された。普段全く履き慣れていないのにも関わらず鼻緒が足の指に食い込んで痛いという事がないのは、もしかしたら簡単な生活魔法をかけてくれているのかもしれない。
背中の帯は大きなリボン型をしているせいで着る前はちょっと子供っぽい印象だったが、他が質素な分、着てみると案外悪くない。仕上げに着た白いエプロンが無ければ、このまま外に外出出来そうなくらいオシャレな衣装だ。
「髪は僕が結ってあげますね」
「俺は店から髪飾りを持って来る」
「ささ、此処に座って」と、エルナトに背中を押されて椅子に座った。
装具の作成だけでなく、彼はヘアアレンジまで出来るのか。せいぜい妹達の髪を三つ編みにしてやるくらいしか出来なかった私は、ただただ感心するばかりだ。
「——か、可愛いですね…… 」
「…… ここまでくると褒め言葉も出ないな」
声を震わせ、二人が口元を隠している。鏡を見ていないのでどんなアレンジになったのかわからないが、どうやら彼らにとって、とても満足のいく仕上がりになった様だ。
「このまま教会に連れて行きたいですね」
「神前もありじゃないか?一応は、着物姿だしな」
何を言ってるんだ、コイツらは。
今日会ったばかりでまだ半日程度の付き合いだというのに、理解に苦しむ。
確かに私も、この体はとても美形だなと自画自賛したくなるが、エルナトの隣に並ぶと途端に霞んでしまうのに。烏の仮面のせいで顔はわからないが、きっとクルスだって同レベルに決まってる。そんな二人がこうも絶賛するなんて、ここまでくると何か裏があるんじゃと疑いたくなってきた。
うん、こういった時はスルーするに限る。
「鏡を見て来てもいいですか?」
「いいや、俺が持って来よう」
「いいんですか?ありがとうございます」
じっと待っていると、クルスが巨大な姿見の鏡を持って来てくれた。重たいのでは⁉︎と思うが、当の本人はつらっとした顔をしているっぽいので全然平気そうだ。
「手鏡をどうぞ」と、エルナトが縁に金細工の施された手鏡を渡してくれた。
こんな物、どこで売っているんだろう…… 。テンプレ的庶民の私では、買おうだなんて考えすらもしなさそうな品だ。
合わせ鏡にし、髪型を見せてもらう。
横は少しだけ後毛を残し、くるんっと軽く巻かれている。後ろ髪はちょっと無造作っぽく髪を集め、緩めにまとめた髪は薔薇を連想させる雰囲気にまとめられていた。
「…… わぁ」
クルスの言っていた通り、感動し過ぎると言葉が出ないというのを実感してしまう。
赤い色した髪色と薔薇っぽいヘアアレンジがとても可愛い。クルスが店から持って来た雫型をした小さなピンは朝露みたいで、庭に咲く薔薇を連想させる。
「このままパーティーにでも行けそうなレベルですね。ヘアアレンジだけでも稼げるのでは?」
「まぁ、そうかもしれませんね。でも僕は、ナナリーの髪以外を触るのは死んでもお断りします」
ニコッと笑いながら言われたが、私は喜ぶべきなんだろうか?
「多少走ったくらいでは解けない様にしたんで、好きに行動しても大丈夫ですよ」
「そうなんですか?良かったです、じゃあ心配なく働けますね」
「…… ここはあえて緩めにやって、ナナリーの動きを制限した方が良かったんじゃ」
真顔でそんな事を言うのは止めてほしい。今のクルスの発言をエルナトが真に受けては大変だ。
「今度からはそうしましょうか」
「や、止めて下さい。給与分は働かせてくれないと困りますから」
キリッとした顔でクルスに賛同したエルナトを止めはしたが、どこまでこちらの要望を聞いてくれるか、不安の残るやり取りだった。
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