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【第一章】
【第11話】初めてのお出掛け(賀村巴・談)
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一〇三号室の猫屋敷さん、大家の服部さんのお二人と引っ越し蕎麦を食べた翌日。昨夜は変な熱に襲われなかったおかげでスッキリ爽やかな朝が訪れた。カーテンを両手で開けて朝日を部屋に入れる。この街は二階建ての住宅が多いからか、塀があろうが裏手が広いからか、一階であるこの部屋でも日差しがしっかりと差し込んでくれるのがありがたい。
着替えや洗顔などといった朝にこなしておきたいあれこれを全て終え、ソファーに座って朝食を食べながら『“防音のお札”とやらは、何処に貼ろうか?』と考える。下手な場所に貼ると懸念通り“事故物件”にしか見えなくなるので、出来れば目立たない場所に貼っておきたい。となると無難な場所の定番といえば押入れの奥だが、この部屋の場合はベッドスペースとして改装されているから、その上にある横長な収納スペースの奥にするか。
(…… だけど、私だとそこまで届かないんだよなぁ)
この部屋の設備の中には踏み台も脚立も無いし、ソファーはロータイプなので上に立っても高い場所には届かない。そのせいで収納の中に納めておきたい大きなキャリーケースも残念ながらまだ部屋の隅に置いたままだ。この近所に結構大きな商店街があると猫屋敷さんから昨日聞いたし、ダメ元でそこへ行ってみるか。丁度良い脚立などがなさそうなら、後日ちょっと足を伸ばしてホームセンターも覗いてみよう。
「おっし!そうと決まれば、だ」
完全読破がノルマと化している本を閉じ、気合を入れる。読書から逃げるみたいにして直様出掛ける準備を済まして外に出ると、部屋の鍵を掛けたタイミングでお隣のカムイ君が扉を開けて顔を覗かせた。今日も彼の散歩の時間と被ったっぽい。
「おはようございます」
「…… おはよう」
小声ながらもしっかり返してくれる。昨日の朝とは違い、今朝はまた、目の下のクマだけじゃなく顔色がとても悪い。明らかにきちんと休めていない顔だ。この様子だと、ご飯も食べていないんじゃないだろうか。そんな心配を抱えながらじっと見ていると、カムイ君は何故か、気まずそうにすっと視線を逸らした。
「…… えっと、これからお散歩?」
「あぁ、そのつもりじゃ」
「じゃあ、途中までお姉さんと一緒に行かない?引っ越して来たばかりで近所の道もさっぱりだし、商店街の辺りまで案内とかもしてもらえたら嬉しいな。そのお礼にお昼ご飯ご馳走してあげる」と言いながら、カムイ君の側に寄って彼の前でしゃがむ。『イワシ』の筆文字と鰯の絵が描かれたシャツを着ている。『ホント、こんなん何処で買うんだ』と今日も思った。
「どうかな?」
「儂もそんなに詳しくは知らぬぞ?…… それでも、いいのなら」
「そうなの?それなら、一緒にご近所の事おぼえていこうか」
「あぁ」と頷き返してくれたカムイ君が私の方へ手を差し出してきた。逸れないように手を繋ぎたいのだろうか。
「したっけ、行こうか」
そう声をかけ、立ち上がって一緒に歩き出す。カムイ君の歩幅に合わせて進みながら、他愛もない話題を彼に振った。
『今日も天気がいいねぇ』
『そうだな』
『お昼には何が食べたい?』
『お主の食べたい物で』
『お散歩は好きなの?』
『あぁ』
やり取りはほぼほぼこんな感じで会話が続かない。こちらから声を掛ければ返事をしてくれるのだが、カムイ君からは全然話しかけてはくれないのだ。私が黙ると無言の時間が続いてしまう。自分は常に話していないと気が重くなるタイプでもないのだが、まだ彼との距離感的に、この沈黙すら心地いいという程でもない相手だ。そのせいか段々と『嫌々ついて来てくれたのでは?』と不安になってきた。
(もしかして、私が『お隣さん』だから断れなかったとかなのかなぁ…… )
そうは思うも、此処まで来ると今更『やめよっか?』とも言えず。いつの間にか恋人繋ぎになっていた手から伝わってくる体温に縋りながら、私は商店街を目指した。
◇
二十数分程度歩いたくらいでやっと目的の商店街に到着した。小さなカムイ君の歩幅に合わせていたからこんなに掛かったが、大人の足だけでなら確かに近い方かもしれない。
宵闇市の中心部は京都や札幌みたいに綺麗な碁盤の目になっているらしく、この商店街もその区画の地域内に属しているからとても歩きやすそうだ。繁華街からも近い割には街路樹が多く、近くにはかなり大きな森林公園があったり博物館や水族館なども近いそうだ。そんな景観を前にして私が抱いた感想は——
「修学旅行で行った、時代村みたい!」
だった。『三百年後の世界』というよりかは、私の中の感覚では三百年前の時代に戻ったといった景観が眼前に広がっているからだ。
江戸時代や明治・大正などといった古き良き時代を思わせる平屋や二階建ての建物ばかりが立ち並び、人には見えぬ者達が着物や袴姿で多く歩いている。道路の中央部を走っている路面電車だけはやたらとSFチックではあるものの、それ以外は人力車や無人のクラシックカーなどが道路を占拠している。クラシックカーに至っては、自動走行の進化版ではなく、付喪神のおかげで自動走行しているのだと『読んで下さいね』と渡された本の中に書いてあった。なので利用する時は『絶対に失礼の無き様乗る事!』と注意書きまで添えて。
(…… そんなお方に乗せられて空港から宵闇市にまで来たのかと思うと、恐れ多いな)
だがもう今更なので、気持ちを切り替え、前を見据えた。
ただ商店街に入ろうとしているだけなのに、夢の国・ネズミーランドに入る前みたいな気分になってくる。行ったことはないけど、多分こんな気分になるはずだ。少なくとも地元の遊園地の時はそうだったから。
「何処から行ってみようか」と商店街の方をざっくりと指差しながらカムイ君に訊く。ハイテンション気味な私とは違い、彼の方がすんと冷めた表情だ。
「…… あ、えっと、興味なかったかな?それとも、人混みが苦手、とか?」
「大丈夫じゃ」
「そっか。じゃあ、見てみたいお店とか、興味を惹かれた物とかがあったら教えてね。じゃないと気が付かないで通り過ぎちゃうかも」
「…… ワシから話し掛けても、いいのか?」
こちらを見上げ、少し目を見開きながら何故かカムイ君がそう訊いてくる。どうしてだろう、とても驚いていそうな表情だ。まるで、『そんな資格は自分には無い筈なのに、何故?』とでも思っている者の顔である。
「え?あ、うん。もちろんいいよ」
「い、今だけか?今後も、ずっとか?」
そう訊くカムイ君は随分と必死な感じで、私の服をギュッと掴んだ。そんな彼に私は精一杯の笑顔を返す。小さな風貌の子には遠慮なんか似合わないもの。
「もちろん、ずっとだよ」
どうしてそんな質問をしてくるのかわからないが、そう訊いてからではないと、他人に声を掛ける事が怖くなるような経験を過去にしてしまったのだろう。もしかすると、まだまだ体が小さいのに一人で簡素な部屋に住んでいる事や、顔色が悪く、目の下にクマが出来るくらいに眠れていない事と何か関係があるのかもしれない。
「約束、じゃぞ」
カムイ君がそう言って嬉しそうに口元を緩ませる。その瞳には妙な仄暗さが宿っていて、初めて彼を『人外』なのだなと実感した。
着替えや洗顔などといった朝にこなしておきたいあれこれを全て終え、ソファーに座って朝食を食べながら『“防音のお札”とやらは、何処に貼ろうか?』と考える。下手な場所に貼ると懸念通り“事故物件”にしか見えなくなるので、出来れば目立たない場所に貼っておきたい。となると無難な場所の定番といえば押入れの奥だが、この部屋の場合はベッドスペースとして改装されているから、その上にある横長な収納スペースの奥にするか。
(…… だけど、私だとそこまで届かないんだよなぁ)
この部屋の設備の中には踏み台も脚立も無いし、ソファーはロータイプなので上に立っても高い場所には届かない。そのせいで収納の中に納めておきたい大きなキャリーケースも残念ながらまだ部屋の隅に置いたままだ。この近所に結構大きな商店街があると猫屋敷さんから昨日聞いたし、ダメ元でそこへ行ってみるか。丁度良い脚立などがなさそうなら、後日ちょっと足を伸ばしてホームセンターも覗いてみよう。
「おっし!そうと決まれば、だ」
完全読破がノルマと化している本を閉じ、気合を入れる。読書から逃げるみたいにして直様出掛ける準備を済まして外に出ると、部屋の鍵を掛けたタイミングでお隣のカムイ君が扉を開けて顔を覗かせた。今日も彼の散歩の時間と被ったっぽい。
「おはようございます」
「…… おはよう」
小声ながらもしっかり返してくれる。昨日の朝とは違い、今朝はまた、目の下のクマだけじゃなく顔色がとても悪い。明らかにきちんと休めていない顔だ。この様子だと、ご飯も食べていないんじゃないだろうか。そんな心配を抱えながらじっと見ていると、カムイ君は何故か、気まずそうにすっと視線を逸らした。
「…… えっと、これからお散歩?」
「あぁ、そのつもりじゃ」
「じゃあ、途中までお姉さんと一緒に行かない?引っ越して来たばかりで近所の道もさっぱりだし、商店街の辺りまで案内とかもしてもらえたら嬉しいな。そのお礼にお昼ご飯ご馳走してあげる」と言いながら、カムイ君の側に寄って彼の前でしゃがむ。『イワシ』の筆文字と鰯の絵が描かれたシャツを着ている。『ホント、こんなん何処で買うんだ』と今日も思った。
「どうかな?」
「儂もそんなに詳しくは知らぬぞ?…… それでも、いいのなら」
「そうなの?それなら、一緒にご近所の事おぼえていこうか」
「あぁ」と頷き返してくれたカムイ君が私の方へ手を差し出してきた。逸れないように手を繋ぎたいのだろうか。
「したっけ、行こうか」
そう声をかけ、立ち上がって一緒に歩き出す。カムイ君の歩幅に合わせて進みながら、他愛もない話題を彼に振った。
『今日も天気がいいねぇ』
『そうだな』
『お昼には何が食べたい?』
『お主の食べたい物で』
『お散歩は好きなの?』
『あぁ』
やり取りはほぼほぼこんな感じで会話が続かない。こちらから声を掛ければ返事をしてくれるのだが、カムイ君からは全然話しかけてはくれないのだ。私が黙ると無言の時間が続いてしまう。自分は常に話していないと気が重くなるタイプでもないのだが、まだ彼との距離感的に、この沈黙すら心地いいという程でもない相手だ。そのせいか段々と『嫌々ついて来てくれたのでは?』と不安になってきた。
(もしかして、私が『お隣さん』だから断れなかったとかなのかなぁ…… )
そうは思うも、此処まで来ると今更『やめよっか?』とも言えず。いつの間にか恋人繋ぎになっていた手から伝わってくる体温に縋りながら、私は商店街を目指した。
◇
二十数分程度歩いたくらいでやっと目的の商店街に到着した。小さなカムイ君の歩幅に合わせていたからこんなに掛かったが、大人の足だけでなら確かに近い方かもしれない。
宵闇市の中心部は京都や札幌みたいに綺麗な碁盤の目になっているらしく、この商店街もその区画の地域内に属しているからとても歩きやすそうだ。繁華街からも近い割には街路樹が多く、近くにはかなり大きな森林公園があったり博物館や水族館なども近いそうだ。そんな景観を前にして私が抱いた感想は——
「修学旅行で行った、時代村みたい!」
だった。『三百年後の世界』というよりかは、私の中の感覚では三百年前の時代に戻ったといった景観が眼前に広がっているからだ。
江戸時代や明治・大正などといった古き良き時代を思わせる平屋や二階建ての建物ばかりが立ち並び、人には見えぬ者達が着物や袴姿で多く歩いている。道路の中央部を走っている路面電車だけはやたらとSFチックではあるものの、それ以外は人力車や無人のクラシックカーなどが道路を占拠している。クラシックカーに至っては、自動走行の進化版ではなく、付喪神のおかげで自動走行しているのだと『読んで下さいね』と渡された本の中に書いてあった。なので利用する時は『絶対に失礼の無き様乗る事!』と注意書きまで添えて。
(…… そんなお方に乗せられて空港から宵闇市にまで来たのかと思うと、恐れ多いな)
だがもう今更なので、気持ちを切り替え、前を見据えた。
ただ商店街に入ろうとしているだけなのに、夢の国・ネズミーランドに入る前みたいな気分になってくる。行ったことはないけど、多分こんな気分になるはずだ。少なくとも地元の遊園地の時はそうだったから。
「何処から行ってみようか」と商店街の方をざっくりと指差しながらカムイ君に訊く。ハイテンション気味な私とは違い、彼の方がすんと冷めた表情だ。
「…… あ、えっと、興味なかったかな?それとも、人混みが苦手、とか?」
「大丈夫じゃ」
「そっか。じゃあ、見てみたいお店とか、興味を惹かれた物とかがあったら教えてね。じゃないと気が付かないで通り過ぎちゃうかも」
「…… ワシから話し掛けても、いいのか?」
こちらを見上げ、少し目を見開きながら何故かカムイ君がそう訊いてくる。どうしてだろう、とても驚いていそうな表情だ。まるで、『そんな資格は自分には無い筈なのに、何故?』とでも思っている者の顔である。
「え?あ、うん。もちろんいいよ」
「い、今だけか?今後も、ずっとか?」
そう訊くカムイ君は随分と必死な感じで、私の服をギュッと掴んだ。そんな彼に私は精一杯の笑顔を返す。小さな風貌の子には遠慮なんか似合わないもの。
「もちろん、ずっとだよ」
どうしてそんな質問をしてくるのかわからないが、そう訊いてからではないと、他人に声を掛ける事が怖くなるような経験を過去にしてしまったのだろう。もしかすると、まだまだ体が小さいのに一人で簡素な部屋に住んでいる事や、顔色が悪く、目の下にクマが出来るくらいに眠れていない事と何か関係があるのかもしれない。
「約束、じゃぞ」
カムイ君がそう言って嬉しそうに口元を緩ませる。その瞳には妙な仄暗さが宿っていて、初めて彼を『人外』なのだなと実感した。
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